2008年12月28日日曜日

M-net 2008-12-28

Mact忘、新年会

Mactも会社設立から満4年が経ち、新たに第5期が2009年1月からスタートする。
12月27日(土)第4期の実績と第5期の新方針が発表された。併せて、遠く離れた社員達が一堂に集まり、忘年会と新年会が武漢で行われた。参加者は総勢67名(30代が1名、あとは全員20代)であった。あいさつ、ゲーム、歌、クイズ、・・・ストリートダンスまで披露され、楽しいひと時であった。列車で12時間も15時間もかけてやってくる社員もいる。疲れを忘れてしまうような盛り上った忘、新年会であった。企画をした総務二人はいろいろと苦労されたと思うが、ご苦労様でした。
サブプライム(津波)不況下であるが、全社員の力を結集し、ピンチをチャンスに変え成長するMactである事を期待している。



リーダー差

所用があり、3つの大学を1日で回った。

A大学・・・準備万端で主任教授が元気ハツラツ、いきいきとしている。
      声も大きくハリがある。学生達も元気で目が輝いているし、
      気持ちのいい学生達が多い。

B大学・・・何の準備もなく、行き当たりバッタリ。主任教授は気力も迫力もない。
 心なしか学生達もバラバラで、期待が持てない。


 C大学・・・トップ自ら決断し、全校で動いている。寒い夜の7時からというのに満席、
       立ち席で話を聞いている。400~500名の学生達は、途中一人の退席もな
       く、こちらが感動してしまった。
 ただ、暖房がなく寒すぎて、途中話を中断しトイレに行く事になってしまっ
 た・・・・すると、私がトイレに行っている間、通訳のCさんが「杉山社長は
 今日一日で3つの大学を回って中国の若い学生達の為に指導してくれ
 ています・・・」と気をきかせて話をしてくれたようで、ラストは最高に盛り
 上がって終了した。終わって夜の9時である。

リーダーの考え方、取り組み方で結果は全然違ってしまう。
企業でも、営業所でも要はトップ次第である。上司を見て部下は育ち、部下は上司の鏡である。



カード生活から現金生活

アメリカから知人がやって来た。
今までアメリカでは一人で5枚以上のカードを持ち、カード生活であった。しかし、今回のサブプライム問題に端を発し、現金生活を指導しているとの事。
現金の80%で生活し、10%は預金、10%は社会貢献や教会に寄付する生活を。そして、家庭の過剰消費をSTOPさせようとしているとの事。生活も仕事も、生き方も見直しの時である。

2008年12月18日木曜日

M-net 2008-12-18

情報格差

先週、中国をまわっていてビックリした事が3つある。

1.情報のある所と情報の全くない所では大きな格差が生まれている。
2.同じ情報を聞いても、反応のある人とない人では大きな格差が出る。
3.情報にどう対応したら良いか、なかなか回答が見つからない場合…

① 中国の東北地方や内陸部では、今回の金融パニックについて全く情報がない。あるいは、情報があるのに気づいていないのかも知れない。又は、私達には関係ないと思っているのか…。
   しかし北京では全然違う。多くの知識人、市民が関心を持っている。
情報格差を実感した。
情報がない事にはすべてに於いて対応が出来ない。
② ある大学で学生部長と大学のトップに同じ話をした。「目前に迫った金融津波対応策」という内容の講演を北京の清華大学でやります、と。
学生部長は反応ゼロ。大学のトップはその話を聞くや否や即「私達の大学でも12月に講演してほしい。お願いします。」と言い、携帯電話を取り出しその場で大学事務局に指示をする。ものすごく早い決断とスピーディーな対応力である。問題意識を持っているか否かである。この大学のトップは今回の金融津波の情報と危機意識を持っていたのだろう。
③ 私も当社も、昨年アメリカで起きたサブプライムローンに端を発した金融津波に本当のところどう対応したらいいのか分からない…。(当社の対応は前回のM-net2008-12-08号に記載)
   そんな折、中国のトップ大学である清華大学から講演の依頼がきた。「迫り来る金融津波への対応策について」…難しいテーマで講演のしようがないが、自社でやっている事を中心に話をした。
     1.世界では
     2.サブプライムローン(金融危機)とは
     3.南富士の戦略的対応
     4.対策 …

   要はMoneyCapitalからHumanCapitalに、お金中心から人が中心へと変わっていく…と話した。
   結局、大学の先生方もこの問題についてどう捉えどう対応したら良いのか分からないので、経営者の話を聞いて勉強しようという企画であった。
講演は教授たちに大変好評で、終了後、「よく解かりました。ありがとうございました。」と何人もの人からお礼の言葉をいただき、記念写真まで依頼された。
自分達が分からない事は、分かりそうな人から話を聞いて勉強する。それもタイムリーに。
さすが清華大学である。

「情報化時代」とか、企業は「人・モノ・金・情報」だとか言われているが、もう一度「情報」とは何か考えてみたい。情報は待っていても入ってこない。ネットワークや人脈、時にはお金、又時間も費やさなければ活きた情報は得られない。
そしてその情報を、仕事や生活にどう活かすかである。

2008年12月8日月曜日

M-net 2008-12-08



津波対応策

昨年アメリカで起きたサブプライムローンの破綻に端を発した世界同時不況の津波がおしよせて来
ている。大きすぎてどう対応したら良いかよく分からない…。しかしそうは言っても、自分たちで出来る事は即実行しなければならない。私は出来る事からやっているが、まとめてみると次の4つである。

① 攻める。 営業力の強化…
② 守る。 コストダウン。収益力UP…
③ 頭脳を使った新規事業。 資源開発…
④ 教育。 意識改革や自覚、自分達のスキルUP…

この4つが正しいかどうか分からないが、つまる所「人」である。人材こそが宝であり、最大の資源である。目には見えないが、この人材の差が勝負を決めてしまう。従来の価値観や固定概念でなく、新しい時代に対応できるソフトな人材である。
自分と自分の周りも一度見直し、「攻める事は何か」 「守るものは何か」 「頭を使って1つでも新しい事に挑戦するものは…」 「古い知識を捨て、受け入れるべき新しい知恵は…」
そして「大きなピンチ」は「大きなチャンス」でもある。


プロジェクト達成

さまざまなプロジェクトを考え、スタートし、目的を達成していかなければならない。
先日Aさんと話した時、「Aさんはどうして短期的に目的を達成できるのですか?」との問いに、

① まず明確な目標をたてる。そして必ずこの目標を達成させる。
② どんな事があってもあきらめない。
③ NOと言われてからが本当のスタート。
④ 相手の心を動かす為に、小さな行動を積みかさねていく。

この4つで目的を達成するとの事である。当たり前と言えば当たり前であるが、これを実行し続け、良い結果を出すには強い信念がなくてはできない。プロジェクトは最小のコストで、最も短い期間で、顧客(依頼者)の満足を得ることである。
少し付け加えるなら、

① 目標を達成するための計画が細かすぎると、行動が計画に縛られて動きが悪くなってしまう。
大まかな計画、大胆かつ細心の行動がベストである。そして目的と手段をはっきりさせる。 
② あきらめた時は考える事がSTOPしてしまう。20回は挑戦したい…というのが、あきらめないすごさを感じさせる。
③ NOがスタートとはすばらしい。YESに持っていく為には誰をどう攻めたら良いのかがポイント。
④ 頭脳は飛躍的には発展、成長しないが、行動は今から即出来る。やはり行動(何をしたか)がポイントである。そして結果をA4用紙1枚にまとめ、成長の記録として残し、人間としても大きくなる事を期待している。

同じ事の繰り返しだけでなく、何か1つ新しい事に挑戦してみては…と思う。

2008年11月28日金曜日

M-net 2008-11-28

知恵の黒船

GMC卒業生3名(上海の南富士社員)が11/6~29まで24日間日本で頭脳的な仕事を行った。

1.新潟のKI社。地元の大企業であるが業績が伸びない。業務の問題点と対策としてこれからのKI社の事業展開の方向性を提案する。
社員の平均年齢も高く活力不足。日本のコンサルタント2社を入れたが同じような提案で参考にならない…。新しい目で事業を見、何かキッカケを得たい…。
彼ら3人(25歳、22歳、22歳)は寝る時間を惜しみ朝から夜まで工場内や資料をよく見、社員達の話をよく聞き、広く深く考えて、問題点を提起し解決方法を述べ、これからのKI社の方向性を提案した。2週間という短い期間で本質に迫り、KI社の社長を始め幹部の皆さんに1つでも参考になったり役立つ提案があれば…と思っている。
何よりも真剣なまなざし、表面でなく本質を見抜く目と知識と経験でなく柔らかい頭と失敗を恐れない行動が彼等の原点である。

2.九州のKM社。大企業、大型工場の物流センターの合理化によるコストダウンと、新しい視点での提案を求められた。
300mの直線ラインから出てくる大量の生産品を全国にきめ細かくスムーズに配送するシステムである。多くの在庫を持つと倉庫管理に問題が発生する。少ない在庫ではタイムリーな配送計画が出来ない。
彼等3人は、「ここにどうしてこれがあるのですか?」と言う当たり前(素人的な)の質問に対する「今までこうだった」 「最初からあった…」と言う返事に、固定概念や業界常識の怖さを知り、もっと合理的にもっと本質的な問題提起と解決策を考案した。長期的解決法と当面の短期的解決法に分けて提案を行った。どうしても担当者は目の前の業務で手一杯であり、本質的、基本的な事を後回しにしている傾向が強く、成長、進歩、変化出来にくい。

今回のチャンスを与えて下さったKI社のK社長、KM社のK幹部に心より御礼を申し上げたい。どんなに能力があってもチャンスがなければそれを活かす事が出来ない。知識と経験のない若者を信じてくださった勇気と行動に深い感謝でいっぱいである。
この3人の若者にチョット会ってみたい、話をしてみたいと言う希望がいっぱいあり、可能な限り会って頂いた。日本の大学生。大きな企業のトップ、オーナー。マスコミの方など…。
異口同音に話されるのは「目が輝いている」 「こんな若者を見た事がない」 「若いがポイントをついている」 「日本にも明治維新の頃には、日本の明日をつくる夢にかけた若者達がいたと思うが、彼等を見ていて、会ってみて、知恵の黒船だ…」。全員の方々が「感動しました」と話され、「こんな素晴らしい若者を育て、一緒に仕事をするあなたがうらやましい…」とまで言われてしまった。
実践を積み、実力のあるGMCをつくり上げたい。


2008年11月18日火曜日

M-net 2008-11-18

ワクワクする青年

 先日、一人の学生が当社へやって来た。
 前もって届いた履歴書を見ると 「19歳、専門学校在学中」 とあったので、1年制の学校だろうと思っていた。
 ところが、面接を始めてみると、学校は2年制、このまま在学するか、それとも学校をやめて働くかで悩んでいるのであった。
 建築の勉強をする為に専門学校へ入学したものの、周りに勉強している人が誰もいない。ここにいて将来役に立つのだろうか、他にやるべき事があるのではないかと感じ、職安に相談したところ当社の紹介を受けた。
 自分の目標を持ち、それを追い求めて貪欲に行動する――そういった考え方は、社会が豊かになるにつれ薄れてしまったように思う。 豊かな国日本では、自ら考え、現状に甘んじる事なく挑戦する勇気と行動力がどこかに行ってしまった。そんな中で、今どきワクワクする青年である。


人の心を動かすもの

 Aさんという人の面接をした際に感じた事を二つ。

①自分を表現する手段を持っている。
  面と向かって話をするのが面接だが、Aさんは話をするのが苦手であった。 
  自分の考えをうまく言葉に出来ないのだ。
  そこで私は 「あなたが得意な事は何ですか?」 と聞いてみた。
  するとAさんは、絵やデザインが出来ると言うので、実際にAさんの描いた絵を
  見せてもらった。
  そこには、言葉では言い表せなかった考えがうまく表現されていた。
  自分の考えを示す方法はひとつではない。 言葉、文章、絵、デザイン、写真、
  音… 数ある手段の中で、何か一つでも自分をアピールできるものがあるという
  は心強い。

②まず現場からスタートしたい。
  今回の募集で、Aさんは 「まず現場を見たい」 と言う。 「現場を知らなくては表面
  的な仕事しか出来ない」 と。
  私自身、各地にある営業所を自分の足でまわる。 又、海外も自分の目で見て、体
  感する。直接自分の肌で感じ、目で見たものは間違いが少ない。
  何か問題が起きた時、解決の糸口は現場にある。
  現場を大切にし、現場からスタートし、何かあれば又現場に行って本質を見つけ
  る。「現場からスタートしたい…」 すばらしい発想である。

2008年11月8日土曜日

M-net 2008-11-08

「みなさん」では動かない

 2ヶ月程前、ある困った事が起き、解決方法として社員に協力してもらう事にした。 多くの社員を集めて事情を説明した。 そして「みなさん、協力してください。お願いします。」と。 一体どれだけの人が動いてくれるだろうかと期待して待っていた。 ところが、1ヶ月たっても誰からの報告もない。 そこでもう一度彼らを集め、改めてお願いをして、もう1ヶ月待ってみたが、残念ながらまたも報告はゼロ…。 さすがに再び彼らを集める気にはなれず、今度は幹部社員一人一人と話しをした上で同じ事をお願いしたところ、彼らはようやく自分への問題として受け止め、動き出してくれたようである。
 やはり「みなさん」では誰も動かない。 「誰かがやるだろう…。」 逆に同じ内容であっても、顔の見える個人への直接の語りかけは、心が通じ成果もでる。 仕事も教育も同じであるが「まとめて」 「大人数で」は効率は良いが成果はゼロである。 手抜きをせず、時間とエネルギーを惜しまずに「Face to Face」でなければダメな事を知った。


指示が無くても動ける人

 先日、私の元へ1人の学生Y君が訪ねて来た。 彼は企画や経営に興味があり、それについて勉強したいと大学の教授に相談したところ南富士を紹介してもらった。 話を聞いてみると、自分のやりたい事に対する意欲だけはあるが、服装や言葉遣いをはじめとする考え方がまったく学生そのものである。 これではダメだと思った私は、ちょうど中国から来ていたGMCのQ君に「彼に少し教育をしてくれませんか」と頼んだ。 そしてY君に「Q君に英語で自己紹介してみてください」と話した所、シドロモドロ…。 英語が出来ないのである。 頭で分かっている事と、実際に体験する事では全然違う。 それでも私はY君に英語で自己紹介をさせた。
 これを聞いていたQ君は会話を止め、A4 1枚に学生と社会人の違いについて英語、中国語、イラストを使ってまとめてくれた。(約10分位である。) 目的さえ分かれば、細かい指示はいらない。 まさに「1を知って 10を知る」である。 言葉が通じなければ、文字やイラストで示し、コミュニケーションを計る。 方法転換、具体的な分かりやすい道具、スピード…完璧である。これを見ていたY君、「恥ずかしいです」の一言。 「これから頑張ってQさんのようになりたい。」これからが楽しみなY君。


「よく見る」とは

 Q君が作ったその資料の中に次のようなイラストがあったのだが、この意味が分かるだろうか。
 これは「モノの見方」について説明したものである。 私は普段より、基礎力の一つに「よく見る」という事を言っている。 私たちは普段多くの物を目にするが、それをただ見ていても「よく見る」事にはならない。 ひとつの物事を様々な角度から捉え、その本質を見極める事が本当の意味での「よく見る」事なのである。


2008年10月28日火曜日

M-net 2008-10-28

目線の違い

 あるメーカーでGMCのQさんが工場の改善を行っている現場を見学したS君。「せっかく来たのだから、自分でも改善提案を考えてみて下さい」と言うと、張り切って取り組んだ。
 S君は3日間工場を歩き回り、10以上の問題点とその解決のための提案を考え出し、「我ながら、良く気づいて問題点を見つけた。提案もばっちりだ。」と、自信に満ちながら、提案をQさんに相談した。すると…

 「費用は?」「誰がやるの?」「その提案、幹部の人が見たらどう思うかな?」「他のやり方は考えてみた?」「結局、自分がやりたいだけでしょ。」
と、全ての提案が自己中心的で、時間やコストも考えず思いつきばかりだとQさんに指摘された。

確かにQさんが作った提案はいつ・誰が行うのか『5W1H』が明確で、コストや便益、リスクなどが全て網羅されている。しかも1つの提案の中に解決方法が複数あり、AがダメならB or Cの方法でと選択できる。
・ 自分は考え方が自己中心的でかつ、目先しか見ていない
・ Qさんは全体を見て、短期・長期と考えることが出来る
と気づいたS君は、「Qさんにあって自分にないものは、色々な『目線』(従業員・幹部・社長・短期・長期etc)です。ここまでの差を見せ付けられると、悔しいというよりもはや悲しいです。」と言い、多角的な目線を持つために、

・ 色々な体験をする
⇒日本や海外での仕事や生活で世界的な目線、社長の目線など。
・ 良い先生を持つ
⇒自己中心的な考えの間違いを指摘し、直してくれる人と出会う(社長、Qさんetc)
・ 他の人の立場を想像する
⇒現在の金融危機で自分が首相だとしたら、社長だとしたら。

 自分より優れた人と接することにより、自身に不足するものに自ら気づいたS君。この経験を活かした今後の成長と活躍が楽しみである。「経験」と「気づき」に勝る勉強はない。


景気と病気

 毎日のように株価が下がり、景気の先行きを心配する声を毎日耳にする。しかし、実際に周りに失業者が溢れかえっているわけでもない、のどかな日常生活があるのも現実である。
 「景“気”」も「病“気”」も「気」が付く言葉であり、「病は気から」とも言う。確かに気の持ちようも影響する気がする。明るいニュースは少ないが、せめて気持ちは明るくいきたいものである。

2008年10月18日土曜日

M-net 2008-10-18

自立

 中国武漢にコンピューターグラフィック(CG)センターがある。日本からのCGの依頼を一手に受注して図面を作成している。40人位の人と40台のパソコンが動いている。
ここの責任者であるM君の提案で学生工作室を作ったとの事で、実際にどんな風にやっているか見に行った。市内から車で30分、郊外の田舎である。大学城と言い、色々な学校・大学が一ヶ所に集
っている。その立派なビルの一室で、7人の学生がパソコンを動かしている。
 ビックリした事が2つ。
①ビルの部屋代は学生達がすべて負担。
②パソコンも各個人のものを持ってきている。
1人1日に3棟、7人で21棟を作成するという。仕事の増減に柔軟に対応
する為の全く新しい試みである。
 帰り際、何も手土産がなかったので少しお金を渡し皆で食事でもと思い、総責任者のQ君に話した所、「止めて下さい。自立が出来ないので…」との事。改めて自立とはこう言う事なのかと考えさせられた。
帰りの車の中で、CG責任者のM君に「素晴らしい企画だ。何か要望はありますか?」と
質問した所、「私はGMCで育てて頂き、その上CG責任者という
チャンスを頂いて、感謝しています。それで十分です…」 100点満点の答えである。彼もまた自立している。
素晴らしいGMCのリーダーが又1人育っている。嬉しい限りである。


就職前訓練 (職前訓練)

 同じ中国武漢にある当社武漢事務所で、就職前訓練を行っている。
①費用は無料で、マナー・考え方・仕事の仕方などを教えている。      
②毎週土曜日18:00~20:30の2時間30分。期間は1ヶ月で4回。
③今回は第28回目で応募者300名、2回の面接で20名に。欠席者はゼロ。
④彼らに教育のチャンスを与え、当社としては人的ネットワーク作りに役立っている。
 「人づくりの南富士」が海外でも定着している。


2008年10月8日水曜日

M-net 2008-10-08

失敗を素材に活かす

あるプロジェクトに参加した学生のK君とH君。二人とも初めてのチャレンジで、上手くいかなかった。
K君はその失敗体験をレポートにまとめ、それを自分でインターネットに載せて、そう言った考えに共感を持って一緒にチャレンジする仲間集めに役立てた。
H君はあるプロジェクトでGMCのメンバーQ君と一緒に取り組み、Q君は素晴らしい成果を上げたがH君は成果を出せなかった。しかも、プロジェクトが終わってもその経験を活かさずに前と同じように仕事をこなしている。
そこでH君には、せっかく失敗したのだからその経験を営業活動に活かし、「自分は上手くいかなかったがGMCのQ君はこんなにすごい…」と、経験した自分でしか出来ないやり方で仕事をしてはどうですか、と話をした。自分の経験を活かせるようになれば、どんどん仕事にオリジナリティも出てきて、アイディアも出てき、仕事が楽しくなる。
誰にも失敗はつきものだ。その失敗を次にどう活かすかである。自分の失敗を素材として活かし、次の成長に役立てられると良い。仕事も人生も、自分のドラマづくりだ。


本の活用

 中国から一時帰国したHさんに、「1万円を渡すのでこれで本を買って持って帰りなさい。」と渡した。すると、「どんな本を買って良いか分かりません」との事。そこで、本の活用の仕方を一つ紹介した。
 まず、本屋に行って、今どんな本が売れているかチェックし、ベストセラーを何冊か買う。
 それを読んで自分の知識とするのも一つの活用である。
 しかし、それだけでなく、持ち帰った本を営業先の日系企業の責任者に会った時に、「これが今売れているそうです。こちらでは手に入りにくいので良かったら…」と土産代わりに渡す。
 今、魅力がある人は情報を持っている人である。本もツールであり、柔軟に活用をして欲しい。


時代の移り変わり

 先日、JAの方が来社され、お話を伺った。今、JAの収益源は何ですかと聞いてみて驚いた。95%が金融で、残り5%が農業その他であるとの事。昔は農業がメインであったが、時代の移り変わりに合わせて業態が変わっている。
 当社も創業当時は製材所であったが、多角化の為に社名も製材に縛られない「南富士産業」とし、今では屋根工事、住宅、中国ビジネスと展開して製材はやっていない。
 ビジネスに正解はないが、時代に合わせて変化する事だけが生き残る唯一の方法だと思う。今世界が大きく変化する中、自らどう変えていくか、TOPの役割は大きい。


2008年9月28日日曜日

M-net 2008-09-28

これではダメ

 若いFさんにあることを依頼した。どんな風にやるか楽しみであった。期待もしていた。
 しかし、いざスタートしてみると…

①まったく準備をしていない。 さらに、進めていく中でなかなか思った通りに行かないが…
工夫がまったくない。 …見ていて悲しくなってしまう。
③依頼した件に対し、情熱がまったく感じられない。つまり、周りを巻き込む事が出来ない。

これだけ揃うと完璧にダメである。
何事によらず、計画を立て準備をし、やっていく中で工夫ややり方を変えていかなければならない。それともうひとつ、情熱や思いがないと相手に伝わらない。
仕事に対して、準備は出来ていますか?工夫や改善をしていますか?そして情熱は持っていますか?


若くて役員になれる人

 友人のUさんが大変困った事が発生して、私の所へ相談にきた。
 私は知識もなく、解決の糸口も見つけられそうにない。そこで某銀行の若い役員に連絡し、お会いし、相談に乗ってもらった。彼は「私だけでは無理なので、部下の専門家を呼ぶのでそこで話し合いましょう」と、その場で部下に電話を入れてくださり、会う日程が決まった。
 当日私も紹介した手前、最初の10分間だけ同席させていただいた。
 若い銀行の役員は「最初から現場の責任者に連絡をするとその事だけの解決方法になってしまうので、専門家を含めて全体としてどう考え、どうするのがベストなのか大きな筋道を立ててから現場で話をしたい。」
 さすが若くして役員になる人は…モノの見方、考え方が全然違う。
 各論から入ってしまうと全体が見えなくなってしまう。まず全体像を掴み、各論に入っていくのである。



 読書の秋。食欲の秋。天高く馬肥ゆる秋。収穫の秋。紅葉の秋。ものわびしい秋。…さまざまな秋があるが、暑い夏が終わり、寒い冬の前のひとときである。一番気候の良い時期でもあり、夜の長い秋でもある。
 忙しくて季節を感じる暇もない人もいる。また、暇で時間を持て余す人もいる。
 何か一冊の本を読んでみるのもいいし、普段食べないおいしいものを食べてみるのも良し、物思いにふける秋もまた良い…。1年の四季(春、夏、秋、冬)のうちで最もベストなシーズンである。非日常を一つやってみってはどうでしょう? 季節は今、秋である。


2008年9月18日木曜日

M-net 2008-09-18

リスク

アメリカの有力証券企業リーマン・ブラザーズが9月15日倒産し、会社更生法の適用を受け行き詰った。又、翌9月16日アメリカのトップ保険会社AIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)がアメリカ政府の資金援助を受けなければ倒産の危機との事で、政府が私企業を支援。二つの大きな暗いニュースが世界を駆け巡った。
なぜリーマン・ブラザーズは倒産し、AIGは政府の支援を得られたか?私見ではあるが、証券会社は日頃からリスクを取らずに企業活動をしているように思える。一方、保険会社や銀行は企業と共に運命共同体で常にリスクを取ってビジネスをしている。この、リスクを取っているか否かが決断の大きな分かれ目であるような気がする。
私の考えが正しいかどうかは分からないが、何か「リスク」に挑戦する事の大切さを知ったような気がする。我々も日々リスクを取って事業を展開している。日頃からリスクに挑戦する企業や人間でありたい。


教育は花が咲く

教育にも様々なものがある。大きく分けると、社会教育(社会や会社で行う教育)と学校教育、そして家庭教育と3つある。私達が日頃目指しているのは言うまでもなく社会教育である。教える事や覚える事は学校教育の中心であり、学ぶ事が社会教育の中心である。「学ぶ」=「気づく」事である。
先日もマレーシアで、企業改革をお手伝いしているⅠ社の幹部教育を行った。参加者は事務所や工場の幹部12名である。日頃Ⅰ社のトップが話をしても、何の質問も反応もなく冷めた雰囲気との事。時間は話が1時間、質疑応答30分と考えた。時間が長いとダメである。 テーマは「会社とは」 「会社は誰のものか」 「利益の配分」 「マナー」 「社風・企業文化づくり」 「頭の国際化」 …そして「Welcome提案制度」 「リーダーに必要な5つの力」など。
生まれて初めての教育なのかも知れない。最初は、何を言うのか?と冷めた雰囲気であったが、途中から身を乗り出し、多くの質問をし、提案まで出てきた。すごい事であった。
教育と言うとテクニカルな教育(機械の使い方、材料について、パソコンの活用法など)がほとんどであるが、人間として、社会人として、企業人としての最低限のルールや自覚など基本の基本だけを話した。12名の幹部1人1人が気づいてくれたのである。現地の社長曰く「今まで見た事もない。素晴らしい…」との事であった。これからは実行である。社長の力が問われる。先はまだまだだが、「教育は花が咲く」と思った一日であった。