2012-08-18

M-net 2012-08-18

夏休みの出来事
 夏休み明け、本社の朝礼で社員がいろいろな話をしてくれた。
■ Iさん
 「富士登山をしたが、途中で天候が悪くなってしまい頂上までたどり着くことができなかった。事前に可能なかぎりの情報を集め、何が起こっても対応できるよう準備しておくことの大切さを実感した。また、苦しくても一歩一歩前に進んでいくしかないのだと、山を登りながら思った。」
■ Yさん
 「オリンピックの団体競技を見ていて、個々人がチームを組み一丸となることで大きな力になることを感じた。当社の総合外装事業部にしても、一人一人の力は小さくとも、組織として動くことで大きな力を発揮することができる。」 ■ Tさん
 「お盆休みで親族が集まったとき、かつて自分がやっていたことを、妹が同じ立場に立ってやっていた。当時は自分なりに十分やっているつもりだったけれど、妹の行動を見て、自分はまだまだだったと気づかされた。」“気づき”はすべての原点である。さまざまな出逢い・体験・気づきを通して、幅広く深みのある魅力的な人に成長していってほしい。

想いをカタチに
 今、ある中国進出日系企業で問題が発生しており、その解決のために当社から2人の若い中国人社員が現地に滞在している。実態を調査し、解決の戦略を立てて行動してくれているが、なかなか苦戦しているようである…。
 だが、私がそこに留まることはできないし、代わりに問題を解決することもできないので、彼らを信じて任せるしかない。何か他に自分にできることはないか…? そこで、「外で食事をとることも十分にできない」と言っていた彼らに、ダンボールいっぱいに食料品をつめ、日本から送り届けた。ただ気持ちだけ思っていても、相手には何も伝わらない。見えるカタチで行動しなければ。

カタチにならないものが大きな力になる
 先日、ある新聞社の幹部と20数年ぶりに再会した。出会った頃は彼はまだ駆け出しの記者で、一緒に食事をしたり、いろいろな事をした思い出がある。しばらく会うこともなく、時々、彼の書く記事を目にする程度だったが、今回ある記事をきっかけに彼と再会することができた。お互いにこれまでやってきたことや、これから先どうなるか…など幅広い話をさせていただいた。
 これからの時代は、人財や教育、頭脳、ネットワーク、情報など、カタチにならないものが大きな力になっていく。身を持って実感した。