2019-02-08

M-net 2019-02-08


 職人よ「誇りと夢を」
 2019.1.26の朝日新聞別紙に「生まれ変わったら就きたい職業」の第4位に、「大工など職人」とある。
1位が大学教授、2位が医師、3位が小説家である。そして5位が公務員(行政職))・・・
「職人は奥が深く、いくつになっても自分の思うことを突き進む事が出来る」とある。
私達の屋根外装工事は、500人近い多くの職人さん達の働きによって成り立っている。寒い時も、暑い時も屋根の上で頑張ってもらっている。
心から感謝している・・・。

 先日ドイツで勉強した大学の先生とお会いした時、先生曰く「南富士さんの職人さん達で、ドイツでマイスター(職人)として屋根・外壁は絶対にいける・・・」との事であった。
職人さん達が家族や友人、地域の人たちに「誇り」と「夢」と「技術」を自慢できる日が来る事を期待し、一緒になって地位向上をしていきたい。


 友あり遠方より来たる 
 中国と交流を初めて45年近くになる。
思えば、中国の若者を日本の大学に留学させたり、上海図書館に本を2000冊寄贈したり、大学の教授になったり、八角形住宅の幼稚園を6棟建てたり、様々なトップ大学に杉山種まき奨学金を支給したり、GMCとして大学卒の22歳で経営者としたり、様々な事を計画し、実践してきた。
走馬灯のように頭の中に浮かぶ・・・。

こんな基礎を作ってくれた人が久しぶりに家族と共に日本に来て、我が家を訪問してくれた。
彼は名を「朱南」という。
父親が中国共産党の大幹部であり、お父さん共々すごくお世話になった大恩人である。彼等親子がいなかったら、中国での事業展開は成功しなかった。一銭の見返りやお金を求めず、本当の意味での「大恩人」と申すにふさわしい人達である。
お互いに信頼をし、長い間やってきた友人でもある。
日本と中国は隣国であり、日本は長く中国から多くの事を学んできた。
これからも未来志向で、中国や中国の人々と接したい。


 ネパール撤退 
 アジアの最貧国ネパールで新しいビジネスをスタートさせようと、社員が行ったり、ネパールの若者を日本にも呼んで教育をしたり挑戦したが、うまくいかなかった。
理由は2つ。
まずリーダー(指導者)がいない。そして、考える事が出来ない。
指示されれば指示された事は出来るが、次も指示を待つ・・・。2人来日したが、ネパールのトップ大学院卒である。詰め込みの覚える教育ではダメである。
ネパール人2人が経営トップとして、産業を興す試みは見事に失敗であった。
リーダーを育ててから次に進む事の大切さを学び、新刊本の再認識・・・。

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