2011-06-28

M-net 2011-06-28

スピードは能力
 先週の月曜日(6月22日)に日本のトップ大学である京都大学のO副学長とお会いした。初対面なので最初はギクシャクしていたが、30分位するとお互いに本音で話ができるようになり、意気投合した。京都大学と組んで新しい人財育成をスタートできそうである。
 その一つとして、大学院のMBAでの講義の依頼を受けた。「私で良ければ…」と了解すると、翌日には経営管理学院のK先生より正式依頼のメールが届き、24日には担当のO教授より具体的な内容と日時の連絡があった。初対面でありながら、1週間ですべてが進むスピード感には改めて感服した。
 O副学長が一番興味を持ったのは『GMC』であった。「独創性と継続(7年目)」 今世界中でグローバルリーダーの育成に力を注いでいるが、新しいシステムが見つからない…。そんな中で私たちがやっている『GMC』が高い評価を得たように思う。大学院の講義に加えて5-6件の案件があり、これからが楽しみである。時間をかければ色々な事はできるが、スピードで事を成すのは能力、実力であると実感した。

伸びている会社、ダメな会社
 私の友人が会計事務所を営んでいる。先日二人で話した時、「世の中はどうですか?」と質問したところ、「取引先50社のうち4社は伸びているが残りの46社はダメである…」と話してくれた。
 ◆伸びている会社は――横文字(英語・ローマ字)の社名、仕事はまったく新しいビジネス。
 ◆ダメな会社は――――従来通りの仕事を一生懸命頑張っているが、ドンドン下がっていく。
 時代は変化している。激変と言った方がいいのかもしれない。そんな中で、従来と同じ事を同じ方法でやっていては取り残されてしまう。仕事でも人生でも、新しい事を取り入れて、挑戦する事が成長の原点である。

5年間の成長が感じられない人
 昨日、5年ぶりにOさんとお会いした。5年前Oさんは学生で、当社で色々な勉強やインターンシップをやっていた。どんなに成長したか? 期待してお会いした。だが、話しはじめても昔の話題が中心である。「……これは良かった。……は思い出深い。」 など、話が弾まない…。
 もともと問題があったのか、就職した環境が悪かったのか分からないが、成長していない事だけは事実である。事前に渡した資料もほとんど読んでいないし、Oさんから「久しぶりにお会いしたい」とメールがあったのに、会うための連絡も言われてはじめて動く。約束の時間には遅刻。
 しかし帰り際に、「大変お世話になって、今日があるのも南富士のおかげです。何かお役に立ちたい…」と言ってくれたので、「◯◯◯を挑戦してみて下さい。」と話をした。自分を客観的に見て、1年で、5年で、成長しているか否かをチェックしてみたい。そして少しでも成長している人間でありたい。