2015年12月28日月曜日

M-net 2015-12-28

うれしい話
 当社社員から、一通のメールが届いた。
“12月22日に、リフォーム営業所の主要取引先様である「(株)さくら住宅」様の懇親会に出席させていただきました。その懇親会には、講演者として法政大学大学院教授の坂本光司様がいらっしゃっていました。この度(2016年1月)出版されます、坂本教授の著書『日本でいちばん大切にしたい会社5』に、さくら住宅様が掲載されております。さくら住宅様はもちろん南富士とも非常に縁のある方ですので、坂本教授に御挨拶に行ったところ、南富士の社員であることに大変驚かれ、「杉山会長は元気ですか?」と会長の様子も気にされており、気さくに会話に応じてくださいました。その後、さくら住宅の社長様と常務様を交えての会話の際には、坂本教授より「南富士は非常に素晴らしい会社です。中国での人材ビジネスや人材教育に徹底した情熱を注いでおり、地方の材木屋から、今では日本一の工事会社に成長しました」と、社長様常務様に向かって当社のことを大変褒めてくださったそうです。本当に、有難いことです。
今回のように、杉山会長が長い年月変わらずに大事にしてこられた人とのつながりやご縁が、このような場でつながったことに触れ、改めて人と人、また会社と会社はご縁によって結ばれているのだということを強く実感しました。”

うれしい話 続編
 12月24日、坂本教授より私宛に書籍「日本でいちばん大切にしたい会社5」が届いた。上記の出来事からわずか二日後である。当社社員に会った事を覚えておられ、すぐに書籍をお送り頂いたのだと思う。私も日々、産学官の一流の方々とお会いしているが、例外なく共通するのは多忙であっても「スピードが速い事」 である。三流の人は、何を見ても、何を聞いても、具体的な行動に移さず、感度が悪い。結果、相手からの信用がなくなり、色んな情報を得るチャンスを失ってしまう。常日頃からスピードを意識し、アンテナを高く張っていたい。

リーダー次第
 三ヶ月前、人事異動を行い、各営業所の責任者が変わった。その後、良くなった所と悪くなった所とで差が出てきている。良くなった営業所では、責任者が部下を指導し、任せられる人材に育てている。その成果は数字(利益率)となって現れる。一方、悪くなった営業所は、責任者が部下に指示だけし、育てず、任せず、やる気も成長も生まれない。与えられた環境は変えられない。それを受け止め、どうやるかはリーダー次第である。皆さんは、どちらのリーダーですか。

2015年12月18日金曜日

M-net 2015-12-18

人生は出会い
 先日、主要取引先M社のN社長が当社にお越し下さった。初対面である。
 まず、会社の概要を説明して、大まかに南富士が何をしているか、資料を使って話を始めた。屋根外壁工事が中心で、今、日本でNo.1の施工量を誇っていること。そして次に、アジアで2つの人材育成(GMC、Meister)を展開している事業の話・・・。N社長は全ての話に興味を持ち、「南富士を全然知らなかった。今日は貴社を訪問して本当に良かった・・・」と何度も話された。
 屋根外壁工事だけでなく、月9000棟行うCG(コンピューターグラフィック)や、月800棟行う屋根外壁の積算業務など、すべての作図、計算は、中国やベトナムで行っていること。又、人材育成も、頭脳経営人材と、現場からスタートするMeisterの2つがあり、ベトナムや中国で、無料で育成していること。40年前から継続していることなども・・・。この他に、インドネシアやミャンマーにも事務所があり、様々な活動をしています・・・と。
N社長は目を輝かせ、私の話に食い入り、なんと昼食をはさんで2時間20分。私も毎日多くの経営者、リーダー、教授達と話をしているが、どちらかというと、私の話を聞いて頂くことが多く、今回のようにディスカッションにはなかなかならない場合が多い。初対面にもかかわらず、話が弾み、時の経つのを忘れてしまった。いくつになっても夢を忘れずに、色々なことに興味を持ち、新しい物を取り入れ、挑戦しようとするN社長のような生き方こそ、これからのリーダーだと思った。
 商品づくりも、日本的な商品では海外では通用せず、グローバルスタンダードな商品を現地の生活に密着した提案からスタートさせたい。その為には、現地の優秀な人材が不可欠であり、当社の頭脳ネットワークに協力してほしい・・・。40年間続けたアジアでの人づくりが、社会(日本だけでなく、アジアの地域でも)に役立つことができればこんなに嬉しい事はない。
 N社長は、「どんな教育をしているのか?これからは商品(モノ)の差でなく、人の差が企業差となる。人材のポイントは?長年続けてこられた理由は?」といった質問から、当社の本棚を見て、「素晴らしい本が並んでいる。」・・・など。
 時を忘れて話をさせて頂いたN社長に尊敬の念を持つと同時に、これだけの力と深みのあるTOPとお会いでき、ディスカッションできた事を心より感謝している。そして、N社長と一緒に、アジアの若者を巻き込んで、新しいスタイルの事業展開ができたなら・・・。

2015年12月8日火曜日

M-net 2015-12-08

順調な当社の総合外装事業(屋根、外壁工事)
 当社屋根、外壁事業部は、現在仕事量が大変多く、忙しい。住宅業界全体から見れば厳しい状況のなか、当社社員の日々の改善、努力により良い成績を上げてくれた。それぞれ営業所によって環境は異なるが、社員が目標を持ち、常にできる方法を考え、工夫しているところが全体を引っ張ってくれている。
 また、11月は天候に恵まれ順調に工事を進められた事もあるが、技術力を持った職人ネットワークはもちろんの事、積算センター(日本、中国、ベトナム)の社員、配送担当の運転手さんなど裏方を含む総合力による成果である。年末にむけ引き続き多忙となるが、事故のないよう気を引き締めて取り組んでほしい。

地方セミナー
 先日、名古屋、神戸、東京でベトナム人材セミナーを行った。来週は、北陸金沢の開催も満席の予定だ。どの地域も大変好評で、多くの経営者が参加した。特にこの地域は、有効求人倍率が全国でも高い地域で、人手不足が深刻だ。自動車産業の景気が良いため、他産業は採用に苦戦している。
 参加者からは、「募集しても応募が少なく選べない。絶対数が不足。」「チャレンジする人材がほしい」、「日本人のわがまま、個人主義、自由のはき違えをしている人を採用したくないと思っていたら、採用できる人がいない」「ベトナム人社員のビデオメッセージを見て涙が出そうになった」「どうやって育てていいのか悩んでいる」などの本音も出てきた・・・。
 厳しい労働環境だからこそ、企業は自らの手で新しい事に挑戦し、成果を得なければならない。当社の出番もそこにある。

地域貢献
 ある雑誌のインタビューを受けた。ラストに、「杉山さん、地域貢献は何をされていますか?例えば、ボランティアとか、地域の清掃、お祭りの手伝いなど・・・」の質問に、私は「???・・・」。
 私にとっての地域とはアジアではあり、地域貢献とは、アジア地域(日本も含めて)での地域貢献ではある。「人づくりや無料で日本語を教えたり、奨学金を出したり、講演をしたり、若い人達のためのリーダー育成学校や職業学校の運営はお金をとらないでやっているところです・・・」
 質問者は‘あ然’、想定外の答えだったようだ。視点を変えてみると、日本はアジアの中にあって、一つの地域と捉えれば、人材も市場も将来の可能性は無限に広がる。地域一つとっても固定概念は怖い。

2015年11月28日土曜日

M-net 2015-11-28

今ベトナムで4つの事務所
①ベトナム貿易大学(FTU)
 ベトナム文系No.1大学であるFTUでは、大学改革を行いGMC育成が中心となる。教授達の為「アジアマネジメントセンター」を設立し経営の実践を行い、学生達の為にはアイディアや提案をビジネス化する「イノベーションセンター」の2つの目的を持った事務所が11月24日正式にスタートした。オープンセレモーニーで学長から「変化を起こすのは大変で、これからもいろいろな問題は起きるが、今回の事務所は金銭的利益でなく、信頼と希望がすべての土台です…。そしてアジアだけでなく世界のトップリーダーづくりに南富士とFTUで協力してやっていきたい。」多忙の中ハノイ日本大使館の当間書記官も御出席いただいた。現地新聞でも報道。

②タイグエン大学(TNU)
 ハノイの北80kmにある総合大学で10の大学と9万人の学生を有する大きな大学である。マイスター学校やGMCなどあらゆる人材を育て、先生方や学生達をも育成しチャンスを与えていく事を目的とし11月24日 南富士・タイグエン大学の協力がスタートした。我々の活動に協力して頂く協力メンバーが6名決まった。学長、副学長(経済大学学長、国際大学学長、国際協力部長、学生部長…である。大学側の期待の大きさが感じられ責任を感じる。マイスター学校の第一期(TM1)が同日スタートした。

③ハノイ工業大学(HaUI)
 昨年の6月からマイスターがスタートしM1、M2、M3、M4、M5、SPまで終了し今M6が教育中である。高度人材として全員が今、日本のそれぞれの企業で働いている。彼らはまじめで一生懸命働いてくれるとそれぞれの企業からお褒めの言葉を頂いている。最初に採用して頂いた企業から2回の採用も依頼され、期待が感じられる。

④南富士コンサルティング/ハノイ事務所
 当社100%子会社で現地の統括やアウトソーシング事業を行っている。

2015年11月18日水曜日

M-net 2015-11-18

特別賞社員のベトナム研修
先週11月13日から16日まで2泊4日(機内1泊)、上期に貢献してくれた総合外装事業部社員5名がベトナム研修に行った。仕事が超多忙な中、短い期間での滞在だったが、何を感じ、何を学んだか、彼らのレポートを紹介したい。
・「ハノイ事務所は、違和感がなく日本の南富士にいるような雰囲気で、場所は離れていても同じ会社である事を感じました。以前はなかった事務所ですが、スタッフ達の一体感ができている事に驚き、今後の期待と共に、短い期間でも人次第で色々な事ができるという事が参考になりました。」
・「ハノイマイスタースクールの学生達の日本語を学びたい意欲、日本で働きたいという飢えにも似た強い意志が授業中の彼らの姿勢から伝わってきました。」
・「タイグエンマイスターの学生は、とても礼儀正しく、真剣な眼差しで、言葉ではなく態度から感謝の気持ちが伝わってきます。」
・「マイスター学生の故郷に行き、農村を視察。親戚一同がとても暖かく迎えてくれた。ベトナムの人に対する優しさ、真面目さ、人懐っこさは素晴らしい国民性だと改めて感じた。」
・「遠いベトナムで、普段使用している積算依頼書を見た時は何だか不思議な気持ちになり、改めて南富士がワールドワイドな会社なのだと確認しました。」
・「帰国後、事業部目標達成に各人最善の努力をしようと5名全員で話しました。」

今、日本の一面
1、ある有名な観光地で・・・今年3月の観光客は、日本人40%、外国人60%だったが、9月には日本人30%、外国人70%までになった。外国人のほとんどは中国人。為替のメリットもあり、購入者もまた日本人ではなく外国人がほとんどだという。ほんとうにこのままでいいのだろうか。
2、移動スーパー・・・最近、一人暮らしの高齢者が増え、100m足らずのスーパーにさえ歩いて買い物に行くことができない。あるスーパーでは移動スーパーを車で巡回することにし、好評だ。
3、ペーパーレス・・・静岡県富士市は製紙の町と言われてきたが、今や大手2社しか残っていない。パソコンやスマホ、タブレットの普及により、新聞や本を紙で読む人は年々減少の一途。

 同じ状況はいつまでも続かない。社会は変化しているからこそ、新しい産業やイノベーションが求められている。

2015年11月8日日曜日

M-net 2015-11-08

ハノイの北80km タイグエン大学
 ベトナムの中でハノイは北に位置しベトナムの首都である。
 このハノイから80km北に進むとタイグエン市(人口130万人)があり周辺400~500kmの中心都市である。農業や山岳地帯なので米だけでなくお茶の生産もしている貧しい地方都市である。
 ここにタイグエン大学(10大学 9万人の学生)がある。医科大学、農業大学、教育大学、技術大学、経済大学、国際大学などをもつ総合大学である。このタイグエン大学と南富士が業務提携し「人づくり」「産業づくり」「地域づくり」を一緒にやることとなり、大学の中に南富士の事務所が11月6日にオープンした。ここでの人づくりはGMCやMeister教育だけでなく、教授や学生にも教育したり「日本語センター」をつくり日本語教育も行う。大学側の期待は非常に大きく学長以下先生や学生も全面協力である。
 9万人の学生達の目は輝き素朴で素直である。この学生達のアイディアをビジネスや形にする「イノベーションセンター」も併せてスタートする。一番ビックリしたのが、話し合いがまとまり事務所オープンまで1週間である。総長の決断と実行力、リーダーシップに頭が下がる。

ベトナム貧困山岳地帯
 タイグエンよりさらに北へ50キロ。険しい山道を抜け、橋のない川を幾度も渡ると、少数民族が暮らす貧困地帯がある。タイグエン大学の多くの生徒が山岳地帯出身であり、未解決の課題が多くあることから「ぜひ一度お越しいただきたい…」と教授の要望を受け、訪れることにした。 そこには自給自足で暮らす貧しい人々の生活があった。高床式の家にはドアも壁もなく、吹きさらしの状況。竹編みの床は今にも抜け落ちそうである…。 小学校では「小屋」で学ぶ子供たちの姿があった。通学時間は「徒歩2時間」。政府のリーダーは必死に、「どうか我々を助けてください。例えば、この道をつくる資金をいただけませんか」…。 人を頼るだけでは永遠に浮上できない。しかし、彼らには十分な教育環境がなく、「自ら考える」素地がない。やはり「教育」はすべての原点である。いかなる時代、場所においても「人づくり」を核に、社会の発展を見据えた事業展開をしていきたい。

2015年10月28日水曜日

M-net 2015-10-28

日々変化
 マイスタースクールの日本語教育は、当社の社員Kさんが毎日新しい勉強方法を考え、生徒たちと一緒になって挑戦してくれている。どんなに良い方法だと思っても、しばらく時間が経つと効果が下がってくるからだという。これでは短期間で日本語を習得する事ができない。
 Kさんは日々、何かもっとよい方法はないかと24時間考えている。
そうすると、何を見ても聞いてもヒントがあり、やることがたくさんあって毎日おもしろいという。イキイキとした指導者の下、スクール全体が活気にあふれている。先日も、面接に訪れた日本の企業幹部が彼らのエネルギーを目の当たりにし、いたく感動していた。
 流れない水は淀んでしまうのと同じように人間も組織も変化せず、同じ事をずっと繰り返していると必ずマンネリ化し、やる気が無くなったり、手抜きをしたり、鈍感になったり、自分中心になったりして、問題が発生する。自分自身や、皆さんの組織は淀んだ水になっていないだろうか。失敗を恐れず、できれば自ら変化し、どんどん新しいことに挑戦してほしい。

教育は「1日」で人を変える
 当社社員となったAさん。最初に会った時には態度もマナーも悪く、他の社員からも注意を受けていたが、あまり変化出来ないでいた。そこで、1日私と同行するチャンスを与え、新しく物事を創造していく「ドラマ」を間近で見せる事とした。新しい物事を創り出す時には、色んな「想定外」にも直面する。良い所だけではなく、難しい事も包み隠さず見せることにした。
 すると、Aさんは1日でみるみる顔つきが変化していき、態度も見違えるように良くなった。最後にAさんに感想を求めると、「1番大切な事は、人間力だと気づきました」と話してくれた。教育とは座学で「教える事」ではない。教育とは、「行動を見せる事」「チャンスを与える事」など実践であり、気づく事さえ出来れば、「人はたった1日でも別人のように変われる」事を改めて痛感した。
 世の中には「何年経っても代わり映えのしない人」と、「たった1日で別人のように変化出来る人」がいる。「気づくか、気づかないか」、あるいは「チャンス に恵まれるか、恵まれないか」が人生を大きく変える。チャンスに感謝し、活かせる人になって欲しい。

2015年10月18日日曜日

M-net 2015-10-18

何の為か(目的)
 ダラダラと長い話を聞いていた。1から10まですべてを話す。文章でも同じ。見たもの、聞いたものを全部書いて自己満足をし、それでいいと思っている人がいる。 何の為にその話をしているのか?何の為にその文章を書いているのか?
 もっと的を絞って、1.・・・2.・・・3.・・・と話したり、書いたりすればいいと思う。モノごとをシンプル化する為には一所懸命考えたり、努力したりして思考をシンプル化していく必要がある。見えない所の努力が結果として単純明快なシンプルな言葉や文章を生み出していく。最初からシンプルなどあり得ない。 つまり、一言で言えば「・・・」となる。短い言葉や文章は心に残る。
 変化のスピードが速い現在、ニーズを追いかけるだけでは消費者は掴めない。全会一致で決ったモノを出す組織では、生き残るのが難しい。市場(顧客)は人と組織を待ってくれない。ましてやワンパターンでは論外である。
 「全体を見て」「何の為か目的」を忘れず、「臨機応変」に「スピード」と「柔軟性」をもった動きが求められる。

二番煎じはダメ
 ベトナムから社員が研修に来ている。ベトナムは農業国であり、農業に関する興味は非常に高い。初回の研修生Hさんには「工場野菜づくり」(水耕栽培)を見せた。同じ所を見せたら楽だが、今回のPさんは山梨のぶどう狩りに連れていった。そこで何を見、考え、思うかである。ぶどうがおいしかっただけではベトナムに帰ってもらう。ぶどうはとてもおいしかった・・・・・。そしてそこで何を思い、考えたか?である。
 ①日本の畑は小さく、平地ではないが、それをうまく利用してぶどうを栽培している(段々畑)。
 ②農業とサービスを組み合わせて現金収入を得ている(ベトナムでは米だけ)
 自ら気づいてくれた。これからは気づく力がポイントである。一方、当社はベトナムで2つの人づくりをしている。1つ目はMeister、 2つ目はGMCである。今度、ハノイから北に80km離れた大学と組んで新しい人づくり産業を創り出したいと思っている。今までと同じMeisterとGMCだけでは二番煎じであって新鮮味もなく進歩もない。新しいことを始めるからには、楽な方法を取らずに、頭や額に汗を流し、Innovationを起こしたいと思っている。80km離れた大学に行って、ただ用事を済ませて帰ってくるのではなく、新しいアイデアや提案が出てくる事を期待している。
 ぶどう畑と同じである。何に気付き、何を考えるか?考えられたらおもしろいし、楽しいと思う。同じ事の繰り返し(二番煎じ)だけでは成長がない。

2015年10月8日木曜日

M-net 2015-10-08

私募債の発行
 9月に私募債を発行し、みずほ銀行さんに受託して頂いた。私募債とは、一定の審査基準を満たした企業が発行する社債である。今回、みずほ銀行さんでの私募債は9回目となり、南富士を、長期に渡って信用・評価して頂いた事がわかる。南富士の基幹である「総合外装事業」と、時代をリードする「アジア人財ビジネス」は、どちらも目には見えない「人づくり」を核としている。
 「無形資産」を評価して頂いた事に大変感謝をしている。期待に応えれるよう、事業を発展させ、アジアが一体となった社会づくりをリードしていきたい。

外装リフォーム第2営業所 開設
 10月1日より横浜に外装リフォーム第2営業所を開設した。新築住宅が昨年90万棟割れと下降傾向が著しい中、リフォームはこれからも伸びを期待する市場である。 リフォームは新築以上にお客様への配慮や技術レベルが求められるため、その中で新しい発想や技術などを磨いてほしい。
 そして、このリフォーム第二営業所は今までの横浜統括事務所の一部をリフォームし、非常に綺麗ですっきりとした事務所になった。従来の第一リフォーム 営業所と競争・協力して共に成長して欲しい。期待している。

GMCベトナム 日本研修
 GMCベトナムの一人、Pさんが来日し、当社三島本社で研修を行っている。一歩世界に出れば、国籍・年齢・男女関係なく、完全な実力社会である。グローバル化するこれからの社会では、各自が「特徴」を持つことが求められる。「真面目で一生懸命」なだけでは、その他大勢に埋もれてしまう。ベトナムのTOP大学を卒業したばかりの、若干22歳のPさんは、3つの強みを持っている。 ① 気づく力 ② 人を見抜く眼  ③ スピード(頭の回転&行動)
大学では、「教えられた事を覚える」「与えられた課題をこなす」教育ばかりであったが、GMCの日本の研修では、指示は一切ない。経営リーダーとして「自ら考え、行動する事」を身に着けてもらう。  彼女には特に、リーダーとして幅広く全体を見渡す視野を養ってもらいたい。世界に通用するグローバル経営リーダーとして活躍できるよう、より一層の成長を期待している。

2015年9月28日月曜日

M-net 2015-09-28

最近気になる2つの言葉
● クレーマー : 『商品の欠陥、客への対応の仕方などについてしつこく苦情を言う人。』
 「豊かな社会」のせいなのか、あるいは「お客様至上主義」のせいなのか、最近、クレーマーを見かける機会が多い。クレームの原因を聞いても大した事はなく、そのほとんど全てが「自分中心」の発想から来ているように思う。「意見」と「言いがかり」は違う。社会で生きる者のマナーとして、相手目線に立った言動を心掛けたい。 ● セレンディピティ : 『何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。思いがけないものの発見。』  新しい事に挑戦していると、「目的のものとは違う、価値のあるもの」を予期せず発見する事が多い。ただ、「目的を達成出来ずに失敗してしまった」というだけの人も残念ながら多い。セレンディピティは「偶然」の意味合いが強いが、アンテナを張っている人とそうでない人で、必然的に発見・出会いの数も変わってくる。大事なのは、「気付く事」や「運がついてくるような人になる事」である。

東アジア地図
 21世紀は、間違いなく「アジアの時代」である。しかしながら、日本では東アジアに特化した地図を見かける事が少ない。今回、当社では東アジアの大きな地図のポスターを作成した。少子高齢化の時代、日本だけ見ていては経営も行き詰まってしまう。アジア時代の企業経営に、よろしければポスターをご活用ください。 ご希望の方がおられれば、プレゼントします。
asia@minamifuji.com宛までご連絡下さい。

2つの人づくり雑誌記事
最近、立て続けに2つの雑誌に当社の人づくりに関する記事を掲載頂いた。
● 雑誌SHOP BUSINESS 『異業種に学ぶ!イキイキ現場訪問』
● 静岡ビジネスレポート 『人を大切にする静岡の会社』

 教えたものは大抵身につかない。チャンスを与え、自ら「学びとる」姿勢を後押しするのが経営者の役目である。今、総合外装事業で日本一の実績と職人数を有するのは、以前より、リスクを負って職人を育ててきたからである。企業である以上、利益の確保は経営に欠かせない。しかし、経営者の真価は、将来を見据えた“人づくりの種まき”ができるかどうかにある。

2015年9月18日金曜日

M-net 2015-09-18

インドネシア奨学金プロジェクト
 インドネシア・ダルマプルサダ大学と組み、ユニークな奨学金プロジェクトに取り組んでいる。33州からそれぞれ成績優秀な学生1名ずつを選抜し、奨学金でサポート。大学の魅力づくりとしてはもちろん、広大なインドネシア全土にネットワークを築く“種まき”奨学金である。
 昨年1年間かけて全国500の県で募集を行い、いろいろな島から24名の生徒が合格した。集まった学生たちは聡明な顔をしており、将来が楽しみである。この奨学金は、インドネシアに期待する多くの企業や個人の皆様が出資してくださっている。暖かいご支援をいただき、誠にありがとうございます。


 9月17日、マイスター4期生17名が修了式を迎えた。6月にマイスター教育がスタートして3ヶ月、いよいよ今月末から来月にかけて、さまざまな日本の企業へと就職する。生徒たちの顔は、夢と希望に満ち、きらきらと輝いている。お世話になった先生たち、大学、そしてすばらしいチャンスへの感謝の心にあふれている…。マイスタースクールとの出会いが生徒たちの人生を大きく変えていったのだと改めて実感した。修了式は、ゴールでなくスタートである。生徒たちは引き続き、日本での仕事にむけて勉強に励む。そして新たなマイスターのクラスも近々スタートする。

2015年9月8日火曜日

M-net 2015-09-08

目線・段取り・資料
 毎日、国内外の人と会い、メールも日本だけではなく世界中から数多く頂く。そんな中で気づく事が3点ある。
1: 目 線
 自分の目で、自分の頭で情報をキャッチし、あるいは自分で考えている事を話したり、提案してくれる。非常にありがたいし、感謝をしている。しかし、自分目線では広がりもないし、納得もいかない場合がある。相手目線(顧客目線や社会目線)で話をしてくれるとこの人は頭の良い苦労人で友人になりたいと思う。

2: 段取り仕事ですごい成果を出しているA君がいる。
 一言で言うと、「段取りが良い」と思う。段取りとは計画・確認・予測・問題が起きた時の素早い対応力・決断力・解決力などが完璧である。目的から逆算して仕事をしているように見える。普通上手くいかない時は、出来ない理由を考え、述べるし、不平を言う人が多い。しかしA君は一切それがない。しかも、誰も気づかないが、早朝5時から仕事をしている時もあり、成果を出す人は見えない所で努力をしている…。しかもゲームのように楽しんで仕事をしている。仕事は 段取り8分と言うが、まさにその通りである。

3:資 料
 資料に全ての情報を書いてくる人がいる。書くのもまとめるのも大変だと思う。一方、読むほうも非常に大変である。資料は「ポイントを絞って、要領よく、薄く」提出してくれると大助かりである。そして書く人の手元の情報は厚く、資料の10倍、30倍もあるとパーフェクトである。相手目線か、否か。目先対応でなく、事前の段取りは十分か。資料・報告は簡潔か。見直してみると良い。余裕と時間が生まれ、成果も出る。

ダイバーシティー
 日本は少子高齢化社会に入った。中国も近い将来、超高齢化社会に突入する。高齢化社会とは働く人口(16-60歳)が減っていく事を意味する。対応としては女性の戦力化や高齢者の活用などが一般的であるが、それだけでは不十分である。技術や能力を持った海外の人材を日本に呼び、一緒に働いてもらう事である。当社も今、「人材育成と活用事業」ではそのお手伝いをさせて頂いている。
 人は、最初は新しい事を受け入れない習性があるが、時間が経てば認めていく。行動や成果が良ければ、大きな味方になってくれる。一方ロボットの活用など、ITの活用も導入されてくる。今まさにダイバーシティー(人材の多様化)時代である。

2015年8月28日金曜日

M-net 2015-08-28

異常気象
 猛暑の8月が終わろうとしている。日本では集中豪雨と竜巻、地震や火山活動の活発化など、異常気象の連続である。ミャンマーでは国土の50%が大雨で洪水、道路は寸断され、生活が出来ない…。温暖化によるものか、はっきりしないが、異常気象である事だけははっきりしている。いつどこで何が起こるかは分からないので、自分で自分を守るしかない。日頃から少し考えておかないといけない。

教育と教養
 面白い話を聞いた。定年退職して元気で生きる為には、「教育と教養」が必要である…との事。「教育」とは「今日行く所がある」、「教養」とは「今日用事がある」事である。朝起きても、「さて今日は何をするか?」では退屈で心身共によくない。朝起きて、「今日は何処に行って誰と会うか?」や「今はこんな事をする用事がある」人生は生き生きとして楽しい人生となる。やる事もない、会う人もない毎日では退屈で行き詰ってしまう。
 人生80年、100年時代である。仕事を辞めてからの方が長いかもしれない。良い趣味と幅広い仲間(友人)を持ち、やる事が地域や社会に貢献出来ることなら教育と教養のある人生は忙しい「多忙」な毎日でもある。健康で忙しく飛び回っている毎日は実は充実している人生であるのかもしれない。感謝である。

マイスター卒業生来日
 毎週のようにマイスター卒業生が日本の「高度人材」として来日している。マイスターにとって、「日本」はおろか、「海外」に出る事自体がはじめてである。出発時には、農村から家族が空港まで見送りに来て、わが子への期待を一心にして送り出している。空港へ着くと、働く企業の担当者との出会いに緊張しながらも、みな活き活きと希望に満ち溢れた顔をしている。まだまだ未熟ながらも、日本語で必死にコミュニケーションをとっている。企業の担当者からは「決まりきった自己紹介や挨拶だけを日本語だけ話すのではなく、自ら日本語で積極的に話しかけてくれる。実習生よりもスタートからして違う。これからが本当に楽しみです。」とマイスターを高く評価して頂いた。
 日本は少子高齢化が深刻であり、若手の確保に苦労する企業は多い。海外の有能な「高度人材」の活用は、その対策の一つである。凛々しい顔に成長したマイスター達と、笑顔の担当者との出会いを見て、「人づくり」は日本とアジア(ベトナム)が共に発展する最高の社会貢献であると改めて感じた。

2015年8月18日火曜日

M-net 2015-08-18

教育は「頭」と「頭」ではなく、「ハート」と「ハート」で
 当社では様々な場所で人を育てている。しかし、どうしても「知っている事を教える教育」が中心となってしまう人が多い。これでは人は育たない。強い思いや情熱を持って事に当たらなければ、表面的な知識を教えるだけで終わってしまう。K君が今ある教育プロジェクトを行っているが、その思い、情熱に頭が下がる。ハートを持って相手のハートに入って行く…。心は伝わっていく…。
 「言われたから教育する」のでは相手は何も得る事が出来ない。相手は先生の行動を見ている。「行動に意義あり」である。「知っている事」と「行動する事」には天地の差がある。知識の詰め込み型教育では「思考力」や「忍耐力」は育たない。「心」や「志」を持って臨みたい。

仕事嫌い?
 仕事があまり好きでないA君がいる。本人はそう思っていない所が問題である。好きな事には積極的だが、それ以外の事には関心を持たない。やってもやらなくてもいいような仕事を一日中やって、大変な事・苦しい事などからは常に逃げたり、後回しにしたりしている。 しかし、周りはそれを見ている。上司なら部下は育たないし、成績も良くない。部下から見ると上司に対する評価は低いし、ついて行きたくない。取引先から見たらどうだろう…「扱いやすいタイプ」に入ると思う。
 積極的に箱から外に出て、様々な所に行き、体験し、肌で感じ、よーく見たり、聞いたりして情報を得て、仕事や生き方に活かしていきたい。実践(行動)から学ぶことは非常に多い。外に出るとチャンスがいっぱいある(勿論、失敗するチャンスもあるが…やって失敗は二度と同じ失敗をしない)ので、このチャンスを自らの手で掴み、成長していく人になって欲しい。又、強制的に環境を変える事も1つのキッカケになる。要は「何を思ったか?」「何を考えたか?」ではなく、「何をしたか?」の実践(結果)である。仕事は好きにならなくても、少し考え方や行動を変えてみると新しい道が見えてくるかもしれない。

本質
 毎日様々な事が起きている。問題もあれば課題もいっぱいある。日々の現象や目の前の事を一生懸命やっていると、一番大切な本質(目的)を忘れてしまう。見失うと言う方が正しいかもしれない。B君も細かい事に1つ1つ対応してくれ、感謝しているが、何の為にやるのか一番大切な基本が何処かに行ってしまう。自己満足で終わってしまう場合が多い。何をやるにも目的がある。何の為にやるのか。最終目標は何なのか…
 「本質」を忘れてしまってはダメである。対策としては、仕事に優先順位をつけ、余分なモノは切り捨てる(日頃の可否の判断トレーニングが大切)など頭の中の整理が求められる。机の上や引き出しの中、鞄、車の中も整理し、大切なモノ(本質)を見失わないように。

2015年8月8日土曜日

M-net 2015-08-08

ベトナムTOP大学(FTU)と提携
 ベトナムの文系トップNo.1大学であるハノイ貿易大学(Foreign Trade University)と業務提携を結んだ。社会が求める人材を育成するため、大学改革、TeachからLearnへの教育システムチェンジ、先生方の意識改革、アカデミック教育から実践教育など、大学と協力していろいろな活動を展開していく。その第1弾として、2つの学部からトップ学生を集めたGMCセミナーを開催した。
 今後、大学内に事務所を設け、9月のオープンイベントをもって正式に活動スタートする。前例のない新しい挑戦である。学長の勇気ある英断と期待に応えられるよう、全力で取り組みたい。

今一度、安全意識を
 ある現場で労災事故が発生してしまった。事故を起こした本人はもちろん、会社も、取引先にとっても大きな影響である。意識して事故を起こす人はおらず、ちょっとした気のゆるみが事故につながる。現場での事故を防ぐ方法は残念ながらなく、一人ひとりが自覚と安全意識を持って仕事をするしかない。
 日本は最近、猛暑日が続いており、特に屋根・外壁工事は大変な環境下での仕事である。今一度、各自が戒めをもって取り組み、職人さんやドライバーさんたちにも指導していきたい。猛暑時には日中は休み早朝や夕方などに仕事をしていただくようお願いをし、事故防止の一助としたい。

VBセミナー大盛況
 今、日本では労働者が足りず、多くの企業が困っている。「新卒」・「技術」・「現場」・「グローバル」、これらの人材が特に不足している。先日開催したベトナムビジネス(VB)セミナーにも、会場に入りきらないほどの経営者が集まった。マイスターやGMCの高度人材に対して大変な反響である。
 日本は少子高齢化で、秋にかけてますます人が足りなくなる中、時代の半歩先を行き社会に役立つビジネスを展開していきたい。職を求める若い4大卒と企業が求める有能な人材を提供し、特にマイスターについてはITや介護などニーズの高い分野にも対応していきたい。

2015年7月28日火曜日

M-net 2015-07-28

行動と信頼
 先日、20年ぶりに再会した旧友に言われた。「私があなたを信頼するのは、あなたが20年前に言った事を今も変わらず実践し続けているからです。」 何の事かと聞くと、当社に電話をかけると社員が必ず3コール以内に元気よく電話に出ることだという。当たり前のようだが、私が以前言ったことを覚えていて、実際にやっている事と一致すると評価してくれたようだ。
 人は言っている事ではなく、行動を見て判断する。日々の行動こそ信頼の基であると改めて気づかされた。

交通安全対策会議
 昨日、車を運転する全社員を集めて、交通安全対策会議と講習会を行った。忙しい今だからこそ、全ての業務を止めて、安全の意識や注意を喚起、無事故、無違反を呼び掛けた。交通事故を起こしたくて起こすものは一人もいないが、車を運転する誰もが起こす可能性がある。これを防ぐために、事故を無くそうという掛け声だけでは無くならない。
 当社では、具体策として、ガソリンとETCの使用料の50%削減に取り組む。車に乗る回数、時間、距離を減らすことだ。削減するためには、普段の行動の見直しや意識改革が必要。2回を1回にまとめる、車以外の移動方法に変える、その為に考える。そして車の運転に使わなくなった時間で更に考える。この取組みは、交通事故防止だけでなく、仕事の効率化や経費削減など様々な効果に繋がるはず。社員一人一人が自覚と責任を持って、具体策を実践してほしい。

責 任
 ベトナムでの事業がスタートして一年、現在の事務所が手狭になったため新しい事務所へ移動する。新事務所の内装工事を行うのに、建築学部出身のマイスターたちがよく手伝ってくれている。間仕切りや電気配線、空調などの専門的なアドバイスやチェックに大変助かっている。その上、「まかされた責任があります」と土日も自主的に現場へ来てくれ、頭の下がる思いである。
 「相手のことを考え、行動する」マイスタースクールでの基礎教育が活きており、すばらしい人材へ成長していることをうれしく思う。どうもありがとうございます。

2015年7月18日土曜日

M-net 2015-07-18

ベトナム ハノイ工業大学QUANG副学長、THANH先生 日本視察
 ベトナム、ハノイでマイスタースクールを共同で運営しているハノイ工業大学のトップお二人を一週間の日程で日本にお呼びし、日本の現状やマイスター卒業生の働く生の姿を見て頂いた。日程は盛りだくさんで、
① 南富士本社視察及び、ミーティング
② 静岡県企業立地推進課との打ち合わせ
③ マイスター1・2期の働く企業及び、彼らとの交流
④ 様々な企業視察とディスカッション
⑤ ものづくり大学訪問とディスカッション
⑥ JAVADA訪問とディスカッション
⑦ その他日本の温泉宿泊など
 7月13日(月)に来日し、7月18日(土)までの1週間の日程であった。


 今後ますますニーズの増えるマイスターに対応すべく、彼らの働く姿と企業の要望を直接お聞き頂き、今後の運営に活かしていきたい。二人の先生とも「すごく勉強になり、満足のいく視察だった」との事。さらなるマイスタースクールの発展が確約された。

2015年7月8日水曜日

M-net 2015-07-08

実績
 南富士の創業から71年。屋根外壁工事で40年。中国・アジアで人材の育成をスタートさせて40年。M-netを書き始めて15年。GMCも10年の実績。八角形住宅の許可を得る為20回(3年間)国交省に交渉。マイスタースクールを始めて満1年。卒業生が40名、現在ベトナム・ハノイで学んでいる学生が40名…。継続し、実績を積むことで他から絶大な信頼を得る。
 今回も新しいビジネスを始める時、相手は私たちの行動や結果を見て判断をする。不可能と思える事が今までの実績の裏付けで可能となる。決して今だけ(自分だけ)の評価でものごとが決まるのではなくて、今までの実績や歴史も大きな役割を果たしていると実感した。自信をもって挑戦して行こう。

心に火をつける教育
 今までの知識や経験を教えるTeach型の教育から、自ら気づき学ぶLearn型の教育の一例を。まず受講者は顔に笑顔はなく、目も輝いておらず、指示を待っている。失敗を恐れてスピード感はまったくない。そこで受講者に見たままを話す。すると顔はもっと厳しくなってくる。そして皆さんは何の為に今日ここへ来たのか原点を説明し、納得してもらう。自分の役割は何か?再確認をしてもらう。
 どうしたら当初の目的にスピードをもって到着できるか、具体的な方法を話す。他の人の事例を具体的に話すと少し顔が明るくなってくる。楽しい話や興味のある話をし、やればできるかもしれない…と思わせるように導いていく。そして「Yes, Try」でやってみようと、全員で声を大きく「Yes, Try」を発声。
 「失敗しても大丈夫、命は取られないから。ドラマをつくろう」と話すと全員の顔は笑顔になり、目は輝き一変してしまう。「うまくいったら特別なチャンスを与えますヨ。」 途中から、「私にこれをさせてください」、別の人も「私にこのチャンスをください…」。
 心に火がついてしまえばもう大丈夫。潜在能力のある人は、チャンスを与えれば自転し大きく成長していく事まちがいなし。「教育は花が咲く」と実感。その後は自分からドンドン動き出して、周りから「何かあったのですか?」と聞かれる。教育は古い知識やマニュアルで指導する事ではなく、今ある素材や身近な事例を活用して気づかせること、自分から学ぶ習慣を身につけることが大切である。次回、彼等と会うのが非常に楽しみである。

2015年6月28日日曜日

M-net 2015-06-28

ビデオレター
 こんにちは。私の名前はThu Ha、23歳です。南富士ベトナムプロジェクトの責任者をしています。ですが、私の夢はベトナムだけではありません。アジアのリーダーになり、全アジア発展のため、自分自身を成長させて行く事が私の目標です。
 私は偶然、南富士を知りました。杉山会長に初めてお会いしたのはGMCに応募した時です。会長との面接で、私は喋りすぎてしまいました。会長は仰いました。「目が2つ、耳が2つ、口は1つ。だから、よく見て、よく聞いて、よく考えなさい。多弁は不要です。」正直なところ、私はショックでした。これまで誰一人として、そんな事を言ってくれる人はいませんでした。
 もちろん、一度目の面接は不合格でした。でも、その瞬間から「杉山会長について行きたい」「南富士のために働きたい」と思いました。だから、もう一度応募しました。2度目の面接で、私は晴れて合格することができました。
 南富士では“両方”のことができます。「人づくり」と「ビジネス」です。「教育」と「収益を生む」ことです。南富士を選んだ理由は「人を育てる」「アジアを育てる」という、同じ夢を持っていたからです。そして、自分の成長だけでなく、アジアの発展のために、私自身を成長させられるチャンスだからです。南富士に入って一番学んだことは「絶対的な信頼」です。信頼はどんな繋がりにおいても、ビジネスにおいても全ての基盤となります。私を見てください。私は23歳です。大学を卒業したばかりで、経験もありません。でも今、私はベトナムで多くのプロジェクトを任せていただき、たくさんのチャンスをいただいています。そして南富士を、南富士のビジネスを心から信じています。南富士の皆さんが私を心から信じてくれる事は、私に大きなパワーとエネルギーを与えてくれます。毎日、私を成長させてくれます。
 日本の生活はベトナムよりも平穏で便利だと思います。でも、便利さや自分のために生きる人生が素晴らしい人生だとは思いません。「挑戦」「チャンス」に満ち溢れた人生が、素晴らしい人生です。南富士では、そんな素晴らしい人生を送ることができます。
 私一人、あなた一人だけでは、大きな変化は生み出せません。でも、私たちが協力し合えば、アジアの人材を育てることができ、アジアを一緒に発展させていくことができます。あなたの挑戦を待っています。そして将来、南富士で一緒に働けることを願っています。

東京都基幹管理職(部長、課長)研修
◇2015.6.26 南富士三島本部(参加者25名) 9:30~12:00
 日本の47都道府県のトップであり、日本の首都である東京都のエリート幹部職員を研修させて頂いた。トップの行動力、発想力、リーダーシップなどを直接学び、都政運営の大局観や経営センスを体得し、新たな発想や気づきを得る為に…。まず部下に30分夢(部局の方針、将来展望など)を語れますか?…からアジア、人づくり、リーダーの役割など持論を展開させて頂いた。

2015年6月18日木曜日

M-net 2015-06-18

マイスター新クラス スタート(4期、5期、Special)
 6月15日、マイスタースクールで新しく3つのコースがスタートし、開始セレモニーを行った。93名の応募者から36名を厳選。日本で正社員として働くための3ヶ月間の教育がスタートする。

◆ 第4期生 (11名) ◆ 第5期生(16名) ◆ スペシャルコース(9名)

(6/16~教育スタート。日本語基礎OK)
(9月中旬~。まず日本語基礎を自習)
(8/1~。各学部の優秀学生)

教育の本質
 ベトナムであるビジネスをスタートしたがなかなかうまくいかない。そこで、日本の社員に1週間ベトナムで指導をしてもらった。
「当初、技術を指導するつもりでしたが、それよりも大切なものに気づきました。
① How to THINK …自分で考えること、感謝の心
② How to SEE …相手目線、意図・本質をつかむこと
③ How to DO …技術
 国境を越えて教えるという立場を与えられたものの、どう伝えたらいいのか、どうしたら伝わるのか、なぜ伝わらないのか、何を伝えるべきか… 最初はとても戸惑いましたが、結局は“人の言うことではなく行動を見ている”というシンプルな答えにたどり着きました。絵や文字だけで説明するのでなく、身振り手振り、食事時の振る舞い、掃除…。今の私は先生でも上司でもなく、対等なパートナーとして信頼関係を築いた仲間です。互いを尊重しよりよい環境をつくりあげていきます。貴重なチャンスと、皆様のご協力に感謝しています。」

 笑顔と自信にあふれ、活き活きした表情で話してくれたSさん。言葉も十分に通じない相手に全力で向き合い、自分の頭で考えるという経験が彼女を大きく成長させたように思う。これからの活躍・発展に期待しています。

2015年6月8日月曜日

M-net 2015-06-08

VTV4 (ベトナム国際放送)
 ベトナムのインターナショナルなテレビチャンネル「VTV4」で、2つの人材育成「GMC」と「マイスター」を紹介していただいた。当初はGMCセミナーの取材のみを予定していたが、ディレクターがマイスターにも興味を持ってくれ、わざわざマイスターSchoolにまで取材に来てくださった。
「人づくり」に対するベトナムの人々の高い関心と期待の大きさ…改めて背筋を伸ばして取り組んでいきたい。興味のある方はぜひYouTubeで見てみてください。
https://youtu.be/0iS7QN8MDhY

職人安全大会
 当社では毎年、職人さんを集めて「安全大会」をおこなっている。日頃油断しがちな安全に対して注意喚起をするほか、全員が健康診断を受診する。身体が資本の職人さんにとって、事故なく健康であることはすべての基本である。会社としてできることをし、職人さんを大切にしていきたい。
 

新規事業
 何か新しいことを始めるとき、中心人物の「思い」「情熱」「エネルギー」「責任感」「実践力」などが、成功と失敗の分かれ道となる。リーダーに迫力もなく、スピード感もなく、明確な目標もなければ、どんなに人柄は良くても失敗の道へと入ってしまう。
 周りの人や部下は、リーダーの言っている言葉や指示でなく、やっている行動を見ている。軽い気持ちで仕事をしていると、全体が軽くなり、責任感がどこかへいってしまい、言われたことをただやるだけになってしまう。こんな場合、従来のやり方では状況を変えることは難しい。新しい風を入れて全員の気持ちをチェンジしなければ変化は起きない。
 リーダーの責任は重い。新しい事業はさまざまな問題点はあるが、新しい道を切り拓くことによってリーダーは自信となり、また部下はチャンスを活かし自分が成長できるし、自分の隠れた潜在能力の発見にもなる。新しいことに進んで挑戦する人生でありたい。

2015年5月28日木曜日

M-net 2015-05-28

TOP大学セミナー in ベトナム
◆ Foreign Trade University (文系トップ大学)
『人間力を高めよう!これからのリーダーに求められるもの』
…参加者200名。テレビや新聞の取材、ベトナム有名企業の経営者も参加し、高い関心。


◆ Hanoi University of Science and Technology (理系トップ大学)
『一人ひとりに求められるグローバル化への対応』
…参加者300名、立ち見も出るほどの大盛況。活き活きと、良い顔をした学生がとても多く可能性大。
 今回のセミナーで通訳を務めてくれたのは、ベトナムリーダーのHさん。彼女は「1か月間で日本語をマスター」という目標を見事達成し、私の難しい話をベトナムの学生たちに分かりやすく伝えてくれた。リーダーとして全体をまとめながら、難しい通訳もこなしてくれ、本当にありがとうございました。

態度
 あるベトナムの会社を訪問させていただいた。社長は大変熱心な方で、幅広く経営の勉強をし、社員教育にも力を入れており、会社の成長のためには人材が欠かせないという。この日も、夕方から出張という多忙な状況の中で、予定していたすべての会議を取りやめ、わざわざ時間をつくってくださった。
 期待して幹部社員に会ってみると… ほおづえをついていやそうな顔をしている人、スマホをいじっている人、隣同士でぺちゃくちゃおしゃべり…こちらの話をまったく聞いていない。
 いくら技術が優れていて業績が良くても、態度が悪ければ相手は不快になってしまう。ビジネスは、最後は「人と人」である。今までの成功体験や現状に満足していたら、成長はもうない。彼ら自身がそのことに気づき、会社の大きなターニングポイントの力となれるよう、いろいろな協力をしていきたい。

2015年5月18日月曜日

M-net 2015-05-18

ミャンマー(ヤンゴン)
 アジアでただ1つ開拓の余地のある国「ミャンマー」。
成田から直行便で7時間で前首都(現在の首都はネピドー)「ヤンゴン」に着く。ミャンマーは人口6200万人。面積日本の約1.8倍。ビルマ族(70%)他135の民族で構成。(※) 気温37℃、乾季(酷暑)である。 (※)ヤンゴンは人口620万人。仏教国である。ミャンマーで人材育成と新しいビジネスを創り出す為に…。
ヤンゴン(渋滞、停電、インフラ未整備) / ヤンゴン郊外(70Km)(農業65%、乾季で水なし作物ダメ)


大学(ミャンマーのTOP大学5校訪問。すべて学長と面談。)
ヤンゴン大学 / ヤンゴン工科大学 / ヤンゴン経済大学
ヤンゴン教育大学 / ヤンゴン外国語大学 / (仏教国ミャンマー)
訪問して感じた事
①多くの国民…自由が欲しい。(政治体制 軍制)
②ヤンゴン市内はバイク、自転車一切通行禁止。車のみ通行。整然としているがどこか活気がない。
③皆、教育を受けたい。(金のある人はプライベートスクールで学ぶ。金のない人はチャンスなし)
④人づくり(特に無料)はすごい興味と関心(特に若い人)
⑤格差社会(都市(ヤンゴン)と田舎(乾季農民は飲む水もない)貧富の差)
⑥若者の楽しみ…酒を飲む。寺院に行く。公園に行く。

2015年5月8日金曜日

M-net 2015-05-08

雨と職人さん
 4月は1ヶ月(30日)のうち、実に10日間も雨が降った。単純に考えると、総合外装事業部の売上は△30%(3割減)、職人さんの手間も△30%となる。ところが4月の実績をみると目標に近い売上を上げ、職人さんもそこそこの収入がある。
 なぜだろう?総合外事業部の仕事は、外での仕事が中心なので天候に左右される。屋根工事や外壁工事は雨の日は仕事が出来ないはずだが…。4月は雨が多かったが、その分職人さんたちは様々な工夫をしてくれた。雨が止んだら即現場で仕事。雨でも出来る仕事を見つけ、晴天に備える準備、少しの雨ならカッパを着て仕事をする…職人さん一人ひとりが様々な工夫をしてくださった。その結果である。
 人が頭を使い、工夫をする事のすばらしさを実感させていただいた。職人さんありがとうございました。これからも共に成長していきましょう。

健 康
 毎年、4月1日に全社員の健康診断を行っている。一人一人の結果は詳しくは分からないが、「要精密検査」「要受診」などの社員が少しずつ増えている。年齢上昇や加齢による事もあるが、食事に起因する事が多いとの話である。
 規則正しく、栄養バランスを考え、暴飲暴食を控えていけば、体重も増えずに健康体である (医食同源という言葉もあるように)。総じて太っている人は要検査や要受診のマークがついている。体重をコントロールし、標準体重(標準体重=身長–110)を目指そう。すべては心身の健康からスタートする。上記の職人さん達も毎年健康診断を全員で受けてセルフコントロールに努めている。

夢 中
 Hさんがいる。頭も良いし、知的でもある。チョットした出会いから、「夢中」になれるものを見つけた。寝食を忘れて全力投球しているHさんの姿に、見ている者も、近くにいる人も感動を覚える。夢中になるモノを見つけるのは、知識や頭で納得する事ではない…。行動して体験したり、自分の目や耳、肌で直接触れる事で実感し、体得する事である。
 Hさんからメールがくるが、思いが伝わってくる文章である…。嬉しくもあり、何かをしたくなるメールである。他人と競争とかではなく、自分自身の目標への挑戦でもあるように思える。何か1つ「夢中」になれるモノを見つける(出会う)と人生が変わっていくし、人生そのものが充実していくように見える。草木も花も新しい芽の出る季節である。夢中になれる芽を見つける事が出来れば…幸せである。

2015年4月28日火曜日

M-net 2015-04-28

優先順位
 所用があり、A社を訪問した。
 先方の社長と面談を希望していたが、常務が窓口との事で、常務と話を始めた。そこにA社の社長が「挨拶だけでも」と言い、入室された。「これから別件があって出なければならない…」と名刺交換だけで話が終わり、「実は政治家K先生のパーティーに参加しなければならないので…」と言って、部屋を出ていかれた。
 ビジネスに政治も必要かもしれないが…チョット優先順位が違っているように思えた。後で会社の内容を聞いてみると、厳しい経営との事。TOPは様々な仕事があるが、「何を今しなければならないか?」の優先順位のつけ方で決まってしまうように思えた。

気づき
 Cさんは何をやっても感謝がまったくない。
感謝とは「感じて御礼の心を表す」と辞書にある。感謝する前に「気づき」、「感じ」なければ始まらない。どうしたら「気づく」のか、考えてみた。
・周りを見る(目が2つ)(耳が2つ)(ベストは心眼でモノを見るトレーニング)
・自分の事だけ考えたり、自分の事だけやっていると永久に気がつかない。
・現象の裏に隠れている「本質」や「大切なもの」が見えない。
・いつも現象だけ見ている。
・感謝する環境がない(育った家庭や働く職場)。
・生来の鈍感。でも気づきの習慣を身につければ大丈夫。
・相手の立場に少し立ってみる(但し余裕がないとまったく出来ない)。
 言われれば誰でも気づくし、分かる。その前に自分自身で気づくトレーニングや習慣を身につけたい。気づきはすべての原点である。

健康の秘訣
 毎日多くの人と出会っていると、必ずと言っていいほど「元気の秘訣は何ですか?」「健康の秘訣は?」と聞かれて、答えに困ってしまう。特別な事は何もしていない。あえて言うなら、
1、ストレスを溜めない。(-)×(-)=(+)で、明日は「明るい日」と書く。
2、物事をポジティブに考え、常に夢をいっぱい持って生きている。
3、肉は好きだが、野菜を多く食べるようにしている。塩分控え目。
4、外に出て、人と会う。(出会いをつくる)
5、「玉枕」(翡翠の枕)を使っている。

丈夫な身体を与えてくれた両親に感謝しています。

2015年4月18日土曜日

M-net 2015-04-18

勤続58年
 3年前のM-net(2012年3月28号「わが社の宝」)で紹介させていただいた元社員の渡辺さんが、先日お亡くなりになった。私も葬儀に参列し、惜別の言葉を述べさせていただいた。
 渡辺さんは当社に58年間勤めてくださった方で、会社が厳しい状況に直面した時も「一緒にがんばろう」と支えてくださった…。葬儀の後、「勤続58年はすごい。そんなに長い間勤めるのは、よほど会社が魅力的だったんですね。南富士の魅力は何ですか?」と、多くの方に質問された。改めて聞かれると、自分ではなかなか分からない。皆さんは、南富士の魅力は何だと思いますか?

地方と都市の差
 人口の一極集中が新聞等で言われている。
日本のほとんどの県で人口が減少している中、増加しているのは東京圏と愛知、福岡、沖縄のみ…首都圏の一極集中が鮮明である。先日、広島へ行った際、ある企業の所長から「ここでの住宅着工件数は、広島県と山口県、2県あわせて月700棟です」と聞き、驚いた。
 当社の総合外装事業部では、首都圏エリアを中心に月1000棟の施工をおこなっている…。事業を「どこで」やるか?人口が減っている社会ではなかなか成長は望めず厳しい。もし日本で生きるなら首都圏での展開は必須である。そして、地方ならダントツの1番になることである。

特別セミナー『職人の募集、育成と活用』
 建築業における職人不足が深刻な昨今、ある会社から職人不足対策のセミナーをしてほしいと依頼を受けた。これまで多くの企業は、技術のある人(職人)を探し、「つかう」ことしか考えてこなかった。しかし、職人になりたい若者がいなくなった今、従来の考え方では、人材不足も技術伝承ももはや成り立たない。これからは会社がリスクを負い、職人を「育てる」時代である。人づくりの“種まき”をすることで、明るい道が拓ける。
 当社は、今でこそ500名の職人軍団を成しているが、それは好調な時も厳しい時も続けてきた人づくりあっての結果である。ダントツの施工力を持って、これからも新たな風をおこしていきたい。

2015年4月8日水曜日

M-net 2015-04-08

第46期 新年度スタート
 新しい年度のスタートである4月1日、入社式と全体会議を行った。今年の経営方針は、①Purpose(目的)、②Practice(実践)、③Produce(生み出す)の3つのPによる『P-Management』である。日々、目の前の仕事に追われがちだが、今一度、仕事の目的は何かを一人一人が考え、実行し、そして結果として数字や利益、新しいビジネスを生み出す組織でありたい。
 全体会議では、昨年度活躍してくれた社員の表彰もおこなった。すばらしい実績をあげてくれた営業所、特に活躍が目立った個人賞、目立たないけれども業績に貢献してくれた裏方賞…、会社全体として成長できているのは社員一人一人の努力のおかげである。改めて、感謝の気持ちを伝えたい。
 今回の会議は、日本だけでなくベトナムや中国からも社員が参加した。ベトナム人の新入社員もいる。グローバル化という時代の大きな変化を肌で感じ、私たち自身も時代に柔軟に対応し成長していきたい。

Skype面接
 とある企業が、ベトナムマイスターの面接をおこなった。インターネットのSkypeを利用した面接で、企業・ベトナム・南富士(日本)の三者が、それぞれ異なる場所にいながら同時に参加できる。音声もしっかり聞こえるし、お互いの顔を見ることもできる便利なシステムである。Skype面接は今回が初めての挑戦。国際化時代への対応もさまざまな形がある。

2015年3月28日土曜日

M-net 2015-03-28

Strong Point
 ある学生が、企業でのインターンシップをおこなった。日本の本社で1ヶ月間、社員と一緒に働き、良ければ採用という条件である。1ヶ月後、インターンシップ期間が終わり、責任者に話を聞いてみた。「英語もできるし、頭も良いが…」 最終的な結果はNOである。
 はっきりとした理由は分からないが、おそらく本人に特徴がなかったのだろう。例えば、「財務に強い」、「提案がどんどん出てくる」、「抜群の行動力」、「まわりの人が一緒に働きたくなるような人間的魅力」…など、誰にも負けないStrong Pointである。
 これからますます競争が激しい時代がやってくる。人も、企業も、特徴がなければ生き残れない。まずは絶対に負けないものを1つつくること。そして2つ、3つ…と増やしていきたい。

働き手の今
 日本の「働き手」が今、見えないところで大きく変化している。
◆就活中の大学生
 卒業を間近に控えた大学4年生曰く。「まわりの友達で就職が決まっているのはだいたい50%。残りの半分は決まっていないけれど、特にあせってないし、無理して働こうとする人はいません…」親元に住んでいるので生活には困らず、フリーターやバイトで自分のお小遣いを稼げばそれでいいという若者が大変多い…。豊かさの弊害である。
◆製造業
 団塊の世代が定年を迎えどんどん退職していくが、それを補うだけの若者が入ってこない。大学生は現場での仕事を敬遠し、給料は少なくてもいいから楽な仕事へ…。現場人材として高卒を採用していたが、今年はあまりにもレベルが低くて採用を中止。ほとんどの高校生が大学へ入学する今の時代、専門学校を選ぶ学生が減少し、技術を教える専門学校も激減。現場では今、人手が足りないだけでなく、このままでは次の世代への技術伝承も難しい…。
◆24時間対応の病院
 夜勤の医者が足りず、他に人もいないから…と高齢の院長が自ら出勤し担当している。この病院では、すべての診察記録をパソコンに入力しシステム管理しているのだが、院長はパソコンができないため、手書きのメモを残しておく。翌朝出勤した人たちは院長に代わって残った作業をしなければならない。現場からは大変な負担だとクレームが出ているという…。せっかく意欲があって活動しても、時代の変化や社会への対応ができていないとかえって周りの迷惑になってしまう…。

 少子化やIT化、働く人の価値観の変化…社会が大きく変化している事は事実である。一人一人が目的を持って働くことや、グローバルな人材の活用など、正解はないが、従来とは違った働き方が必要な時代である。

2015年3月18日水曜日

M-net 2015-03-18

マイスター2期&3期 修了式
 3月11日、ベトナム・マイスターSchoolの修了式が盛大に行われた。第2期生18名、第3期生13名、総勢31名の生徒たちが約3ヶ月のトレーニングを終え、これから様々な日本企業での仕事がスタートする。

 当日は、ベトナムで最も有名な経済ニュースサイト2社(DANTRI、Cong Thuong)が取材に来てくださった。「ハノイ工業大学でマイスター学校2期・3期の修了式」「日本で働く高度技術人材の養成」 記事はその日のうちにインターネットで配信され、我々の活動に対する関心はとても高い。
 先生方の期待、生徒たちのまっすぐで希望に満ちた瞳、そんな生徒たちを微笑ましく眺める日本企業…一企業の枠を超え、関わるすべての人にチャンスをもたらすWin-Winの事業をやらせていただいている。改めて、多くの方々の協力に心から感謝いたします。そしてこれからも魅力的なチャンスを創出していきたい。

2015年3月8日日曜日

M-net 2015-03-08

GMCベトナム
 ベトナムから2名のGMCメンバーが来日し、トレーニングを受けている。
◆Bさん…「半年間、無給」
 第1期生として、昨年10月からGMCに参加。半年間ひたすらチャンスを信じて待ち続け、とうとう日本へ。「最初は、23歳で本当にリーダーになれるのかと疑っていた。自分のやり方がベストだと思っていて、態度もとても悪かった。でも、GMCで学んだことを生活で実践してみたら、自分が良くなっていくのを感じた。今ではGMCを100%信頼している。今の自分があるのは、GMC責任者・タオさんのおかげ。心から感謝しています。」
◆Hさん…「脱・優等生」
 一度、GMCの面接に落ちてしまったが、めげずに再挑戦しGMCメンバーに。「最初の私は自信過剰で多弁だった。でも、『人は、2つの目、2つの耳を持っている。口はひとつ。』という杉山社長の言葉を聞いた瞬間、この人と働きたい!と強く思った。2週間かけて両親を説得し、大学の先生からの課題を全力でやり遂げ、日本へ行くチャンスをつかんだ。今までは成績優秀な優等生だったけれど、これからの私は“TRY”です。自分を変え、リーダーになってベトナムの社会をよりよくしたい。」
 強い意志を持ち、それぞれのドラマを抱えてやって来た若い二人に胸が熱くなる。いろいろなチャンスを与えてあげたいし、それらを活かして大きく成長してくれることを期待しています。

美人秘書
 「美人秘書を採用したい」某社の社長から、一風変わった依頼を受けあちこちで活動している。ところが、いざやってみるとこれがけっこう難しい。多くの履歴書の中から綺麗な写真を選んでも、実際に会ってみたら写真と全然違う…なんてこともしばしば。世の中に「美人」はたくさんいるとは思うが、「魅力的な人」はなかなかいない。美人を見つけるのも一苦労である。

真のグローバル化
 最近、海外の事業や、外国人受入れといった“グローバル化”に挑む企業が増えている。しかし、うまくいっていない会社も少なくない。よく見ると、会社の体制は従来のままで、新しいことをやろうとしている…。
 当社も早くから国際化をすすめてきたが、その過程では、社名の変更や本社移転、新しい事業展開、定款変更…など、常に変化と創造を重ねてきた。これからは外国の人々と一緒に仕事をすることがますます増える。時代の変化に合わせ、相手に分かりやすく会社のカタチを柔軟に変化させていくことが、「真のグローバル化」への対応である。

2015年2月28日土曜日

M-net 2015-02-28

南富士 職人共済会
 3月1日、職人の共済会を熱海で行った。参加者は年々増加し、今年は180名近い職人さんたちが首都圏から忙しい中集まってくださった。取引先のトップリーダーを招いての全体会議、日頃すばらしい活躍をしてくださっている職人さんの表彰、そして一年の労をねぎらう盛大な宴会で盛り上がった。
 当社は長年、職人の育成に力を入れており、中には大卒で職人として実績をあげている若者もいる。北海道大学大学院出身、元社員職人のK君(写真)もその一人である。ひとつひとつの作業に頭を使い、現場に刺激と活気を与えて頑張ってくれている。これからも若い世代を育て、職人さんたちと共にダントツの施工会社として成長していきたい。

2月の言葉
【1】優先順位(1.___ 2.___ 3.___ )
 日々、やらなければならないことは山ほどあるが、限られた時間の中で最大限の成果を出すためには優先順位が必要である。今もっとも重要な事は何か、目先の事をやみくもにこなすのではなく、全体を考えながら臨機応変な対応をしていきたい。
【2】だれにも負けないものひとつ(特徴)
 誰にも負けない情熱と思い、相手がビックリするくらいのスピード、アイディアが次々出る、結果が出るまで絶対にあきらめない…etc あなたには、何かひとつ「これだけは!」という強みや特徴がありますか?すべてが「人並み」では、魅力がない…
【3】人間力
 何事も、目に見える現象の裏には、人知れないドラマがあるものである。いろいろな人の思いや努力、苦労があって今がある…。目に見えないものにどれだけ気づき感じることができるか…同じものを見ても、その人の「人間力」の差が大きな差となる。

2015年2月18日水曜日

M-net 2015-02-18

リーダー差
① 無料で、ある事を行っている。
 A君はその事にすごく感謝し、心からお礼を述べ、A君のできる事を全力でやってくれる。A君の思いはそれに参加している人々にも伝わり、皆も深く感謝してくれる。B君は、同じ事をやっているが、事務的で感謝はまったくない。それは周囲の人々にも影響し、B君同様、感謝もお礼もまったくない。無味乾燥そのものである。A君とB君の差は、「認識の差」である。気づかないと言ってしまえばそれまでであるが、リーダーは仕事の目的と役割、誰の協力でこれが成り立っているのかに自ら気づき、周りに伝えなければ、その仕事はどんどん小さくなっていき、協力者もいなくなってしまう。

② 同じ地域、同じ得意先、同じ仕事、同じ協力者なのに、リーダーが違うと結果に大きな差が出る。
 C君は仕事の目的やそれぞれの役割を明確にし、紙に書き、分かりやすくし全員で行動する。もちろん自らも行動し、皆をひっぱり、問題が起きればその人を指導し、大きな目標を達成していく。D君は自分に自信があり、言葉だけで行動をしない。席に座り、指示することが中心である。部下にも仕事を任せっぱなしでチェックもしない。言うまでもないが、成果は一向に上昇しない。部下は上司の言葉でなく行動を見ていて、行動しない上司の部下は何の変化も進歩もない。

 要は「リーダーの差」がそのまま成果となって表れてしまう。リーダーには誰も注意したり指摘をしてくれない。日頃から、自分の目線、行動の範囲、他との比較、目的に対する達成度などを、自分自身で厳しく見る事が求められる。

高齢化社会
 友人の社長、Kさんと話をした。社員の平均年齢が毎年上がってきており、そんな中で、特に長年勤務している60歳以上の人の働く場所がどんどん狭まってきている。彼らの働く場づくりを…と新しく始めたのが介護事業である。
 加速する高齢化により、社会のニーズも変化し、時代を反映している。K社長曰く、「介護事業を始めてみたものの、なかなか難しい…」。 入居したいニーズはいっぱいあるのに、必要な職員の確保がひと苦労。高齢の社員だけでは運営ができない。前例のない高齢化社会にどのように対応したらいいのか…正解はない。

2015年2月8日日曜日

M-net 2015-02-08

M-net 15周年
 『頭の活性化マガジン』(通称M-net)は、2000年2月18日にスタートし、早15年が経ちました。社長が何をしているか、どこに行ったか、誰と何を話したか…などを社員に文章で伝え、そこから何か“気づき”があればと思い、書き始めたのが最初です。ひとつひとつの記事には、常に「人」がいて、「事実」があって、何か「目的」を持っています。「情報」は、経営の原則である「人・モノ・カネ」の次に来る大切なものです。
 最初の頃を見ると、文字だけの文章(まだデジカメもありません)で、次第に写真や絵が入るようになってきました。出会う人にM-netのコピーを見せると、「それをください…」と言われ、社員だけでなく一般の人も読んでくださり、「メールマガジン」となり、今は「Facebook」や「ホームページ」でも読むことができますし、日本語だけでなく中国語・英語でも発信されています。毎月3回、8日・18日・28日に発行してします。当時は八角形住宅を開発、事業展開していたため、8にこだわったのです。
 15年が経ち、原点に返ってみると、【感】(感じる)・【観】(よく見る)・【勘】(頭を働かせる)の、3つの【気づき】が改めて求められている時代です。M-netを書きながら、一つには【人づくり】に役立てばと強く思っています。そして二つは【創造】や【イノベーション】、【知恵】、【ネットワーク】、【情報】、【変革】など、形は無くとも高い価値を生み出す原点は【気づき】です。M-netがそれらのきっかけのひとつにでもなれば…望外の喜びです。いつも私の独断と偏見で、いろいろなご意見もあろうかと思いますが、これからもご支援ください。

真価
 M-net15周年にふさわしいメールを、ベトナム・ハノイ在中の日本人Tさんからいただいた。「先日はご足労いただき、ありがとうございました。お金もうけばかり考える人が多いのですが、崇高な理念を持った杉山様の取り組みに感銘を受けました。日本がアジア各国にしてあげられることはODAだけではありません。教育こそ、永遠の財産となり、経済発展と日本との良好な関係づくりに貢献すると思います。ぜひまた意見交換させて頂きたいです。」
 先日、Tさんと「GMC」や「Meister」などについて話をさせていただいたお礼のメールです。我々の取り組みが間違っていないと、確信を持たせていただきました。「GMC」、「Meister」が、アジア・中国そして日本で大きく花開くこと念じています。

2015年1月28日水曜日

M-net 2015-01-28

1月の言葉
 日々、身の周りで色々な事が起こる。良い事も悪い事も、様々な出来事の中から、1ヶ月間で特に心に残ったもの3つをまとめてみた。
【1】マナー
 「マナー」は相手の事を思いやる心から始まる。自分目線、自分の価値観だけでは、相手の気持ちに気づく事さえできない。普段の何気ない自分の行動はどうだろう?相手の立場に立って行動していますか?
【2】気づき・勇気
 相手の誤りに気づいた時、勇気を持って注意できるだろうか?せめて社員同士ではお互いに何でも言い合える関係を築き、皆で成長する会社でありたい。
【3】報告・連絡・相談(コミュニケーション)
 報告:頼まれたことが終わったら、必ず報告。依頼主は、その後どうなったか気にしている。
 連絡:日頃から情報の共有ができていると、チームワークもスムーズ。
 相談:自分では最良な判断だと思って行動しても、全体からみると判断が違うことは少なくない。上司に答えを求めよということではない。自分なりの意見・考えをもって相談し行動したらベストである。

ボランティア②
前号のM-netに続き、ベトナム・マイスター学校にもう一人、新しい先生が来てくださった。シニアボランティアの石村さんである。 日本の大手メーカーに勤務し、定年退職後、ボランティア活動をおこなっているとのこと。1ヶ月間ベトナムに滞在し、モノづくりの精神や基本的な仕事の考え方を生徒たちに指導してくださっている。 社会の役に立ちたいと願い、チャンスを求める人たちがたくさんいる。ご協力、心から感謝いたします。

働く場はグローバルに
 先日、ある会社に中国での一大プロジェクトの全体戦略を提案した。この日のために中国から2人の社員もやってきて、日本の社員と白熱した議論を交わしながら、ひとつのものをつくりあげた。国を行き来し、グローバルに仕事をする時代がやってきている。

2015年1月18日日曜日

M-net 2015-01-18

「幹太経営」 万克徳11期経営方針
幹太経営…人づくりと挑戦
1.基礎、基本(ブレない本質)
2.結果(数字)を出す
3.自ら育ち、人を育てる人に
 中国は1月から新年度がスタートする。全社員が武漢に集まり、経営方針の発表があった。昨年1年間貢献した個人、部門の表彰も行われた。日本、アジア、中国の社会や経済の変化に伴い、中国も自らを見つめなおし、変化に対応できる組織や社員が求められる。社員一人一人が、基本方針のもと力を合わせ、もうひとまわり大きな幹を育ててほしいと思う。

ボランティア①
 今、ベトナム「マイスター学校」で日本語をボランティアで教えてくれている若者、前田君がいる。大学の学部生にも教えているためかなりハードなスケジュールだが、本人は「学ぶことが多い」と笑顔。昼夜問わず指導に取り組んでいる。篤志を持ち行動してくれた前田君、ありがとうございます。マイスターの更なる成長と彼自身の変化を期待しています。

言葉より「絵」
 グローバル化がすすみ、当社でも海外から来た社員が増えている。一緒に仕事をしていると、価値観や育ってきた環境の違いからいろいろな問題が起こる。指導しようにも、言葉が十分でなくなかなか伝わらない…。
 そこで、分かりやすく絵を使ったポスターをつくってみたところ、今までの苦労がウソのように、ピタッと問題が解決してしまった。コミュニケーションの方法は言葉だけとは限らない。相手に“伝わる”ためには、絵や写真などのビジュアルが多いに役立つ。