2004年1月28日水曜日

M-net 2004-01-28

人生のリハビリ

 通算33年間勤めた社員Sさんが、今年60歳を迎える。会社人生を卒業(定年)する。
 今年1年間を第2の人生のリハビリテーション期間として活用して頂く事になった。
 誰よりも会社や仕事に誇りを持ち、熱意を持って仕事をしてくれた。工場の現場から営業に回り活躍してくれた。「営業は大変でしょう」と話すと、「多くの人との出会いが出来、素晴らしい経験が出来、感謝しています。工場だけだと限られた人としか会えなかったが、本当に良かった…」と心を込めて話してくれる。
 木材工場の現場――パレット工場――住宅(リフォーム)の営業と、180度の転換である。
 嫌な顔一つせず、現状を肯定し、その場で自分を活かす生き方であった。
 そして、人生は環境に適応する事であると話し、今まで出来なかった2つの事(車の運転とパソコンの利用)の内の1つのパソコンでも習ったらどうですか?と問いかけた。
 即座に「嫁さんから同じように、お母さんパソコンを習ったらどうですか?」と言われ、パソコン教室に通いたいとの事である。
 自分の兄弟から「今のこの厳しい時、会社が色々やってくれる企業はない。お前は幸せだ」と言われ、私に「社長ありがとうございます」との言葉を頂いた。

 素晴らしい卒業(定年)と新しい第二の人生のスタートが切れるように、この1年間の準備期間(リハビリ期間)を活かして欲しいと願っている。


アフリカからの手紙

 1昨年の「杉山種まき奨学金」の支給者キングダム君から嬉しいハガキが届いた。今南アフリカ共和国の首都ケープタウンのJPモルガン投資銀行で働いているとの事。
 「アフリカに来て下さい」「何か仕事しませんか」「皆さんに宜しく」…日本語と英語のハーフ&ハーフの絵葉書である。最後に日本語で、「今度ねー。アフリカの息子から― Kingdom Mugadza」とある。本当に嬉しい一言である。

思い出せば、奨学金の支給→「私を採用して下さい」
→次が30ページに及ぶアフリカに於ける自分の会社の企画書で、「この会社と杉山さんの会社と取引したい」との事。この企画書が実に素晴らしい。

1.Summary  2.Introduction  3.The Company  4.Product  5.Market 
6.The strategy  7.Management  8.Financial  9.Investment Proposal

表題は The Joshua and caleb Tea Companyであった。生きた企画書である。
「種まき奨学金」は金額は少しだが、人が育ってくれると望外の喜びである。一度アフリカを訪ねたい。


2004年1月18日日曜日

M-net 2004-01-18

おもしろい。おもしろくない

 よく講演があるが、講演の後に「今日の話は大変おもしろかった」と言ってくれる人がいる。こう言う人は多分私の話を分かり、頭の中で創造したり、組み合わせる事が出来る人であると思う。
 一方、講演の最中に「おもしろくない」と言う顔をする人がいる。こう言う人は多分、私の話が分からなく、理解できない。勿論話を創造したり、話をベースに展開する事は全然無理であろうと思う。

 講演で、今やっている「新しいビジネス」や「考え方」を話すと、なかなか理解を得られないが、10年も前の話をすると「それから…それから」と言う顔をして、「結果がどうなったか?」を求めてくる。
 過去の実例は「発想」と「過程」「結果」(失敗も成功も)がはっきりしているので分かりやすく、理解しやすい。

 逆に「将来を展望し」「今をどう生きるか」は、正解が無い為、誰にも難しく、理解しにくい。
 しかし過去ばかり話したりたりしていては人生の広がりがない。未来志向でこれからどう生きるのか、将来の事を念頭におき、柔軟なスポンジのような頭で人の話を聞いたり考えなければ発展が無いと思う。
 「本でも、講演でも、上司の話でも」自分の頭の中で組み合わせたり、創造したりしながらおもしろく考えていきたい。


88才

 チョットお願いしたい事があり、Iさんを訪ねた。
 用件を話してお願いした所、すぐベルを鳴らし秘書を呼び、「○○さんをここに来る様に…。」○○さんが来て、私の依頼事項をIさんから聞き、そして別室で○○さんと詳しい話をした。
 ○○さんは担当責任者である。自分の範囲内で一生懸命やってくれると思うが、どうしても限界があるように思えてならなかった。
 私はIさんの一言を欲しかったのであり、何か物足りなさを感じた。
 考えてみるとIさんは88歳の高齢である。若い頃のようにはいかず、私の求める方が間違っていたのかも知れないと思った。

若さとは、失敗を恐れない行動や挑戦である。どんなに年齢が若くても理想(目標)を持たず、行動や挑戦をしなければ、失敗も無い。人間は年をとっても考え方次第で若くいられるし、若くても考え方次第で老いている事になる。失敗を恐れず、いつまでも若さを持ち続けたい。夢や理想をどこまで持ち続ける事が出来るかにかかっている。


2004年1月8日木曜日

M-net 2004-01-08


 新年明けましておめでとうございます。
 今年の夢(目標、希望)は何でしょう?人生の、仕事の、家庭の、個人の…それぞれが持っていると思います。夢を実現する為には、
1. まず夢を持つ事。夢が無ければ何も始まりません。
2. 夢の話を聞いてくれる仲間(友人、家族、上司、部下)がいる事
3. 夢実現の為に、夢を支えてくれる人達がいなければだめです。一人では何も出来ません。

夢(1つでも、3つでも、5つでも)を持ち、話を聞いてくれる仲間づくりをし、夢を支えてくれる仲間達をつくり、開拓をしていく2004年の新年としたい。


パッション(情熱)

 仕事が出来、知識があっても、パッション(情熱)を感じさせないと人はついてこないし、成果や受注にもつながらない。
 情熱を持って話し、行動する為には、莫大なエネルギーが必要である。エネルギーを使い切った人や、エネルギーを貯えていない人、そしてエネルギーを生産できない人は時代から離れていってしまう。

 (マイナス)×(マイナス)=(プラス)である。つまり嫌な事や失敗、ミスも掛け算すればプラスとなり、エネルギーの源となる。何事も前向きに考え、自らのジェネレーター(自家発電)をフル回転させ、パッションを感じさせるようにしたい。あくまでも自分では出来ていると言う自己満足ではなく、相手が感じるよう、分かるように。


何かを乗り越える

 昨年と同じやり方、従来と同じ方法では、努力しても結果は変わらない。何かを乗り越えなければ、何も変わらず、何も生まれない。
 何かは人によって違う。価値観や物の見方、考え方、行動の量、スピード、知識の量、自らの否定、世界基準など、様々である。
 時代がかわり、世界が変化し、自分を取り巻く環境が激変している事を自覚し、何かを乗り越え、新しい挑戦や試みが強く求められる。
 今年は「夢」「パッション(情熱)」「何かを乗り越える」の3つのキーワードでスタートしたい。