2015-09-08

M-net 2015-09-08

目線・段取り・資料
 毎日、国内外の人と会い、メールも日本だけではなく世界中から数多く頂く。そんな中で気づく事が3点ある。
1: 目 線
 自分の目で、自分の頭で情報をキャッチし、あるいは自分で考えている事を話したり、提案してくれる。非常にありがたいし、感謝をしている。しかし、自分目線では広がりもないし、納得もいかない場合がある。相手目線(顧客目線や社会目線)で話をしてくれるとこの人は頭の良い苦労人で友人になりたいと思う。

2: 段取り仕事ですごい成果を出しているA君がいる。
 一言で言うと、「段取りが良い」と思う。段取りとは計画・確認・予測・問題が起きた時の素早い対応力・決断力・解決力などが完璧である。目的から逆算して仕事をしているように見える。普通上手くいかない時は、出来ない理由を考え、述べるし、不平を言う人が多い。しかしA君は一切それがない。しかも、誰も気づかないが、早朝5時から仕事をしている時もあり、成果を出す人は見えない所で努力をしている…。しかもゲームのように楽しんで仕事をしている。仕事は 段取り8分と言うが、まさにその通りである。

3:資 料
 資料に全ての情報を書いてくる人がいる。書くのもまとめるのも大変だと思う。一方、読むほうも非常に大変である。資料は「ポイントを絞って、要領よく、薄く」提出してくれると大助かりである。そして書く人の手元の情報は厚く、資料の10倍、30倍もあるとパーフェクトである。相手目線か、否か。目先対応でなく、事前の段取りは十分か。資料・報告は簡潔か。見直してみると良い。余裕と時間が生まれ、成果も出る。

ダイバーシティー
 日本は少子高齢化社会に入った。中国も近い将来、超高齢化社会に突入する。高齢化社会とは働く人口(16-60歳)が減っていく事を意味する。対応としては女性の戦力化や高齢者の活用などが一般的であるが、それだけでは不十分である。技術や能力を持った海外の人材を日本に呼び、一緒に働いてもらう事である。当社も今、「人材育成と活用事業」ではそのお手伝いをさせて頂いている。
 人は、最初は新しい事を受け入れない習性があるが、時間が経てば認めていく。行動や成果が良ければ、大きな味方になってくれる。一方ロボットの活用など、ITの活用も導入されてくる。今まさにダイバーシティー(人材の多様化)時代である。