2014年4月28日月曜日

M-net 2014-04-28

S.T.S.T
 某勉強会で、『S.T.S.T』の話をした。仕事をするためには、次の4つのステップが欠かせない。
【S】Study:…まず幅広い、そして専門的な勉強が必要。そして事前準備も欠かせない。
【T】Think:目的達成の強い思い。それを実現する企画や提案が必要である。
【S】Story:あらゆる事にシステムや物語(ストーリー)がなければ、スムーズにいかない。
【T】Try:最後は挑戦。そしてやり抜く。
 勉強しなければ、アイディアや知恵も出ない。自分で考えられなければ、仲間で、チームで考えればいい。思いつきや現象だけの判断で物事をやってもうまくいくわけがなく、ストーリーが大切である。実際にやってみると、なかなかストーリーどおりにうまくはいかないが、そもそも計画がなければチェックもできないし、周りには全く見えない。そして最後は実行である。失敗してもそこから学ぶことは多い…。
 自分はどこが弱いか、不足しているか、そしてどこが強いのか、心と時間に余裕を作ってチェックしてみてください。

目の輝き
 毎日、国内・国外と多くの人と出会っている。魅力的な人が多い… どんな人かというと「目が輝いている」人である。今年の新入社員のK君、N君は大きな声であいさつし、キラキラした目で「仕事が楽しいです」。インドネシアから来日する二人の大卒技能社員Z君、D君。そして、GMCのスタートメンバーのA君、Aさん男女2名、ともに笑顔で目がキラキラ輝いている。未知への挑戦や可能性をかける若い人たち。
 経営リーダーでも、A社のOさん、Y社のN社長、I社のY会長、S社のT社長… 常に新しいことに挑戦し、自ら先頭に立って行動して、明るく前向きで頭が下がる。文章や言葉では分からないし、ごまかすこともできるが、「Face to Face」で会ってみると顔が見えてくる。特に「目に輝き」のある人は魅力があってワクワクする。同じ仕事をするなら、こんな人たちと仕事をしたい。

自分で道を拓く
 慶応GMCクラブのメンバーMさんが、3週間のインドネシア研修を終え、報告会を行った。「日本語を教える」という目的のもと張り切って準備していったが、いざ現地に行ってみると何一つ計画通りにいかない。孤独感で途方に暮れたが、自分が考えてきたものすべてを捨てて気持ちを切り替え、自分にできることを考えて実行したとのこと。最後には、Mさん主催の学びの場に多くの学生たちが集まってくるようになった。机上で考えた通りにいかないのが発展途上国である。想定外の状況であっても、自ら考え道を拓いたMさんの実践力は大変すばらしい。

2014年4月18日金曜日

M-net 2014-04-18

GMC
 2005年~中国武漢でスタートした「Global Management College」が満10年を迎えた。今では中国だけでなく、日本、インドネシア、そしてアジア各国へ広がろうとしている。もう一度GMCの意味を確認したい。
G … グローバル。つまり世界中どこの国でも仕事が出来る
M … マネージメント。経営の出来る若き頭脳リーダーづくり。経営には3つのものが求められる。
 ① 管理力 ② 創造力(新しい市場づくりや、新しい事業づくり) 
 ③ お金を得る(収入があって支払がある。お金をつくり出す力)
C … カレッジ。学校、私塾である。「TeachよりLearn」。そして「実践教育」中心である。
 MBAなど幹部養成学校は世界にいっぱいどこにでもあるが、GMCは経営者を作る学校である。能力も求められるが、それ以上に「人間力」がベースとなる。「柔らかい頭」「素直な心」「何事にも挑戦する」の3つが入校の条件でもある。大きな組織や各国に広がっていく時、改めて「基本理念」の大切さを再認識して欲しい。

通訳
 海外に出張する時、通訳をお願いする事が多い。通訳する人にも三つのタイプがある。
A君、言っている言葉ではなく意味や意図を伝えてくれる人
B君、言っている言葉をそのまま伝えてくれる人
C君、都合の悪い事は通訳せず、都合の良い話を中心にする人

 先般もNさんは私の意図を伝えようと自分の国にはない私の言葉をあらゆる方法で必死に伝えてくれていた。素晴らしいの一言に尽きる。通訳だけでなく、あらゆる事に通じると思う。A. 意図の分かる人    B. 額面通りの人   C. 自分の都合だけの人

話は分かりました
 人と話をする機会がいっぱいある。先日H君と話した時、「社長の話は分かりましたが、残念ながら理解できません…」この言葉に私は大変嬉しかった。分からないのに表面的に言葉だけ分かっていてもどうしようもない。「話は分かりました」と言って、何の変化も行動も起こさない人が多い…。これは分からないのと同じである。又、話を聞いて、自分では出来ていると勘違いしている人も多い。分かる為には「聞く姿勢」「柔らかい頭」「素直な心」がなければ、話は通過に過ぎない。分かる事を出来る事(少なくとも挑戦する事)に持っていきたい。今までの経験や常識、固定概念が正しいと思う限り進歩や発展はない。学ぼうとする頭と心を持って人の話を聞くと、様々な気づきや成長の芽がいっぱいある。

2014年4月8日火曜日

M-net 2014-04-08

“タテ掘・ヨコ掘”経営
 4月1日から新年度が始まった。創業70周年を迎える今年、縦横同時に事業を掘りすすめていく『“タテ掘・ヨコ掘”経営』を一年の方針にした。ダントツの日本一をめざし、事業の強化と深化をはかる総合外装事業部の【タテ掘】。一方、これまで中国で展開していたGMCをインドネシアなどアジア数国で立ち上げJapan・Asia・Chinaに頭脳ネットワークを広げる【ヨコ掘】。
 グローバル化や日本国内の消費増税など、社会環境の変化がますます顕著になる中、原点である「人づくり」をベースに、強かに、世界に羽ばたく企業を目指していきたい。

気骨を持つ
 ヨーロッパやアジア、北米から南米まで、世界で事業を展開しているN社の社長とお会いさせて頂いた。中国や世界で修羅場を潜り抜けてきた気骨のある方で、目的意識や主張は明確。質問や話はいずれも核心をつくものばかりであった。
「日本人だけではもう無理。世界で戦えない。欧米企業に勝てない。」
「中国の優秀な人材が欲しい。英語と中国語があれば日本語不要。男女は関係なく人物本位。」
「良い製品を作れば売れる時代は終わった。今は、品質が中程度でもネットワークで売れる。」
「アジアは人脈だ」という話をすると、「欧米も人脈ですよ」との事。「最後は“人”と“ネットワーク”勝負」と言うことで、お互いに意見が一致した。また、「我々はただ(世界に)商売しに行っただけで、人はまだ育てられていない」と、我々の「中国・アジアにおける人づくり」を高く評価頂いた。一歩世界に出れば、「並」では勝てない。テクニックに溺れるのではなく、日頃から「本質」に迫ることが大切である。

「頑張る」から「しくみ」へ
 当社のある部門は、最近常に売上・利益ともに好成績を上げている。責任者になぜなのか聞いてみると、理由があった。今までは、仕事量が増えて多忙になると、現場からの帰りが遅くなり、疲れた状態で積算や発注をするのでミスが増えていた。ミスをカバーするために朝早くや夜遅くに現場に行くようになり、事故が発生する…といった悪循環が続いていた。
 数年前から、いくつかの業務のうち、分業化・専門化する「しくみ」をつくり、自分たちしかできない事と、他でやったほうが効率の良い事を分けることにした。 これにより、大幅に時間的余裕が生まれ、ミスも減った。お客様や現場などの大事なことに時間を使い、全体を見たり先を予測しながら仕事を進められるようになった結果が数字にも表れてきた。
 個人の頑張りには限界があるが、新しい「しくみ」を取り入れることで結果は劇的に変化する。自分がやっている仕事はどうか、発想を変えて立ち返ってみてほしい。