2003年12月28日日曜日

M-net 2003-12-28

人生出会い

 1年間に「何人の人」と出会うだろうか?年間で数人の人とだけ会っている人もいれば、何百人の人と会っている人もいるだろう。又、数千人の人と会っている人もいるだろう。
 ここで言う出会いとは、従来からの人ではなく初対面の人との出会いである。
 先日も知人のRさんに話をした。「1年間で300人位の人とは出会いたい」1年365日として、土日を除くと300日で300人、つまり1日1人の人と出会う事になる。挑戦してみると300人の中に魅力のある人が10%、30人は居ると思う。良い意味で影響を受けるし、もう一度会ってもらうにはこちらも魅力が無ければならない。魅力とは「情報と話題」である。生きた情報や話題は「体験や経験」から生まれてくる。

 人との出会いの次の出会いは「本」(インターネット、雑誌、新聞)である。良い本との出会いも人生を変えてしまう。本を選べる人は人を選べると言う。相手が良く分からなかったりした時、何か1冊の本をプレゼントしてもらったり、推薦していただくと、その人物が分かる。

 3つ目の出会いが様々な「体験や経験」である。特に失敗やうまくいかなかった体験は、今までのモノの見方や考え方を変えてしまう程、役に立つ。人間は最終的には体験や経験によって決断をしていく。判断は知識で出来るが、大切な決断は知識だけでは無理である。チャンスがあれば様々な事に挑戦してみたい。そしてその結果が成功であったり、失敗であったりする。

 「人、本、経験」との出会いによって人生(生き方、個人、企業)はドンドン変わっていく。今年1年間を振り返って、改めて「人生は出会いだ」と思う。良い出会いがいっぱいあり、出会いに感謝したい。素晴らしい人達に、良い本との出会いに、そして健康で様々な事に挑戦できた事に。


チャンス

 良い人生とはチャンスがいっぱいある人生。
 良い企業とはチャンスがいっぱいある企業。
 ピンチもチャンスの一つである。残念な事に、チャンスは待ってくれないし、貯金も出来ない。チャンスを感じ、チャンスがあって、チャンスを活かして初めて次のステップがある。個人も企業も。

 私は社長として皆さんに、考えたり、挑戦したり、成功したり、失敗したりのチャンスづくり(創、造、作)を続けなければならない。チャンスとは舞台と言い換えても良い。
 チャンスは待っていても、向こうからやって来ない。こちらからドンドン何か仕掛けをして出向いていかなければならない。
 出会いと共にチャンスにも深く感謝して、1年のまとめとしたい。


2003年12月18日木曜日

M-net 2003-12-18

12月12~18日まで1週間、青島、上海、杭州を回って来た。

創造

 中国上海のお茶研究室のOさんが私に「新しい材料や素材はいっぱいあるが、それを組み合わせて新しいお茶を創り出す事が大変難しい…」と言ってきた。つまり「どうしたら創造する事が出来るか?」
 私は「近くにあるものを切断し、目の前のものを忘れ、遠くにあるものを結びつける事によって新しいものが生まれてくる。悩みや欲しいものを頭に浮かべて、needsやwantsを見つける事によって、そこからどうしたら良いかが出てくる」
その為には考える力を身につけなければならない。

1. 問題解決の為に全神経を集中させる
2. 頭の回転を早くする
3. 固定概念や思考の習慣にとらわれずに、様々な角度から考えてみる
4. その為に幅広い知識違った経験や、体験が必要である
5. 最初は意識し、それを習慣化し、実践して、最後は自分のものとする

創造にも「無から有を生む創造」と「様々なものを組み合わせ(掛け算)て従来とは違ったものを生み出す」方法の2つがある…と話した。


自分を語る概念と言葉

 広い中国では地域によって考え方が全く違う。どうしたら良いか?ましてやこれから我々は国際化がますます進んでいく。明確な座標軸(物差し)が必要である。
 つまり自分の哲学(自分を語る概念と言葉)を持っていないと振り回されてしまう。
 客観性や一貫性が求められる。

 「頭の活性化マガジン」(M-net)も、2000年2月18日よりスタートし、3年10ヶ月となる。
 この全号を中国語に翻訳し、「闘脳活化(M-net)」と言う小冊子にして持ち歩き、話の途中でこんな事をしています、と見せると、多くの知識人やリーダー達も一目置いてくれる。突然の訪問や初対面でも一緒に食事をしていきませんか、ぜひ一緒に食事しましょう…とお誘いを受ける。ぜひ一緒に仕事をしましょう、と話が弾んでくる。

 言葉だけではその場は盛り上がってもすぐ消えてしまう。この小冊子や長年続けている「奨学金」の支給、大学(院)生達だけで事業展開している武漢大学「創業塾」など、自分や当社を語るデータや資料は、明確な座標軸となった。物を製造したり、買ったり、売ったりするハードも分かりやすいが、ソフトでもハード以上に大きな力となる事を実感した。
 

2003年12月8日月曜日

M-net 2003-12-08

コミュニケーション

 ある得意先の社員が当社の件でミスをおこし、注意を受けた。
 2日後、その得意先の社長と新幹線の中でバッタリ会った。
 その社長は目が合うなり私に、「先日は当社の社員がご迷惑を掛け、本当にすみませんでした…」
 ミスは誰にもあるのでしょうがないが、失敗した得意先の社員はそれを見てその日のうちに上司やトップに報告をしている。ほう・れん・そうを身につけ、実行している素晴らしい会社である。

コミュニケーションは自分の意思や考え方、感じた事、やった事を関係ある人に伝達する事である。文字や言葉、絵、身振りなどの手段を用いてスピーディーに行う事である。最初は意識してコミュニケーションを計り、それがしばらくすると習慣になり、最後は自分自身のものとなる。

 自分勝手に判断し、「しなくても良いだろう」「分かってくれるだろう」や「忘れていました」では相手や周りから信頼されない。タイムアウトでコミュニケーションを計ってもダメである。簡単な事は言葉で、そしてA-4 1枚の文章で伝える事が出来ると完璧である。


検討ではダメ。まず結論(YesかNo)を

 A君と1時間話をした。最後に「どうしますか?」「結論はどうですか?」との私の質問にA君は「検討して後日、答えをお伝えします…」
 私は「A君、もう帰って下さい。時間の無駄でした」「この場で結論が出せない話を1時間も聞いて、最後に検討しますでは、君は勉強になったかも知れないが、私にとっては意味のない時間でした」とキッパリ。A君は「分かりました。やりましょう…」

 世界で仕事をしていて、日本人は「よく分かりました。帰って上司と相談し、検討して答えを出します」と言い、決断力の無さをバカにされている。交渉に決断力の無い人が、相手をバカにしている事でもある。
 世界では1人で来訪し、その場で「Yes,No」をはっきりする人が能力ある人と評価されている。国際化の中でこれから我々日本人もその場で決断できるトレーニングをしておかないと、相手にされなくなってしまう。

 その場で決断する為には、事前の勉強をし、よく話を聞き、本質を見抜き、相手を洞察し、今だけでなく少し将来も見通し決断をしなければならない。そして出した答えに対して出来る方法を考え、挑戦や実行をする事が人やビジネスを大きくしていく。
 「チャンス」と「時間」は貯金できないし、待ってくれない。チャンスを活かそう。