2011-06-08

M-net 2011-06-08

M-net(頭の活性化マガジン)の広がり
 M-netも2000年2月8日に第1号を発行し、満11年が経過した。多くの社員や皆さんの協力でここまでやってこられた…。深く感謝しています…。さて、このM-netを、日本国内で別のブログで広げてくださっている方がいる。
 一方中国では、SNSサイト(人人網・QQ)を利用し、若者や学生に向けて発信していただいている。社員教育のために書いたブログが今、日本や中国で広がりを見せている。ツイッターやフェイスブックなど新しい情報発信もドンドン出てきている中で、継続して発信できることを嬉しく、誇りに思っている。
 私のツイッター(sugiyama888)や、フェイスブック(Sadahisa-Sugiyama)も、チャンスがありましたら覗いてみてください。また、ご意見をいただけたら幸いです。

行動と継続
 M-netの項についても同じであるが、「やる」(行動)と「続ける」(継続)は人生の両輪である。私の元へは、様々な企画書や計画書が毎日届く。立派なモノが多い。しかし残念ながら計画だけで実行されないモノが多い。あるいは、実行しても1-2回であきらめてしまったり、忘れてしまう、終わってしまうモノも多数ある。
 “思う”事は誰でもできる。「幸せになりたい」、「金持ちになりたい」、「美人になりたい」、「リーダーになりたい」…。しかし、その実現のための“努力(実行、実践)”はなかなか難しい。“継続”となると、もっと難しく、大変である。要は己との戦いである。ズルイ自分や、楽をしたい自分がいる。“楽”は即やるが、“苦”はどうしても後回しになるのが人の常である。
 ひとつの計画や戦略をたてて、まず「3ヶ月」やってみる、もう少し長く考えて「3年」やって、芽が出なければそこで中止…。「考える人、思う人」でなく、「やる人、やり続ける人」は魅力あるし、大成していくような気がする。

過去の数字と業界平均
 某銀行の幹部と話をさせていただいた。話の中心は、「数字(過去の実績)」と「業界の平均値との対比」であった。ふたつとも大切であり、重要である事はよく分かっているし、認識もしている。
 しかし見通しの立たない、先の見えにくい昨今、このふたつだけでは将来展望は持てない。「これから何をどうするか」、「先進的な開拓」、「挑戦的事業展開」、「貸借対照表には出てこない“無形資産”の評価」、「ソフトや人財」などの話は軽く流し、聞く耳を持っていないように見えてしまった。これからの未来は、過去の成功体験の延長線上にはないと確信している私にとって、この銀行の幹部との話し合いの時間はむなしい時間であった。