2011年12月28日水曜日

M-net 2011-12-28

中国での社会活動 (4大学での人づくり)

人づくりの“花”
 中国で長年続けてきた「人づくり」が、“花”となってあちらこちらで咲き、うれしい形で返ってきている。ひとつは武漢事務所の社員たちから届いた「杉山種まき奨学金」への協力基金。そして職前訓練校を卒業した学生から、お世話になったスタッフへの感謝のクリスマスプレゼント(リンゴ)である。人を育てるには時間もお金もかかる。だが、かけた労力以上の喜びを得られるのも「人づくり」である。

諦めない者が道を拓く
 年も暮れ、12月26日。学生向けに少し変わったセミナーを行った。『内定をもらって新年を迎えよう! ~ 採用直結型セミナー ~』。そこで見事2人の学生が内定を手にした。聞けば2人とも就職活動が上手く行かず、自分が何をしたいかも分からない…。「自分を変える最後のチャンス」だと思い、セミナーに参加したとのこと。
 A君:『本日、杉山社長に出会えたことが、自分を変えるチャンスであり、人生の分岐点であると感じました。杉山社長の下で学び、吸収し、成長していきたいです。今まで就職活動をしていて「この人の下で働きたい!」と思ったのは初めてです。』
 B君:『杉山社長は厳しいことを仰っておりましたが、一方で、私の可能性を信じて下さっていると感じました。杉山社長の下で「社会人としての実務経験」を積みたいと思います。』
 人生はドラマであり、誰と出会うかで全く変わってしまう。最後まで諦めない「心」と「行動」が自らの明日を切り拓いて行く。

2011年12月18日日曜日

M-net 2011-12-18

第18期GMCスタート
 今年度2回目の開催となるGMC(Global Management College)第18期がスタートした。参加者は17名、中国全土より優秀な学生が選抜されてきた。12月15日から2週間、湖北省武漢市で集中訓練がスタートした。今回の募集は主に下記地区。

 このGMC担当責任者のW君は、寝食を忘れて中国全土を巡り、責任感を持って「素直」で「柔らかい頭」を持ち「失敗を恐れない行動力」を持った学生たちと向き合い、彼らとGMCの理念を共有して、このスタートを迎える。身体が十分でなく具合の悪い中、信念を持ってやり続けてくれるW君に、心より感謝したい。

事前準備力
 先日、中国武漢大学で杉山種まき奨学金の授与式を行った。当大学では今年で15回目(15年)となる。15年間で205名の奨学生がいるとのこと。その夜、大学の幹部との夕食会があった。そこに参加していた幹部のZさん(武漢大学学生工作部部長)は、私に会うために、M-net13年分すべてを読んで頭に入れてきており、会話の弾 むことこの上ない。まだ34歳とのこと。聞けば、床屋さんで髪をさっぱりさせて来たと言う。この準備力、すごい。私の使用しているネクタイをプレゼント。

2011年12月8日木曜日

M-net 2011-12-08

グリーンカーテン
 日本は今、真夏の電力不足に備えて、省エネ活動が全国でさかんに行われている。ソーラーパネルによる自家発電、自然の明るさを有効活用するサマータイム、電力使用のピークを避けるために休日を変更する産業界…。また、家庭の消費電力を削減するための省エネグッズがあちこちで売れている。
 当社でも、省エネに関する新しい取り組みに挑戦している。「グリーンカーテン」である。窓際にネットを張り、つる性の植物を育てることで“自然の日よけ”になる。全部で4ヶ所で育てている。社員のNさんが中心となって、日々大切に育てられたアサガオやゴーヤは、1ヶ月ほどであっという間に人の背を越え、もうすぐ二階の窓に届きそうなほどぐんぐん伸びている。
 成長し生い茂った緑のカーテンは、真夏の強い日差しを遮り、室内温度が3度近く下がるそうだ。「グリーンカーテン」はじめ、社会の変化にあわせて新しい挑戦をしていきたいものである。

中国からの社員
 グローバル化が進む中、当社でもいろいろな社員が働いている。先月末、当社の総合外装事業部に中国から5名の社員が入社した。彼らは現在、各営業所で現場管理者として勤務している。日本に来る前の3ヶ月間、前もって中国で日本語と専門技術を勉強しており、そのおかげでこちらでの仕事をスムーズに始めることができた。今後ますます活躍してくれることを期待している。また、将来的には日本だけでなく中国でも様々な事業ができると考えている…。

下準備
 「モチベーションを高めるにはどうしたらいいのか?」
 先日、ある小学校の先生たちが10名ほど当社にやってきた。日本の元気な企業を研究している坂本光司教授が書いた「なぜこの会社はモチベーションが高いのか」という本の中で、当社の記事を読み、勉強をしたいとのことである。
 ところが、いざ勉強会がはじまったものの、ただ来ただけで何の準備もしていない。ネットで調べるでもなく、本を読むでもなく、1時間半かけて話をしたがあまりコミュニケーションが取れなかったように感じた…。これでは、意欲はあってもチャンスを逃してしまう。何か物事をやる際には下準備が大切であることを改めて感じた。

M-net 2011-10-28

GMCの活躍
 先日から、あるプロジェクトのために当社の中国人社員2名と日本人社員1名が来日している。2人の中国人社員は入社3年目と1年目、共にGMC卒業生である。彼らの役割は、日本企業A社の代表として、パートナーの中国企業B社と対等に交渉し、同意書を結ぶことである。相手は年齢も高く、専門知識も豊富な経営トップや弁護士なのに対し、こちらは20代の若者。相当なプレッシャーの中で互角に交渉するために・・・
 「契約文の一つ一つがお客様の利益を左右する重要な項目なので、とても緊張しました。私は入社3年、相手はこの道30年の専門家、普通に交渉したら負けてしまいます。でもこちらが相手の10倍準備すれば対等になる、100倍準備すれば絶対勝てると思って、自信を持って挑みました。」
 彼らの姿を見たA社の社長曰く、「私たちが気づかない細かい点までよく考え、段取りされていてすごい…。とても頼りになるし、安心した」。日中双方の共通目標を達成するために、さまざまな場面を想定し準備・対策をし、粘り強く交渉を重ねてきたからこその結果である。無事契約締結ができ、Z君、W君、K君、本当にご苦労様でした。より以上大きく成長することを期待しています。

一つの時代の終わり
 八角形住宅は、下記の通り1984年に完成し、北は北海道、南は沖縄まで広く日本全国で建てられ、多くの人々からご支援いただいて今日まで来ました。「“南富士産業”といえば“八角形住宅”」と言われ、当社の代名詞でもありました。  地震に強く、ローコスト、八方より光がさす明るい部屋。また、動線が短いので主婦の皆様から大好評をいただき、27年間本当にありがとうございました。このたび、横浜の八角形住宅展示場を取り壊す事になり、現在解体が行われている最中です。一つの時代が終わり、新しい芽が出る時代でもあります。 多くの皆様よりご支援いただき心より感謝しております。(なお、三島の八角形住宅・フィンランド住宅は従来通り展示場として活動しております。)

M-net 2011-12-08

アジアで一汗を
 メーカーであるT社が、マレーシアで巨額の投資プロジェクトを行う。そこへ人材を送り込むのが、我々の使命である。投資総額2200億円。200ヘクタールの土地に500人規模の設備を建設する予定で、社運をかけての大勝負である。現地でマネジメント出来る人材が不足しており、優秀な人材なら何人でも欲しいとのこと。  近年、主要企業の収益に占めるアジアの比率がますます高まっている。生産に関わらず、アジアの成長を取り込もうと販売や開発の拠点も現地に移す企業が増えている中、我々の活躍の場も本格的に世界へ広がって行く兆しが見えて来た。  我と思わん方はこのビッグプロジェクトに参加してみませんか?但し、“グローバル化”とは宗教や文化、言葉の異なる人たちをまとめ、一つの目標を達成して行くことであり、幅広い視野と深い洞察力、周囲を巻き込む人間力が必要とされる。

誇り
 某銀行の支店長が来社された。当社の中国ビジネスは今、大変忙しく、11月だけでも日本を代表するトップ企業から大型の依頼が次々と舞い込んできた。舞台は全て中国・アジアを始めとする海外である。  今起きていることを支店長に話をすると、帰り際に一言。「南富士さんは我々の誇りです。地方の会社が大組織を相手に世界で活躍しているなんて、普通は信じられない…。御社のような会社と取引が出来てとても光栄に思います。」長年多くの方にご支援をいただき、今の我が社がある。名実共に、関わってくださった方が、そして自分たち自身が“誇れる”企業になって行きたい。

機動施工チーム・機動頭脳チーム
 当社には2つの「機動チーム」がある。  ひとつは「機動施工チーム」。ヨーロッパでは職人のことをマイスターと呼び、技術を持った職人はホワイトカラーより重宝される存在。“人づくり”の風土を活かし、誰にも負けない“誇り”と“技術”をもつ人材を育成するのが、機動施工チームである。現場からスタートし3年で技術を習得。その後、様々な職種へのステップアップが可能となっている。  もうひとつは「機動頭脳チーム」。時代は今、激しく変化をしており、企業のトップは日々課題対応に追われている。そこで、トップの頭脳となり手足となって、様々な経営課題解決に挑むのが機動頭脳チームの役割である。「機動チーム」とは、臨機応変にスピードを持って対応する部隊である。グローバル化が進む中、“スピード”と“人財”の活用がカギを握る。

2011年11月28日月曜日

M-net 2011-11-28

緊急安全大会開催
 当社の総合外装事業部で、ある事故が発生した。事故を繰り返さないためにはどうしたらいいか? そこで仕事が終わった後、職人さんに集まってもらい、安全大会を急遽開催した。会議では、事故の内容、原因、対策を話し合い、会社側と職人さん達が同じ方向に向かってやっていくことを確認しあった。また、会議の内容を記録に残し、今後も定期的に開催することになった。
 聞いたことは忘れる、見たものは覚えている、体験したことは血肉になる。こうして皆で集まってやることで、一人が起こした事故がひとつの大きな実となる。現場というリスクのある仕事で、「安全大会」は事故防止のひとつの方法である。


 M-net 11月8日号に「読書週間・読書習慣」という記事を書いたところ、取り組んだ社員たちからレポートが届いた。以下はその一部である。

■普段、社長が話されている内容と本質的に共通するものも多く、異なるフィルターを通すことで、杉山社長の考えを“再認識”することができました。読書は理解を深める最短の方法であると、今さらながら気がついた次第です。また、短時間で多くの価値観や体験に触れることができるので、本を読む人と読まない人では視野の広さもまったく違ってきてしまうと感じました。
■今回、本を読む「制限時間」を決めて、読書週間に取り組みました。すると、自分の時間管理を考えるようになり、わずかですが「仕事を時間内に終わらせる意識」と「本を早く読む力」がついたように思います。
■ひとつの事実を伝えるにも、著者によって表現方法や視点が全く異なります。今回、社長から推薦していただいた本の他に、本の二毛作で寄付された文学書も読んでみたのですが、ビジネス書とは全く異なる世界観、表現方法に大きな感銘を受けました。あらゆる分野の本を読むことが、自分の表現力を磨くことにも繋がるのだと気づきました。ジャンルや、自分の興味関心にとらわれず、今後も幅広く本を読んでいこうと思います。

 本は、人としての幅を広げ、洞察力を磨く、最高の“師”である。読書週間を継続して自らの習慣とし、成長してくれることを期待している。(右の2冊は私が推薦した本の中で好評だったものです。)

2011年11月18日金曜日

M-net 2011-11-18

機動施工チーム
 今、当社の総合外装事業部では、屋根・外壁を施工する職人さんが不足している。だが通常の方法で募集をかけても、なかなか人が集まらない。そこで発足したのが「機動施工チーム」である。
 「機動施工チーム」は、ヨーロッパのマイスターのような誇りある職人を育てようと考えて生まれたものである。まず親方の下で職人として現場で基本から学び、仕事を通して一生モノの技術を習得する。そして3年の修行期間の後には、ステップアップのチャンスとして、施工管理や営業、企画職への挑戦、また職人として独立することもできるしくみになっている。この募集に切り替えてから、多くの若者から応募があった。現代は社会が豊かになり、何をしたいか分からない若者も多い。だからこそ「ビジョン」が重要である。先の見えない時代でも、自分が成長する姿を思い描ければ、夢を持って前向きに働くことができる。

仕事は人と人
 社内のある部門に立ち寄ってみたら、活気のない雰囲気である。なぜだろう?それぞれがパソコンに向かい、黙って仕事をしている。さらによく見てみると、「ありがとうございます」 「ちょっと時間がかかりそうです」 「こういう意味でいいですか?」 …ちょっとした一言をかけあう習慣がまったくない。コミュニケーションとは何も難しいことでなく、あいさつや日々のちょっとした声かけが基本である。
 上記のような一言がなかったとしても本人には一見影響はない。だが、相手にとってみたらどうだろうか? 不安、心配… 仕事は終わったとしても、心にしこりが残ってしまう。
 仕事は一人でするものではない。人と人が行うものである。ただ言われたことをこなすだけで頭を使わないのは、機械と同じである。日頃からちょっと相手のことを気遣っていれば、そこから信頼関係が生まれ、本来の仕事もスムーズに回りだす。リーダーはそういうことにいち早く気づき、直していかなければならない。

「分かる事」を「できる事」に
 日々の中で、人と出会い話を聞いたり、本を読んだりすると、気づくことがたくさんある。しかし、「分かる事」と「できる事」は違う。話を聞けば誰でも頭では分かる。良い文章も書ける。だが、実際にやっていることが変わらなければ何の意味もない。
 自分の習慣を変えるのは、大変なことである。どうしても今までやってきた楽な方へいってしまうのが人の性である。結局、行動が変わるかどうかは、その人の“思い”や“意識”の強さである。「何としても絶対にやる」と覚悟を決めれば、いつでも自分を変えることができる。「気づき」を自らの「成長」にするのは、ただ「実践」だけである。

2011年11月8日火曜日

M-net 2011-11-08

ある学生からのレポート
 (※ ある学生から、頭の活性化マガジン(Ⅳ)を読んだ感想が届いた。)
 M-netから、私が感じたことは3点あります。
 一、言葉が分かりやすく、絵も描いてありました。私のような外国人でも大変読みやすいと思いました。多分意味が分からない社員は存在しないと思います。
 ニ、外来語の頻度が多かったように思います。杉山社長は体が海外に行くだけでなく、思想も国際化していると思いました。
 三、実例が多く挙げてありました。A君、C君、O君を挙げた回数は33回、社内の社員さんを挙げた回数は15回、社外<友人、同行、雑誌編集者>を実例に挙げた回数は11回でした。人生の道が長ければ長いほど、<実例>が多く起こりますが、こんなに挙げられるのは日々、日記を書いていらっしゃるのではないかと思いました。
 M-netの中で最も強く感じたのは、<誰と付き合うかで人生が変わる>と<ゴミ回収業者を味方に>でした。私はこれまで『誰と付き合うか』など考えてみたこともなく、ただ気が合うからとか、長い付き合いで気兼ねがないからとか、その程度に考えていました。もちろん信用は大事なことで、どんな人でも信じたわけではありません。私は『誰と付き合うか』で自分にも多くの影響を及ぼすことの重大さがわかったように感じました。信頼されて任されるような人物になりたいと感じました。
 もうひとつが<ゴミ回収業者を味方に>です。とても感銘したのは、発想の転換と柔軟性、それと地道な努力です。また、チーム力の大切さも感じました。本文に「大きな壁にぶつかっても、あきらめることなく、情熱を持ってやりぬく事で、かならず道は拓ける」とあります。ひとりでは断念してしまうこともあると思いますが、助け合い、認め合いながら乗り越えて行けたのではないかと感じました。私は本誌を読み、自分よりレベルが高く、人生経験が豊富である人と付き合いたいと思うようになりました。<柔らかい発想>と<地道な行動>という考え方は、私にとって一生使える宝だと思っております。
 大変失礼なたとえですが、もし社長が海賊王であったならば、私はただの世間知らずで、日々、海賊になりたいと思っている庶民だと思いました。今後、私はトラブルに直面しても逃げずに、絶対に成功する信念を持ち、打ち込んでいきたいと思います。そして、部下や後輩の責任は自分が持つくらい大きな心を持った人間になりたいです。M-netを拝読させていただき感動しました。ありがとうございました。

読書週間・読書習慣
 秋は夜長、読書の季節である。昨日、ある勉強しない部門に数冊の本をプレゼントした。それぞれまわし読みし、一日一冊を一週間続けて、“読書習慣”を身につける“読書週間”である。
 気づきや発見、アイディア、課題解決のヒントがたくさん詰まっているのが本である。本を読むことは誰にでもできる。秋の夜長に知識を肥やす…そんな過ごし方はどうですか?

2011年10月18日火曜日

M-net 2011-10-18

“ありがとう”のない者に明日はない
 学生A君の希望により、ある大学で特別セミナーを行った。しかし、企画者であり最も多くのものを得たはずのA君からは何のお礼もない…。その後、彼は大事なものを失ってしまった。何かをしてもらった際、お礼をするのは人として当然のことである。きっとA君は今まで自分勝手に生きて来て、注意をしてくれる人がいなかったのだろう。失ってから気が付いたでは遅いのである。
 情報や物が溢れる中、与えられる事が常になっていないだろうか?感謝の出来ない人は周囲を巻き込むことが出来ず、ネットワークも広がらない。“ありがとう” の感謝の一言が自分の明日を切り拓いて行く。

変化への対応
 某銀行の情報交換会に参加した。
 ◆A社(製造メーカー)
 電力不足への対策として工場の稼働を平日から休日へシフト。すると、電気料が大幅にダウンし半年で約3500万円の利益に。以後、通年で休日稼働を行うと決めた。
 ◆B社(温泉旅館)  以前は土日の宿泊料金を高く、平日を安く設定していたが、上記の様な原因もあり近頃は土日にお客が来なくなってしまった…。今後は年間を通してフラットな料金体制に変えて行かねばならない。社会の変化は連鎖している。一部の変化が他業界へも影響し、誰もが従来通りのやり方では生き残れない時代。変われない者は必然的に取り残されていく。これからは差別化でもなく“独自化”が必要とされる。固定概念を捨て、新たな挑戦をして行きたい。

「グローバル化」
 国際化、ボーダレス、グローバリゼーション、インターナショナル…。言葉だけが氾濫しているが、実際のところ何を意味するのか、あなたは答えることが出来るだろうか?民族や文化、言葉や価値観、皮膚の色が異なる人たちが一緒になり、一つの目標を達成して行くことがグローバル化である。そして、そこには強力な“リーダー”の存在が必要不可欠である。 “肩書だけ”優秀な人はたくさんいる。語学堪能、高学歴…。しかし、実際の場面では全く通用せず、世界で戦うことが出来ない。グローバル化時代において、最後にカギを握るのは、“人”である。
 今、企業編と人づくり編に分けて「“グローバル化”とは何か」について本を作成しているが、文章中心でなく絵が中心の本となっている。社会の変化や全体を見る視点を持たないで目先だけで動いていると、大きな流れから取り残されてしまう。それが大きく表れて来るのがグローバル化である。

2011年10月8日土曜日

M-net 2011-10-08

1つの仕事は15分で
 今日本で、世界で、発展・成長しているF社のY社長とお会いさせていただいた。「朝8:15においでください」との事。「お会いする時間は15分間です」当日、7時45分には本社に到着し、待っていた。8時には受付がオープンした。
 前夜、「15分で何をどう話したらいいのか」、少し考えてしまった。今日は本番である。8:15より社長室でお会いし、「自己紹介」「名刺交換」「今日の訪問の目的」「具体的な話」と、あっという間に15分が過ぎてしまった。「詳細はこの人と…」 一応納得していただき、了解を得た。あいさつ他、一般論・雑談は一切なしで、ポイントのみである。
 8:15から面談とは早いと思ったが、F社は朝の7:00が始業で、16:00が終業との事。16時以降は各自で勉強の時間との事である。来年より、会社の公用語はすべて英語との事であった。私は常日頃、1つの仕事を30分単位でやっていたが、これからは15分単位で考えなければと思った。8時間×60(分)=480分が一日の仕事の合計分である。480÷15分=32の仕事ができる計算である。このF社は、日本・中国・アジア・ヨーロッパ・アメリカの5地域で同時展開しているグローバル企業である。

新規事業
 今年の4月1日に、「総合外装事業部」の中に、「外装リフォーム部」を新設した。責任者はベテランのT君である。どんな事業展開をし、実績(売上・利益)をどれだけあげられるか、楽しみであった。
 10月5日の全体会議で6ヵ月の報告を聞き、売上・利益とも100%達成し、しかも他部門にも良い影響を与えてくれている…との報告。心より感謝し、ご苦労様と申し上げたい。
 T君には、「強い思い(情熱と志)」と、「数字に対する執念」がある。ベテランになるとなかなか新しいことに挑戦するのが難しくなってくる…そんな中でT君の「思いと実績」は多くの社員の心を打つこととなった。10月1日より、また新しいプロジェクトが2つ始まる。「L-A」「L-T」である。ニ人のリーダーの奮闘を期待したい。改めてT君、ありがとうございました。

世界のTOP
 ここ1-2ヵ月、日本の、世界の、トップの方々とお会いする機会が多い。彼らに共通するものが3つある。
 1.「スピード」…即決、または翌朝まで。
 2.「問題意識」…さまざまな事に問題意識を持っておられ、高いレベルの話ができる。
 3.「本質」…総論や一般論でなく、常に本質を的確に見抜き、「ズバリ」。

2011年9月28日水曜日

M-net 2011-09-28

人生出会い(3大学3師)
 GMCのご縁で、普通ではお目にかかれない3大学の3師(教授)にお会いする機会に恵まれ、人生、ビジネス、人づくりについてお話することができた。私の人生で、最高の出会いである。


(1)京都大学 O副学長
1.GMC7年の実績はすごい。“アイディア(独創性)”と“継続”に高い評価。
2.京都大学MBAでの講義(8月20日)夜には特別に懇談の場を設けていただいた。
3.官・経営者団体の紹介

(2)一橋大学 I教授
1.GMCは道なき道を歩み、新しい道を開拓
2.日本のトップ企業経営者の紹介。「全面協力したい」と申し出てくださり、即座に動いてくださった。
3.“教授”と“経営者”の両面を持つ、魅力的なリーダー。一度お会いしたらファンになってしまうほど、魅力的。

(3)ハーバード大学ビジネススクール T教授
1.これからは管理者づくりから、GMCのように経営者やグローバルリーダーづくりが世界で求められている。
2.中国頭脳の活用は世界共通
3.世界のトップ企業紹介、他

 三人に共通するのが、頭の回転の良さ、スピード、そして行動力である。いずれの三教授とも、グローバル化・アジア化が進む社会における人材育成について、問題意識を持ち、活動されている。
 この出会いによって新しい人脈ができ、新しいビジネスが生まれ、新しいグローバル人財づくりがスタートする。人生は出会いであり、ご縁に心より感謝したい。GMCがスタートして7年が経過し、世界のトップの方々に認められてきて大変嬉しい限りであるが、責任は重く、身の引き締まる思いである。

2011年9月18日日曜日

M-net 2011-09-18

タマちゃんカフェ
 JR渋谷駅構内に、ひときわ目立つ真っ赤な店がある。「タマちゃんカフェ」、大手住宅会社であるタマホームが情報発信の場としてオープンした小さなカフェである。ここでは、家づくりに関する様々な情報を入手でき、またアンケートに答えると1杯200円のドリンクが無料になる。
 家を建てる場合、まず最初に住宅会社や展示場、モデルハウスに行くことが考えられるが、この「タマちゃんカフェ」は、毎日たくさんの人が利用する駅構内に拠点を構え、住宅を販売している。広い視野と、常識に囚われない柔らかい発想は、「スゴイ」の一言に尽きる。

誕生日プレゼント
 C君の誕生日のお祝いに、「気づきのチャンス」をプレゼントした。誕生日というと、何かモノをプレゼントする事が多い。記念品、花…。豊かで欲しいモノが少ない時代、何をプレゼントしたら嬉しいだろうか?一番喜ばれるものはチャンスではないか…と思い、実行してみた。
 C君はチャンスを活かし、大きく成長してくれた。「なぜ成長したのですか?」との質問に、今回のチャンスで「目標がはっきり見えた」「やるべき事が何なのか、明確になりました」との事。人生で目標が見えてくると、今何をすべきなのか、どんな視線でモノを見たらいいのか、思考と行動が一変する。教育の中で、“育”とはチャンスを与える事だと、常々話をしているが、それをC君は実現してくれた。一歩一歩成長する事を期待している。

人を巻き込む力
 たくさんの部下がいるA君であるが、部下はあまり成長していないように見える。A君のレポートを見ると、細かい事が多すぎて読む気が無くなってくる。つまり、テクニック中心のレポートなのである。たぶん部下の指導も、細かい部分やテクニックが多く、基本的な事や本質で迫っていないように思える。A君は頭も良く、知識もいっぱいあるが、逆にこの知識を多く使いすぎて「本質」が見えなくなっているような気がする。
 言葉や文字で人が育つなら楽であるが、要はリーダーの「思い」や「行動」が人の心を動かすのである。理論がどんなに正しくても、それだけでは人は動かないし、言葉だけで何も行動しない上司なら部下もついていかない。
 仕事が自分一人でやれるなら何も言う事はないが、大部分の仕事は多くの人々を巻き込んでひとつにまとめていかなければならない。リーダーの力の差が成果の差となっていく。それも、大差となってしまう。もう一度、「基本」「思い」「行動」を再確認したい。

2011年9月8日木曜日

M-net 2011-09-08

中国視察
 某住宅会社の社長・専務・役員の3名と共に、3泊4日の中国視察出張に行った。赤壁、武漢、上海の3都市をまわり、地元の工場や、弊社のアウトソーシング部門、また中国の幹部社員とのディスカッションをおこない、いろいろなことが勉強になったと大変喜ばれた。  話だけで聞くことと、実際に自分の目で見、肌で感じて得られるものは大きく異なる。トップ自らが現地を訪れることの意味は大きく、そこから新しいものが生まれる。今回、社長自ら来ていただいたことで、アウトソーシングや新商品開発のためのプロジェクトオフィスなど、新しいビジネスが動き出している。

TTMM
 ある企業のトップと社員教育の話をした。その会社では、社員に対してたったひとつだけ徹底していることがあるという。 『TTMM』、「徹底的にマネして学べ(Tettei Tekini Maneshite Manabe)」という意味だそうだ。私自身、日頃からよく言っているが、『よく見ること・よく聞くこと』はすべての基本である。

感動
 中国でのエピソードが3つ。
 ① ビール
 暑い中で仕事を終え、夕食がてら冷たいビールを飲むことにした。ところが中国ではビールを冷やす習慣がなく、レストランには冷たいビールがない…。このことに気づいた弊社幹部のC君とM君は、走って近くの店へ行き、冷たいビールを1ダース買ってきてくれた。何も言わなくてもこちらの要望を汲み、行動してくれた二人に感謝、感動である。
 ② タクシー
 食事を終えて店を出ると、外は大雨が降っていた。次の場所へ移動したくても、タクシーが見つからない…。プロジェクトリーダーのW君は、「ちょっと待っててください」と言い、傘をさして駆け出し、大雨の中30分近く探し続け、びしょびしょになりながらタクシーを拾ってきてくれた。
 この様子を見たお客様は感動である…。「ああいったことをできる人は日本でも少ないだろう。命令されればやる人はいるが、自ら気づいて動ける人は相当少ない…。」
 ③ ディスカッション
 ある大手企業の社長と、弊社の幹部社員とのディスカッションの場でのことである。まずはじめに簡単な自己紹介。これは誰でもできる。その後の質疑応答では本質をつく質問が次々飛び交い、相手の社長の話はどんどん広がり、「大変面白かった」。 常に「相手が何を考えているか」を考えた発言が、相手の満足を生む。

2011年8月28日日曜日

M-net 2011-08-28

京都大学MBAでの講演
 8月20日(土)、京都大学MBAにて、特別講演の講師を務めさせていただいた。テーマは『中国トップ1%層の視点と動向~中国36年の実践を通して~』。 講演を企画してくださったO副学長をはじめ、教授、大学院生、社会人OBなど、夏休み中にもかかわらず50名くらいの方にお集まりいただいた。
 京大といえば、東大と共に日本のトップに位置する大学である。そこで日本のこれからについて話し合った。講義が1時間、質疑応答が1時間である。私は中国をはじめとするアジア全土で、人づくりを長年続けている。ここ日本でも人づくりに協力することができ、大変光栄に思う。

勉強しない怖さ
 世間がお盆休みをとっている中、ある経済雑誌の編集者の方にお会いした。「少子化、原発問題、デフレ・・・厳しい日本を出ていく企業が後を絶たない。一方で、新興国でうまくいっている日本企業は少ない…。この状況をどう思われますか?」
 彼からの質問に答えるべく、今までやってきた中国での人づくり活動や、現在おこなっているトップリーダー育成と、その“頭脳人財”による経営支援、また京都大学での講演の話など2時間にわたり話をした。世界から見た日本の厳しさ、そして日本と中国のトップ大学の差にとても驚かれていた。
 経済雑誌の編集者という職業上、幅広い勉強をされている方であった。だからこそ、今の日本がおかれている状況に強い危機感を抱き、どうにかしなければと自ら動いている。だが一方、肝心の若者は目の前の豊かな生活に満足し、内を向いたまま外の世界を知らず、危機意識もない…。「知らないこと」「気づかないこと」の恐ろしさを改めて感じる。世の中が激しく変化している今、広い視野を持って勉強していないと、あっという間に取り残されてしまう。

反応
 企業の経営トップに向け、毎月1回情報発信をしているAさん。3回行ったが、反応が全くない…。なぜだろう?一番大きな原因は、本質にせまっていない事である。日本は今、東日本大震災による原発問題や円高、少子高齢化など数々の問題を抱え、企業のトップはこの先どうしてやっていったらいいのか、道なき道を模索している。強い危機意識を持ち、貪欲に情報を求めている中で、自分のアンテナにひっかかるものがあれば必ず反応するはずである。
 世の中が求めている“情報”や“素材”を自分が持っているとき、それを発信しても何の反応もないのは、発信する側に何らかの問題がある。内容が十分でないのか、方法が悪くて相手に届いていないのか…。自分目線でなく相手の立場・目線で問題を捉え、相手が求める“本質”をつくことが重要である。

2011年8月18日木曜日

M-net 2011-08-18

夏休みの宿題
 小・中学校の生徒の話ではない。当社も8月11日~16日の6日間、盆休み(夏休み)を全社員でとった。昨年までを見ていると、休みが終わって「成長している人」「変わらない人」「ダウンしている人」の3つが見られる。休暇を利用して成長してほしいと思い、何人かに宿題を出した。テーマは2つ。
 ① 共通のテーマ(某テレビ局が中国で事業展開する企画書)
 ② それぞれが、自分としては、こんな計画で夏休みを利用して力をつける。個人自由テーマ。
 17日の朝、それぞれから報告書が私のところへ届いた。自分の事だけやっている人、周りを見て全体を考えて挑戦した人、最小限のことしかやらない人、計画だけで何の行動もしない人…さまざまである。要は、常日頃やっている人は実践している。一方、日頃言葉だけ、計画だけで行動しない人はやはり動かない。言い訳が目につく。

「分かる」 「分からない」
 毎日多くの人と会っているが、話をしている時に、顔が輝き、目が活き活きして、話の内容をわかってくれる人がいる。一方、どんなに話しても、資料を渡して説明しても、分からない人もいる。この違いは何だろうか?一語で言えば、勉強している人は分かってくれるが、勉強していない人は分かってくれない。つまり、分かろうとするが、知識・問題意識が少なくて一部しか理解できない…。

 勉強とは何だろう。まず最初に本を読むことが頭に浮かぶ。私が考える勉強とは、①「本・雑誌・新聞」を読む ②「新しい出会い」(人との。本との。体験による新しい出会い) ③「非日常」(音楽・旅・食事など)。 そして何より大切な事は、「問題意識を持つ事」ではないか…と思う。分かる人と分からない人の差は「0.1」であり、天地の差である。
 社会が複雑になればなるほど、勉強の必要性を強く感じる。勉強して知識の量を増やすことではなく、その知識を組み合わせたり、活用することによって、「知恵」に化学反応させる事ができれば最高である。そして「分かる」人から「できる」人になれば、文句なしである。まず、分かる人になりたい。どこが分からないか?分からない事が分かる事は、分かるための第一歩である。

2011年8月8日月曜日

M-net 2011-08-08

満足
 相手に心から満足していただくためには、様々な工夫や思いやりがなければならない。先日も、大切なお客様(T社の幹部)を中国に案内した。まず事前準備である。事前準備にも2つある。
1.誰にも考えられる準備(資料作り、手配、整理整頓など)
2.戦略的準備(こんな事を実行したら、相手は「まさか?」と驚き、感動するだろう・・・)

 この「戦略的準備」が事前に考えられ、計画を立て、実行することでお客様は大満足となる。何の準備もなく、ただお客様を迎えるのは簡単だが、大きな発展や展開は望めない。
 オリジナリティを持った企画と、全社員の心のこもった対応(あいさつ・笑顔・キビキビした行動)で、今回のT社の幹部の方々にも、大変満足していただけた。要は人が勝負でもあり、人の差が満足度を高めていく。

50年のノウハウが崩れていく
 T社のトップとお会いさせていただいた。今までは業績も順調で、小さな問題はあるにしても、大きな壁はなかったとの事。日本では、少子化や高齢化などで、国全体が成熟化して活力が失われているところに、今年、東日本大震災、福島での原発事故を契機とし社会環境が激変してきたとの事。売上は伸びず、経費はアップし、税等の負担は増えていく。これからどうしたらいいのか…?
 成長著しい中国・アジアに道を切り拓くしかない…。専任の役員(国際戦略担当)を置き、全力投球するも、なかなか成果が見えてこない。アメリカ的合理性やシステムだけでは、全然動かない…。アジアでは人脈(Human Network)が勝負であることがやっと分かってきた。50年間のシステムや成功体験が何も活きてこないし、むしろ崩れている。当社と組んで、さまざまな事をしたい…提案もしてください…。従来のやり方にこだわっていると、時代や社会に取り残されてしまう。

住宅のローコスト化
 すべてのものがデフレ化し、値段が下がっていく。住宅も例外ではない。ローコスト化には、2つの側面があるように思う。
1)同じものなら安いほうがいい。
2)深く、広くモノを考える事が苦手となってきている。できたらパッケージ化、組み合わせだけで一つのものが完成していく…そんな風調が多くなってきた。
 安くて簡単(シンプル)なら、それでいいのではないか? ローコスト化の意味することは多い。ローコスト時代への対応と、本質を見極める目が求められている。

2011年7月28日木曜日

M-net 2011-07-28

「チャンス」と「環境」で人は成長する
 チャンスがなかったり、劣悪な環境下では、なかなか人は成長しにくい。チャンスは平等にあると思うが、そのチャンスに気づかない場合が多い。小さなチャンスでも、それを活かせば大きな飛躍のスタートになる。
 刺激的な環境や、今までとは違った環境に身を置くことで、「気づき」や「発見」、「比較」ができる。学ぶことが多ければ多いほど、成長の幅は広がる。Aさんに、ひとつのチャンスを与えた。Aさんは、人から“与えてもらう”立場から、自分が“与える”立場になった。また、いつも同じメンバーとだけ仕事をしている環境を飛び出し、自分より優れた人達との交流やビジネス展開がある場へと身を置くことになった。
 この「チャンス」と「環境」によって、Aさんは見違えるほどの変身、成長ぶりである。目は輝き、ハキハキと声も弾み、フットワークの良い行動で、全身からオーラが出ているようである。自分に自信がつき、自ら学ぶ姿勢を身につけ、「見る・聞く・話す」が本質をついている。このチャンスで学んだものを習慣化し、一流の人財となることを期待している。今回は私も、「チャンス」と「環境」を与えてよかったと心から思っている。

「働く」とは、人が動くこと
 どんなに良いアイディアも、それをやってみなければ(挑戦しなければ)ダメである。どんなに素晴らしい情報も、それを活かさなければただのお知らせである。優秀なBさんがいる。頭の回転も早いし、的確でパーフェクトであるが、動きが足りない。「何を話したか」、「何を聞いたか」、「何を知っているか」ではない。要は「何をしたか(行動や挑戦)」である。やってみなければ分からないし、結果も出ない。
 「働く」という字は、「人が動く」と書く。不透明な昨今、TOP自らが動いて、人と会い、生の情報を得、作戦を立てなければ、組織は行き詰ってしまう。「はたらく」という字を、「人+考」だと思うこともあるが、やはり「人+動」であると実感している。何かを考えたり、思ったり、言ったりすることを否定するつもりはないが、その頭で考えたことをやってみることが大切であり 最も重要である。

 行動には失敗も多いと思うが、この失敗から学ぶことも次のステップとなり、大きな財産となる。さあ、「働」きましょう・・・

2011年7月18日月曜日

M-net 2011-07-18

第17期GMC開校
 2005年にスタートしたGMCが、早7年目に入った。中国全国のトップ大学から選抜された『頭と心と挑戦力』を持った人財が集合。理念と実践の集中研修で、7/16~7/31までの合宿訓練である。今回の参加者は17名である。私が養成する“GMC人財”のポイントは次の2点である。
 ① 信頼でき任される人づくり … それは国境を越えている。
 ② 成果を出せる人 … (意欲)(能力)(前向き挑戦力)。成果を出せば、結果(お金)はついてくる。意欲とは行動力、好奇心、精神力。
能力とは基礎力、表現力、リーダーシップ、個性。いかなる状況下でも楽しめる、前向き挑戦力。

土曜日は勉強の日 (in中国 武漢)
 通常、土曜日は休日であるのに、当社中国の若い社員たちが勉強している。日本語の勉強とCADの技術研修である。もちろん本人たちの自主的参加である。(参加者の中心はCAD・デザイン部門) 日本とのコミュニケーションや技術向上、ミス防止、自身の能力アップのためである。目は輝き、明るく楽しく勉強している。日中の民間架け橋でもある。これからが楽しみである。

第12回静岡県立大学南富士奨学金 支給
 第12回目となる県立大奨学金の授与式が、7月12日、静岡市にある県立大学で行われた。授与者はミャンマー出身のス モン イーさん(女性・22歳)。木苗学長ほか、大学幹部(副学長・学部長・学生部長など)のみなさんも同席して授与式が行われた。頑張ってください。

2011年7月8日金曜日

M-net 2011-07-08

パソコンと書を捨て、外に出よ
 今はインターネットの時代である。何か分からないことがあっても、パソコンで検索すればすぐに答えが見つかる。ある問題が発生したA君は、答えをネットに求めた。だが、インターネットの情報だけにすべてを頼ってしまい、どんどん世界が狭くなって、結局最後は行き詰まってしまった…。インターネットは便利だが、内向きでバーチャルな世界である。
 そこだけに浸るのではなく、自らの足で外に出ていろいろな人と会い、コミュニケーションをとることが大切である。出会いによって視野が広がり、様々な可能性が生まれる。一人では思いつかなかったような“答え”が見つかるかもしれない。

人生3つの『師』
 長い人生において、さまざまな人と出会う。中でも重要なのは、3つの『師』との出会いである。3つの師とは、『両親』、『先生』、そして『上司』である。いずれの師も、自分の人生に大きな影響を与える。
 だが、自分を産んでくれた両親や、学校の先生、職場の上司は、自分の意思で変えられない。良い『師』と出会っていますか?良い師との出会いを大切にしたい。

責任のとり方
 大きな失敗や不祥事などを起こしてしまった時、責任のとり方は色々ある。一つの方法として、
 ① 事実関係を明らかにし、文章できちんと記録に残す。
 ② 問題点を明確にして、それを自覚し、自らの行動と結果で示す。その時に大切なのは…
 ③ 『見える化』。周囲や関係者が「あの人は変わった」と分かるように、変化を“見える化”する事である。

 誰にでも失敗はある。責任をとって降りることも、もちろん一つの責任のとり方である。だが、失敗から学び、それを活かし、行動を変えていくことで人は大きく成長する。失敗を乗り越えていくことこそ、本当の意味で『責任をとる』ということではないかと思う。

2011年6月28日火曜日

M-net 2011-06-28

スピードは能力
 先週の月曜日(6月22日)に日本のトップ大学である京都大学のO副学長とお会いした。初対面なので最初はギクシャクしていたが、30分位するとお互いに本音で話ができるようになり、意気投合した。京都大学と組んで新しい人財育成をスタートできそうである。
 その一つとして、大学院のMBAでの講義の依頼を受けた。「私で良ければ…」と了解すると、翌日には経営管理学院のK先生より正式依頼のメールが届き、24日には担当のO教授より具体的な内容と日時の連絡があった。初対面でありながら、1週間ですべてが進むスピード感には改めて感服した。
 O副学長が一番興味を持ったのは『GMC』であった。「独創性と継続(7年目)」 今世界中でグローバルリーダーの育成に力を注いでいるが、新しいシステムが見つからない…。そんな中で私たちがやっている『GMC』が高い評価を得たように思う。大学院の講義に加えて5-6件の案件があり、これからが楽しみである。時間をかければ色々な事はできるが、スピードで事を成すのは能力、実力であると実感した。

伸びている会社、ダメな会社
 私の友人が会計事務所を営んでいる。先日二人で話した時、「世の中はどうですか?」と質問したところ、「取引先50社のうち4社は伸びているが残りの46社はダメである…」と話してくれた。
 ◆伸びている会社は――横文字(英語・ローマ字)の社名、仕事はまったく新しいビジネス。
 ◆ダメな会社は――――従来通りの仕事を一生懸命頑張っているが、ドンドン下がっていく。
 時代は変化している。激変と言った方がいいのかもしれない。そんな中で、従来と同じ事を同じ方法でやっていては取り残されてしまう。仕事でも人生でも、新しい事を取り入れて、挑戦する事が成長の原点である。

5年間の成長が感じられない人
 昨日、5年ぶりにOさんとお会いした。5年前Oさんは学生で、当社で色々な勉強やインターンシップをやっていた。どんなに成長したか? 期待してお会いした。だが、話しはじめても昔の話題が中心である。「……これは良かった。……は思い出深い。」 など、話が弾まない…。
 もともと問題があったのか、就職した環境が悪かったのか分からないが、成長していない事だけは事実である。事前に渡した資料もほとんど読んでいないし、Oさんから「久しぶりにお会いしたい」とメールがあったのに、会うための連絡も言われてはじめて動く。約束の時間には遅刻。
 しかし帰り際に、「大変お世話になって、今日があるのも南富士のおかげです。何かお役に立ちたい…」と言ってくれたので、「◯◯◯を挑戦してみて下さい。」と話をした。自分を客観的に見て、1年で、5年で、成長しているか否かをチェックしてみたい。そして少しでも成長している人間でありたい。

2011年6月18日土曜日

M-net 2011-06-18

グリーンカーテン

 日本は今、真夏の電力不足に備えて、省エネ活動が全国でさかんに行われている。
ソーラーパネルによる自家発電、自然の明るさを有効活用するサマータイム、電力使用のピークを避けるために休日を変更する産業界…。また、家庭の消費電力を削減するための省エネグッズがあちこちで売れている。
 当社でも、省エネに関する新しい取り組みに挑戦している。「グリーンカーテン」である。窓際にネットを張り、つる性の植物を育てることで“自然の日よけ”になる。全部で4ヶ所で育てている。
 社員のNさんが中心となって、日々大切に育てられたアサガオやゴーヤは、1ヶ月ほどであっという間に人の背を越え、もうすぐ二階の窓に届きそうなほどぐんぐん伸びている。
成長し生い茂った緑のカーテンは、真夏の強い日差しを遮り、室内温度が3度近く下がるそうだ。
「グリーンカーテン」はじめ、社会の変化にあわせて新しい挑戦をしていきたいものである。 

中国からの社員

グローバル化が進む中、当社でもいろいろな社員が働いている。
先月末、当社の総合外装事業部に中国から5名の社員が入社した。
彼らは現在、各営業所で現場管理者として勤務している。日本に来る前の3ヶ月間、前もって中国で日本語と専門技術を勉強しており、そのおかげでこちらでの仕事をスムーズに始めることができた。今後ますます活躍してくれることを期待している。
また、将来的には日本だけでなく中国でも様々な事業ができると考えている…。


下準備
「モチベーションを高めるにはどうしたらいいのか?」
先日、ある小学校の先生たちが10名ほど当社にやってきた。日本の元気な企業を研究している坂本光司教授が書いた「なぜこの会社はモチベーションが高いのか」という本の中で、当社の記事を読み、勉強をしたいとのことである。
ところが、いざ勉強会がはじまったものの、ただ来ただけで何の準備もしていない。ネットで調べるでもなく、本を読むでもなく、1時間半かけて話をしたがあまりコミュニケーションが取れなかったように感じた…。これでは、意欲はあってもチャンスを逃してしまう。
何か物事をやる際には下準備が大切であることを改めて感じた。

2011年6月8日水曜日

M-net 2011-06-08

M-net(頭の活性化マガジン)の広がり
 M-netも2000年2月8日に第1号を発行し、満11年が経過した。多くの社員や皆さんの協力でここまでやってこられた…。深く感謝しています…。さて、このM-netを、日本国内で別のブログで広げてくださっている方がいる。
 一方中国では、SNSサイト(人人網・QQ)を利用し、若者や学生に向けて発信していただいている。社員教育のために書いたブログが今、日本や中国で広がりを見せている。ツイッターやフェイスブックなど新しい情報発信もドンドン出てきている中で、継続して発信できることを嬉しく、誇りに思っている。
 私のツイッター(sugiyama888)や、フェイスブック(Sadahisa-Sugiyama)も、チャンスがありましたら覗いてみてください。また、ご意見をいただけたら幸いです。

行動と継続
 M-netの項についても同じであるが、「やる」(行動)と「続ける」(継続)は人生の両輪である。私の元へは、様々な企画書や計画書が毎日届く。立派なモノが多い。しかし残念ながら計画だけで実行されないモノが多い。あるいは、実行しても1-2回であきらめてしまったり、忘れてしまう、終わってしまうモノも多数ある。
 “思う”事は誰でもできる。「幸せになりたい」、「金持ちになりたい」、「美人になりたい」、「リーダーになりたい」…。しかし、その実現のための“努力(実行、実践)”はなかなか難しい。“継続”となると、もっと難しく、大変である。要は己との戦いである。ズルイ自分や、楽をしたい自分がいる。“楽”は即やるが、“苦”はどうしても後回しになるのが人の常である。
 ひとつの計画や戦略をたてて、まず「3ヶ月」やってみる、もう少し長く考えて「3年」やって、芽が出なければそこで中止…。「考える人、思う人」でなく、「やる人、やり続ける人」は魅力あるし、大成していくような気がする。

過去の数字と業界平均
 某銀行の幹部と話をさせていただいた。話の中心は、「数字(過去の実績)」と「業界の平均値との対比」であった。ふたつとも大切であり、重要である事はよく分かっているし、認識もしている。
 しかし見通しの立たない、先の見えにくい昨今、このふたつだけでは将来展望は持てない。「これから何をどうするか」、「先進的な開拓」、「挑戦的事業展開」、「貸借対照表には出てこない“無形資産”の評価」、「ソフトや人財」などの話は軽く流し、聞く耳を持っていないように見えてしまった。これからの未来は、過去の成功体験の延長線上にはないと確信している私にとって、この銀行の幹部との話し合いの時間はむなしい時間であった。

2011年5月28日土曜日

M-net 2011-05-28

すべては感謝から

 M社のトップにあるものをプレゼントした。しかし、M社からは何の反応も返ってこない。M社の人と会っても、「ありがとうございました」の一言がない。日頃から、モノや情報を提供してきたため、「与えられることが当たり前」になってきているようである。
 一方のT社。プレゼントを受付の人に「これを社長さんと常務さんに渡してください」と置いてくると、2時間後には常務から電話が、そのすぐ後にT社の社長から携帯に直接お礼の電話がかかってきた。すごいスピードを持った対応である。
業績を見てみると、M社はいまいち元気がない、T社は破竹の勢いで成長している。トップや社員の姿勢が業績にも反映されているのでは?と考えてしまった。受け取り側の反応によってこちら側の印象も変わってくる。
情報やチャンスは人間性のある人の元へと集まってくる。「与えられることが当たり前」になっていないだろうか?手紙でもメールでも、電話でも何でも良い。情報やチャンスやモノを提供してくれる人に対して、何か相手に伝わる感謝の気持ちを行動で伝えたい。何気ない一言でも心が通じれば、その後の人間関係も上手くいく。すべては感謝から始まる。


NHK テレビ放映

5月26日(木) NHK BS1の「ワールドWaveモーニング」という番組で当社が中国で開校しているGMC教育が取り上げられた。


GMCは前例のない取り組みであり、話だけではイメージしにくいものだが、今回の番組を見て頂ければ人材育成の様子がよくわかると思う。番組をご覧いただいた企業のトップからの反応も上々である。彼らはこの後、実践的な教育を受けてアジアで活躍するリーダーへと成長していく。後日、NHKの別の番組でもGMCについて放送されるようである。
GMCは開校から7年目を迎えて大きな花が咲いてきた。中国・日本の社員の協力はもちろん、NHKの Kディレクターの熱心な取材によって素晴らしい番組が出来た。心から感謝したい。


2011年5月18日水曜日

M-net 2011-05-18

どうする日本

今、日本は東日本大震災(地震・津波)と原発問題による国難である。地震・津波は天災だが、原子力発電所の放射能問題は人災とも言える。
こんな状況下でどうしたらいいのか…?誰も正解を持っていない。
多くの人と毎日会っているが、この問題の話題がまず最初である…。話全体が暗く、明るい方向性が見えてこない。私はこんなふうに話をしている。
1.まず被災者の救出、保護、当面の対策などが緊急に求められている。
  原発をどう抑えこむか、総力を上げて取り組む必要がある。
2.もう一つ、当面や現状対策だけでは将来が見えてこない。勿論、国内のモノづくりを再建
  しなければ地域復興はありえない。しかし、グローバル化や国際化の今、日本国内だけ
  で考えていても始まらない。中国やベトナム・タイ・インドなどアジアと一体化した戦略が
  必要である。

 某新聞の社説に、災害などの外的ショックにも経営が揺るがない「強い企業」の条件が記されていた。ひとつは「世界で戦える企業・商品を持つこと」、もうひとつは「変化への素早い対応」とあった。まったく同感である。
ピンチだからこそチャンスでもある。発展著しいアジア諸国と手を結び、従来のビジネスモデルとは違う新しい事業展開が求められる。外に目を向ければ、視野も広がり、気持ちも明るくなってくる。内向きだけでなく、チョット外を見てみよう。

ハローワーク(職業安定所)

先日、当社の東京事務所に、ハローワークの担当者が訪問してきた。
何のために来たのか?話を聞いてビックリ。「南富士さんは職安に求人(中国ビジネス関係)を出していますが、会社の業務内容を教えていただき、もっと若い人を採用してもらえませんか…?」との事。つまり営業。求人開拓に、国や東京都が動いている。
若い人の就職が厳しく、今後は被災地の東北からも東京に職を求めて多くの人が来る…。一人でも多くの人(特に若者)に就職のチャンスを下さいとの事。
ハローワークは今まで、求人者(企業)と求職者(仕事を求める人々)を結びつけることが仕事であって、外に出なくても良かった。時代が変わり、求人が減少している今、求人する企業を見つけなくてはならない。社会の大きな変化を肌で感じた。


NHK テレビ放映

中国で7年目に入る【GMC(Global Management College)】の人財育成の現場が、下記日時にNHK(BS1)で放映される。内容は、若い幹部人材をどう育てるか?など…



2011年5月8日日曜日

M-net 2011-05-08

東日本大震災
2011年3月11日に東日本(岩手・宮城・福島を中心として500kmに及ぶ)に超大型の地震とそれを上回る大津波が発生し、多くの人々や住宅・建物、そして産業基盤(道路・港・鉄道・工場や生産設備)を根こそぎ奪ってしまった。(それ以外にも原発の放射能の問題もある。)
震災から2ヶ月が過ぎ、下記の仮設住宅支援のため宮城県南三陸町を訪れた。


同行した当社のN君は、被災地を見た後一言も話をしなくなってしまった。言葉に表せない絶句である。震災より2ヶ月たってもどこから手をつけて良いのか分からない状態であった…。
お亡くなりになった方のご冥福を心よりお祈りいたします。そして1日も早い復興を願っております。


復興仮設住宅

政府の方針のもと、被災者の皆さんに当面の仮設住宅を提供するため、A社の住宅22棟(107世帯)分の屋根・外壁工事を請け負わせていただいた。少しでも地元被災者のお役に立てばと思って、会社をあげて屋根職人10人、外壁職人15人、計25名と、社員3名が休日返上で仕事をしている。建設地は学校の運動場(2ヶ所)と学校の敷地(1ヶ所)の計3ヶ所。



2011年4月28日木曜日

M-net 2011-04-28

復元でなく“復活”を

数年前、阪神大震災が起き、大きな被害を受けた。多くの人の命を奪い、道路や鉄道、住宅、ビルを破壊した事はまだ記憶に残っている。
今回の東日本大地震は、それをはるかに上回っている。
阪神大震災の時、考えさせられた事が一つある。
大きな被害を受けた神戸港はそれまで世界トップの貿易港として栄えていたが、地震で港も設備も使えなくなり、兵庫県や神戸市は復元(元通りにする事)に時間とお金をかけた。3~5年かかったと思う。しかし復元してみると、世の中はコンテナ中心に変化しており、従来の港と設備では役に立たない。トップの座を日本国内の他の港や韓国、他のアジア諸国に奪われてしまった。
今回の東日本大地震では、東北地方を“復旧”・“復元”ではなく、“復活(生まれ変わる事)”させてほしい。この時必要なものが、時のリーダーの先眼力や先見力である。
時代はすごいスピードで動いている。待ってくれない。ピンチをチャンスに変えられるか否かである。


態度

評判のいいA君がいる。明るく元気で、気もきくし行動的である。
評判の良くないB君がいる。暗く、目は死んでいるし、活気もなく、指示がなければ動かない。
人が人を評価する時、その人が「周囲とどんな態度をとる事ができるか…」である。
どんなにその人が能力や頭脳があっても、態度が悪ければすべて終わりである。
人は他人に対してその事を言ってくれない。自らが「気づく」事である。自分の態度は周囲にどんな影響を与えているだろう…。鏡に照らして見てみて下さい。
十分でなければ、態度(行動)を変える事である。


ダメな企業

日本で企業を再建している会社のトップとお会いさせていただいた。
その方に、ダメな企業に共通するものは何ですか…?と尋ねた。

ダメになる原因は2つ。
   
  1.経済合理性がない
  2.思い込みが強く、変化に対応できない

1の「経済合理性」とは、収入と支出、投資と回収のバランス感覚である。これが欠けている、つまり数字に弱い企業である。
2の「思い込み」は、技術に自信があり、「これは必ずいける」 「品質が良ければ売れる…」など、こだわりが強すぎると、部分的には良くても全体としてバランスが崩れてしまう。
ビジネスは「仕入れ-加工-販売-回収」であり、人が行う事業である。中心人物の力が問われる。


2011年4月18日月曜日

M-net 2011-04-18

リーダーの一語

【A】
先日、地元経済界の定期総会(第17回)があった。
講師として、来賓として静岡県の川勝県知事をお招きした。
講演会、総会後、パーティーを行う予定であったが、地震・津波・原発の影響を考え中止とした。
ところが開催日の前日に知事より、「どうしてもパーティーを開いてください」。一人ひとりが自粛しすぎると経済は循環しなくなり、もっと暗く、不況になる。「パーティーをしないなら出席しないとの事…。」
私も役員をしている関係で、乾杯の音頭をとる事になっていたので、乾杯の代わりに「元気を出そう!」と一言発言し、「元気を出そう!」で杯を天高く、大きな声でまとめた。県知事の一語ですべてが変わる。

【B】
日本の流通業の代表的企業のトップと、中国ビジネス関係でお目にかかった。
話が終わる頃、「4月17日から中国広東省をビジネスで訪問します…」と私が話したところ、その場におられたトップの方が部下のAさんに対して、「杉山さんが中国に行くなら君も一緒に行って、実情を説明し、見てきてくれ…」 即決即断である。
ものすごいスピードで、「今何が大切か」 「今何をすべきか」 決断し、実行をする姿を見て、これが「トップリーダー」だと体感させていただいた。
4月19日にAさんと現地で落ち合い、中国広東省の店舗を見せていただくことになる。大きなプロジェクトである。

【C】
3月11日、地震の当日のことである。
当社の埼玉営業所のU所長は、早速右のようなチラシを作成し、翌日から営業所の全員で地震によって壊れた屋根補修活動に動いた。
①地震で屋根が壊れ、困っているお客さまのため
②通常の仕事が止まってしまうかも…?
よって職人さんの仕事確保のため
③ピンチはチャンスで、新しいビジネスに挑戦
指示されて動くのではなく、自ら気づいて資料を作成し、チラシを配り、多くの受注をいただいた。すばらしいリーダーであり、リーダーの鏡でもある。さて、3月11日、自分は何をしたか?




2011年4月8日金曜日

M-net 2011-04-08

第42期経営方針『強創(蓄)経営』

4月1日、入社式及び全体会議が行われた。








GMC責任者W君

今年からGMC責任者となったW君が来日した。
プロジェクトへの参加と、日本文化を体験し、より幅広い視野を身につける為である。せっかくなので日本の社員にも刺激をと思い、本社にいた全社員の前で話をしてもらった。
「はじめまして、Wと申します。先日、GMC第16期がスタートしました。今回の応募者総数は10,732人です。その内、杉山社長の授業に参加出来たのは13人。9日間の集中訓練を受け、最終的に9人が卒業をしました。」
GMCは中国で1800ある大学の上位20校を対象に、【素直な心・柔らかい頭・行動力】をポイントに選抜される。基準に達しない人はその場で落とされて行く。例えば、以下の通りである。



 ・心(情熱)がない人   ・頭の固い人   
 ・行動が伴わない人   ・提案の出ない人

 ・同じ事を2回言われる【変化出来ない】人

では、GMCの訓練ではどのような事をするのか?
「学生たちには初めから難題を与えます。ですが、決して答えは教えません。勿論、彼らも経験がない為すぐに満足の行く結果は出せません。そこで、“反省の時間”を与える為、苦難に打ち勝つ精神力を養うためにマラソンをさせます。その後、ひたすら自分たちで考える事を繰り返し、考える事を“習慣化”させる。そうして“柔らかい頭”を体得し、実践力も身に付けて行くのです。」
W君曰く、GMCに最も必要なのは“リーダーとしての魅力”であると言う。頭の良い人、能力のある人はごまんといるが、それだけではリーダーにはなれない。周囲が、「この人と仕事がしたい」「この人にならついて行こう!」と思うのが本当のリーダーであり、GMCなのである。
こうして選ばれた人達が、22~23歳の若さで日本の、或いは中国企業の幹部となって行く。
基本を重んじ、決して芯のブレない堂々たるW君の姿を見て、将来を大変頼もしく感じた。また、GMCのような大きな組織が成り立つのは上司のQ君、同僚のX君の大きな支援あってこそである。離れた地で多くの“花”が咲き始めている事を、心から嬉しく思う。




2011年4月7日木曜日

M-net 2011-04-07

GMC責任者 王一楠君

今年からGMC責任者となった王君が来日した。
プロジェクトへの参加と、日本文化を体験し、より幅広い視野を身につける為である。せっかくなので日本の社員にも刺激をと思い、本社にいた全社員の前で話をしてもらった。
 「はじめまして。GMCの責任者をしています、王と申します。先日、GMC第16期がスタートしました。今回の応募者総数は10,732人です。その内、杉山社長の授業に参加出来たのは13人。9日間の集中訓練を受け、最終的に9人が卒業をしました。」
 GMCは中国で1800ある大学の上位20校を対象に、【素直な心・柔らかい頭・行動力】をポイントに選抜される。基準に達しない人はその場でどんどん落とされて行く。例えば…




 ・心(情熱)がない人
 ・頭の固い人
 ・行動が伴わない人
 ・提案の出ない人
 ・同じ事を2回言われる【変化出来ない】人

などである。
 では、GMCの訓練ではどのような事をするのか?
 「学生たちには初めから難題を与えます。ですが、決して答えは教えません。勿論、彼らも経験がない為すぐに満足の行く結果は出せません。そこで、“反省の時間”を与える為、苦難に打ち勝つ精神力を養うためにマラソンをさせます。その後、ひたすら自分たちで考える事を繰り返し、考える事を“習慣化”させる。そうして“柔らかい頭”を体得し、実践力も身に付けて行くのです。」
 王君曰く、GMCに最も必要なのは“リーダーとしての魅力”であると言う。頭の良い人、能力のある人はごまんといるが、それだけではリーダーにはなれない。周囲が、「この人と仕事がしたい」「この人にならついて行こう!」と思うのが本当のリーダーであり、GMCなのである。
 こうして選ばれた人達が、22~23歳の若さで日本の、或いは中国企業の幹部となって行く。

基本を重んじ、決して芯のブレない堂々たる王君の姿を見て、将来を大変頼もしく感じた。また、GMCのような大きな組織が成り立つのは上司の漆君、同僚の許君の大きな支援あってこそである。離れた地で多くの“花”が咲き始めている事を、心から嬉しく思う。