2014-07-28

M-net 2014-07-28

チャンスのある人生
 ベトナムのマイスターSchoolで教師を務めているA君。若者たちに日本の技術を教えている。日本でも多くの指導経験を持つA君だが、今回の体験はいつもと違うようだ…。
 「学生は皆真剣で、習ったことは必ず復習して期待以上に覚えてきます。これまでも若手育成の機会を数多く経験してきましたが、今回のような体験は初めてです。『お仕着せの教育に効果なし』、『情熱なき教育は不要』、『書を学ぶより体験せよ』…と、今は思えます。ベトナムで教師をさせていただけた事、たいへんありがたく思っています。」いくつになっても、チャンスが人を成長させる。チャンスのある人生は、良い人生である。A君と生徒たちの成長と活躍を、期待しています。

解決の糸口は自分の体験の外に
 物事がうまくいかなくなった時、危機に直面した時、人はどうしても自分の経験の中で対処しようとしがちである。ところが、たいていの場合、従来のやり方がうまくいかない時は、過去の経験や知識が役に立たつことはない。劇的な変化を続ける今の時代、従来の考え方のままでは何をやってもダメである。
 自分の価値観を捨て、新しい方法、まわりからのアドバイスを素直に聞き、挑戦すれば新たな道が拓ける。固定概念にとらわれず、柔軟に考えれば方法は無限にある。問題解決の糸口は、自分の経験や体験の外、つまり“常識の外”にある。だからこそ、常に勉強し、学び、挑戦し続ける人でありたい。

パソコンをやめよう
 一日中パソコンに向かっているB君。朝から晩までパソコンを見ているが、仕事の成果はさっぱりである…。本当にパソコンが必要なのだろうか?もちろん連絡や資料作成の手段としては必要だが、いくらインターネットを見てもそこから新しいアイディアは出ない… 思い切って、「パソコンを見る時間を1日2時間まで」と提案した。
 パソコンがなくなると、その分自分の頭で考えなければならない。今一番大事なことは何か…結果を出すためにどうしたらいいか…?日頃、一番多くの時間を割いているものを省いてみると、見えないものが見えてくる。

日本経済新聞 社説
 日本のビジネスパーソンが一番読んでいる新聞、日本経済新聞の社説に、当社の人材育成の取り組みが紹介された。昨今、経営のグローバル化の貴重な戦力として、海外人財活用の動きが広がっており、我々のGMCに対する信頼と期待はますます高まっている。

2014-07-18

M-net 2014-07-18

 グローバル化が進む中、南富士もベトナムとインドネシアに事務所をオープンした。中国・ベトナム・インドネシア・日本と、アジアを舞台に新しい事業に挑戦していきたい。

ジャカルタ事務所(インドネシア)OPEN… ダルマプルサダ大学内(4階)

ハノイ事務所(ベトナム)OPEN… ハノイ工業大学内(2階)

マイスター学校 in ハノイ
 ハノイ工業大学と組んで、「マイスター(職人)学校」をスタートした。高度人材(4大卒技能者)である。3ヶ月間、屋根工事の技術と日本語を勉強し、成績優秀者は日本で働くチャンスがある。43名もの応募者から10名を選抜、7月16日からさっそく教育がスタートした。
 ほぼ全員が農家の出身で、礼儀正しく、まじめで勤勉である。皆、チャンスに目を輝かせ、モチベーションはとても高い。けっしてやさしい道ではないと思うが、全力で勉強し成長してください。期待しています。

2014-07-08

M-net 2014-07-08

転地療法
「転地療法とは、空気と気候のよい土地に移住する療法」とある。知人の子供さんは健康がすぐれず、病院に行っても治らない・・・という話を聞いた。内科的、外科的でなく、精神的なストレスとの事。
 私は、自然も人柄もよい○○国を紹介し、のんびりと3ヶ月から6ヶ月生活したら健康になりますよと話した。医者ではないので、病気の事はあまりよくわからないが、人間は環境で心も頭も転換できると思っている。人は環境によって形成されていく。人間をつくっているのは環境50%、教育30%、天性20%と思っている。環境を変えていく事や良い環境づくりが大切である。

持っている→活かす
 情報もあり、知識もあり、頭の良いAさんとお会いした。しかし、話をしていても話がはずまないし、広がらない・・・。なぜか考えてみた。人間力(人間的魅力)がない。自分中心で相手の事は考えず、GiveなしでTakeのみ・・・。話をしている間に次の6つを考えてみた。
情報(持っているだけ× → 活用する○)
数字(知っているだけ× → 活かす○)
知識(知っているだけ× → 使って知恵にする○)
人脈(自分では人脈× → 相手からみて魅力ある○)
思う(自分中心× → 相手を考え行動する○)
お金(持っているだけ → 有効に活かす○)

 要は「持っている、知っている」から、「活用する」「活かす」ことだと実感した。いろいろなモノを活用したり、活かしてみると、前が広がっていき、深みも増してくる。

気づきは洞察力
 この頃、気づかない人が多い。(気づいているのかも知れないが・・・気づかない方が楽かもしれない・・・) 「気づき」はすべての原点である。多弁なBさんは、話す事が中心で、聞く力、気づき力は0に近い。自分中心のC君、まず自分の事だけで周りを一切見ないので、気づきは0。話はうまくないが、聞く力のあるD君は、気づきと同時に先を見る力(洞察力)が身についている。特に、言葉より行動からの気づきは、人を大きくさせる。
 まわりや相手を見て、気づく力を身につけたい。気づきは見えないものを見る力「洞察力」につながっていく。