2020-12-28

M-net 2020-12-28

 2020年コロナ下でのみなさんに感謝 

今年は年初より新型コロナに振り回された1年であった。
日本だけでなく、世界中が同じ状況である。
社員一人一人の努力により、仕事も大きく落ち込まず前年並に推移している。
当初はコロナウイルスについて知識もなく不安だけであったが、今は「マスク」「手洗い」 「三密を避ける」「部屋の換気を行う」などによって通常の生活は維持できている。
業務面でも多少のUp、Downはあるが、改めて「衣食住」は基本であり、屋根外壁工事はコロナにも安全な屋外の仕事であると実感している。
多くの人の協力と努力によって、このコロナ下でも大きなトラブルもなく、社員一人一人に深く感謝申し上げたい。
2021年もコロナ禍はまだ続くと思われるので、一人一人の自覚と自衛をお願いします。



 コロナ下 海外事業の状況 

当社は今、中国・ベトナム・カンボジアで事業活動をしている。 
中国の建材事業
  
ベトナムのCG業務
カンボジアIT Mester







中国でもコロナ下であるが経済活動はおおむね通常に戻っている。すごいスピードである。 ベトナム、タイグエンのCGは約30名でCG業務の中心的存在である。 
カンボジアのIT Meisterではリーダーを週替わりで担当。自分達でPDCAを行っている。

 

 2021年の世界経済の見通し (三菱UFJ銀行、調査室)

先日三菱UFJ銀行の常務が来社され、下記の資料を頂いた。(実質GDP。対前年比) 下記の表で分かる通り、2021年は中国、アジアの年と思われる。






2020-12-18

M-net 2020-12-18

 HauI Meister 撤退 

始めがある事は終わりがある。
6年半前にスタートしたベトナム ハノイのハノイ工業大学のMeister School(大卒高度人材育成学校)が閉鎖となった。
最盛期には150名の学生を養成していたが、コロナ禍の中、需要先である日本の製造業が大打撃を受け、人手不足から人余りに激変してしまった。
1年間頑張ってみたが先行きが見通せず、やむなく12月16日に閉じることにした。
長い6年半の間、ハノイ工業大学の全面バックアップと日本全国の各企業各位の協力の両輪のもと、日本の企業の技術者不足、技能者不足を賄ってきた…。
残った学生達もほとんど日本への就職が決まり一安心である。
一方水利大学(土木・建築系大学)は、従来通り人づくりを継続していきます。
関係者の皆様に大変お世話になり心よりお礼申し上げます。



 注目度No.1のRoof Meister School 


先日、細野豪志という有名な代議士が当社を訪れてくれた。 話の中で特に興味を持ったのがニート、ひきこもりの ルーフマイスターである。自分の中学の同級生も2人、 ひきこもりで、他人事ではない。家族は大変苦労している…との事。横浜の研修中のマイスター スクール13期を見学、意見交換して頂いた。「どうやって知るのか」「年齢制限はあるのか」 「心のケアはどうするのか」など親身になって理解し、 最後は「感動しました…。民間でここまでやるのは 素晴らしい。普通は親御さんからお金をもらって運営して いる所が多いが、生活費を出して教育している。 民間でできない部分を政府としてもやらなければならない」 と話して頂いた。
一方、コロナ禍でも弊社の屋根工事は 非常に忙しい。今多くのお客様に「ルーフマイスターを やっている南富士さんに是非仕事を出したい」といわれ、仕事が途切れない。 
言葉でなく実践している事の重みと、問題はいっぱいあるが継続している事で、多くの人々が ファンになってくれる。改めてルーフマイスターは会社の財産である。 
 
 セミナー2題 

厚生労働省主催の「就職氷河期世代活躍支援オンラインセミナー」が 和歌山県と山梨県で、12月13日と15日に行われ、 私も講師として呼ばれ、長時間にわたって 講演、パネルディスカッションに参加した。 
人間は一度歯車が狂うと人生が狂ってしまう。 周りが応援してもなかなかうまくいかない。 「自立」こそが全ての原点であると実感した。

2020-12-08

M-net 2020-12-08

 2009年(11年前)にお会いした経営者 

12月3日に東京のビックサイトで大きなイベント 【工務店支援EXPO】があり、講師として招かれた。 
コロナ禍で参加者は少なかったが、セミナー開始直前に 一人の人が寄って来た。 
「お久しぶりです。その節はありがとうございました。 お陰様で今年は新卒が採用できました…。」 
こちらは誰か分からず、「どちら様ですか?」と質問 すると、「2009年にお会いした京都のM建設のHと申します…」と名刺を渡された。 11年前に誰と会ったか、どんな話をしたか全く思い出せない。 それも京都からの手土産持参でコロナの中セミナーに出席して頂いた…。 
私には記憶はなくても、相手には強烈な印象(差別的商品、特徴ある展開、パワーなど)があったと思う。まさしく「人生は出会い」であり「ドラマ」である。46年間人づくりをやって来たが、 改めて影響の大きさに身が引き締まる思いである。
 「人づくり」は社会の基本であり、不変であると思う。 若い学生さんでも、経営者でも、リーダーの一語は人生を変え、活力を生み、潜在能力を発揮し、創造的な生き方がスタートする。 
 
 Roof Meister 13期スタート 

Roof Meister は、2017年3月に第1期(3名)で スタートし、早くも4年になろうとしている。 今回の4名も(北海道)(新潟)(大阪)(埼玉)の 各地から参加している。 
募集から3ヶ月の教育、そして彼らの活躍する場の 提供と、多くの社員や協力者のお陰で順調に進んでいる。
多くの若者が一度挫折しても再チャレンジ出来るそんな場づくりがRoof Meisterであり、社会の お役に立っている。可能な限りこれからも続けていきたい。 
 
 地方のリーダー 

某地方銀行の支店長とお会いした。 コロナ禍で活気がない中で、
この銀行のロビーは多くのお客様で いっぱいである。
聞いてみると、年齢の高い人が多く、パソコンやIT、 キャッシュカードが使えない人達との事。 支店長は来客が多く自慢していたが、裏を返せば人手が多くかかり、採算性は…? 
支店長曰く、我々は毎日「儲かった。儲からなかった。」と狭い地域で一喜一憂していた。 私からは、「グローバル化」「キャッシュレス時代」「中国の魅力と怖さ」「少子高齢化時代」 「地方の生きる道」「人づくり」「顔で一瞬にその人が分かる」などの話をさせて頂いた。 帰社して30分で支店長からお礼のメールが届いた。ビックリと感動とこれからの行動について。


2020-11-28

M-net 2020-11-28

 最終目標を描く 

何か新しい事を始める時に一番大切な事は「最終目標」を描いてからスタートしないと、 目先の現象に振りまわされてしまう。 
新しいプロジェクトを始めたが、担当者が目先の業務や数字だけに 注目して全体が見えず大きな目標を見失ってしまった。 現象は日々変わるので、その事の処理や当月の収支だけになって しまい、本質を見失ってしまっていた。
このプロジェクトの最終 目標は何ですか?と質問すると答えられない…。本質を見失って しまっていて、作業だけに集中していて自己満足ではダメである。 まず「大計」からスタートし、具体的に運営していけばいい。 それぞれの事業所の「最終目標」(夢)は?もう一度考え直し行動してください。

 欠点は長所となる 

求人面接をしていて思う事がある。普通は大学を卒業して 22歳~23歳の若者が中心であるが、中には年齢の高い人もいる。 諸事情によって中身も年齢もそれぞれである。 
年齢の高い人に、「年齢が高い事はマイナスであるが、それをプラスに 変えて下さい…」と話す。具体的には「5年の差があるとしたら、スピードを2倍又は3倍に上げてスタートすれば勝てますヨ…」と。皆と同じに考えるからマイナスとなるが、「皆より早くスタートしたり」「スピードを上げたり」「同時に2つやる」などが実行できればマイナスどころかプラスになる。ピンチも又チャンスである。4月に一斉入社だけでなく通年採用など、企業側も柔らかい対応が求められる。通常の仕事でも、出来る事やマイナス面もいっぱいあると思いますが、 考え方によってプラスになります。 
「社会現象を見て、本気になって、意識を変え、行動を変えると結果は大きく変わっていく」と、確信している。

 環境とチャンスで人は育つ 

環境も甘い環境と厳しい環境があるが、甘い環境では人は育ちにくい。 社会の変化に伴って、問題が発生した…。
窓口の責任者Aさんは、若い社員で ある。今までAさんは厳しい環境でも不平1つ言わず、目的を達成し、自己研鑽も 積み上げて、また素晴らしい人間である。ある大きな問題が発生し、問題発生の本質をよく説明 し、窓口となって担当になってもらうことにした。Aさんにとっても初めての体験であり、難しい 事である事は十分に分かっている…。又、1つのチャンスでもあると思った。交渉して頂き、報告 が来た。「感謝」と「事実」と「今後」についてAさんの考えを話し、相手は「ビックリ…」と言う 感じでした。と、素直な感想が届いた。最終的にどうなるか今は分からないが安堵した…。 人を育ててきて本当に良かったと実感し、改めて人は「環境とチャンス」で育つと思った。
 Aさんに深く感謝すると同時に、環境の良し悪しを言うより「その場で花を咲かせる」Aさんの人間 力に魅力を感じる。そんな人となりたい。そんな人を育てたい。


2020-11-18

M-net 2020-11-18

 古い存在が新しい進歩の妨げとならないように 

何かを始めようとするとき、今までの前例や成功体験がベースとなってしまう。 勿論良い面もいっぱいあるが…。 しかし、コロナ禍の今、情況は一変してしまった。 ビジネスも、求人も、教育も、今までの常識は 通用しない…。どうしたらいいか、誰にも 分からない。考えて、やってみるしかない。
 過去から現在を見て、思考、行動するよりも、 将来展望を考えて、今どうしたらいいかを考え 行動したい。将来展望を持つには、【社会の変化】【生の情報】そして【現状】を組み合わせて 考えなければならない。 建築の現場施工力1つをとっても、「戸建住宅はどうなるか」「所有から活用か」「都市と地方」 「IT化にどう対応するか」等々…これらを総合的に勘案し、結論を出さなければならない。 従来の価値観(常識)は通用しない。新しい施工力増強に挑戦したい。

 稼ぐ力 

資本主義は一語で「経済(お金)」であると 言ってもいい。経営は「数値(In,Out)」と 「Innovation 創造」であると思う。 「入るお金」と「出るお金」のバランスである。 会社だけでなく家庭でも同じである。「In(入る金)」とは「稼ぐ力」である。どれだけ1ヶ月や1年間にお金(収入)を得られるかであり、「稼ぐ力」がないと、思っても、考えても、1つも実現出来ない。「稼ぐ力」があって初めて採用や教育、投資、種まきが可能となる。稼ぐ力が劣ると、企業として魅力がなくなり、人も情報も集まってこなくなってしまう。お金が全てではないが、 お金は多くの問題を解決してくれる「泉」である。どんな状況下でも「稼ぐ力」を身につけ、 たくましく生きていきたい。しかし、残念ながら「稼ぐ力」の弱い人は、失格となってしまう。 頑張るだけではダメであるので、頭と行動を変えていかなければ、立ちいかなくなってしまう。 
 
 人の心を動かすスピード 

スピードには3つあると考える。即、翌朝までに、24時間以内。 多くの人と会って話をしてお礼や感想のメールをもらう事が多い。
Aさん…当たり前と思い、感謝やお礼のメールはない。
Bさん…自分目線の行動が多く、次の日や忘れた頃にメールが届く。書いてある内容も通り一遍で、何も伝わってこない。
Cさん…別れた2時間後にはお礼のメール。そして渡した資料を読み終え、その日の深夜に感想文を送ってくる。「今、行動する事の重要性を感じ、すぐに行動してみました」と、書いて あった。理解するだけでなく実際の行動に変えてメールをくれた。
元々Cさんには期待をしていなかったが、成長を見てみたいとチャンスを与える事を決めた。 Cさんのような圧倒するスピードは相手の心を動かし、チャンスを創っていく。 
スピードはPower(力)である。 



2020-11-08

M-net 2020-11-08

 行動しなければ何も解決しない 

コロナ禍で多くの人から相談を受ける‥‥。 
どうしたらいいか‥‥?勿論、私も分からない。 
思うだけ、考えるだけでは何も解決しない。
不安だけが増してくる。力が弱ければ弱いほど、 マトを絞って行動してみる事であると話す。 人と会うのも良いし、インターネット活用でもいい。
行動すれば50%は失敗がある。失敗から学べばいいと思う。 多くの人は失敗を恐れて行動(挑戦)をしない…。失敗を経験した人は人としての「味」と「深み」が感じられるし、 失敗から学んだ事で「ワクワク感」や「感動」すら感じる事がある。当社でも成績の良い営業所は、例外なくリーダー(所長)が行動している。 
従来と同じことをしている営業所はジリ貧傾向である。リーダーは目的を持って、行動したい…。 行動すれば必ず(成功や失敗を含めて)が出て解決の糸口が見つかる…。


 うまくいかない時どうするか? 

と、言う質問が次に出てくる。 
努力してもうまくいかなかった時は2つの道が考えられる。
1、その仕事が時代に合っていない
2、やり方が悪い
事業や仕事が時代に合わないと感じた時はスパッと止める。
そしてエネルギーを他に使う。 やり方が悪いと思った時は、人を変える。人とはリーダーを変えることである。人を変える事に よって全員の意識も変わり、風が変わる。勇気をもって決断をしなければならない。 
もう1つが、組織、チームの中に「異能」を入れる事によって新しい発見や気付きが生まれてくる。これからの時代は異能の活用の時代かもしれない。同質化された企業や社風、組織では 勝つことが難しい。

 どうしたら頭の切り替えが出来るか? 

人間は皆1日24Hである。
この時間の有効活用が頭の切り替えにつながる。 
私は常に1つの仕事は30分単位でやる。 
もう1つが研修や教育は3ヶ月で終了と決めている。 
人はどうしても楽な方に逃げたり、出来ない理由を見つけて自分を正当化したくなる。 1つの仕事を30分単位で処理すると、8時間で16の仕事が出来る。自分にもプレッシャーをかけない といけない。教育も3ヶ月でなく4ヶ月、6ヶ月かかるかもしれないが、目標(メド)を立てて行動 すれば頭を使って期限内に終了しようと努力、工夫してくれる。コーヒーを飲んだり、お茶を飲ん だり、外に出て気分転換をする事も大切だが…。こんな話をして質問者に答えている。 正解かどうか分からないが…1つの道(私のやっている事)です、と。




2020-10-28

M-net 2020-10-28

 江戸川営業所OPEN 
江戸川営業所

10月28日東京都内に新しく江戸川(営)がオープンした。 当面はリフォーム中心であるが、屋根・外壁工事も順次事業展開していく。
 
コロナ禍の中での投資や、新しい事業展開は、勇気と決断、そして何よりも担当者の思いが事業の可否を決めていく。 
K新所長は、「人が育ち、挑戦し続ける営業所でありたい」と方針を述べた。
 特筆すべきは、今までにない柔軟な発想だ。「リフォーム、屋根・外壁工事の従来型でなく、 新規事業として、都内に多い空き家を活用するなど、新しい事に挑戦していきたい」。 K新所長の若さとバイタリティ、行動力に期待している。 
江戸川営業所から、新しい展開が始まる。


 カンボジアIT学校(IT Meister) 

(IT Meisterの第1期メンバー)

今日本はデジタル化に遅れ、来年にデジタル庁を新設し、デジタル化を推進していく予定である。
当社に於いても、総合外装事業部はペーパーレス化をすすめ、 iPadによるデジタル化を全部門に広げ、積極的に展開している。
 新規事業を始めたり、ITを使う為にはお金も必要だが、
スクールリーダー
それ以上に人材が最も大切である。この人材さえいれば、事業はスムーズにスタートできる。
昨年から準備していたIT MeisterをカンボジアNO1大学の王立プノンペン大学のIT学科と組み、本格的な人材育成が始まった。
数人の人にこの話をした所、即興味を持ち、検討して頂いている。
Meisterもどうやるかではなく、何のMeisterを育成するかであると気づいた…。 
つまり、社会が求めているものを提供したり、育成する事が大切である。


 【枠を外す】と別世界がある 

人は、常識や今までやって来た事が正しいと思って生きているし、仕事をしている。
コロナ禍で情況が一変したのに、従来通りである。残念ながら一所懸命やるともっと見えなく なってしまう。恐ろしい…。枠を外してみると、色々なモノが見えてくる。
固定概念、今まで正しいと思ってやって来たコト、成功体験、三歩先から今を見る。
知らず知らず に身に着いた枠を取り除いてみると、新しい道が見つかるし、ピンチはチャンスでもある。 しかし枠を外す事はなかなか手強い…。しかし、やってみる価値あり。



2020-10-16

M-net 2020-10-18

 人の力を借りて成功しても… 

青年海外協力隊に参加していたT君と会った。
自信にあふれ立派な考えを持っている青年であった。
日本政府の協力のもと発展途上国に2年技術やスキルを伝える仕事である。政府からお金が出て援助を求める国々へ、多くの 日本の若者が出掛けている。素晴らしい事である。
しかし政府のお金(税金)で貧しい国々の人を教育・指導する事で、いつの間にか「自分は偉い人間だ」と言う錯覚を起こしてしまう若者を数多く、アジアで見てきた。 残念ながらT君もその一人である。
自分達で汗を流したお金で教育指導をする事ならば、尊敬も出来るし高く評価したいし、その体験・スキルを是非活用したい。
南富士でもアジアで長年、無料で教育をしているが、そこで長い年月先生をしていると、T君と同じようになってしまう。
生徒は先生、先生と言って良い評価を得ようと先生にゴマをする。
それを長年続けているといつの間にか自分を見失い、錯覚して社会や会社、学校教育からズレてしまう。常に自分がその中心であると勘違いしてしまう。
【環境が人をつくる。人を育てる】は人づくりの基本である。
私達はビジネスで収益を得て、利益の一部で中国・アジア・日本で人を育てているが、これからもこの基本は変わらない。(CSV経営と人は言う) 「勝ってカブトの緒を締める」ではないが、「夢(目標)を持って挑戦し、結果を出していく」ビジネススタイルを続けていきたい。そして同じ事を5年以上やっていると、新しい挑戦もなく、マンネリ化し、現状に満足し、夢(目標)を失ってしまう…。


 米中で戦争。では日本は 

今、米国と中国がいろいろな所で戦っている。
特に経済戦争はすさまじい。
では、我々日本はどうするか?
今こそ両国の間に入って、あるいは新しい提案を出して、新しい戦略や事業展開をすべきである‥‥と思う。何か新しい事をしようとする時、必要なものが【人】【モノ】【金】の3つであり、今はもう1つ 【情報】が付け加えられている。日本は【モノ】や【金】はあるが、世界で戦える、働ける【人財】が十分でない。
人さえいれば何でも出来る。人を育てるには時間とお金が掛かる‥‥。 
「真面目に一所懸命」だけでは、世界やアジアでは戦えない。 「したたか」に「たくましく」「エネルギッシュ」に、そして「人間味」を持った人物が求められる。
日本にいなければ「中国」「アジア」で育てればいいと思って46年間やって来た。
今、当社にとって、私達にとって「チャンス」かもしれない。


2020-10-08

M-net 2020-10-08

 第51期半期責任者会議 

今年はコロナ禍の関係で51期の経営方針、入社式、健康診断などすべてが中止となり、 皆さんにご迷惑をおかけしています。 そんな中で、10月1日に半期の責任者会議を横浜で行った。 広い空間、窓を開け、ソーシャルディスタンスなど細心の注意を計り、2時間行った。

【南富士の現状とこれから】と題して、
目的を持って行動すれば必ず結果が出る
・下請けはチョット頭を使わないと勝ち残れない
・これからについては「中国」「新規事業」「江戸川営業所開設」「人材育成」「日本の生きる道」 「南富士の生きる道」などを話し、社員の意識改革を強く求めた。
ピンチをチャンスととらえ、一人一人が「ミニ経営者」としての自覚と行動を期待している。

 北京語言大学 東京校 

中国の大学の1つである上記大学が、日本校を東京池袋に開設している。
学生数350人で、2年間は中国で中国語や文化を学び、その後東京校に戻るか留学を継続する。 日本人が150人で残りの大多数は何と、ベトナム人である。(ビックリである‥‥) ベトナム人は中国や中国人が嫌いであるが、これからのビジネスは中国が中心となると考え、 中国と日本で中国語、日本語の2つを学んでいる。 「ダブルスクール」「多様化、ダイバーシティ」である。日本語だけ学び、覚えるだけでは先が見えている…。 社会はドンドン変化し、同じ事だけをしていたら消えてしまう。 頭を柔らかくし、世界(アジア)を見、一歩先を考えて行動しないと勝ち残れない。
今日がすでに過去となっていることに気づき、改めて「多様性」「スピード」「イノベーション」 を考えるキッカケとなった。


 目的を持って行動すれば必ず結果が出る 

多くの人が失敗を恐れて行動をためらっている。
行動には「成功」と「失敗」があるが、失敗してもそこから学べばいい。ズバ抜けた行動によって このコロナ禍の中でも素晴らしい成果(結果)を出している人がいる。
①一流の人 自ら気付いて行動結果を出す人
②二流の人 指示されれば動く人
③三流の人 頭では理解出来ても、従来の考え古い価値観にしばられ動けない人
混乱の今こそ、前を向き、上を見て、思い切って動いて(行動して)みよう。 新しい何かが見えるし、発見がある。 


2020-09-28

M-net 2020-09-28

 潜在能力 


人間には表に出ていない、隠れた能力(潜在能力)があると信じている。
今、若い学生達と会ったり面接していると豊かすぎて現状に満足し進歩も発展も感じられない。何が潜在能力なのか誰もわからないし、本人も気づかないままである。
様々なチャンスに挑戦したり、魅力ある上司(人生の先輩)との出会いによって、隠れた才能や能力が見つけ出される。Yes Tryで何事も挑戦してみたらいい。挑戦して失敗したとしても、そこから学べばいい。成功したら自分の自信となる。また、自分に影響を与えてくれる職場や人生の魅力ある先輩との出会いが1つの大きなチャンスとなる。認めてくれ、機会を得て初めてチャンスとなる。待っているだけでは何も出来ない。変化もない。
学生達に「今の、今までの経験や知識だけでなく、これからの自分の人生を大きく変えるかもしれない自らの潜在能力の発揮の企業こそ一番大切である…」と話す。当社の人事担当者にも、 今あるスキルや能力で判断する事でなく、潜在能力(残念ながら見えないが)で可否を決めたらいいと話している。いくつになっても、いつも未来は明るい。


 Roof Meister 12期 

早いものでR.Mも12期をむかえている。
今回は全国から来て頂いている。(千葉・長野・大分・兵庫) 最初は1名だったが、2名参加し、もう1人参加して 頂き、4名となった。 人生の中で失敗や挫折もいろいろとあったと 思うが、3ヶ月の研修で「人間として」「マナー」「屋根工事の技術」などを学び、一人前の ルーフマイスターとなる事を心より願っている。 これからもいろいろなことがあると思うが、スタートしたからには継続し、やり抜き、家族や友人 にも胸を張って誇れるプロとなってください。


 Fan化 

毎日多くの人と出会ったり、話をしたり、Webでも会ったりしている。 しかし一般的には、課題や問題点を話し解決や一致点の糸口を 見つけて終了である。 これでもOKであるが、これだけでは「物足りない」と思う。 出会った人を「ファン化」できると広がっていく。
「もうチョット話したい」「もう一度会いたい」…
相手が学生なら、「入りたかった、入れない、しかし良い会社だ…」。
企業人なら「もう一度会って話をしたい」「魅力ある会社だ。継続的に取引をしたい…」 「形ある商品の裏に何かがありそうだ。そこを知りたい…」 ただ仕事をするだけでなく、出会った人をファン化できるとビジネスも広がるし、自分も成長 できる…。ファン化できる情報と話題、コンテンツは南富士にはいっぱいある。 うまく活用してみて下さい。
失敗してもそこから学べる。

2020-09-18

M-net 2020-09-18

 危機(ピンチ)に於けるリーダーのタイプ 


Sタイプ:自分の役割を自覚し、時代を汲み取り、言われなくても積極的に考え、行動し、結果を出していく覚悟をもった行動できるタイプ。 
Cタイプ:大きな目標が明確で、七難八苦があっても目標に到達する努力を全力でやりとげようとする、行動と結果を大切にするタイプ。
Jタイプ:目標や指示された事を出来る範囲で努力するが、環境の悪化に伴い、創意工夫は全くなくジリ貧となってしまうタイプ。残念ながらその事に気づかない。 
Vタイプ:指示された事や状況が変わっても、危機意識ゼロで同じスタイル。ワンパターンで行うタイプ。発展性がまったくなく自然消滅してしまう。 
C1タイプ:目標を忘れ、失敗を恐れ、挑戦もせず社会や目標、相手の事をまったく考えずに行動もしなくなってしまう自滅タイプ。リーダー失格である。

さて自分はどのタイプのリーダーか・・・?そして自分の上司はSがベストだが・・・。


 ‥‥どうしていいか分からない 


・コロナ禍が突然日本、世界に広がり・・・・。
・今まで同じことを繰り返しやって、うまく行っていたが今はダメ・・・・。
・ビジネスモデルが突然通用しなくなり・・・・。
・新しい事を考えてみたが、アイディアも生まれず・・・・。
・総論では分かるが、各論(具体策)が出てこなくて・・・・。
・収入も減り、社会も暗く、問題も発生し・・・・。 
・頑張ってやっているが、成果が出ない・・・・。
・大学の授業はWeb、友人もできない・・・・。

こんな悩みを多く抱えて行き詰っている人も多いと思います。勿論私も悩みはいっぱいあります。 下記、参考にしてみて下さい。

日本人は皆、真面目である。この際「真面目」を捨ててみては。
真面目な人は「大局」が見えない。そしてもう1つ「1つの情報を信じる」 全てを捨て、「0(ゼロ)から1(ワン)」を生みだす発想をしてみると、思いがけない 道がある。目的をもって、全力で行動すれば、必ず結果は出る。

「逆転の発想」今までのNOをYesに。YesをNoに。
この2つをやってみると、今までとは違った世界が見えてくる。 環境を変えたり、付き合う人を変えることも第一歩かもしれません。 正解のないコロナ禍の今、「遊び心」を持った考える楽しさを身につけるチャンスである。





2020-09-08

M-net 2020-09-08

コロナ渦と酷暑の中、お疲れ様です。

 南富士の社外からの評価 

社外から二つの大きな評価を頂いた。

①昨年(2019年)9月30日にみずほ銀行と【コミットメントライン契約】を締結させて頂いた。
コミットメントラインは上場企業で成長性、安定性のある企業が選ばれます。
当社を安定性(屋根工事等)、成長性(海外展開)、社会性(人づくり)ある企業として認定して頂き、いつでも資金が必要な時に無担保、低金利で融資が即出来るシステムであり、このコロナ禍でも安心感を持ってビジネス展開が出来ます。

②昨年(2019年)経済産業省より【地域未来牽引企業】として認定を受けています。
中国からの社員の日本への入国ビザを準備していた所、この認定企業は入国審査において、カテゴリー1(今まではカテゴリー2)でフリーパス、ノーチェックとの事。
カテゴリー1は上場企業対象で、上場企業以外はカテゴリー2(一定以上の源泉徴収税額を納めた企業)と一般企業カテゴリー3に分けられている。

上場していなくても上記2事例のように南富士の社外評価は非常に高い。
社員一人一人の自信と誇りになる。自覚と責任ある行動をしたい。


 日赤より感謝 

今年の春、中国から届けて頂いた大量のマスクの半分を社員用として、
残りの半分を日赤に寄付をしたところ、右記のような立派な感謝状が届きました。
自分目線だけでなく、社会目線で行動する事の必要性、大切さを改めて感じました。



 見える化 

コロナで様々な影響が出ている。
その1つにベトナムのMeisterも大きな影響を受けている。
飛行機は飛ばないし、企業の採用も非常に厳しくなっている。
総論で分かっているが、写真のように見える化する事で問題がはっきり見える。
日本で働きたい若者のチャンスづくりに、日本、ベトナムの社員の奮起を期待している。



2020-08-28

M-net 2020-08-28


 枠を外し、何でもやってみる 

まず目標があってこれを達成するために、従来の枠を外し、 何でもやってみる事が勝ち残る道だと思う。
多くの日本人は、真面目に一所懸命努力する国民である。 今まではこれで良かった。
しかしコロナ禍の今、情況は一変しどうしていいか分からない昨今である。
当社でも十分に成果の出ない事業や部門がある。この殆どは、リーダーが従来の枠の中で 頑張っている。話せば、分かったと言葉では言いながら、行動は今までと殆ど変わっていない。
これでは環境に負けてしまう。
新しい事に対する不安なのか?それとも失敗を恐れている為なのか?変化をしたくないのか?
私も長いビジネスの中で、常に変化をして来た事が、今日に至っている。
正解のない今、新しい事に挑戦し失敗したら止め、そこから学び、成功したら自信を持てばいい。 
「あなたが失敗しても会社はつぶれません…」思い切って挑戦してみよう。
その第一歩は今までの【枠を外す】ことから。 


 CG、積算 タイグエン 

ベトナムの北部の地方都市「タイグエン」にCG(Computer Graphic)と積算のセンターがあり、 30名近い社員が働いている。 
ベトナムも事務所のクローズ、テレワーク、自宅で重いパソコンを持ち込み、個人個人の家で 作業…と何回もそんな事を繰り返している。いやな顔1つせず、全員の協力で何とかうまくいっている。
心から深く感謝している。 リーダーのAさん、Nさんを中心に6名のチームリーダーが皆をまとめ成果を出している。
テレワークではなかなか皆とのコミュニケーションが難しかったが、8月24日より全員が事務所で仕事が出来るようになった。 
彼女たちが「コロナウイルスでも仕事がある事に感謝…」と言ってくれている事が大変嬉しい。




 ガレージセール(Ⅱ) 

前号(8/18)でお伝えしたガレージセールのⅡ話。 
東京、横浜から多くのお客様が見え大盛況であり、富士山の麓のきれいな空気と環境で大満足。
一方地元の人々は、「何でこのコロナの時にこんなに人を集めて…。コロナが東京から地元に入ってしまう…。」と、大ブーイング。
このようなセールは今回で一時中止。 

余談。東京で働くAさんが仙台支店に支店長として栄転。
しかし、仙台の社員全員が今来てもらっては困ると…。一ヶ月後にやっと仙台に行く事が出来た。
コロナの話題はいっぱい…。

2020-08-19

M-net 2020-08-18



 蜂の巣 

日本蜜蜂が私の家の外壁の中に巣を作り始めた。 外敵から身を守るにはベストである。 女王蜂(見えないが)と数百匹の働き蜂が音を立てて蜜を 集めている。 強固な外壁で二重構造となっており、簡単に巣を取り除く事は 出来ない。悪戦苦闘の末、少し穴を開け中に殺虫剤を入れた。 多くの働き蜂は外に出てくれたが、肝心の女王蜂はどうなったか 分からない…。 今も巣の周辺に多くの働き蜂が残っている(写真)。
思う事がいくつもある。
①女王蜂(リーダー)はどこに巣をつくるか判断を間違えてはダメである。
②人にとっても、蜂にとっても巣(家)は大切であり、巣のあった所から逃げない。  住む所がなくなると、「人も蜂も」路頭に迷う。
③家や巣は生きていく為の絶対必要条件である事を蜂の巣から学んだ。
自然や動物から学ぶ事は非常に多く、私の師である。と同時に、決してウソをつかない。 我々は住宅の屋根、外壁の巣(家)づくりに自信を持って取り組みたい。

 ガレージセール 

南富士の旧本社工場(裾野市須山)に1棟だけ古い倉庫(200坪)が残っている。 この古い倉庫と土地半分(1500坪)を借りたい人がいて、使ってもらうことにした。 コロナ時代の新しいビジネスかも知れない。東京の原宿等の店舗を閉めて地方で展開したいとの 事…。 8月15日に外から覗いてみた。テントを張り、多くの車と人が来ていた。県内ではなく東京や 神奈川からの車がほとんどである。 ビジネスモデルはアメリカからの古着を再販するビジネスである。一着1000円~5000円位の 価格帯である。 15日の目玉はビニール袋に古着詰め放題で2000円であった。

コロナで社会や経済が一変してしまった。 新しいやり方が正しいかどうか分からないが、変化して一歩踏み出す勇気が必要である。 一極集中の東京から地方へ、リーズナブルな古着の活用ビジネス、Web宣伝…。

2020-08-07

M-net 2020-08-08

嬉しい話題 2題

 所長交代 

8月1日で八王子営業所所長が交代した。 前任者と新所長との引継ぎが何日間か行われ、 事前準備は完璧であった。ところが8月1日の朝、 ビックリした事が起きた。男子所員3名が S所長に向かって「前任所長がやっていた仕事は我々3名でやります。新所長は新しい仕事(顧客開拓、職人呼び戻し)をやって下さい。 我々3人に任せて下さい…」。S所長は涙が出るほど嬉しかったし、びっくりもした。 部下は、言葉で不平は言わないが上司の行動をよーく見ている。成長した3名に感謝すると 同時に、これからの八王子(営)の成長と発展に期待する。「頑張ってください」   

 嬉しい手みやげ 

8月5日所用があり柏営業所を訪問した。 話をして帰ろうと思った時、入社2年目のM君とK君から「千葉、柏まで来て頂いてありがとうございます。 千葉は梨の名産地です。美味しいと思いますので食べて下さい…」と言って梨の袋を一袋(7個入り)おみやげに頂いた。 地元産で、心のこもった手土産を頂いた。 私だけでなく同行者と柏の所長にも渡していた。人と接する時、感謝は信頼につながり、すべての基本である。思いを持って職人さんや取引先と接すると大きな力となる。これからの柏営業所の発展と二人の人間力UPを心より期待している。本当に嬉しい、心のこもった手みやげであった。 「ありがとう」
二つの話とも「素晴らしい社員」が育っている。

 二極化 

コロナ禍で大きく二極化が進んでいる。
持てる(豊かな)者と持てない(貧しい)者に大別される。
世界中がコロナの嵐の中にいる。嵐が終わると社会が一変するように、思える。
コロナのピンチをチャンスと考え、持てる者の人となりたい。

2020-07-28

M-net 2020-07-28

※長雨の中、社員、職人さん、ドライバーの皆さん本当にお疲れ様です。

 実践的グローバル化 

先週中国江蘇省の工場の実態調査が終了した。日本の東証一部の上場食品企業の現地子会社で、 売上10億元(150億円)、従業員500人の工場である。 最近利益が落ち込み始めたので、現地の目線で実態の課題を把握し 対策を立てて欲しいと依頼があった。中国の現地社員1名と、 教育済み学生2名を現場で、2週間調査した。 事前にここ数年の財務諸表を分析した上で教育プログラムという名目で 現場に入り、現地の社員と一緒に働きながら仕入れから製造、倉庫、営業に至るまで会社全体の問題の 本質を探る。そしてこれから現地目線で実態に沿った解決策を提案し実行していく。 日本ではコロナの第2波が騒がれる中、中国は生産が再開されるだけでなく、その先の改善改革まで 取り組みが進んでいる。ものすごいパワーとスピード感である。これを取り締まっているのが、 現地中国人Z君である。当社のグローバル化は着実に前に進んでいる。

 営業所長セミナー 

M社の支社長が、私の本を読み人づくりに感銘して頂き、部下(営業所長)にも勉強させたいと、 28冊購入してくださった。その支社長から、各営業所長に教育してほしいとの依頼があった。 支社長の行動力に応え、所長28名に向けてセミナーを開催した。
話したポイントは3つ。
①社会の変化、状況 ②営業所長(ミニ経営者)心得 ③人の心を動かすには である。
コロナで社会が一変したが、それは1つのきっかけであり、日本だけ見ると少子高齢化がすすみ、厳しい。 コロナをピンチと捉えず、チャンスと捉え私は新しい事に挑戦しているという話をさせて頂いた。 どんな時代でも、特徴をもたなければ、企業も人も、魅力がなければ生き残れない。 部下は上司の言葉でなく、行動を見ている。 私の本を読み話を聞いた各営業所長が、気付き行動し、 「〇〇所長のようになりたい」と部下から思ってもらえるような、 そんな所長(ミニ経営者)に成長してくれたらと思う。

 営業所長(ミニ経営者)の心得 

南富士には拠点(営業所)が日本国内に20ヶ所、海外 (中国、ベトナム、カンボジア)に10ヶ所ある。 南富士の拠点の営業所長は、ミニ経営者である。 それぞれの営業所長が自ら考え、営業所を運営している。 コロナや長雨など厳しい状況下でも、戦略や戦術をたて 工夫をし、結果を出している。 私は、「経営は数値とInnovation」と考える。 リーダーは、5つの心得がなければ真のリーダーではない。 魅力あるリーダーとなり、部下を会社を引っ張っていって 欲しい。 ラストは、どんな状況下でもやり抜く実践力である。

2020-07-18

M-net 2020-07-18



 成果を出している人は見えない所で努力している 

長い雨、それも豪雨である。
当社が行っている事業(屋根外壁工事)はすべて外で行う仕事であり、雨が降ったらすべてが止まってしまう自然対応型ビジネスである。
連続の雨で、会社も働く職人さんも息が止まってしまう‥‥。
仕事を待って、ただこなしているだけではジリ貧である。
そんな情況が厳しい中でも、社員、職人さん達が工夫して仕事をして頂き、順調な業績を出している。

(営業活動)
コロナ禍でも、新規取引先開拓に汗を流し、成果を出しているA君。
「常識にとらわれ、出来ませんでしたでは、本当につまらない人生だ…」
かつて取引のあった既存顧客の名刺を頼りに、クラウドサービスを使って転職先を追い、一人一人に電話をかけて営業活動をしている‥‥B君。

(施工活動)
雨が降ったら工事はSTOPが常識であるが、長期の雨では生活が成り立たなくなってしまう。
シートを張って仕事をする職人さん。雨が降っても工事現場に行き、少しでも雨が止んだら即工事をする…。
仕事に対する姿勢が実に素晴らしい。
成果を出している部門や人は見えない所で努力している。


 リフォーム (家のリフォームだけでなく、自分自身のリフォームも…)

リフォームのパンフレットの作成を依頼された。参考までに。


2020-07-08

M-net 2020-07-08



 まさか 

コロナ禍が世界中で吹き上げている。「まさか」である。 東京では連日100人以上の感染者が出て、不安をあおっている。TVを観るのが怖いくらいである。
一方、九州では、連日記録的大雨で、川の氾濫や洪水で人々の生活をめちゃめちゃにしている。
「線状降水帯」と言って、大雨の連続であり、これも「まさか」である。
想定外や予測不可能なコトがまさかである。
一方、アイデアや創造の世界で「まさか」が出ると人を惹きつけ高く評価される。 しかしなかなか、まさかのアイデアは出ない…。
まさかにも陰と陽の二面がある。暗いまさかでなく、明るいまさかで社会を引っ張っていきたい。

 一流 


大変お世話になっているH先生に、何か特別なモノをお送りしたいと思って、紅秀峰をお送り させて頂いた。 早速に本と和紙に筆で書かれたお礼の手紙が即日届いた。
心がこもっている自筆の手紙である。
H先生は世界的有名人で、天皇陛下にも御進請を行う人で、 超一流の人である。一流の人に何か心に残るモノをと考え、 一流(普通ではなかなか手に入らない)紅秀峰を送らせて 頂いた。 「今まで食べたことがないモノで、こんなに美味しいとは 知らなかった‥‥」と。 一流のものを食べても、スーパーで売っているモノと同じ感覚しか持てないでは悲しい。 一流の人は一流が分かる。できれば、一流の人と会ったり、一流のモノを食べたりして、自分を磨き、自分のレベルアップをしたいと思った。

 魅力 

中国関連では、連日TVで「香港」の状況が放映されている。「中国と同様な法体制で…」。 昨年、香港と深圳(中国で人口1000万人の都市)を訪問した。香港はタクシーはガソリン車、 支払いは現金。一方の深圳市のタクシーは、全部EV車、支払いは電子マネーであった。 香港と深圳(中国)の格差を思った。
23年前、香港は中国人民の憧れであった。
しかし23年経った今、「香港」の魅力は何だろう? 残念ながら今、香港より中国(特に隣の深圳市)の方が魅力的である。 従来と同じことを繰り返していては、魅力がなくなっていく。 国も、企業も、人も、ビジネスも。 魅力ある所に人も、お金も、情報も集まってくる。魅力(一芸)ある人となろう。

2020-06-28

M-net 2020-06-28



 人間砂漠化 

世界ではドンドン砂漠化が進んでいる。
砂漠に行ってみると、砂だけで植物や水は全くない、不毛の地である。
人の砂漠化もドンドン進んでいるように思える。 人と人は信頼の上に生活やビジネスが成り立っている。 信頼はどうして生まれてくるか…? 何かをやって頂いた時に「ありがとう」と言う感謝の言葉や行動によって信頼は生まれてくると思う。
何も感じない、当たり前と思っている人が増えている。 心で思っても何も行動がなければ思わないと同じである。 コロナの影響で、Webでの面談や商談も増えている。
Webで感謝を伝えたり、信頼を築く事は なかなか難しい…。感謝の思いや行動を1工夫、2工夫して実践して欲しい…。 砂漠の中にオアシスがあると、一息付けて身も心も休まる。Webや人間関係の中でも感謝の言葉や行動があると、ホットな気持ちになる。
遠く離れた海外で働くCさんから嬉しいメールが来た。 「私の国ではまだロックダウンが続き、全てが滞っています。そんな中でも毎日仕事があり、 毎月給与が100%出て健康で働けて本当に幸せです…」と。 多くの人が忘れている「平凡の中にいる幸せ」を実感して欲しい。 「自分は人として砂漠化していないか?」。

 感謝、信頼はファン化への道 

なぜ感謝や信頼が必要か?
感謝や信頼が積み重なるとそこに「ファン化」が出来てくる。 働く職人さん達やドライバーさんに感謝し、自分の部下に感謝し、発注して頂くハウスメーカーの方々にも感謝する事で、「南富士のファン化」「〇〇所長のファン化」が自然と出来てくる。
ファン化が出来ると大きな力となってくる。
サッカーや野球でもファンが多くなると大きな力となる。歌手やスターでもファンクラブがあると収入と感動の両面でより大きくなっていく。
私は人と会う時、会ったその人が「会社や私のファン」になってくれれば…と思い接する。 うまい事やいい事だけ言わず、本当の事を自分の言葉で話す。目を見て情熱をもって話をする。お陰様で多くの仲間が出来た。世界中に。
全ての原点は「出会いに感謝し」その出会いを大切にする。
そして出会いから「信頼」へと変わっていくと大きな「チャンス」がやってくる。
このチャンスを活かし新しい「創造」や「ビジネス」が生まれてくる。
日々の生活や仕事の中で「ファン化」を計る生き方を挑戦してみて下さい。
Withコロナの時代の今こそ。

2020-06-18

M-net 2020-06-18



 南富士のコロナ時代を生きる道 

社会環境
 ・コロナ禍の影響で前例のない不況混乱
 ・中国武漢で発病(2020.1)。全世界に広がっている
 ・ワクチン治療薬もなく対処療法手洗いマスク自分の身は自分で守る
 ・ウイルスの怖さを実感。社会一変。人手不足→人余り
 ・これからも何が起こるか分からないので、日頃からの備え
 ・まさかは常に起こる。

南富士現況
 ・50期。売上66億円(104%UP)
 ・自己資本比率32.4%
 ・ 総合外装   リフォーム好調・新規出店成功。Roof Meister社会評価大
  人材     中国、ベトナム
  リスク分散  CG,積算…ベトナム、中国 カンボジア
  種まき    中国建材。カンボジア/IT。光触媒

With Corona
 1.基本方針
   ①強いモノをより強く    屋根工事の強化、職人育成
   ②中国人材、ビジネス強化  GMC、建材、光触媒
   ③New Value        光触媒、カンボジア/IT

 2.改めて
  人間、社会生活の根幹。当社は“住”

 3.屋根工事
   1.ミニ経営者(営業所長)の育成、強化
   2.職人集団(施工力)の強化

 4.人づくり
   1. 社員のレベルUP(任される人づくり
   2. GMC、Meister
    完璧に信頼できる人材
    一芸ある人材
   3. Roof Meister(がっちりマンデーTV影響大)

 5.ITの活用
   非IT化(屋根工事)
   IT化。テレワーク、事務、IT学校

 6.多極化、多角化
  リスク分散。日本人口減→中国、アジア化

 7.どうやるかでなく何をするか(捨てるモノあり)

 8.コロナは日常風景

エクセレントカンパニー(3視点)
 ・安定性 ガリバーの屋根外壁工事
 ・将来性 海外(特に中国)。人脈とネットワーク
 ・社会性 人づくり(Roof Meister)(GMC)
  ※コミットメントライン(みずほ)2019.9.27

2020-06-08

M-net 2020-06-8



 菊づくり、菊見る時は、陰の人 

当社の専務、副社長、副会長を歴任し、50年間にわたり貢献して頂いた故山岸繁(74歳)さんが 6月2日朝、逝去されました。謹んでお悔やみ申し上げます。
20歳で入社され、木材からスタートし、46年前から屋根、外壁工事を日本一の事業に育ててくれた張本人です。日本一になることを夢見て、日夜努力をされてきました。 車に乗る時も、見るモノは屋根、外壁工事だけ、話す内容も屋根外壁の話だけでした。
苦しい時は頑張れ、行動しろ、良い時は悪くなったら大変だから手を抜くな…と。
50年間で意見の違いや考え方の違いもあり、衝突もありました。二人の間では暗黙知があり、「今日食う事は山岸」「明日のビジネスは杉山」と分かり合っていました。
部下にも厳しく、事実を持って決断してくれ、「いやな事は山岸がやります」と言って実践してくれました。

大きな功績が2つ。
①職人を育て、今500人近い職人さん達がいます。南富士の最大の武器、財産です。
②営業所長に全権を任せて育てる「ミニ経営者」づくりです。
今、コロナ禍でも安定した経営が 出来る仕組みを一緒に作ってくれました。
50年間でグチを言った事が一度もなく、全幅の信頼をおいて任すことができた人物です。 46年前、10名の若い社員と共に「カラーベストに青春をかけよう」「日本一を目指そう」と、 夢を語った事が昨日の事のように感じます。
告別式にK社のK社長が参列してくださり、最高の花を添えて頂きました。 k社長は、山岸さんと会って33年が経ち、真面目で信頼できる人物だと弔辞で話していました。 仕事だけでなく、麻雀やゴルフで共に遊んだ話しもして頂き、信頼は継続につながると実感。
山岸君のDNAを継いだ幹部社員も参列して頂き、それぞれに思いがあったと思います。

「菊づくり、菊見る時は、陰の人」となってしまいましたが、南富士の企業風土、企業文化を これからも育て、前を向いて、上を向いて歩んでいきたい。
山岸顧問、「屋根工事日本一」の「夢とロマン」を一生持ち、実現出来ました。 改めて深い感謝と哀悼の意を表したいと思います。

 難局をどう乗り越えるか? 

仕事や人生で難局にブチ当たる事がある。どう乗り越えるか、正解はない。
今までの知識や経験の延長線上に解決策はない。頑張ってもダメである。 同じ事を毎日繰り返していると、何も気づかず、3年でジリ貧となる。

1.まず、問題や起きている課題に気付かなければ始まらない。
2.そして起きている現象でなく、本質(見えない)を見つける。
3.当面どうするかの緊急対応策を考え即実行。
4.基本的な解決策を創り出し、本質的な対応をする事でピンチをチャンスに変える。
5.要はどうするかでなく、何をするかである。

2020-05-28

M-net 2020-05-28



 IT学校(カンボジア)Start。By Zoom 

世界は今デジタル化が進み、あらゆる業務でITを活用している。 日進月歩で技術革新が行われ、今日の技術はもう古くなる超スピードで変化進歩している。 王立プノンペン大学サイエンス学部IT学科と組み、「ITM」を設立した。 ITMとはITとManagementを勉強する塾である。 これからはIT技術と経営の両立をはかり、 カンボジアで教育し、日本でのIT技術者として 仕事をする、新しい切り口の人材育成学校で ある。25名から8名を選別し、週1回位の Web教育と、現地での日本語やマナー教育が 中心となる。8名とも教育のチャンスに感謝し、 カンボジアと自分の為に頑張るとの事。

運営責任者はコサル君(IT学部4年生。日本の南富士で研修済。)
22歳で、このプロジェクトの成功まで給与不要との強い心意気で5月21日スタートした。
今回の教育のテーマは①ITMの目的 ②なぜカンボジアか ③学生へ期待、チャンス  ④目線を世界に ⑤身につけるべき能力 ⑥当社の人づくりにかける思い など…。
3ヶ月研修で、費用は不要。これからが楽しみで期待が持てる新しい人づくりである。

 日本赤十字社よりお礼状 



コロナでマスクが不足する中、中国武漢より4000枚のマスクが日本に届いた。 半分は社員に、残り2000枚は医療機関である日本赤十字社に4月27日に寄贈した。
このたび、日本赤十字社より左記のようなお礼状が 南富士の三島本社に届いた。 武漢の社員の皆さんの協力で、社員一人一人も大変助かり、又医療従事者の皆さんにもマスクを渡す事が出来、お役に立つ事が出来た。
気付き、行動し、感謝される事が出来、皆さんに心からお礼申し上げたい。



 コロナで一変。「どうやるか」でなく「何をするか」 

仕事の仕方も、生活も、学校も、生き方さえも今回のコロナで一変してしまった。元に戻らない。 外に出ない、人と会わないなど、医療面ではパーフェクトでも、社会経済活動がストップして しまうと、業績悪化、倒産、失業、自殺者増と社会が混乱してしまう。
幸いなことに、当社の主力事業、屋根外壁工事は、屋外で少人数で仕事を行い他事業より影響が 少ない。「どうやるか」でなく「何をするか」が大切な事であり、今まで以上に健康、安全を 基本としたい。

2020-05-18

M-net 2020-05-18



 New Value 経営 

コロナで世界中がバタバタしている中、社会的にも意義のある大きなプロジェクトを今進めている。南富士の企業価値を高め、長期的な収益源となりえる一大プロジェクトである。世界的な研究者のグループ化や世界最大のマーケット中国を中心とした組織、資金を取り込み装備し計画を進めている。
詳細は書く事ができないが、2020年はNew Value経営を目指している。
基礎となる屋根、外壁工事をベースに、新しい発展に向けて暗い中(暗い地中のように) 着実に一歩一歩前を向いて歩んでいる。

 見えない努力が実績に表れてくる 

コロナが始まって4か月経過する。生活や仕事のやり方が一変してしまった。
こんな中でも総合外装部門の実績は堅調であり、一人一人に深く感謝します。
見えない努力の事例を2つ。

1.仕事が多忙でやり切れない時にどうするかである。通常は出来る限り努力する…。
今、成果が出ている営業所は、仕事の多忙期に閑散期の事を考え、優良ハウスメーカーの 仕事を万難を排して万全な対策と施工をする。そしてシェアNo.1を確保する事で、取引先の 信頼を得、貸しをつくり、今その成果が出ている。「社員力」である。
これを考え、実行できるリーダーと社員の社員力そのものであり、知のプレーである。

2.今この時期に、総務に「名刺200枚」の作成依頼があった。
皆がひるむ今、新規開拓を実行している強者(ツワモノ)がいて、成果を出している。

これ以外にも、社員、職人の見えない努力で成果が出ている。健康第一で頑張って下さい。

 新茶 

新茶をつくり、お世話になった人々に送り始めて50年近くになると思う。 初夏の香りとして多くの人々が待ってくれている。静岡の田舎の会社で人脈も少なく、どうしたら 仲間が増え応援団になってくれるか…。
出会った人を大切にし緑を活かそうと思い、心がこもり、 もらった人が負担にならないお茶をと思いスタートした。
その後、得意先や社員の家族の皆さんにも送り始めた。 送り始めたら継続して送ることで信頼が生まれてくる。 知恵を出してくれる大学の先生方、弁護士。 行政(国レベル)の方々。TVや新聞などの報道関係の人々などさまざまである。
いつでも、いくつになっても、どこにいても「感謝の心と行動」を忘れたくない。
この心がヒューマンネットワーク(人脈)をつくり上げてきた。 お金では買えない財産である。気付かなければ始まらないが、気付い(思って)ても、行動しなければ相手に伝わらない。思わないと同じである。実践し継続することが基本である。たかがお茶であるが、されどお茶である。