2019-02-28

M-net 2019-02-28


 メディアの影響力 
朝日新聞、NHKTV、新刊本の影響が、予想以上に大きい。
連日、全国からのメール・取材依頼が後を絶たない。
先日も、地元のTV局から、ニュース番組でRMSを取り上げたいという取材依頼が来た。
「よくぞ本社を地元に残してくれた・・・」「本当なら一番に地元から発信したかった」と、
本社に来られ、目を輝かせながら構想を語られていた。また、CG・積算部門を見学して頂いたが、全員が一斉に立ち、挨拶をした事にとても感動し、帰られていった。自分の目で見て肌で感じる事は大きく心に残ると思う。
そして改めて、社会貢献事業の大きさと多くの人からの期待に、身が引き締まる思いである。
皆さんはどうだろうか。人は思いもよらないところで、【見ている】。良いことは言ってくれるが、悪いことは決して助言してくれない。素晴らしいことをやっている、すごい・・・という声をいただく一方で、全社員が自覚と意識と誇りをもって行動してほしいと切に思う。 


 総論・各論 
何かを話した時、大筋・大まかは理解できる人は多くいる。
しかし、それを自分の頭の中で分解し、考え、具体的に各論で展開できる人が非常に少ない。総論では分かったと言いながら、具体的に行動ができなければそれは分かった事にならない、消化不良で終わってしまう。
他人に言われた事をそのまま上に話す、部下に伝えるのも同じである。自分としてはどう思うか、考えるかの「主体性」を日頃から養っておかなければ、ただのメッセンジャーである。
「総論賛成、各論反対」もその1つである。日頃からの「気づき」「考える」「即行動」の3つが出来ていると常に道は拓ける。


 ダイバーシティ(多様化)
様々な考え方、価値観、人間が集まって1つの仕事をする。
若い人もいれば、年齢の高い人もいる。男性もいれば女性もいる。日本人もいれば外国の人もいる。頭を使う人も、身体を使う人もいる。意見を言える人も、考えを言えない人もいる。
コミュニケーションのうまい人もいればうまくない人もいる。
こんな組織をまとめるには、「リーダー」の能力(力)が求められる。どうしたらいいか?
新刊本【世界で活躍するリーダーを目指す君へ】は、40年間のアジア・日本で実体験に基づいた「人づくり、リーダーづくり」を書いている。リーダーやリーダーを目指す人は、ぜひこの本を一度でなく三回、五回と読み込んでみてください。ヒントや解決の糸口があると思います。
社会はすごいスピードで変化していく。
「(幅広い)勉強をしない人には明日はない」と思う。


2019-02-18

M-net 2019-02-18

 経済産業大臣より認定 
当社が、国の経済産業省の世耕経済産業大臣より、
『地域未来牽引企業』として20181225日に認定された。
地域経済の核企業として期待されている。
地域経済の活性化、成長発展を国より期待され、高く評価されている。

「今までやって来た事」「今やっている事」「これからやろうとしている事」が認められ、心が引き締まる思いである。
「屋根外壁工事」「人づくり」「アジアでの事業」の3つの核事業を中心として強化し、合わせて3つの核事業の周辺ビジネスを広げていく事が、期待に応える事であると考える。

「NHK TV(全国放送2回)」「朝日新聞(全国版)」「新刊本の発行」に続き、今回の「国からの認定」とたて続けである・・・。
まだまだ実力が伴っていないが、日々努力し、真の「未来牽引核企業」を目指したい。

 日本 
日本はどんな国になっていくのだろう・・・。
明治維新では、世界に負けない「強い日本」を目指していた。
そして戦争に負けた1945年に日本は「豊かな国」を目指して努力して、今の日本となった。では、これから日本はどの方向に向いていったらいいだろう。「強い」そして「豊か」の次である。
「楽しい・面白い国、日本」なのかもしれない・・・。
そんな国を目指す為には、「多様性(ダイバーシティ)」と「意外性」がなければ、楽しいおもしろい国は出来ない。

「多様性(ダイバーシティ)」といえば、今、小学校の1クラスの中に外国人の子供が23人はいる。日本語も出来なくて学校に入るので、先生は大変である・・・。
どうしたらいいか?の毎日である。従来の教育では通じない・・・。画一的教育では通用しないし、多様な教育が求められている。「意外性」は「まさか」「おや」「なる程」「従来にない創造性」が求められている。

ガリバー企業としての屋根工事、アジアで人を育て日本で働くMeisterや、ニートやひきこもりの若者をRoof Meisterに育成するシステムなどに挑戦している我が社は、新しい地域未来牽引企業である。

 掃除(捨てる勇気)
ある部屋を見たとき、ゴミの中で生活している姿を見て言葉も出なかった・・・。
「ガクゼン」となった。
掃除とは、整理整頓つまり不要なモノを捨てる事であると思う。
必要なモノと必要でないモノの区別が出来ないのか、区別が出来ても行動(捨てる、処分する)が出来ないのか?部屋の中だけでなく、車の中、机の上、ひいては頭の中も整理できないのではないかと思う。
まず、全部を捨ててしまい、必要なモノだけを改めて集めてみてはどうだろう。
すっきりした生活となる。捨てる勇気と行動が明暗を分ける。


2019-02-08

M-net 2019-02-08


 職人よ「誇りと夢を」
 2019.1.26の朝日新聞別紙に「生まれ変わったら就きたい職業」の第4位に、「大工など職人」とある。
1位が大学教授、2位が医師、3位が小説家である。そして5位が公務員(行政職))・・・
「職人は奥が深く、いくつになっても自分の思うことを突き進む事が出来る」とある。
私達の屋根外装工事は、500人近い多くの職人さん達の働きによって成り立っている。寒い時も、暑い時も屋根の上で頑張ってもらっている。
心から感謝している・・・。

 先日ドイツで勉強した大学の先生とお会いした時、先生曰く「南富士さんの職人さん達で、ドイツでマイスター(職人)として屋根・外壁は絶対にいける・・・」との事であった。
職人さん達が家族や友人、地域の人たちに「誇り」と「夢」と「技術」を自慢できる日が来る事を期待し、一緒になって地位向上をしていきたい。


 友あり遠方より来たる 
 中国と交流を初めて45年近くになる。
思えば、中国の若者を日本の大学に留学させたり、上海図書館に本を2000冊寄贈したり、大学の教授になったり、八角形住宅の幼稚園を6棟建てたり、様々なトップ大学に杉山種まき奨学金を支給したり、GMCとして大学卒の22歳で経営者としたり、様々な事を計画し、実践してきた。
走馬灯のように頭の中に浮かぶ・・・。

こんな基礎を作ってくれた人が久しぶりに家族と共に日本に来て、我が家を訪問してくれた。
彼は名を「朱南」という。
父親が中国共産党の大幹部であり、お父さん共々すごくお世話になった大恩人である。彼等親子がいなかったら、中国での事業展開は成功しなかった。一銭の見返りやお金を求めず、本当の意味での「大恩人」と申すにふさわしい人達である。
お互いに信頼をし、長い間やってきた友人でもある。
日本と中国は隣国であり、日本は長く中国から多くの事を学んできた。
これからも未来志向で、中国や中国の人々と接したい。


 ネパール撤退 
 アジアの最貧国ネパールで新しいビジネスをスタートさせようと、社員が行ったり、ネパールの若者を日本にも呼んで教育をしたり挑戦したが、うまくいかなかった。
理由は2つ。
まずリーダー(指導者)がいない。そして、考える事が出来ない。
指示されれば指示された事は出来るが、次も指示を待つ・・・。2人来日したが、ネパールのトップ大学院卒である。詰め込みの覚える教育ではダメである。
ネパール人2人が経営トップとして、産業を興す試みは見事に失敗であった。
リーダーを育ててから次に進む事の大切さを学び、新刊本の再認識・・・。

(お陰様で、頭の活性化マガジン「M-net」は丸19年が経ちました)