2007-05-28

M-net 2007-05-28

人生は習慣である

先日親戚の結婚式に出た。
あいさつの中で「人生は習慣である。結婚とは今までの習慣を変えることであり…」と話した。
もう1つ、結婚式には参加していない2人の話しをした。新郎の父は数年前に亡くなっている。その後を祖父が力を入れて育ててくれたが高齢で参加できない。「菊づくり 菊見る時は 陰の人」で、表面的に見えるものだけでなく、本当に祝ってくれるのはだれか?を気づき、心を少し使う事だと思った。短いスピーチだったが意外と好評であった。


夢は大きく、欲は小さく

 中国も広いが、南の地方ではすべてが商売、目先の利益で動く人が多い。
 「夢は小さく、欲は大きく」生きたらいつまでたっても満足する人生は送れない。
私は「夢は大きく、そして欲は小さく」生きたら満足出来る人生が送れる…と思う。小さな満足をいっぱい持つ事がすばらしい人生になると確信している。
この事に気づくか否かである。人は環境に左右されやすいが、目先だけでなくチョット先の展望があると苦も楽しみになってくる。


変化力

時代はすごいスピードで変化している。
しかし、私達は変化について行っているだろうか?
世界の歴史を見た時、生き残ったモノは、強いモノでもなく、大きなモノでもない。
変化に対応出来たモノだけが生き残っているように見える。
知人で頭のすごく良い人がいる。頭脳明晰である。
しかし、この頃「おや!」と思う事が時々ある。時代の変化は私以上に知っていると思うが、知識だけに終っているように見える。変化を自分の生活や仕事に置き換えていかなければ、知識が知識で終ってしまう。
例えば、パソコンの出来ない人は時代に適応できないように…知っている事でなく使わなければ役立たない。又同じ事を毎日繰り返すだけでは成長、変化を望めない。
時代の変化に対応するのではなく、時代の1歩、いや半歩先を歩きたい。動くモノ変化するモノは魅力ある。1年前、5年前と比べて自分は変化、成長しているだろうか?


2007-05-18

M-net 2007-05-18

やれば出来る

Cさんが日本語を約1ヶ月でマスターし、日常会話が出来るようになった。(Cさんは中国人)
Yさんが中国語を約1ヶ月でマスターし、日常会話を話し、中国語でチャットが出来るようになった。(Yさんは日本人)
二人に共通するものは何か考えてみた。3つあるように思える。

① まずお互いに外国語を覚えようとする意欲が人一倍強い。
② 二人とも基礎力がある。(基礎力とは聞く力、見る力、話す力、理解する力など・・・)
③ 学ぶチャンスを活かしている。

別の言い方をすると、「意欲があって、基礎力があって、チャンスがあれば何でも出来る」
逆の言い方をすれば、意欲がなければ何をしてもダメであり、意欲とチャンスがあっても基礎力がなければ目標は実現しない。そして、意欲と基礎力があってもチャンスがなければ可能性は非常に小さくなってしまう。
意欲と基礎力は自己努力で出来る。しかし、チャンスは自己努力だけでは難しい。
言葉は手段であり、目的はこのC,Yさんが覚えた外国語を使ってどんな仕事をするかが楽しみである。


スピード

 ある勉強会を行い、レポートを提出して下さいと言って、勉強会を終わりにした。
しかし、この終わりは当面の終わりであって、勉強会はレポート提出まで続いている・・・・。

Aグループ、 即メールでレポートが届く。
         中味は別としてスピード対応で文句なし。 
Bグループ、 翌朝までにメールが届く。並の人である。
Cグループ、 24時間以内にメールが届く。
         レポートの中味も薄く、スピードもなくギリギリ合格。
Dグループ、 48時間(勉強会から2日たってやっとレポートのメール)
         日頃の成果も少なく問題児。
Eグループ、 こちらからどうなっているかのメールの後、
         渋々言い訳をしながらレポート。論外。

同じ話を聞いても、A~Eの格差である。
今回は中味を問わないとして、自分の立てた計画に基づいての実行、挑戦である。失敗を恐れないで行動してほしい。特にD、Eの人は、意識を変え、私を見返してほしい。
私の考えるスピードとは、「即」「翌朝までに」「どんなに遅くても24時間以内に」の3つしかない。


指示で動く人

ある問題が発生した。どうなっているのだ・・・と思い、頭にも来た。
しかし、冷静に考えてみると、その人は常に人の指示で動いている。つまり指示がないと判断もできない、行動も出来ないのである。悲しいかな、この人が判断すると判断ミスで、又問題が起きる・・・。  人間は完璧ではないが、総合的にそして相手の立場で自主的に判断し行動できる人間となりたい。

2007-05-08

M-net 2007-05-08

目の輝いている新入社員

当社にも4月に新入社員が入った。目の輝いている社員がいる。

A君: 会社の寮に入る時、カバン一つである。「どうした?荷物がほとんどない…」
A君は「学生時代を終わりにし、しがらみをみんな捨ててきました。古い荷物や布団は整理してきました…」「新しい布団もこちらで買います…」
思う事は出来ても、実行となるとなかなかむずかしいのが現実である。しかし、それを自らの意志で思い考え、行動している。A君のこれからが期待され、頼もしい限りである。

B君: 入社早々、仕事が多く夜遅くなってしまう日が多い。たぶん、家族も心配してい
    ると思う。そんな中でB君は笑顔で、いやな顔もせず、「私は総合職ですから、
    何でもやりますので大丈夫です」と明るく元気に仕事をしてくれている。
    『Welcome提案制度』でこれから問題点に対して提案を出してくれれば文句なし
    である。一つの事を成し遂げ、一回り大きくなって成長していく事を心より願って
    いる。

こんなA君、B君に会社としてさまざまなチャンスを与えていきたい。


成果の出ない部門

 当社にもさまざまな部門があるが、パッとしない部門も残念ながらある。
思いつくままに記してみると、

1.勢い、パワーがない。年齢は若くとも若年寄。
2.情報に関して鈍感である。
3.自分ではやっている…と思い、自己満足で終わっている。
4.何よりもリーダーが昔のやり方そのまま。マンネリ化。
5.スピードがない。

では、どうしたらいいのか?

1.勝者には勢いがある。知恵とパワー。
  (勢いよく食べて、寝る、そしてマトを絞って集中)
2.すべてに敏感になる。今は情報化社会で情報が命
  (分らない人は少しツネッてみると痛い)
3.目線が低い。お客に求めているものを提供する。
  (常に相手の立場で考え、行動する)
4.社会は常に変化している。変化できるものだけが勝ち残る。
  (変化力は54321、どれですか?)
5.即実行、即挑戦。スピードに理屈はいらない。(スピードは54321、どれですか?)

気づく事がすべての原点である。
成果を出すにも、創造するにも、意識や行動を変えるにも…。
気づいて、改善でなく、改革・変革をしてほしい。気づいたら、勇気を持って行動してほしい。
失敗を恐れないで。成果や結果はついてくる。