2011-11-28

M-net 2011-11-28

緊急安全大会開催
 当社の総合外装事業部で、ある事故が発生した。事故を繰り返さないためにはどうしたらいいか? そこで仕事が終わった後、職人さんに集まってもらい、安全大会を急遽開催した。会議では、事故の内容、原因、対策を話し合い、会社側と職人さん達が同じ方向に向かってやっていくことを確認しあった。また、会議の内容を記録に残し、今後も定期的に開催することになった。
 聞いたことは忘れる、見たものは覚えている、体験したことは血肉になる。こうして皆で集まってやることで、一人が起こした事故がひとつの大きな実となる。現場というリスクのある仕事で、「安全大会」は事故防止のひとつの方法である。


 M-net 11月8日号に「読書週間・読書習慣」という記事を書いたところ、取り組んだ社員たちからレポートが届いた。以下はその一部である。

■普段、社長が話されている内容と本質的に共通するものも多く、異なるフィルターを通すことで、杉山社長の考えを“再認識”することができました。読書は理解を深める最短の方法であると、今さらながら気がついた次第です。また、短時間で多くの価値観や体験に触れることができるので、本を読む人と読まない人では視野の広さもまったく違ってきてしまうと感じました。
■今回、本を読む「制限時間」を決めて、読書週間に取り組みました。すると、自分の時間管理を考えるようになり、わずかですが「仕事を時間内に終わらせる意識」と「本を早く読む力」がついたように思います。
■ひとつの事実を伝えるにも、著者によって表現方法や視点が全く異なります。今回、社長から推薦していただいた本の他に、本の二毛作で寄付された文学書も読んでみたのですが、ビジネス書とは全く異なる世界観、表現方法に大きな感銘を受けました。あらゆる分野の本を読むことが、自分の表現力を磨くことにも繋がるのだと気づきました。ジャンルや、自分の興味関心にとらわれず、今後も幅広く本を読んでいこうと思います。

 本は、人としての幅を広げ、洞察力を磨く、最高の“師”である。読書週間を継続して自らの習慣とし、成長してくれることを期待している。(右の2冊は私が推薦した本の中で好評だったものです。)