2013年10月28日月曜日

M-net 2013-10-28

モノゴトを、内側でなく外側から見る
 物事を、国内からだけ見たり、考えたり、あるいは社内の机上で戦略や作戦を考えたり、自分の立場でお客様の事を考える…これでは本質や全体が見えない。現代は変化の流れが早く、一点だけを見ているとあっという間に状況は変わってしまう。
 例えば、「国際化にどう対応するか?」 日本にいて議論を重ねても答えは出ない。たとえ答えが出たとしても、本当にそれで国際化できるのか…?自ら海外に出て、一度、日本や日本の本社の役割を考えてみるといい。見方や考え方が全然違い、見えるものも違ってくる。
 今、取り組んでいる仕事の見通しや予測についても同じである。内側からだけ見ていても答えは同じである。社外やお客様(ユーザー)の立場に立ってみると、まったく逆の答えになってくるかもしれない。一方通行はダメであり、「相方向」が今、求められている。

話を分かってくれる人
 毎日、多くのトップリーダーとお会いさせていただいている。そんな中で、嬉しい事に、私のつたない話を理解し、納得してくださる人がいる。最近よくお会いするY弁護士もその一人であり、その上スピード感も抜群である。どんな人が理解してくれるのか、要約すると3つの特徴がある。
①すごく頭の良い人  ②苦労した人  ③海外に滞在経験のある人
 ①の「すごく頭の良い人」は言うまでもない。②の「苦労した人」は、決して言葉に出さないが、私の言葉の裏にある本質を理解してくださる。③の「海外に滞在経験のある人」は文化の違いや生活の違い、日本本社との違いなど、心と頭の幅が広い。 頭がすごく良くなることは急にはできないが、苦労は誰でもできる。チャンスがあれば、「その難しい事を私にやらせてください」と言ってみてはどうでしょう? 将来に向かっての大きな飛躍の礎になる事間違いなし。
 海外経験も人間を大きくしてくれる。今から外国語でも勉強してみては…。また、外国人と一緒に仕事をしてみるのも結構だ。ただし、異文化との共生はなかなかやりがいがあり、人を深く広く、したたかにしてくれる。

頭で分かる1.5流、心(体得)で分かる一流
 普通の人は、だいたい頭では理解できても、実際に行動を変えたり挑戦するまではいかない。できる人は、実践や体験や現場で挑戦し、そこからさまざまな事を学び、体得する。そしてそれは顔に表れ、行動となって表れてくる。1.5流でなく「一流」を目指し、ピンチをチャンスと思って挑戦したり、失敗を恐れずに実行してみよう。

2013年10月18日金曜日

M-net 2013-10-18

慶応大学特別講義 『若者よ、人間力を高めよう』
 10月9日、慶応大学にて特別講義を担当させていただいた。“人間力”をテーマにした講演は、約200名の学生が参加し、大変盛り上がった。世界から見た日本、社会から見た自分…将来への不安を抱く学生が多い中で、視野を広く持つことの大切さを改めて実感した。このような出会いをつくってくださった中島教授に感謝しています。

“自己否定”から始まる成長
 先週より、中国・清華大学からインターンシップ生のCさんが来日している。3ヶ月間、いろいろな仕事を通して、社会人としての基本やモノの考え方、日本語などを学ぶ。「私にとって、この1週間は“変わった1週間”だったと思います。最初の私は目標もやる気もなく、感謝の気持ちもまったくない学生でした。社長から注意を受け、皆さんの話を聞き、本を読む中で、今の自分を変えなければならないと気づきました。自分を大きく成長させる素晴らしいチャンスをいただいたのに、もし何も行動しなければ、そのままレベルの低い人生になってしまうという強い危機感を持ちました。
 私の問題に気づかせてくれた皆さんに心から感謝しています。言葉だけでなく、行動で感謝の気持ちを表すようにしています。」自己否定は、簡単なようでなかなかできない。心のどこかで「これではいけない」と思っていても、自分の行動を変えるまでには至らないことが多い。「自分のやり方では本当にまずい」と素直に自分を否定できれば、人は短期間で劇的に変化できる。Cさんの今後の成長に期待しています。

少数精鋭
 私は日頃から、「仕事は少数精鋭」と考えている。少数でやるから精鋭になるのであって、精鋭が少数ではない。人数が多ければ良い仕事ができるかというと、必ずしもそんなことはなく、遊んでしまう人が出てくる。もちろん、プロフェッショナルが少数集まれば理想的だが、“精鋭少数“は実際には難しい。
 人手が足りなければ、おのずと一人二役、三役になってくる。限られた時間を有効に使うために頭はフル回転である。見た目には小さくても、キラリと光る社員たちを育てていきたい。

2013年10月8日火曜日

M-net 2013-10-08

第44期 半期社員総会
 10月1日、全体会議を行った。前期の結果、新たな取り組み、社会の動き…。普段はこちらが積極的に話をするところを、一人一人が質問するスタイルにしてみたら、様々な反応があった。
 「アジアを取り巻く環境や変化の速さに大変驚きました。同時に、自分の視野は国内の狭い、極限られた範囲にしか向けられていないと痛感しました。」  「“デキる人=情報に対して敏感、それに対してアクションを起こせる人”という話を聞き、自ら行動を起こすということができていない事を省みました。」  「変化を前向きにチャンスと捉えること。変わらなければ“退場”であること。結果が出ない時は自分のやり方を変えることを最も自覚します。」

人間力
 今、“人間力”という言葉をいろいろなところでよく耳にするが、“人間力”とは一体何だろうか?先日、H君などに特別手当を出したところ、お礼のメールが届いた。「今回の特別手当は自分のためだけでなく、日々協力していただいている職人さん・配送さんのためにも使わせていただきたいと思っています。以前から現場の話は聞いていましたが、自分がいざ実際に現場に出てみると、暑い中、雨が降っている中で工事をしてくれているのは職人さんで、みんなの協力のおかげで仕事が成り立っていることがよく分かりました。自分だけもらうのは申し訳ないので、みんなに感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございました。」
 自分中心でなく、相手の立場に立って考えたり、行動できるセンスが、「この人と一緒に働きたい」「この人のようになりたい」と、周りの人に思わせる魅力となる気がする。あなたは“人間力”、ありますか?

真の平等
 背が高い・低い、太っている・やせている、男女の差…見た目や生まれ持ったもので人を判断するのは「差別」である。一方、その人の行動や頑張りに応じて判断するのは「区別」である。
 いろいろな人がいて、さまざまな場合があるのに、すべて同じように対応するのは頭を使わない人がやることである。見た目の平等ではなく、日頃の頑張りや成果に基づいて評価(区別)していく「真の平等」が必要である。