2008-10-08

M-net 2008-10-08

失敗を素材に活かす

あるプロジェクトに参加した学生のK君とH君。二人とも初めてのチャレンジで、上手くいかなかった。
K君はその失敗体験をレポートにまとめ、それを自分でインターネットに載せて、そう言った考えに共感を持って一緒にチャレンジする仲間集めに役立てた。
H君はあるプロジェクトでGMCのメンバーQ君と一緒に取り組み、Q君は素晴らしい成果を上げたがH君は成果を出せなかった。しかも、プロジェクトが終わってもその経験を活かさずに前と同じように仕事をこなしている。
そこでH君には、せっかく失敗したのだからその経験を営業活動に活かし、「自分は上手くいかなかったがGMCのQ君はこんなにすごい…」と、経験した自分でしか出来ないやり方で仕事をしてはどうですか、と話をした。自分の経験を活かせるようになれば、どんどん仕事にオリジナリティも出てきて、アイディアも出てき、仕事が楽しくなる。
誰にも失敗はつきものだ。その失敗を次にどう活かすかである。自分の失敗を素材として活かし、次の成長に役立てられると良い。仕事も人生も、自分のドラマづくりだ。


本の活用

 中国から一時帰国したHさんに、「1万円を渡すのでこれで本を買って持って帰りなさい。」と渡した。すると、「どんな本を買って良いか分かりません」との事。そこで、本の活用の仕方を一つ紹介した。
 まず、本屋に行って、今どんな本が売れているかチェックし、ベストセラーを何冊か買う。
 それを読んで自分の知識とするのも一つの活用である。
 しかし、それだけでなく、持ち帰った本を営業先の日系企業の責任者に会った時に、「これが今売れているそうです。こちらでは手に入りにくいので良かったら…」と土産代わりに渡す。
 今、魅力がある人は情報を持っている人である。本もツールであり、柔軟に活用をして欲しい。


時代の移り変わり

 先日、JAの方が来社され、お話を伺った。今、JAの収益源は何ですかと聞いてみて驚いた。95%が金融で、残り5%が農業その他であるとの事。昔は農業がメインであったが、時代の移り変わりに合わせて業態が変わっている。
 当社も創業当時は製材所であったが、多角化の為に社名も製材に縛られない「南富士産業」とし、今では屋根工事、住宅、中国ビジネスと展開して製材はやっていない。
 ビジネスに正解はないが、時代に合わせて変化する事だけが生き残る唯一の方法だと思う。今世界が大きく変化する中、自らどう変えていくか、TOPの役割は大きい。