2020-12-28

M-net 2020-12-28

 2020年コロナ下でのみなさんに感謝 

今年は年初より新型コロナに振り回された1年であった。
日本だけでなく、世界中が同じ状況である。
社員一人一人の努力により、仕事も大きく落ち込まず前年並に推移している。
当初はコロナウイルスについて知識もなく不安だけであったが、今は「マスク」「手洗い」 「三密を避ける」「部屋の換気を行う」などによって通常の生活は維持できている。
業務面でも多少のUp、Downはあるが、改めて「衣食住」は基本であり、屋根外壁工事はコロナにも安全な屋外の仕事であると実感している。
多くの人の協力と努力によって、このコロナ下でも大きなトラブルもなく、社員一人一人に深く感謝申し上げたい。
2021年もコロナ禍はまだ続くと思われるので、一人一人の自覚と自衛をお願いします。



 コロナ下 海外事業の状況 

当社は今、中国・ベトナム・カンボジアで事業活動をしている。 
中国の建材事業
  
ベトナムのCG業務
カンボジアIT Mester







中国でもコロナ下であるが経済活動はおおむね通常に戻っている。すごいスピードである。 ベトナム、タイグエンのCGは約30名でCG業務の中心的存在である。 
カンボジアのIT Meisterではリーダーを週替わりで担当。自分達でPDCAを行っている。

 

 2021年の世界経済の見通し (三菱UFJ銀行、調査室)

先日三菱UFJ銀行の常務が来社され、下記の資料を頂いた。(実質GDP。対前年比) 下記の表で分かる通り、2021年は中国、アジアの年と思われる。






2020-12-18

M-net 2020-12-18

 HauI Meister 撤退 

始めがある事は終わりがある。
6年半前にスタートしたベトナム ハノイのハノイ工業大学のMeister School(大卒高度人材育成学校)が閉鎖となった。
最盛期には150名の学生を養成していたが、コロナ禍の中、需要先である日本の製造業が大打撃を受け、人手不足から人余りに激変してしまった。
1年間頑張ってみたが先行きが見通せず、やむなく12月16日に閉じることにした。
長い6年半の間、ハノイ工業大学の全面バックアップと日本全国の各企業各位の協力の両輪のもと、日本の企業の技術者不足、技能者不足を賄ってきた…。
残った学生達もほとんど日本への就職が決まり一安心である。
一方水利大学(土木・建築系大学)は、従来通り人づくりを継続していきます。
関係者の皆様に大変お世話になり心よりお礼申し上げます。



 注目度No.1のRoof Meister School 


先日、細野豪志という有名な代議士が当社を訪れてくれた。 話の中で特に興味を持ったのがニート、ひきこもりの ルーフマイスターである。自分の中学の同級生も2人、 ひきこもりで、他人事ではない。家族は大変苦労している…との事。横浜の研修中のマイスター スクール13期を見学、意見交換して頂いた。「どうやって知るのか」「年齢制限はあるのか」 「心のケアはどうするのか」など親身になって理解し、 最後は「感動しました…。民間でここまでやるのは 素晴らしい。普通は親御さんからお金をもらって運営して いる所が多いが、生活費を出して教育している。 民間でできない部分を政府としてもやらなければならない」 と話して頂いた。
一方、コロナ禍でも弊社の屋根工事は 非常に忙しい。今多くのお客様に「ルーフマイスターを やっている南富士さんに是非仕事を出したい」といわれ、仕事が途切れない。 
言葉でなく実践している事の重みと、問題はいっぱいあるが継続している事で、多くの人々が ファンになってくれる。改めてルーフマイスターは会社の財産である。 
 
 セミナー2題 

厚生労働省主催の「就職氷河期世代活躍支援オンラインセミナー」が 和歌山県と山梨県で、12月13日と15日に行われ、 私も講師として呼ばれ、長時間にわたって 講演、パネルディスカッションに参加した。 
人間は一度歯車が狂うと人生が狂ってしまう。 周りが応援してもなかなかうまくいかない。 「自立」こそが全ての原点であると実感した。

2020-12-08

M-net 2020-12-08

 2009年(11年前)にお会いした経営者 

12月3日に東京のビックサイトで大きなイベント 【工務店支援EXPO】があり、講師として招かれた。 
コロナ禍で参加者は少なかったが、セミナー開始直前に 一人の人が寄って来た。 
「お久しぶりです。その節はありがとうございました。 お陰様で今年は新卒が採用できました…。」 
こちらは誰か分からず、「どちら様ですか?」と質問 すると、「2009年にお会いした京都のM建設のHと申します…」と名刺を渡された。 11年前に誰と会ったか、どんな話をしたか全く思い出せない。 それも京都からの手土産持参でコロナの中セミナーに出席して頂いた…。 
私には記憶はなくても、相手には強烈な印象(差別的商品、特徴ある展開、パワーなど)があったと思う。まさしく「人生は出会い」であり「ドラマ」である。46年間人づくりをやって来たが、 改めて影響の大きさに身が引き締まる思いである。
 「人づくり」は社会の基本であり、不変であると思う。 若い学生さんでも、経営者でも、リーダーの一語は人生を変え、活力を生み、潜在能力を発揮し、創造的な生き方がスタートする。 
 
 Roof Meister 13期スタート 

Roof Meister は、2017年3月に第1期(3名)で スタートし、早くも4年になろうとしている。 今回の4名も(北海道)(新潟)(大阪)(埼玉)の 各地から参加している。 
募集から3ヶ月の教育、そして彼らの活躍する場の 提供と、多くの社員や協力者のお陰で順調に進んでいる。
多くの若者が一度挫折しても再チャレンジ出来るそんな場づくりがRoof Meisterであり、社会の お役に立っている。可能な限りこれからも続けていきたい。 
 
 地方のリーダー 

某地方銀行の支店長とお会いした。 コロナ禍で活気がない中で、
この銀行のロビーは多くのお客様で いっぱいである。
聞いてみると、年齢の高い人が多く、パソコンやIT、 キャッシュカードが使えない人達との事。 支店長は来客が多く自慢していたが、裏を返せば人手が多くかかり、採算性は…? 
支店長曰く、我々は毎日「儲かった。儲からなかった。」と狭い地域で一喜一憂していた。 私からは、「グローバル化」「キャッシュレス時代」「中国の魅力と怖さ」「少子高齢化時代」 「地方の生きる道」「人づくり」「顔で一瞬にその人が分かる」などの話をさせて頂いた。 帰社して30分で支店長からお礼のメールが届いた。ビックリと感動とこれからの行動について。