2018-03-28

M-net 2018-03-28


山岸顧問、一線から身を引く

 屋根・外壁工事を52年間にわたって育成してこられた山岸顧問が病魔の為、非常に残念なことだが一線から身を引いた。
52年前に南富士の前身の杉山製材に19歳の若さで入社した。木材からスタートし、八王子営業所開設、そして所長、常務、専務、副会長、顧問として南富士の歴史をつくり上げてくれた人物でもある。人間力あふれ、人柄も良く、筋を通し、三歩先を見て一歩一歩前進してきた人である。成績が良い時でもこれから悪くなるかも知れない…。成績が悪い時には陣頭に立ち、会社員を引っ張ってきた。首都圏を中心に17拠点で500人の職人集団を抱え、月間1000棟の屋根・外壁工事を行うガリバー企業に成長した当社の立役者である。
病気には勝てず、今回完全に引退する事になったが、「社友」としてこれからも当社及び総合外装事業部を見守って欲しいと思い、52年間の苦労に心から感謝申し上げたい。

「お疲れ様でした」「長い間ありがとうございました」


“カン”ピューター

 時代はITの時代で、パソコンやスマホ、クラウドを使い、仕事の効率化を図らなければならない。ペーパーレスもどんどん進行し、昨日と同じことをしていては取り残されてしまう時代である。変化する事が、唯一正しい時代でもある…。
 そんな中にあって、当社の中で考えられない成果を上げている社員M君がいる。M君の動きを見ていると、頭をフル回転させ、変化に刻々と対応し、三歩、五歩先を考え、瞬時に頭と行動が伴っている。コンピューターではなく、人間の“カン”ピューターがフル回転している。“カン”とは、①頭を使い予測する、②現象をよくる目、③予想をじる目と頭の3つであるように思う。
周りの社員や職人さんは振り回され、非常に大変だと思いますが、考えられない数字を上げる事ができた。M君の非・常識に感謝すると同時に、協力して頂いた方々にもお礼申し上げたい。
 人間の身体は、使えば使う程レベルアップしていく。足を使えば足が強くなり、目を使えば目が輝き、頭を使えば頭がフル回転してくる。
IT時代であるが、ITの為のITでなく、人を基本にした、人中心のIT化を進める事が大切であると思う。ITを活用しながら、人間の頭を少し活用し、考える事や予測する事、不可能を可能にするイノベーションなど人を活かした方法もある事を実感した。




2018-03-18

M-net 2018-03-18


ベトナム二題

水利大学Meister本格的にスタート
 Meisterの2つ目の学校がハノイの水利大学の全面協力でスタートした。


第1期生数名が3月下旬に日本に来る。楽しみなスタートである。水利大学の全面協力で、教室や事務所、設備は全部大学側が無償で提供してくれた。今までは考えられない事で、Meisterに対する期待の大きさを肌で感じる。前回(2017年8月)に初めて訪問した折に、副学長と1時間話したが、それを完全(それ以上)に実行してくれた。もう1つ、担当の大海さんが日夜学内で奮闘している姿が、大学側を大きく動かしている…。Meister(建築)だけでなく、IT、経済、機械など広がっていく。非常に楽しみである。人づくりや信頼は大きな花が咲く。
 また、水利大学に1200冊の本を寄贈し、本が2回役立つ、本の二毛作が若い学生達に役立てば幸である。


CG、積算部門のタイグエン活動状況

 事務所が、タイグエンIT大学の図書館から、独立したビルに移動し、1フロアを活用して21名が働いている。広く、環境の良い事務所で全員がのびのびと仕事に励んでいる。どうなのか不安だったが、一安心である。南富士グループの中では、最高の職場環境であるように思える。ミスも減り、これから仕事の量をドンドン増やして行けたら文句なしである。
 リーダーのTu Anhさんが皆を引っ張り、5組のグループに分け、それぞれが責任を持っている。その日のうちに、Tu Anhさんからお礼のメールが届いたが、文句なしのメールで感動すら覚える。「人はチャンスがあると育つ」と思った。




2018-03-08

M-net 2018-03-08



南富士職人軍団 


 当社の主力、屋根・外壁事業の職方さん達が年1度集まる共済会が3月4日(日)、熱海温泉「聚楽」で行われた。
参加者190名で盛大な会議と宴会であった。1年間、特に協力していただいた18人の職方さん達には、特別表彰と金一封が贈呈された。当社を支えてくれる職方さん達に深い感謝と、これからも一緒に成長していこうと確認できた1日であった。 


目線
(社会 → 相手 → 自分目線)

 普通はまず自分の目線で物事を見るのが一般的である。しかし、それでは全体も見えないし、課題も発見できない。対策も見つからない。
まず社会がどう動き、どちらに進んでいるか、社会目線が一番大切である。次に相手や会社が何を望み、求めているのかを知る相手目線が必要である。そして三番目に、自分の見方、考え方の自分目線になるとミスも少なく正しい見方に近づいていく。
先日も、A君が視野も狭く、努力しているが成果が出てこない。自分では一生懸命やっているつもりだが…。会って最初に出てくる言葉がその人の環境や立場を表している。A君はまず自分の目の前に起きている事を話し始めた…。全体を全然見ていないし、相手(私)がなぜ会っているかも考えられずに、自分の事だけになっている。
 仕事をする時、今だけでなく将来の夢、目標なども話すと、話題も広がり魅力もある。今だけ、自分だけでは全く魅力も感じないし発展も見えてこない。気づいて発想の転換が出来、行動が伴えば文句なし。