2006年6月28日水曜日

M-net 2006-06-28

GMC卒業式

 昨年の7月に武漢でスタートしたGMCが西安、広州、北京と4地区に広がり、1期から4期まで終了する事が出来た。中国のトップ大学からの応募者が年間で45,000名を超え、今回卒業生が45人である。(実に実質的競争率は1,000人に1人である)
 6月21日に全国から武漢に学生を集め、GMCの卒業式を行った。地元のトップ大学の武漢大学、華中科技大学、武漢理工大学から学長クラスの出席を頂き、盛大にとり行われた。一人一人に卒業証書を渡し、その中に彼らの人生訓となる言葉を一人一人に書いて渡した。特別に協力、努力してくれた学生4名に、MVP賞、社長特別賞、成長賞、貢献賞の4つの賞を手渡し、感謝の意を表した。
 45名の卒業生が7月から日系企業の幹部として活躍を始める。無名のGMCを信じ、共に夢を語り、共に勉強してきた仲間達。チャンスを活かして変化、成長し、大きな力となっていく事を実感した。私だけがそう感じたのではなく、卒業生一人一人もそう感じ、素晴らしい財産となる事を自分の目で確認した。


AIC(アジア頭脳集団)開会式

 GMC卒業式と併せてAIC(Asia Intelligence Crowd)、日本名「アジア頭脳集団」の開会式も行った。GMCを卒業した人達の組織で、彼らはこれから実社会で企業の幹部として活躍していく。一般的に大学等を卒業した人は、それまでの友人や職場で得た情報、知識、ネットワークを活用して公私共に生きていく。しかしこのGMCの卒業生達は、アジア(日本、中国、他)の人的ネットワークを活用し、北から南までの、しかも様々な大学の友人達との情報や知恵の活用によって、より幅広く、より深く活躍していける。今年は45名の卒業生だが、来年度は100名のGMCのメンバーを計画している。つまり各組織のトップや幹部、若い有能な頭脳などがドンドン増えていく組織である。

 そしてこのAICで得られる3つのチャンスは、
  1)学びの機会
  2)出会いの機会
  3)挑戦の機会
である。交流、情報交換(メール、会議)やサポート、指導、チャンスなどを活用し、このAICは挑戦と成長の舞台を創っていく会である。
 一人で活躍する時代から、仲間やネットワークなど目に見えないものを財産とする時代が目の前まで来ている。この会が将来アジア地域に於ける「プロ経営者集団」となり、国境を越えて真の「グローバル・マネジメント集団」となり得る第一歩を歩み始めた。



2006年6月18日日曜日

M-net 2006-06-18

ガーデンゴルフ

 今、北海道を中心にガーデンゴルフ場が活況を呈している。
 ガーデンゴルフとは文字通りガーデン(庭)を活用してコンパクトなゴルフ場を作り、そこでゴルフをする事であるとの事。
 先日依頼を受けて北海道の私立短大で講演を行った。その折、そこの学長よりこのガーデンゴルフ場の話を聞き、この短大の敷地内にも今夏オープンすると言うのである。若年人口減の中で学生集めにも役立つ。そしてこのゴルフ場は身体障害者や車椅子の人も活用できる施設にし、ここの福祉学科、介護学科の授業にも活用したいとの事。

 ここの学長はすごく頭は柔らかいし、行動力もある。並みの短大の学長ではない。聞けば3年前まで某大手サービス産業の役員をしており、民間の発想とスピード感覚を持っている。話をしていて実に楽しい。久しぶりに魅力のある人と出会えた。

 この短大で私が講演したのが「総合講座」と言い、学長が担当し、毎週各方面の一流の人を呼んで話を聞き、学生一人一人が何を得、何を考えるか、自分で考えさせると言う。なるほどとうなずく事が多い。帰る時、今日の講演がパネル写真(A1サイズ位)となって、土産として頂いた。頭を使った学校運営(経営)である。廊下ですれ違う学生達も殆どが笑顔で「こんにちは」と挨拶をしてくれる。一日を費やした講演だったが、満足のいく一日であった。


1ヶ月3万円で生活?

 1ヶ月3万円で生活できますか?と日本の人に質問すると…冗談かと思って笑って答えない。
 日本の地方都市で留学生活をしているAさんは、収入が奨学金の月額3万円だけである。部屋代が学校の寮なので月9,000円、残り21,000円で1ヶ月を生活する。30日で計算すると、1日の生活費が700円の範囲内で自炊生活している事になる。
 一見不可能と思える事でも、やり方によっては可能となる。まずやろうと決意し、計画を立てて実行すれば、大抵の事は出来ると教わったような気がし、何か得をしたように思えた。
 同じ日本の中で1日3万円を稼ぐ人もいれば、1ヶ月を3万円で生活する人もいる。


長所、短所

 ある事業をしているYさんがビジネス(経営)の相談に来た。
 社会が激変し、今までやってきたビジネスがドンドン減ってどうして良いか、どう考えたら良いか分からないので相談に乗って欲しいとの事。
 私はその業界の事がよく分からないので、まず「現在の、自社の長所と短所を書き出して下さい。それを見て改めて話をしましょう」と話をした。
 何事でも長所を伸ばし、特徴を出し、差別化を図らなければならない。
 自分の、仕事の長所、短所を一覧表にしてみると、問題解決の糸口が見つかると思う。


2006年6月8日木曜日

M-net 2006-06-08

目線

 レベルの高いお客様に高額商品を買っていただこうとしているが、なかなかうまく行かないS君がいる。努力はしているが、成果が出てこない…なぜだろう?どうしたら良いだろう?
 お客様の目線と自分の目線(レベル)に大きな差があるように思える。
 お客様や相手に合わせた目線になって初めて会話が出来る。自分のレベルが低すぎてはビジネスの前の会話すらできず、商談までは全然届かない。お客様と考える層の雑誌を読み、考えているだろう話題を勉強し、何か一つや二つの提案や問題提起をしなければ、相手にもしてくれない。自己中心なんかは問題外である。その時の為に日々勉強しなければ、チャンスをものに出来ない。

 話は変わるが、先日大阪の友人と久しぶりに再会した。彼が一緒に夕食を食べようとホテルリッツカールトンに予約してくれた。料理はまあまあだが、世界一、日本一のサービスとの事で、期待して二人でレストランに入った。なるほど、納得のいくサービスである。車を降りた途端にドアの所まで迎えに来てくれる。荷物を持ちレストランに案内してくれる。まるで仲間のように親近感がある。なぜこんなサービスが出来るのか、友人に聞いてみた。
 ホテルマンである限り、お客にはなり得ない。紳士淑女になる為には、ホテルマン自身が紳士淑女になれなければ、お客様に満足はして頂けないので、まず紳士淑女になる教育を徹底的にやる…との事。「目線を同じにする」この一語に尽きる。

 言葉としては理解できるが、これを日々実行となるとなかなか難しい。しかしお客様に満足や感謝、感激をして頂く為には、目線を同じくする事が今最も求められている。もっと分かりやすく言うと、「お客様と会話が出来る」事がまず第一歩である。会話の出来ない人が多い今、スムーズに、そして中身のある会話が出来る人でありたい。


食事は身体に表れる

 毎日多忙な日々を送っているので、少し体が疲れ、マッサージに行った。
 一時間近くマッサージをして頂いて終わりに近づいた時、若いマッサージ師が私に、
「杉山さん、食事を味わって食べていませんね。ただ食べているだけですね。身体にそれが表れています。これでは疲れはとれません。もっと三食を、美味しい、味付けが良い、新鮮だ、バランスが良い、などと味わい、楽しみながら食べられると良いですよ」と話をしてくれた。

 私は常日頃、食べるのも早いし、考えるのも、決断も、寝るのも早いとよく言われる。色々とやる事がいっぱいあるので、早く片付け、処理し、次の事をやろうと考えている。このマッサージ師さんに「食べ方が身体に表れ、疲労となって出てくる」と、自分の実例をもって説明され、妙に納得してしまった。
 それ以来、可能な限りゆっくり噛んで、味わって三食を食べるようにしている。残念ながらまだ成果は目に見えて出ていないように思うが、身体には良さそうだ。

 「生活習慣病」とよく言うが、もしこんな生活習慣も原因になるのだとすれば、自分でも気づかない日々の行いが病気や健康を害している源であると気づかされた。そして又、気づかせてくれた事に感謝している。