2001年8月8日水曜日

M-net 2001-08-08

 勇気 

 「チョット問題だなあ」と思った時、「勇気を持って注意をする事が出来ますか?」「まあこの位はしょうがない、大目に見よう」と思っていると相手はドンドンエスカレートして来る場合がある。問題が大きくなってどうしようもなくなってからでは遅い。

 何でも注意する事ではない。
  1.基本的な事、
  2.整合性と言うか理に合ってない事、
  3.他人や周りの人に迷惑がかかる時などである。

自分に自信がないとか、注意をすると相手と人間関係がうまくいかなくなってしまう、又雰囲気が悪くなってしまう…。など、出来ない理由を考え、ズルズルと行ってしまう場合が多い。今回も「ある問題を発見し」思った。直接の上司が無理ならその上の人が勇気を持って注意してくれたら…。

 学生時代に授業中、教授の書いた本の内容と、話している講義の内容が違っていた。手を挙げ「先生、本と話が違いますがどうなんですか?」と質問をすると先生曰く「大勢の中で違いに気づき、手を挙げて発言する勇気を高く評価する。よって君は次週より私の授業には出なくて良い。100点を与える…」私の行動を高く評価してくれた素晴らしい先生であった。思った時にやらなくて悔やむより、たとえ失敗しても行動して得るもの(体得)の方がはるかに大きく、一生生きている。

 新しい何かをやる時も、又やっている事を撤退する時も、勇気が無ければできない。我々も勇気を持って自社改革や新しい事業、新しいシステム作りに挑戦している。


与える事は奪う事

 年長者や上司、経験のある人は、若い人より知識や多くの失敗を積み重ねることによって先を見る目などを持っており、つい結果を先に言ってしまったり、答えを出してしまう。つまり若い担当者が考える前に指示をだしてしまう。スピーディーに処理も出来、ミスも少なくて済んでしまうが、こういう環境で育った人は何年経ってもいつになっても上司や周りの人からの指示を待ってしまう。

 私もこう言う失敗をしたが、上司としては方向性、ポイントなど大切な事は示さなくてはならない。不透明な昨今、この将来の方向性、つまり進むべき道を示す事が一番難しい。上司の役割は何か、部下の役割や分担は何か、もう一度見直し、考え直してみたい。それと部下に対して上司が細かい事までやりすぎたり、上司の為に部下がやりすぎると、相手は甘え、自然とそれが当たり前になってしまう。
 与える事は奪う事である。