2011-12-08

M-net 2011-12-08

グリーンカーテン
 日本は今、真夏の電力不足に備えて、省エネ活動が全国でさかんに行われている。ソーラーパネルによる自家発電、自然の明るさを有効活用するサマータイム、電力使用のピークを避けるために休日を変更する産業界…。また、家庭の消費電力を削減するための省エネグッズがあちこちで売れている。
 当社でも、省エネに関する新しい取り組みに挑戦している。「グリーンカーテン」である。窓際にネットを張り、つる性の植物を育てることで“自然の日よけ”になる。全部で4ヶ所で育てている。社員のNさんが中心となって、日々大切に育てられたアサガオやゴーヤは、1ヶ月ほどであっという間に人の背を越え、もうすぐ二階の窓に届きそうなほどぐんぐん伸びている。
 成長し生い茂った緑のカーテンは、真夏の強い日差しを遮り、室内温度が3度近く下がるそうだ。「グリーンカーテン」はじめ、社会の変化にあわせて新しい挑戦をしていきたいものである。

中国からの社員
 グローバル化が進む中、当社でもいろいろな社員が働いている。先月末、当社の総合外装事業部に中国から5名の社員が入社した。彼らは現在、各営業所で現場管理者として勤務している。日本に来る前の3ヶ月間、前もって中国で日本語と専門技術を勉強しており、そのおかげでこちらでの仕事をスムーズに始めることができた。今後ますます活躍してくれることを期待している。また、将来的には日本だけでなく中国でも様々な事業ができると考えている…。

下準備
 「モチベーションを高めるにはどうしたらいいのか?」
 先日、ある小学校の先生たちが10名ほど当社にやってきた。日本の元気な企業を研究している坂本光司教授が書いた「なぜこの会社はモチベーションが高いのか」という本の中で、当社の記事を読み、勉強をしたいとのことである。
 ところが、いざ勉強会がはじまったものの、ただ来ただけで何の準備もしていない。ネットで調べるでもなく、本を読むでもなく、1時間半かけて話をしたがあまりコミュニケーションが取れなかったように感じた…。これでは、意欲はあってもチャンスを逃してしまう。何か物事をやる際には下準備が大切であることを改めて感じた。