2008年9月28日日曜日

M-net 2008-09-28

これではダメ

 若いFさんにあることを依頼した。どんな風にやるか楽しみであった。期待もしていた。
 しかし、いざスタートしてみると…

①まったく準備をしていない。 さらに、進めていく中でなかなか思った通りに行かないが…
工夫がまったくない。 …見ていて悲しくなってしまう。
③依頼した件に対し、情熱がまったく感じられない。つまり、周りを巻き込む事が出来ない。

これだけ揃うと完璧にダメである。
何事によらず、計画を立て準備をし、やっていく中で工夫ややり方を変えていかなければならない。それともうひとつ、情熱や思いがないと相手に伝わらない。
仕事に対して、準備は出来ていますか?工夫や改善をしていますか?そして情熱は持っていますか?


若くて役員になれる人

 友人のUさんが大変困った事が発生して、私の所へ相談にきた。
 私は知識もなく、解決の糸口も見つけられそうにない。そこで某銀行の若い役員に連絡し、お会いし、相談に乗ってもらった。彼は「私だけでは無理なので、部下の専門家を呼ぶのでそこで話し合いましょう」と、その場で部下に電話を入れてくださり、会う日程が決まった。
 当日私も紹介した手前、最初の10分間だけ同席させていただいた。
 若い銀行の役員は「最初から現場の責任者に連絡をするとその事だけの解決方法になってしまうので、専門家を含めて全体としてどう考え、どうするのがベストなのか大きな筋道を立ててから現場で話をしたい。」
 さすが若くして役員になる人は…モノの見方、考え方が全然違う。
 各論から入ってしまうと全体が見えなくなってしまう。まず全体像を掴み、各論に入っていくのである。



 読書の秋。食欲の秋。天高く馬肥ゆる秋。収穫の秋。紅葉の秋。ものわびしい秋。…さまざまな秋があるが、暑い夏が終わり、寒い冬の前のひとときである。一番気候の良い時期でもあり、夜の長い秋でもある。
 忙しくて季節を感じる暇もない人もいる。また、暇で時間を持て余す人もいる。
 何か一冊の本を読んでみるのもいいし、普段食べないおいしいものを食べてみるのも良し、物思いにふける秋もまた良い…。1年の四季(春、夏、秋、冬)のうちで最もベストなシーズンである。非日常を一つやってみってはどうでしょう? 季節は今、秋である。


2008年9月18日木曜日

M-net 2008-09-18

リスク

アメリカの有力証券企業リーマン・ブラザーズが9月15日倒産し、会社更生法の適用を受け行き詰った。又、翌9月16日アメリカのトップ保険会社AIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)がアメリカ政府の資金援助を受けなければ倒産の危機との事で、政府が私企業を支援。二つの大きな暗いニュースが世界を駆け巡った。
なぜリーマン・ブラザーズは倒産し、AIGは政府の支援を得られたか?私見ではあるが、証券会社は日頃からリスクを取らずに企業活動をしているように思える。一方、保険会社や銀行は企業と共に運命共同体で常にリスクを取ってビジネスをしている。この、リスクを取っているか否かが決断の大きな分かれ目であるような気がする。
私の考えが正しいかどうかは分からないが、何か「リスク」に挑戦する事の大切さを知ったような気がする。我々も日々リスクを取って事業を展開している。日頃からリスクに挑戦する企業や人間でありたい。


教育は花が咲く

教育にも様々なものがある。大きく分けると、社会教育(社会や会社で行う教育)と学校教育、そして家庭教育と3つある。私達が日頃目指しているのは言うまでもなく社会教育である。教える事や覚える事は学校教育の中心であり、学ぶ事が社会教育の中心である。「学ぶ」=「気づく」事である。
先日もマレーシアで、企業改革をお手伝いしているⅠ社の幹部教育を行った。参加者は事務所や工場の幹部12名である。日頃Ⅰ社のトップが話をしても、何の質問も反応もなく冷めた雰囲気との事。時間は話が1時間、質疑応答30分と考えた。時間が長いとダメである。 テーマは「会社とは」 「会社は誰のものか」 「利益の配分」 「マナー」 「社風・企業文化づくり」 「頭の国際化」 …そして「Welcome提案制度」 「リーダーに必要な5つの力」など。
生まれて初めての教育なのかも知れない。最初は、何を言うのか?と冷めた雰囲気であったが、途中から身を乗り出し、多くの質問をし、提案まで出てきた。すごい事であった。
教育と言うとテクニカルな教育(機械の使い方、材料について、パソコンの活用法など)がほとんどであるが、人間として、社会人として、企業人としての最低限のルールや自覚など基本の基本だけを話した。12名の幹部1人1人が気づいてくれたのである。現地の社長曰く「今まで見た事もない。素晴らしい…」との事であった。これからは実行である。社長の力が問われる。先はまだまだだが、「教育は花が咲く」と思った一日であった。

2008年9月8日月曜日

M-net 2008-09-08

辞めて初めて気づく事

今春、事情があり当社を辞めて、実家がある地方の同業に転職したO君がいる。
半年振りに話を聞いてみると、もう退職すると言う。理由を聞いてみると、
・全て細かい分業制で、自分の裁量で出来る範囲が少なく働きづらい。
・細かく厳しすぎるやり方についていけない…近道を知らず少しでも遠回りするとガソリンの
無駄遣いと厳しく叱責されたり、当社では1箱単位で職人さんに渡すビスも1本ずつ数えて
渡すなど。
新卒で当社に入り、当社の「基本的に人を信じて人に任せる」と言うやり方が当たり前のように思っていたが、外に出て初めて、任せられてある程度自由に自分の判断で働く事が出来る有難さに気づいたと言う。
効率だけを考えれば厳しく、分業制にするのは良いかもしれないが、人間は生き物である。任せられれば人は頭を使って考えるし、意欲を持って仕事に取り組むし、会社が社員を信頼すれば、社員も会社を信頼してくれると思う。非効率的な部分もあるが、やはり当社では厳しくする所は厳しく管理するが、基本は人を信じ人に任せて個人の能力を引き出していきたい。


役割

社員には、それぞれの職種や役職にあった役割がある。
自分の役割よりも上の仕事をする人もいる。若いうちから上司の目線、社長の目線で物事を考え、提案をし、どんどん自分よりも上の役割の仕事まで出来るようになる。
一方、自分よりも下の仕事をして満足をする人もいる。管理職でありながら本来の役割を忘れ、処理業務に追われて忙しさに満足している。
自分より上の役割の仕事をするのは本人の成長にもつながり良い事であるが、下の役割では役割を果たしておらず、問題である。一人一人がもう一度自分の役割を確認し、自分が何をすべきか、何が最優先事項か、何を捨てるか、頭を使いながら仕事をしてくれる事を願う。


人徳

先日、知り合いの国会議員であるSさんの会合に呼ばれて参加した。
事前に1100名ほどが集まる会合と聞いて行った所、3000名ほどの人がいる。集まった人々は、「こんな光景は見た事がない」と口々に言っていた。
なぜだろう?と考えたが、やはりSさんに対する信頼であり、ハッキリものを言うことへの好感であり、何かしてくれそうだという期待感であり、Sさんの人徳が表れた結果であろうと思う。
当社のGMCでも「TOPは才能より人徳」という事を常々教えている。学びを活かし、実社会でも人徳を積み重ねながら成長して欲しいと思う。