2012-08-28

M-net 2012-08-28

おばあちゃんの教え
 三島本社で1週間のインターンシップ研修を行なった。「GMC-Japan」と「社長のカバン持ち」をやっている東京大学大学院の山本君である。研修が始まると事前に準備してきたおみやげを社員一人一人に配り、研修の最終日には毎日お世話になった社員たちへお菓子と直筆の手紙を用意…。素晴らしい心配りである。どうしてこのようなことができるのだろうか?
 「昔、おばあちゃんの家に手ぶらで遊びに行ったらとても怒られてしまった。それ以来、人のところへ行くときには何か手みやげを持つように、すごく気をつけています。」
 心配りといったことはなかなか自分一人でできるようになるものではない。人として大切なことを教えてくれたおばあちゃんと、その教えを忠実に実行している彼に大変好感を持った。

柏営業所移転オープン
 8月27日、総合外装事業・柏営業所が移転し、新しくスタートした。事業の方も非常に順調である。当社の社員に加え、お取引先の皆様も集まってくださり、13名でオープン会を開いた。  これからは、新しい体制の営業所として、社員を一人増強してのスタートである。変化の激しい時代に、従来と同じ事をしていてはその先の発展はない。新しいことに挑戦して結果を出し、大きな活路となるよう期待しています。

日本一の会社
 「先日、職人さんがこんな話をしてくださった。」と、柏営業所へ転勤したH君よりメールが届いた。
 『住宅工事の業界において、南富士の名前を知らない人はいない。屋根外壁工事の会社で南富士より大きい会社は無く、工事の量は日本一。今後、住宅の新築棟数は減っていくかもしれないが、南富士の仕事量は減らないと思う。実績・ネットワーク・ブランド力などの強みがある。自分も南富士に行けば仕事がもらえると考えている。これから情勢が変化し、大変な時にも南富士と仕事がしたい、日本一の会社と仕事ができて嬉しい。』
 外装事業部のみんながこれまで築いてきた実績や努力に、心から感謝している。これからも、日本一の屋根外壁工事会社である誇りを持ち、取引メーカーさんや職人さんから信頼される会社・営業所を目指して取り組んでいきたい。

2012-08-18

M-net 2012-08-18

夏休みの出来事
 夏休み明け、本社の朝礼で社員がいろいろな話をしてくれた。
■ Iさん
 「富士登山をしたが、途中で天候が悪くなってしまい頂上までたどり着くことができなかった。事前に可能なかぎりの情報を集め、何が起こっても対応できるよう準備しておくことの大切さを実感した。また、苦しくても一歩一歩前に進んでいくしかないのだと、山を登りながら思った。」
■ Yさん
 「オリンピックの団体競技を見ていて、個々人がチームを組み一丸となることで大きな力になることを感じた。当社の総合外装事業部にしても、一人一人の力は小さくとも、組織として動くことで大きな力を発揮することができる。」 ■ Tさん
 「お盆休みで親族が集まったとき、かつて自分がやっていたことを、妹が同じ立場に立ってやっていた。当時は自分なりに十分やっているつもりだったけれど、妹の行動を見て、自分はまだまだだったと気づかされた。」“気づき”はすべての原点である。さまざまな出逢い・体験・気づきを通して、幅広く深みのある魅力的な人に成長していってほしい。

想いをカタチに
 今、ある中国進出日系企業で問題が発生しており、その解決のために当社から2人の若い中国人社員が現地に滞在している。実態を調査し、解決の戦略を立てて行動してくれているが、なかなか苦戦しているようである…。
 だが、私がそこに留まることはできないし、代わりに問題を解決することもできないので、彼らを信じて任せるしかない。何か他に自分にできることはないか…? そこで、「外で食事をとることも十分にできない」と言っていた彼らに、ダンボールいっぱいに食料品をつめ、日本から送り届けた。ただ気持ちだけ思っていても、相手には何も伝わらない。見えるカタチで行動しなければ。

カタチにならないものが大きな力になる
 先日、ある新聞社の幹部と20数年ぶりに再会した。出会った頃は彼はまだ駆け出しの記者で、一緒に食事をしたり、いろいろな事をした思い出がある。しばらく会うこともなく、時々、彼の書く記事を目にする程度だったが、今回ある記事をきっかけに彼と再会することができた。お互いにこれまでやってきたことや、これから先どうなるか…など幅広い話をさせていただいた。
 これからの時代は、人財や教育、頭脳、ネットワーク、情報など、カタチにならないものが大きな力になっていく。身を持って実感した。

2012-08-08

M-net 2012-08-08

経営のバイブル
 先日、中国の日系企業C社を訪問した。お会いした総経理Sさんが、8年前に作成したM-netの冊子第1号を大切そうに持参し、「苦しい時や行き詰まった時、この『頭の活性化マガジン』は活路を導いてくれ、勇気と活力を与えてくれます。異国の地で一人で悩む時、誰も相談できる相手もおらず、どうしらたらいいか本当に困ってしまいます…」と言って、古いM-netを見せてくれた。
 付箋がいっぱい貼ってあり、M-netが役に立っていると実感した。聞けば、8年前に中国・大連での講演会に参加した時にいただいた…と話してくれた。今ではM-netの冊子もⅡ、Ⅲ、Ⅳと4冊目である。早速Sさんに3冊をお送りさせていただいた。

手みやげ
 初対面の人や、久しぶりに会う人から手みやげをいただくと嬉しい。手みやげといっても「モノ」ではない。
(1)GMC-JapanのY君は、自分が影響を受けた本を私に持ってきてくれた。
 また、「この情報はGMCの活動に役立つと思います」と言って、タイ国のデータをいただいた。
(2)中国で、GMCの募集・育成を担当してくれている3名(初対面)からは、私の似顔絵と提案書(中国語・英語)をいただいた。
 心のこもったプレゼントである。人と会う時、相手を思いやる心(余裕)があると、笑顔とすがすがしさ、そして爽快感が満ち、人との出会いが楽しくなる。

行動力
 中国出張中の出来事をふたつ。深圳の空港に降り立つと、大きな傘をさして待っていてくれたZ君。「社長がすぐに分かるように」との心遣い。武漢から上海に戻ろうとすると、ひどい台風で飛行機が飛ばない。
 やむを得ず列車を利用することにしたが、6時間かかる…。リーダー(代理)のW君は、自分の彼女につくってもらった手づくりの弁当を用意し、「列車の中で召し上がってください」。心のこもった手弁当は、本当に美味しかった。二人の行動力に、頭が下がる。