2012年10月28日日曜日

M-net 2012-10-28

GMC
 GMCの第21期が11月上旬よりSTARTする。GMCの学生から頂いたアートが大変わかりやすい。教育前と教育後の自分を漫画で表している。

結果にこだわる一流、努力に満足する二流
 A君は言われなくても結果を数字で示し、この結果を出す事に全力を注ぐ、一流人材である。勿論事前準備、情報の活用、課題発見と解決力、コミュニケーション力や様々な問題に対する対応力…など、良い結果を出す為に万全の体制で臨む。常日頃から何事にも挑戦し、いざ本番となるとそのまま実力を発揮する。  一方、B君は努力した、勉強になった、これからの経験を活かす…など、努力に満足している。本来の目的を忘れ、努力した事のみが中心となってしまう。自分に甘い…。プロとして、A君のように結果にこだわる人を目指したい。

2012年10月18日木曜日

M-net 2012-10-18

自主的な行動
 先日、当社中国の社員Fさんに会った時に、私はFさんに「先の日中問題で多大な被害を受けたA社のトップと来週お会いすることになった」という話をした。すると数日後、FさんからA社被害に関する状況、原因、対策をまとめた文書が送られてきた。彼は、私のちょっとした一言を聞き、何か役に立てる事はないかと自主的に考えて、早急に調べてくれたようだった。
 私がそれをA社のトップにお見せすると、まったく事実をよく掴んでいて、分析も的確だと驚くと同時に、ぜひこの課題の解決に協力してほしいということになった。言われてやったらあたりまえだが、言われる前に自ら気づいて行動すると、相手に驚きや感動を与えることができる。さて、あなたは今日、自主的な行動をいくつやりましたか?

総論でなく各論で
 最近、中国の事でいろいろな方から話を聞きたい、相談したいと言われる事が多いのだが、私はできるかぎり総論でなく各論で話をするようにしている。先日もある新聞社の記者Bさんが私のところに中国の事を聞きたいとやってきた。ひと通り話を終え、何か質問ありますかと聞くと、私の説明に対し、こう質問をしてきた。「杉山さんは○○がダメな理由を5つ挙げていますが、どうしたらよいのかそれぞれに対する具体的な方策をお考えですか。」
 私は一つ一つの解決策を具体的に答えた。Bさんは「そこまで考えているのですね。それならうまくいきますね」と納得してくれた。記者として、読者が知りたいであろう事をその場で、各論でズバッと聞けるBさんは、きっといい記事を書くだろうと思う。大体わかったとか、漠然とおもしろかったというだけでなく、何事も各論で考えて、質問をし、話をすることは、理解力を深める第一歩だ。

これからの就職先について
 日本の有名大学のある学生が、私に真剣な顔で質問をしてきた。「私は将来を考えて、商社か金融に就職しようと思っていますが、杉山社長はどう思われますか?」私はこう答えた。
 頭の良い人なら、3つの「つくる」産業へ行くと思います。
 「作 る」 メーカーでモノをつくる。
 「つくる」 人をつくる。
 「創 る」 創造産業。新しい価値、ニーズを生み出すこと。

 21世紀はお金(マネーキャピタル)から、人(ヒューマンキャピタル)が中心の時代になるのです。先をどう考えるか。一歩先、二歩先、三歩先まで考えて就職も考えてみたらいい。あなたはどう答えますか?

2012年10月8日月曜日

M-net 2012-10-08

“教”と“育”
 先日、著名なK先生とお会いさせていただいた。北京大や清華大をはじめ、世界各国で講義活動をされていらっしゃる。ご自身で英訳された「武士道」をベースに、日本の文化・精神を“教えている”とのこと。一方、私が行なっている教育は“育てる”ことが中心である。若い人財にチャンスを与え、座学でなく実践を通して学ぶ。また、難しいことを難しいまま教えるのではなく、難しいことを易しく、分かりやすく伝えるようにしている。
 私の話を聞いたK先生は、「今まで、中国でやってきて大抵のことは知っていると思っていたが、こんな活動をしている人がいるなんてまったく知らなかった」と、たいへん驚いている様子。世の中にはいろいろな価値観があり、いろいろな人がいる。

“死”
 世界的に高く評価された日本映画「おくりびと」の原作者である納棺師の方のお話を伺った。納棺師とは、遺体を棺に納める仕事である。「動物は死を恐れない。死ぬことを知らないから何も怖がることなく、猪突猛進で全力前進できる。一方、人は死ぬことを恐れる。だから“神のもとへ帰る”と考えて、その恐怖から逃れようとする。
 人は亡くなるととても安らかな顔になる。それは、本来の“動物”へと戻っていくからである…。」普段の生活において、知識や経験は役立つものである。だが、先行き不透明な時代には、これまでの知識や経験が逆に弊害となってしまう。固定概念はいらない。失敗を恐れずに挑戦することが、未来を拓く。

“国と国”から“人と人”へ
 日中問題をいかに乗り越えるか?

 日中関係がもっとも緊迫していた時期における当社中国社員の活動を紹介したM-net特別号(9月20日発行)に対し、大変多くの反響をいただいた。「複雑な時期にぶれることなく、日中の交流に尽力されていること、頭が下がります。報道に流されることなく、中国人の多くは平和を願い、良心を持っている事を忘れてはならないと思っています。貴重な情報提供有難うございました。」
 「こんな状態でも杉山さんのような活動されている人がいるのは非常に心強いことですね。」「貴重なレポート、このような日中関係において、誠に素晴らしいものだと存じます。これもひとえに、杉山社長の「人を育てる」お取組の成果かと存じます。しっかり心にとどめておきたいと思います。」
 今までは“国と国”の付き合いが主流であったが、これからは“人と人”の交流が新たな社会の流れになっていくように感じる。多様な価値観を持った人々が共存するグローバルな社会では、①理念の共有(or→and)、②大きな夢や目標、そして③リーダーが物事をどう考えるか、がポイントとなる。