2005年7月28日木曜日

M-net 2005-07-28

宇宙で一番受けたい授業

 7月28日早稲田大学で少人数の講演会(授業)を行った。講義のテーマは上記。
 参加者は18名でゼミ形式であった。15時~18時まで講義、質疑応答。そして18時~20時30分までいっぱい飲みながらのフリートーキング。
 すごく盛り上がった講義であった。
 この早稲田大学での講義を計画、実行してくれたのは、理工学部4年生のW君である。彼は半年前からの「ひとゆめ塾」に無欠席で出席してくれている。いつもはあまり目立たなく、控えめな学生である。
 しかし今回の講義のテーマ、人員、場所(学生会館の中の教室)、進行、質疑応答のやり方、アンケートのとり方など、素晴らしかった。積極的で的確、その上メリハリもあり、彼の素晴らしい一面を見せてくれた。参加者も多岐にとんでおり、大変良かったとのレポートが即日届いた。
 彼も実際に何かをやってみることで、大変活きた勉強になったようだ。思うだけでは何も起こらない。行動する人が変化し、成長する。行動する人にチャンスを与えていきたいと思う。


優先順位

 私も社長であるが、日々予定が狂ってくる事が多い。
 原因は当初はこの予定や計画で行くつもりであったが、途中からもっと大切な事や緊急案件が入ってきた時は、優先順位を考え、計画を変更する。日々優先順位との戦いである。

 先日優秀な学生A君と会った。深夜にも関わらず、私と会ってその日に感じた事、思った事、考えた事、自分の決断や決心などをメールで送ってきた。なかなか素晴らしい若者である…と感動した。
 翌朝素晴らしい彼と再度会ってみようと、私の都合のつく時間を連絡した。彼からその時間には他の事をしていて別の時間ならOKですとの連絡が入った。言葉や文章は立派だが、行動が伴っていない。つまり自己中心で当初の計画通りにやろうとしている。別の言い方をすると、何が大切であるかが分かっていない。悲しいかな、優先順位をつけられない人である。

 その事を翌日説明したら、やっと本人も理解し、メールも届いた。
 チャンスを活かせる人、優先順位をつけられる人が今求められているし、そんな人と会いたいし、一緒に仕事をしたい。

2005年7月18日月曜日

M-net 2005-07-18

GMC (Global Management College)

 実践的教育によってアジア(中国、その他)で活躍するマネージメント(経営)のリーダーを育成する目的で、中国内陸の文化都市湖北省の武漢市にGMCを7月16日開校した。
 武漢市は人口850万人、市内に25の大学があり、全国1440大学の中で10番以内の大学が2つあり、市内学生総数は25万人である。湖南省、江西省、陝西省の三省からも学生を募集した。特に陝西省の省都西安市は歴史の街、シルクロードのスタート地点でもあり、大学が大小あわせて40もある一大学園都市でもある。この西安からも半数の学生を内定した。素直で可能性をいっぱい秘めた学生たち13名が、第一期生として選ばれた。応募者約2万人の学生の中から書類選考で2千人となり、面接を経て選ばれてきた。

 9月には第二期生を募集し、このGMCを質の高い「特別幹部人材育成センター」として、また海外進出している日系企業やアジア、中国の企業に於ける若きリーダーの養成塾として確立したい。

GMCの人材、基本理念として
1. 経営は、国が変わろうが業種が違おうが、基本は同じ。心と数字は世界共通語
2. 指示を待つのではなく、課題を自ら考え、解決できる所まで持っていける人材づくり。
3. GMCは知識の場でなく、実践力ある人材づくりの場。
4. アジア(特に中国)で、迅速かつ指導力を兼ね備えた人材づくり。
5. そしてこのGMCはエリート養成カレッジとして、即戦力となる幹部を育成する。
 学校は当社の武漢事務所の一部屋を使いスタートした。
 選ばれた13名の学生たちは大学4年生と院生であり、積極的な質問、意見が出てくる。

7月16日、17日のスタートにあたり、
A.基礎として
  ①時代背景  ②リーダーに求める能力  ③その他
B.経営について
  ①経営とは ②企業文化 ③戦略 ④運営 ⑤ピンチはチャンス ⑥その他
C.人材について
  ①人材とは  ②T型人間  ③人は実践で学び成長する  ④その他
D.グローバル化
  ①グローバル化とは  ②マレーシアの事例
E.結び
  ①Mの時代  ②勝つ  ③まとめ(Practical, Independent, softness)
と言う内容で話をした。

経営のテクニックではなく、人として、リーダーとしての基本を指導の中心に置いた。
彼らは、最初は学生の目線で授業を聞き質問していたが、「君達は今からリーダーとして企業トップとして考え、質問し、行動しなければならない…」の私の一言で、気づき、目が変わり、顔が変化していく姿を目の当たりにして、素晴らしい若者と出会い、一緒に勉強する事を誇りに思った。


2005年7月8日金曜日

M-net 2005-07-08

世界のT社

 日本を代表するメーカーの一つにT社がある。
 いつの間にかT社は日本でなく世界のトップメーカーになった。
 このT社に部品、材料を納入しているサプライヤーのトップ、幹部と会う機会が増えてきた。
 先日某メガバンクの支店長にこのT社の幹部を紹介してもらえませんか?とお願いをした所、「杉山さんの依頼なのでぜひご紹介したいが、T社は当行より強力な資金力、情報力を持っており、なかなか紹介しにくい…」との事。そう言われれば言われるほど、会ってみたくなるのが人情である。なぜ会いたいのかを文章にして、この支店長にこの件を託してみた…(結果はまだ分からない。)

 T社は今まで「石橋を叩いても渡らない」企業であったそうである。今グローバル化の中ですごいスピードで決断を下し進出を決めている。協力会社各社はそのスピードについていけない。T社の決断、情報とネットワーク、その先見力を少しでも知ってみたい。

 T社は世界戦略でBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)でも生産を開始し始めた。協力会社の各社にもT社と歩調を合わせて、各国に進出する様、依頼が来ているとの事。世界進出に対して資金は何とかなるが、何ともならないのが「人材」であるとの事。
 「技術や管理できる有能な幹部人材が底をついてしまう…」異口同音にそんな話を聞く。当社のアジアでの人材育成紹介システムがより社会に貢献できる日も間近になって来たと少しずつ実感をしている。


転がる石に苔は生えない(Practical)

 完璧な理論なんてないと思っている。
 長い時間議論して答えを出すのも、一つのやり方である。
 私は、物事全てを前向きに考え、まず自分や自分達で出来る事から実行に移し、間違っていたら直せばよいと思っている。

 苔寺の苔は、石の上に生えている。それは動かない、転がらない石の上に生えている。もしこの石が動いたり、転がったりしたら、苔は生えてこない。
 人間でも同じような気がする。変化しない、進歩しない人には苔が生えてくる。苔が生えてくると、ますます動かなくなってしまう。

 頭の固い2人の人と会った。二人とも真面目に努力?(自分ではそう思っている)しているようだが、変化も進歩もあまり見えてこない。何となく苔が生えてきたようにも思える。Practicalとは実践的、実際的にやってみる事を意味している。今時代はPracticalな時代であり、Practicalな人材を求めている。