2004年4月28日水曜日

M-net 2004-04-28

優先順位

 忙しい時代である。あれもこれもと思い、予定を立てたり、計画をする。
 そんな中に突然急用が入ってくる。どちらを優先すべきなのか、困ってしまう。先約を優先させるべきなのか、急用や重要な事を優先させるべきなのか…?
 この判断をする時、その人の能力や人柄が表れてくる。
 又、何かをお願いする時、皆平等に「皆さん」でいくのか、重要な人や影響力のある人にまずお願いをして、次に皆さんにお願いをしていくのか…。
 学生の場合、アルバイトやクラブ活動などの通常の活動と、一生を決める就職活動の日程(突然の面接などを含めて)のどちらを優先させるのか…?

 人間24時間で、皆平等である。後で出来る事は後で行い、今最も大切な事を優先させなければいけない。依頼の場合、「皆さん」では皆、誰かがやるだろうと力が入らないが、最初に相談やお願いをされると力が入る。又、優先順位を間違えると大変であり、問題が起きてしまう。

 この頃、優先順位で考えさせられる事が多く、なぜ?と思う時がしばしばある。日頃から大切な事、重要な事、緊急の事などとそうでない事の区別を計り、頭のトレーニングをしておきたい。まず気づく事から!


自主性

 フジTVの「とくダネ!」が放映されて1ヵ月半が過ぎている。それなのにまだまだ毎日のように反響がある。1つ嬉しい、すごいニュースがある。
 関西にある、関西外国語大学の英米語学科の3回生が、TVを見て「これはすごい。皆で南富士産業を英語で表現してみよう!」と提案し、仲間5人(3回生、2回生)で実践した。パソコンを使い、まず表紙にカラーの写真があり、中は

1.Outline of the company, 
2.About the president, 
3.Original policies, 
4.Departments, 
5.Education,
6.Internal & External Structure Initiatives, 
7.Principals, 
8.Conclusion 

と23枚の紙にイラスト、データ、写真入で見事な会社案内が出来上がっている。私に会いたいとの事で、先週代表2人と京都で会ったが、皆イキイキして目が輝いていた。自主的にやる事の素晴らしさを実感。


2004年4月18日日曜日

M-net 2004-04-18

説得と納得

 こちらが力を込めて相手に分かってもらおうと話をすると、相手は「分かった」と言いながら、心の奥深くからではなく、言葉や見える範囲内で分かったつもりでいる。つまり「説明をした人が得をする」。これを「説得」とする。
 一方、文字やデータ、資料、写真やイラストなどで体験に基づいて説明すると、相手も同じ立場に立ち「受け手が得をする」つまり「納めた人が得をし」心から「納得」してくれる。

 今、時代は中国、アジアであり、「中国進出企業支援ビジネス(人材&情報)」は「納得」中心であるような気がする。メンバー企業もどんどん増えており、多忙を極めている。
 日常の仕事の中で、説得でなく、相手が納得して頂けるよう、頭を使い、体験をし、可能な限り事実に基づいた資料で説明する方法を身につけたい。


沖縄出張で考えた事

 4月18日、所用があり、沖縄に日帰り出張した。
 飛行機代が東京(羽田)―沖縄で、63,000円であり、約2時間30分かかる。
 私もよく中国に出張するが、国際線なのに往復の飛行機代が成田―上海で5万円内外である。時間も2時間30分位である。

 なぜ日本国内の飛行機代が高いのか考えてみた。
1. 人件費(パイロット、乗務員、空港関係者、他)が高い
2. 飛行機の発着料が高い
3. 燃料(ガソリン)が高い
4. その他、原因は色々あると思う

 安全は全てに優先するが、機内に於けるサービスが国内線は特に良いわけでなく、お茶、飲み物だけである。国際線は食事、アルコールなどが無料サービスで、安い方が機内サービスは良い。笑顔だけのサービスでは満足しないし、限界である。

 高コスト体質から変換をしないと、大きな国際的な戦いには負けてしまう。
 我々の仕事の中に於いても、同じ事が考えられ、発想の転換やスピード、行動の効率化など、抜本的な改革が迫っている事を実感した出張であった。


2004年4月8日木曜日

M-net 2004-04-08

人生はどう生きるか。企業は結果評価

 新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。
 早いものでもう一週間が過ぎてしまいました。長い学生時代が終わり、これから本当の意味での社会生活が始まります。
 自分の人生や一生を考えた時、<平均寿命82歳-22歳=60歳>で、これからの人生60年間のスタートです。まず人としてどう生きていくか、仕事や私生活など毎日のプロセスが大切です。

 一日一日を大切にし、様々な体験や経験を通し、人と出会い、知識を増やしていく一つ一つの積み重ねが重要です。大きな長期目標(夢)と、短期の当面の課題を持ち、日々変化し、成長して欲しい。
 又、企業人としてはアルバイトと違い、全てが結果や成果で評価されます。努力や頑張ったなどのプロセス(過程)はあまり評価されません。具体的な5W1H(いつ、誰が、どこで、何を、いくらで、どうする)の数値目標を持ち、「目標を達成する為にどうしたら良いか?」を常に考えて「気づき、計画を立て、挑戦し、結果を出す」人となって欲しい。
 今の自分に安住せず、日々成長し、変革していく自分づくりを期待しています。


準備不足に勝者なし

 中国の大学での講演の時、通訳がどうしても必要になる。今回は4回授業、講義があった。1回は日本語科の学生なので日本語で良かった。3回の通訳の時、2人は前夜に当社のホームページを全読したり、CD-ROM(先日当社がTVで紹介された映像)を見たり、私の本を読んだりして事前準備をして来てくれた。理解できない所をメモしてきて予め私に質問をし、私の意図をよく理解した上で通訳をしてくれる。一心同体であり、講演も盛り上がった。質疑応答などは時間をオーバーし、講義が90分なのに質疑だけでも60分以上でクタクタである。途中で主催者が「今日はここまで」と言ってくれるので助かる。

 講義の内容は、今までやって来た、また今やっている「人づくり」「企業経営」「国際化」などである。別に難しい話をするわけではない。
 質疑は「なぜ人づくりをするのか」「住宅、屋根工事とお茶の関連」「学生創業塾について」「人づくりをして辞めたらどうするか」「多角的な事業で頭の整理はどうするのか」…などなど。
 「何を話すか」も非常に大切だが、「いかに分かり易く伝えるか」のプレゼンテーションが全てを決めてしまうと実感した。又ペアを組むパートナーによって大差が出る事も改めて感じた。

 上海の華東師範大、浙江の浙江工業大、広東の中山大、華南理工大の中国のトップレベルの4大学の中で、中山大学では大学院のMBAコースでの講義で、この時に限って通訳が…。終わって学院長が、「論理的で非常に良かった。しかし学生には十分理解できない面もあった」と言ってくれ少しホッとした。何事も可能な限りの事前準備と分かり易いプレゼンテーションが全てを決めていく。