2011-09-28

M-net 2011-09-28

人生出会い(3大学3師)
 GMCのご縁で、普通ではお目にかかれない3大学の3師(教授)にお会いする機会に恵まれ、人生、ビジネス、人づくりについてお話することができた。私の人生で、最高の出会いである。


(1)京都大学 O副学長
1.GMC7年の実績はすごい。“アイディア(独創性)”と“継続”に高い評価。
2.京都大学MBAでの講義(8月20日)夜には特別に懇談の場を設けていただいた。
3.官・経営者団体の紹介

(2)一橋大学 I教授
1.GMCは道なき道を歩み、新しい道を開拓
2.日本のトップ企業経営者の紹介。「全面協力したい」と申し出てくださり、即座に動いてくださった。
3.“教授”と“経営者”の両面を持つ、魅力的なリーダー。一度お会いしたらファンになってしまうほど、魅力的。

(3)ハーバード大学ビジネススクール T教授
1.これからは管理者づくりから、GMCのように経営者やグローバルリーダーづくりが世界で求められている。
2.中国頭脳の活用は世界共通
3.世界のトップ企業紹介、他

 三人に共通するのが、頭の回転の良さ、スピード、そして行動力である。いずれの三教授とも、グローバル化・アジア化が進む社会における人材育成について、問題意識を持ち、活動されている。
 この出会いによって新しい人脈ができ、新しいビジネスが生まれ、新しいグローバル人財づくりがスタートする。人生は出会いであり、ご縁に心より感謝したい。GMCがスタートして7年が経過し、世界のトップの方々に認められてきて大変嬉しい限りであるが、責任は重く、身の引き締まる思いである。

2011-09-18

M-net 2011-09-18

タマちゃんカフェ
 JR渋谷駅構内に、ひときわ目立つ真っ赤な店がある。「タマちゃんカフェ」、大手住宅会社であるタマホームが情報発信の場としてオープンした小さなカフェである。ここでは、家づくりに関する様々な情報を入手でき、またアンケートに答えると1杯200円のドリンクが無料になる。
 家を建てる場合、まず最初に住宅会社や展示場、モデルハウスに行くことが考えられるが、この「タマちゃんカフェ」は、毎日たくさんの人が利用する駅構内に拠点を構え、住宅を販売している。広い視野と、常識に囚われない柔らかい発想は、「スゴイ」の一言に尽きる。

誕生日プレゼント
 C君の誕生日のお祝いに、「気づきのチャンス」をプレゼントした。誕生日というと、何かモノをプレゼントする事が多い。記念品、花…。豊かで欲しいモノが少ない時代、何をプレゼントしたら嬉しいだろうか?一番喜ばれるものはチャンスではないか…と思い、実行してみた。
 C君はチャンスを活かし、大きく成長してくれた。「なぜ成長したのですか?」との質問に、今回のチャンスで「目標がはっきり見えた」「やるべき事が何なのか、明確になりました」との事。人生で目標が見えてくると、今何をすべきなのか、どんな視線でモノを見たらいいのか、思考と行動が一変する。教育の中で、“育”とはチャンスを与える事だと、常々話をしているが、それをC君は実現してくれた。一歩一歩成長する事を期待している。

人を巻き込む力
 たくさんの部下がいるA君であるが、部下はあまり成長していないように見える。A君のレポートを見ると、細かい事が多すぎて読む気が無くなってくる。つまり、テクニック中心のレポートなのである。たぶん部下の指導も、細かい部分やテクニックが多く、基本的な事や本質で迫っていないように思える。A君は頭も良く、知識もいっぱいあるが、逆にこの知識を多く使いすぎて「本質」が見えなくなっているような気がする。
 言葉や文字で人が育つなら楽であるが、要はリーダーの「思い」や「行動」が人の心を動かすのである。理論がどんなに正しくても、それだけでは人は動かないし、言葉だけで何も行動しない上司なら部下もついていかない。
 仕事が自分一人でやれるなら何も言う事はないが、大部分の仕事は多くの人々を巻き込んでひとつにまとめていかなければならない。リーダーの力の差が成果の差となっていく。それも、大差となってしまう。もう一度、「基本」「思い」「行動」を再確認したい。

2011-09-08

M-net 2011-09-08

中国視察
 某住宅会社の社長・専務・役員の3名と共に、3泊4日の中国視察出張に行った。赤壁、武漢、上海の3都市をまわり、地元の工場や、弊社のアウトソーシング部門、また中国の幹部社員とのディスカッションをおこない、いろいろなことが勉強になったと大変喜ばれた。  話だけで聞くことと、実際に自分の目で見、肌で感じて得られるものは大きく異なる。トップ自らが現地を訪れることの意味は大きく、そこから新しいものが生まれる。今回、社長自ら来ていただいたことで、アウトソーシングや新商品開発のためのプロジェクトオフィスなど、新しいビジネスが動き出している。

TTMM
 ある企業のトップと社員教育の話をした。その会社では、社員に対してたったひとつだけ徹底していることがあるという。 『TTMM』、「徹底的にマネして学べ(Tettei Tekini Maneshite Manabe)」という意味だそうだ。私自身、日頃からよく言っているが、『よく見ること・よく聞くこと』はすべての基本である。

感動
 中国でのエピソードが3つ。
 ① ビール
 暑い中で仕事を終え、夕食がてら冷たいビールを飲むことにした。ところが中国ではビールを冷やす習慣がなく、レストランには冷たいビールがない…。このことに気づいた弊社幹部のC君とM君は、走って近くの店へ行き、冷たいビールを1ダース買ってきてくれた。何も言わなくてもこちらの要望を汲み、行動してくれた二人に感謝、感動である。
 ② タクシー
 食事を終えて店を出ると、外は大雨が降っていた。次の場所へ移動したくても、タクシーが見つからない…。プロジェクトリーダーのW君は、「ちょっと待っててください」と言い、傘をさして駆け出し、大雨の中30分近く探し続け、びしょびしょになりながらタクシーを拾ってきてくれた。
 この様子を見たお客様は感動である…。「ああいったことをできる人は日本でも少ないだろう。命令されればやる人はいるが、自ら気づいて動ける人は相当少ない…。」
 ③ ディスカッション
 ある大手企業の社長と、弊社の幹部社員とのディスカッションの場でのことである。まずはじめに簡単な自己紹介。これは誰でもできる。その後の質疑応答では本質をつく質問が次々飛び交い、相手の社長の話はどんどん広がり、「大変面白かった」。 常に「相手が何を考えているか」を考えた発言が、相手の満足を生む。

2011-08-28

M-net 2011-08-28

京都大学MBAでの講演
 8月20日(土)、京都大学MBAにて、特別講演の講師を務めさせていただいた。テーマは『中国トップ1%層の視点と動向~中国36年の実践を通して~』。 講演を企画してくださったO副学長をはじめ、教授、大学院生、社会人OBなど、夏休み中にもかかわらず50名くらいの方にお集まりいただいた。
 京大といえば、東大と共に日本のトップに位置する大学である。そこで日本のこれからについて話し合った。講義が1時間、質疑応答が1時間である。私は中国をはじめとするアジア全土で、人づくりを長年続けている。ここ日本でも人づくりに協力することができ、大変光栄に思う。

勉強しない怖さ
 世間がお盆休みをとっている中、ある経済雑誌の編集者の方にお会いした。「少子化、原発問題、デフレ・・・厳しい日本を出ていく企業が後を絶たない。一方で、新興国でうまくいっている日本企業は少ない…。この状況をどう思われますか?」
 彼からの質問に答えるべく、今までやってきた中国での人づくり活動や、現在おこなっているトップリーダー育成と、その“頭脳人財”による経営支援、また京都大学での講演の話など2時間にわたり話をした。世界から見た日本の厳しさ、そして日本と中国のトップ大学の差にとても驚かれていた。
 経済雑誌の編集者という職業上、幅広い勉強をされている方であった。だからこそ、今の日本がおかれている状況に強い危機感を抱き、どうにかしなければと自ら動いている。だが一方、肝心の若者は目の前の豊かな生活に満足し、内を向いたまま外の世界を知らず、危機意識もない…。「知らないこと」「気づかないこと」の恐ろしさを改めて感じる。世の中が激しく変化している今、広い視野を持って勉強していないと、あっという間に取り残されてしまう。

反応
 企業の経営トップに向け、毎月1回情報発信をしているAさん。3回行ったが、反応が全くない…。なぜだろう?一番大きな原因は、本質にせまっていない事である。日本は今、東日本大震災による原発問題や円高、少子高齢化など数々の問題を抱え、企業のトップはこの先どうしてやっていったらいいのか、道なき道を模索している。強い危機意識を持ち、貪欲に情報を求めている中で、自分のアンテナにひっかかるものがあれば必ず反応するはずである。
 世の中が求めている“情報”や“素材”を自分が持っているとき、それを発信しても何の反応もないのは、発信する側に何らかの問題がある。内容が十分でないのか、方法が悪くて相手に届いていないのか…。自分目線でなく相手の立場・目線で問題を捉え、相手が求める“本質”をつくことが重要である。

2011-08-18

M-net 2011-08-18

夏休みの宿題
 小・中学校の生徒の話ではない。当社も8月11日~16日の6日間、盆休み(夏休み)を全社員でとった。昨年までを見ていると、休みが終わって「成長している人」「変わらない人」「ダウンしている人」の3つが見られる。休暇を利用して成長してほしいと思い、何人かに宿題を出した。テーマは2つ。
 ① 共通のテーマ(某テレビ局が中国で事業展開する企画書)
 ② それぞれが、自分としては、こんな計画で夏休みを利用して力をつける。個人自由テーマ。
 17日の朝、それぞれから報告書が私のところへ届いた。自分の事だけやっている人、周りを見て全体を考えて挑戦した人、最小限のことしかやらない人、計画だけで何の行動もしない人…さまざまである。要は、常日頃やっている人は実践している。一方、日頃言葉だけ、計画だけで行動しない人はやはり動かない。言い訳が目につく。

「分かる」 「分からない」
 毎日多くの人と会っているが、話をしている時に、顔が輝き、目が活き活きして、話の内容をわかってくれる人がいる。一方、どんなに話しても、資料を渡して説明しても、分からない人もいる。この違いは何だろうか?一語で言えば、勉強している人は分かってくれるが、勉強していない人は分かってくれない。つまり、分かろうとするが、知識・問題意識が少なくて一部しか理解できない…。

 勉強とは何だろう。まず最初に本を読むことが頭に浮かぶ。私が考える勉強とは、①「本・雑誌・新聞」を読む ②「新しい出会い」(人との。本との。体験による新しい出会い) ③「非日常」(音楽・旅・食事など)。 そして何より大切な事は、「問題意識を持つ事」ではないか…と思う。分かる人と分からない人の差は「0.1」であり、天地の差である。
 社会が複雑になればなるほど、勉強の必要性を強く感じる。勉強して知識の量を増やすことではなく、その知識を組み合わせたり、活用することによって、「知恵」に化学反応させる事ができれば最高である。そして「分かる」人から「できる」人になれば、文句なしである。まず、分かる人になりたい。どこが分からないか?分からない事が分かる事は、分かるための第一歩である。

2011-08-08

M-net 2011-08-08

満足
 相手に心から満足していただくためには、様々な工夫や思いやりがなければならない。先日も、大切なお客様(T社の幹部)を中国に案内した。まず事前準備である。事前準備にも2つある。
1.誰にも考えられる準備(資料作り、手配、整理整頓など)
2.戦略的準備(こんな事を実行したら、相手は「まさか?」と驚き、感動するだろう・・・)

 この「戦略的準備」が事前に考えられ、計画を立て、実行することでお客様は大満足となる。何の準備もなく、ただお客様を迎えるのは簡単だが、大きな発展や展開は望めない。
 オリジナリティを持った企画と、全社員の心のこもった対応(あいさつ・笑顔・キビキビした行動)で、今回のT社の幹部の方々にも、大変満足していただけた。要は人が勝負でもあり、人の差が満足度を高めていく。

50年のノウハウが崩れていく
 T社のトップとお会いさせていただいた。今までは業績も順調で、小さな問題はあるにしても、大きな壁はなかったとの事。日本では、少子化や高齢化などで、国全体が成熟化して活力が失われているところに、今年、東日本大震災、福島での原発事故を契機とし社会環境が激変してきたとの事。売上は伸びず、経費はアップし、税等の負担は増えていく。これからどうしたらいいのか…?
 成長著しい中国・アジアに道を切り拓くしかない…。専任の役員(国際戦略担当)を置き、全力投球するも、なかなか成果が見えてこない。アメリカ的合理性やシステムだけでは、全然動かない…。アジアでは人脈(Human Network)が勝負であることがやっと分かってきた。50年間のシステムや成功体験が何も活きてこないし、むしろ崩れている。当社と組んで、さまざまな事をしたい…提案もしてください…。従来のやり方にこだわっていると、時代や社会に取り残されてしまう。

住宅のローコスト化
 すべてのものがデフレ化し、値段が下がっていく。住宅も例外ではない。ローコスト化には、2つの側面があるように思う。
1)同じものなら安いほうがいい。
2)深く、広くモノを考える事が苦手となってきている。できたらパッケージ化、組み合わせだけで一つのものが完成していく…そんな風調が多くなってきた。
 安くて簡単(シンプル)なら、それでいいのではないか? ローコスト化の意味することは多い。ローコスト時代への対応と、本質を見極める目が求められている。

2011-07-28

M-net 2011-07-28

「チャンス」と「環境」で人は成長する
 チャンスがなかったり、劣悪な環境下では、なかなか人は成長しにくい。チャンスは平等にあると思うが、そのチャンスに気づかない場合が多い。小さなチャンスでも、それを活かせば大きな飛躍のスタートになる。
 刺激的な環境や、今までとは違った環境に身を置くことで、「気づき」や「発見」、「比較」ができる。学ぶことが多ければ多いほど、成長の幅は広がる。Aさんに、ひとつのチャンスを与えた。Aさんは、人から“与えてもらう”立場から、自分が“与える”立場になった。また、いつも同じメンバーとだけ仕事をしている環境を飛び出し、自分より優れた人達との交流やビジネス展開がある場へと身を置くことになった。
 この「チャンス」と「環境」によって、Aさんは見違えるほどの変身、成長ぶりである。目は輝き、ハキハキと声も弾み、フットワークの良い行動で、全身からオーラが出ているようである。自分に自信がつき、自ら学ぶ姿勢を身につけ、「見る・聞く・話す」が本質をついている。このチャンスで学んだものを習慣化し、一流の人財となることを期待している。今回は私も、「チャンス」と「環境」を与えてよかったと心から思っている。

「働く」とは、人が動くこと
 どんなに良いアイディアも、それをやってみなければ(挑戦しなければ)ダメである。どんなに素晴らしい情報も、それを活かさなければただのお知らせである。優秀なBさんがいる。頭の回転も早いし、的確でパーフェクトであるが、動きが足りない。「何を話したか」、「何を聞いたか」、「何を知っているか」ではない。要は「何をしたか(行動や挑戦)」である。やってみなければ分からないし、結果も出ない。
 「働く」という字は、「人が動く」と書く。不透明な昨今、TOP自らが動いて、人と会い、生の情報を得、作戦を立てなければ、組織は行き詰ってしまう。「はたらく」という字を、「人+考」だと思うこともあるが、やはり「人+動」であると実感している。何かを考えたり、思ったり、言ったりすることを否定するつもりはないが、その頭で考えたことをやってみることが大切であり 最も重要である。

 行動には失敗も多いと思うが、この失敗から学ぶことも次のステップとなり、大きな財産となる。さあ、「働」きましょう・・・