2018-09-28

M-net 2018-09-28


 伸びる社員、伸びない社員

 伸びる社員は日頃からよく勉強して、自分の頭の中に色々な問題点や解決ができない課題をかかえている。
だれかと話した折に、気づきやヒントが得られると、質問も多くあり話がはずみこちらも引き込まれて楽しい一時となる。

Aさんなんかはその代表で目が輝きイキイキとしている。会うのが楽しみでありこちらも話の話題を少し考えて行く。いつも問題意識を持ち、さまざまな事に興味を示し、本質からズレない。

一方、Bさんは何も勉強せず、話題もなく、私が何を話してもすべてが通過してしまい何も残らないだけでなく、こちらも空しい、、、。自分で出来る基礎力(聞く、見る、考える、計算する)位は勉強してほしいと思う、、、。そして少しは「思い」を持ち、何の為に話しているのか「意図」を考えて欲しいと思うがなかなか伝わらない。指示をすれば動いてくれるが指示がなければ待っている、、、。

 成果を出す人、出せない人

 成果をいつも出しているCさんは自分が高い目標を持ち、自らが実践し部下に対しても限界まで挑戦させている、、、。そして上司の行動を見ているので部下もついてくる。問題はさまざまあるがドンドン前に進んでいく。

一方成果の出せないDさんは常に失敗を恐れ挑戦せずに安全範囲で仕事をする。ミスも失敗も少ないが本来の仕事(本質)を忘れて自分目線で興味のある事や直接仕事とは関係ない事にエネルギーを使っている。勿論成果は不十分である。

同じような仕事をしても大差が出てくるのは行動(実践)の差である。思う、話す事ではなく実践がすべてである。
何があっても「気づかない人」「気づいても忘れてしまう人」「気づいても行動に移せない人」「気づいたら即実践する人」とさまざまであるが思い切って1回位は挑戦をしてみたい。

 教育

 先日ある教育を行った。
A4 1枚で資料をつくり、短い時間で話をした。となりで聞いていた人が教育のあとで私に感想を言ってくれた。

①言葉に重みがある(体験を話す)
②本質をズバリと断言(教育は覚える事ではなく、気づく 考える事)(4つの目線)
21回挑戦する事(私はあきらめないで20回挑戦。皆さんは1つ上の21回挑戦)

話を聞いた人が目ざめ、自ら自覚し、目を輝かせ、即行動に移してくれたら成長や成功はまちがいない。「人づくりは花が咲く」と思った。
その人達から心のこもった、思いのある手紙が届いた。


2018-09-18

M-net 2018-09-18


 ACSB 2018 国際会議 

一橋大学の経済学部長の岡室教授から依頼されて、アジア各国からの大学の先生や経営者が集まるセミナーで当社の取組み(経営と人づくり)の発表をさせて頂いた。すべて英語である。最初の数分が私のあいさつ。そしてプロジェクターを使って英語での活動紹介をCさんが行った。Cさんすばらしい英語ありがとうございました。)

終了後、アジア各国の先生方や経営者から好評を頂いた。
日本の武蔵大学の高橋副学長からも同校で講義をして欲しいと依頼された。
参考に私があいさつした英文を記します。

Hello everyone, my name is Sugiyama, CEO of Minami Fuji Corporation.
I am working on 2kinds of businesses.
One is construction, the other is HR development in Asia for 43years.
I believe “developing talents” will bloom in the future.
Of course, we need money, but I want to leave talents throughout
a lifetime.
I’m honored to create network and new value you.


 M&C研修 

スマホ・IT・パソコン・SNSなどが仕事や生活の中心となり、今「人と人」「Face to Face」などのコミュニケーションが難しくなってきている。そこで南富士では【Minami Fuji & Communication研修センター】を開講し、第1回を914 横浜で行った。
研修内容は
1. 仕事とは?
2. 仕事に大切なこととは?
3. 自己分析・・・仕事の自分とプライベートの自分
4. コミュニケーションの方法とは?
5. 失敗を恐れない/時間の使い方
6. 南富士の社員として(企業理念・特徴・強み)


人は一人では生きていけない。信頼をベースに他人と協力し、仕事や生活をしている。信頼を得る為に必要なコミュニケーションとは・・・。教える教育ではなく気づく・考える場づくりに努力して頂いた。参加者6名から大変好評を頂き、PartⅡや上司を含めたプログラムを創っていきたい。Roof Meisterの皆さんが3ヶ月で成長し、変化していくのと同じように、若い社員の皆さん(年齢の高い人も含めて)を育てていきたい。(Mさん心からお疲れ様でした。)



2018-09-08

M-net 2018-09-08


経営とは

 私達は毎日経済活動しているが、経済活動=経営とは何だろう。
まず第1目的や夢がある。何の為にやるか、だれの為にやるか、どんな結果を出すのか、その活動は社会に役立っているのか、どうやるか・・・など大きな目安をたててスタートする。

2数字(数値)が必要である。数値とはIn(売上、入金、利益)Out(仕入、経費)のバランスである。収入の範囲内の支出である。支出があって収入ではない。又、システム化すると成長する。

3Innovation(創造、改革)である。新しい事に挑戦する時や壁に突き当たった時など、新しいアイデアや知恵が必要であり、これが無いと前に進まない。

つきつめれば経営とはシンプルである。しかし頭で考える事は簡単であるが行動して結果を出すのが第4のテーマである。

現状だけでは不安や問題があるので将来にそなえての投資(種まき)が必要であり第5となる。

以上15までをバランスよく、総合的に運営するのが経営である。1人では出来ないので社員の協力、社外の活用などさまざまな展開をタイムリーに行っていくのがベストである。
そして一人一人が自分の役割を自覚し、行動して形にしていく事が求められている。
一般的には数字と行動、結果が評価される。




東京と地方

 先日、某有名地方銀行のセミナーにて講師として呼ばれセミナーを開催した。
テーマは「海外人材活用セミナー」である。
829日、30日と月末にもかかわらず80社と40社位が参加して下さった。内容は「技能実習生」でなく「大卒高度人材」を採用し、将来の幹部や海外人材として活用して欲しい・・・と話した。技能実習生は経費であるが高度人材は投資であると説明し発想の転換が大切であると説明した。

多くの質問が出、講演終了後名刺交換の行列が出来て、銀行の専務曰く「行列のできるセミナー」がある事を始めて知った。
非常にビックリしたとの事でセミナーを開催して良かったと話してくれた。
しかし話は分かったが、実際のお金を出す投資となると・・・多くの企業が検討(実質的にはやらない)となってしまう。地方ではモノには金を払うが、知恵とか人材とかのソフトに金を出す経営センスは残念ながら持ち合わせていないようだ。人手不足は東京よりも地方の方が非常に厳しい現実があるのに・・・。そんな経営者に限ってすごい立派な車に乗っている・・・。
地方と東京の差はますます開いていく気がした。