2003-05-08

M-net 2003-05-08

当社上海事務所「SARS」感染予防対策

1. 出退社時にマスク着用の徹底
2. 出退社及び外出より帰社時にうがい、手洗いの徹底
3. 休日及び退社後の外出の自粛
4. 9時、12時、15時、18時の事務所内定期換気
5. 営業時間内のドアロック(セールスマンなどの外部侵入者を極力抑える)
現在中国で拡大しているSARSは、今のところ上海は被害も少ないようですが、今後悪化する可能性がある為、早めに対策を立てて予防している。


時流…時代に合った商品

 5月11日(日)は何の日か分かりますか?……「母の日」です。
 当社Tプロジェクトでは母の日に合わせて花茶、カーネーションのお茶などを組み合わせてギフトセットとしてインターネット上で販売している。4月中旬から販売を始め、5月7日までで大量の注文が入り、てんてこ舞いであった。お茶関係の人はゴールデンウィークも全て出勤で夜中まで。皆さんの協力で母の日のプレゼントは大盛況。

 今、世の中には何でもあるが、逆に欲しいものの無い時代である…。お母さんに何かプレゼントしたくても「珍しく」「相手が喜び」「手ごろなもの」がなかなか無い。こんな時、飲むだけでなく見て楽しめる「フラワーティー」セットは大人気で、楽天でも売れ筋ランキングの第二位になっている。

 あるものを売ろうとするとユーザーは買ってくれない。ユーザーが欲しくなるような、ユーザーが「こんな商品が欲しかった」と思う商品(情報)をタイムリーに提供する事が出来ると今回のように不況知らず?で嬉しい限りである。足元や目の前の事だけやっている限り、時代は見えないし、時流に乗り遅れてしまう。視野を広くし、足元を見つめ、より深く考え、スピーディーに対応できると良い。日頃の勉強、生き方、考え方、やり方に時がプラスされると大きな成果となってくる。


65才の人材

 先日、知人のHさんと市役所でバッタリ会った。「久しぶり」で始まり、ほんの5分位の立ち話。今も大手企業の工場の顧問として働いているとの事。この会社の役員(常務、専務)でも57、58歳で定年退職している中で、Hさんは工場の労働者であった。大手企業と言えども学歴だけでなく人材のHさんを今も必要としている。別れ際に「いくつになりました?」と質問した所、「65才になった」との事。若々しく、軽いフットワークと頭の柔らかさ…。Hさんと会って、すがすがしい気分であった。そして「65才の人材か…」と感じた。

2003-04-28

M-net 2003-04-28

健康と体重

 先頃、社員の健康診断を行った。大多数の社員は問題なしであるが、要精密検査や要治療と言う結果の出た人が何人かいる。心配もしているし、残念である。
共通する事が一つ見つかった。殆ど体重オーバーな(つまり太っている)人である。私も体重のコントロールには苦労しているが、基本は2つであると思う。1つは好きなものを好きなだけ食べない、つまり節制であり、腹八分目が良いと思う。もう1つは運動(汗を流す有酸素運動)である。
 「食事はチョット控え目に」し、「身体を動かし汗を流す」事は、言うは易し、行なうは難し、であるが、楽しい人生を送る為の原点が「健康」である。

 企業も個人も無駄なぜい肉は落とし、筋肉質が良い。ぜい肉はつけるのは簡単だが、落とすのは大変である。しかし本当に必要だと自覚すれば、実行は難しくない。


気づきと行動(情報の活用)

 なかなか自分のやっている事の欠点や問題点は気づかない。他人や上司に言われたり、何かの拍子に自ら気づいたりする。この小さな気づきや、チャンスを活かすのは行動である。まず意識的に行動することから始めてみると良い。

 周りに気配りが出来ないA君がいる。新聞や雑誌や本も読むが、自分の為だけである。なるほどと思ったり、自己勉強だけである。チョット発想を変えて、この新聞の情報を部下のB君に渡してやろうか?またこの情報を関連する得意先のC社に今度コピーして渡そう…。と言う気づきと行動が出来ると、気づかない人から気づく人、気配りの出来る人となっていく。
つまり今、世の中で一番欲しいもの、必要としているものは物やお金ではない、情報なのだ。情報は得ても、所有していても、活用、利用しなければ何の役にも立たない。まず相手(上司、部下、顧客、世の中)が何を求めているか、何があったら良いかを知り、洞察し、整理して、小さな情報を相手の為に役立てようとする、思いやりや実行力があると良い。「気づき」と「行動(情報の活用)」の出来る人となれたら何も言うことない。


「稼ぐ力」と「パラサイト」

 近頃、パラサイト的な人と会うと思う事がある。パラサイトシングル(親のすねをかじり、結婚せずに生活する)と言う言葉が良く使われる。パラサイトとは寄生生物という意味である。
 他者依存や自立心の欠如、稼ぐ力の低下など社会全体のパラサイト化もある。「稼ぐ力」は一人一人の「稼ぐ意欲」と「稼ぐ実力」によって成り立っている。稼ぐ力がないといずれ稼ぐ水準に見合う生活となってしまい、生活レベルの大幅ダウンとなってしまう。
稼ぐ力を持ち、非(脱)パラサイトを!



2003-04-18

M-net 2003-04-18

マーケッティング

 アフリカの学生K君に奨学金を出した。背が185cmくらいでスラッとして活動的で、笑顔がなんとも言えない好青年である。彼から、当社でアルバイトをしたいと申し出があったが、英語だけではなかなか難しいのでお断りした。
 そして次は学生で「お茶の会社」を設立するので、その会社と南富士と取引をしたいとの事。分厚い計画書がプレゼンテーションされて来た。
1.Execuive Summary, 2.Introduction,…… 11.Investment Proposal と、11項目もある。立派な事業計画書であるが、基本的な事が欠けていると思い、計画変更を言うつもりだ。
 何が欠けているかと言うと、「アフリカに今あるものを日本に輸出したい」とあるが、これは生産者思考で、消費者の事を考えていない。今は、「消費者が何を求め、何を欲しているか」をまず知り(つまりマーケッティング、市場第一主義)、それを生産すると言う、消費者思考が欠けている事である。もっと言うと、今の不況は欲しいものが無い不況であり、感動する商品やサービスがない時代(少ないのかもしれない)である。感動する商品開発が可能なら消費者はお金を支払って、商品、サービスを買ってくれる。

 若く有能なK君に、教育や指導をし、社会に役立つ人間に育てたいと思っている。
 自己中心でなく、相手やお客様、市場、社会に役立つビジネスを「考え、計画を立て、実践し、結果を出す」人材づくりのチャンスをK君にも与えたいと考えている。日本の学生や若い人に、断られても次の策を提出する勇気と、少しの能力と、行動力を期待したい。アフリカ ジンバブエのK君のように。


スピード(対応の速さ)

 先日ある工務店に訪問した折、社長がTELで平謝りしている。何事かと思っていると、社長曰く「今、住宅の工事現場で、協力会社の職人さんが隣の店舗の駐車場の入り口に車を駐車し、アイスクリームを食べていて、店舗に出入りするお客様に迷惑をかけている」との事。
 社長はTELで店舗の社長に何回も頭を下げ、平謝りである。TELが終わるや否や、即現場責任者にTELし、「その現場に出入りする全職人を仕事終了時に本社に呼べ」。
 夕方18:00頃に、ゾロゾロと作業服の人々が集まってくる。話を聞いてみると、他愛の無い話である。
 一人の失敗を全体の失敗と考え、即行動したこの工務店の社長の対応の早さには納得させられ、スピードとは何かを考えさせられた。そして失敗やミスの重さ。多くの関係ない人まで巻き込んで厳しく注意をされる。迷惑を受けた店舗…1つの事から様々な事を学ばせて頂いた。

2003-04-08

M-net 2003-04-08

第一印象

 春は何かと出会いが多い季節である。新しく会社に入った人は勿論、入社式や入学式、人事異動など。
 初めての人と出会った時、まずお互いに第一印象でその人を判断する。良い人、悪い人。素直な人、クセのある人。穏やかな人、厳しい人。人望のある人、貧相な人。頼れる人、頼りがいのない人。信頼できそうな人、不信を持たれる人。

 実際に話をしてみても、話の内容より相手の雰囲気を感じ取ってその人を判断してしまう。瞬間的で主観的であり、直感である。印象を良く持たれた人とそうでない人では、その後の長い付き合いが大きく変わってしまう。自分の第一印象はどうか、一度自問自答してみると良い。
 そして主観だけでなく客観的に相手を判断する事も又、大切である。


聞く力

 多くの人と話をする。大学生と求人活動で話す。社員や仲間とも話す。
 その中で1つ思う事がある。話を聞く力が非常に弱い。自分の知っている範囲内の事を答え、繰り返す人が多い。キャパシティが狭いのか。聞くフィルターが自分に都合良い事だけを通すのか。話や質問をよーく聞いていないのか。勉強不足の為に知識不足で、十分に理解できなかったり表現が出来ない為なのか…。話しても、会話しても、ディスカッションをしても楽しくない。

 相手が何を言っているのか、表面的なものだけでなく、相手の真意や本質を知ろうとする努力や、聞く時、自分の価値観を捨てて素直に相手の話を聞く心掛けなどは誰でも出来る。
 相手の求めているものや、質問内容、話のポイントなどが的確につかめれば、自分がどう対応したら良いか分かる。聞く力を今の倍、3倍、5倍にする事によって相手との会話や交渉もスムーズにいくし、洞察力(見えないものを見たり、感じたりする力)も身につく。勘違いやミスも減り、己自身の魅力もアップルする。多くしゃべる事より、聞く力のバージョンupに力を注いで欲しい。正しく聞く事がまず第一歩で、その聞いた事に素直に答えれば感動はなくても少なくとも相手は納得する。


事業(自分)発展計画

 今思っている事や、やろうとしている事を数字(期間、予算)を入れて紙に落とし込む(まとめてみる)と、明確な目標(未来予想)が出来てくる。この長期目標をまず持ち、この実現化の為に具体的な短期目標(当面の動き)を設定して行動すると、先の見えない時でも足元が明るくなってくる。事業(ビジネス)でも、個人でも同じである。
 発展計画、未来予想を一度立ててみよう。明るく元気になれる。

2003-03-28

M-net 2003-03-28

今時の学生の企業の見方

 2004年度入社の求人活動が続いている。大阪での学生との話。
 私が男子学生に「なぜ当社を受験したのですか?」と尋ねた所、学生は「リクルートナビで求人をしている企業は、この不況下でも余力があり、安心できる。リクルートナビは○○円で費用も高く、これだけの費用をかけられる企業は人材発掘に力を入れている事が実感できる…」との事。
 就職活動一つをとっても、見方が色々ある事を実感した。


女性(奥さん)

 住宅着工が減少する中で、住宅受注競争が激しさを増している。
 30歳代中心のお客様(ユーザー)であり、女性(主婦)が主導権を握っている。
 共働きの主婦は仕事、家庭、育児とやる事がいっぱいあり、スピードを求めている。住宅の打ち合わせや話し合いの中でも、質問や要望に対して即答できない営業マンは即アウト。全然相手にしてもらえない。知識があってもスピードがないとダメである。

 一方専業主婦はダンナと一緒に営業マンと話し合いをするが、頷くだけで話し合いの中ではほとんど発言をしない。しかし営業マンが帰った後で、あれはダメ、これはこう…と、自分の意見を言う。なかなか奥さんと主人の意見が一致せず、決まらない。

 又、話は変わるが、街中に「温泉」や「湯」がいっぱい出来ている。先日あるオーナーとの話の中で、いつが一番込んでいるのかと言うと、土曜日、日曜日ではない。月曜日である。土日と主人や子供と付き合い疲れた奥さんが、疲労回復や気分転換にやってくる。連休明けの月曜日はすごく混んでいるとの事。エステやマッサージの利用は満員との事である。(たぶんほとんどのご主人は知らない)
 これからの時代は住宅受注でもレジャーや生活面においても、女性の心理をよーく理解できないと会話も出来ないし、ビジネスも成り立たなくなってきている。
 自己中心の動きだけでなく、時代や女性、奥さんに視点を向けてみてはいかがですか。


鳥の目

 日曜日、パンが余ってしまい、古くなったので庭にパンを小さく切ってバラまいた。1時間もしないうちに様々な鳥がやって来て、パンを食べている。どこから飛んで来たのか、と思うほど、多くの鳥がやって来た。3時間くらいで無くなってしまった。
 どうしてパンを知ったのか、しばらく見ていて思った事がある。まず高い所から見ている。次が鳥の目は180°でなくもっと広い角度であり、視野が広いように思える。
 年度末を控えて、自分の足元を見るだけでなく、一歩高い所から自分の仕事を見直したり視野を広げてみてみると、鳥のように新しいエサ(種やヒント)が見つかるかも知れない。一度トライしてみると良い。

2003-03-18

M-net 2003-03-18

決断

1.  先日、大手機械メーカーT社の下請会社F社の社長が相談に訪れた。話によればT社では生産量の80%を海外(中国)に移転する。決断をしてから実行まで7~8ヶ月との事。協力会社の各社はそのまま日本に残るか、リスク覚悟で親会社と一緒に海外進出するかの決断を迫られている。
  来社したF社は思い切って中国に進出したい。中国進出の一般論は分かるが、具体的に問題点は何か、どう対応したら良いか…。「活きた情報」と「人材」がキーワードと話を結んだ。

2.  公共工事の仕事が大幅(30~50%)に激減している。
建設会社で公共工事のウェイトの高い企業が大苦戦又は倒産している。
今まで談合(?)と名刺配りだけで仕事が入ってきたが、役所にはお金が無くなり、箱モノはすべて出来上がっている。期待は全然できない。
 受注量は見合ったリストラを行い、減量経営をするか、厳しい民間受注や住宅産業へ進出するかの決断を迫られている。民間の仕事や住宅受注も決して甘くない。問題の先送りや留まる事は許されない。常に最善の決断を求められている。

3.  大手スーパー○社、フリースを中国で大量生産し安価で全国販売したY社、ハンバーガーを安く提供したM社など、3社とも苦戦している。日本一でも、知恵を使ったシステム販売でも、安さを武器にしても勝ちつづけるのは難しい。
 時代に合わせて変化する者だけが生き残っていく。
 我々一人一人も従来のやり方や価値観を見直し、時代に合ったシステムややり方にチェンジする決断が求められている。
 新しい事に挑戦するには勇気とエネルギーが必要となる。ついつい昨日までと同じやり方で今日も、そして明日も行ってしまう。楽であり、習慣化されているから。

4.  企業も人も、時代に合った変化や対応が出来なければ生き残れない。まして今はインターネット、国際化、中国化などスピードが速い。
 しがらみや従来のやり方を変えていく決断が今求められている。
 判断は頭や知識で出来るが、決断は全身でやらなければ出来ない。
 3月は年度末である。総括し、変えるべきは思い切って変え、時代の半歩、一歩先を行く人となりたい。不要になった時、すべてを失った時、気づいても遅い。
その為には日々勉強して見識を広め、高め、自ら気づくとか、直言してくれる友が必要である。
目の前の出来事や足元だけを見ているだけでなく、チョット先を見て変革を今決断し、ピンチをチャンスに変えていきたい。

2003-03-08

M-net 2003-03-08

国際化-中国

 今週3月6日に、某銀行さんに「中国ビジネスの基本と現状」と言うテーマで講演を依頼されて、つたない話をした。多くの参加者で会場はムンムン、1時間30分居眠りをする人も一人もいない。真剣そのものである。

内容は、まず中国進出の目的を明確にする事。
1.仕入れ拠点として、
2.生産拠点として、
3.マーケットとして、
のうちのどれなのか。

次に日本と中国のビジネスの基本が根本的に違う点を2点
1.変化が常であり、固定した考え方はあらゆる面でタブーである。
2.お金の件。売上を上げても回収が出来ない。回収は個人の責任で、お金が入って初めて売れた事になる。

そして人材(リーダー)と情報(人的ネットワーク)が勝負であると結んだ。質疑応答も活発、終わって名刺交換も多くの人達と…。

あるHotelの支配人との話で、「我々温泉旅館は非常に厳しい、これからは中国のリッチな人々に日本の温泉に来て頂けるよう、仕掛けをしたい…」との事。中国も世界の工場としてだけでなく、中国国内マーケットのみならず、温泉旅館のように日本の設備、資源活用手段として考えている時代である。
近い将来、ボーダレス(国境のなくなる)時代がやってくるが、我々一人一人も国際化に対応できる心とテクニック(言葉等)の準備が必要である。インターネットと同じ様にすごいスピードでやってくるかも知れない。


リーダーWeekly

当社にはリーダーWeeklyと言う幹部の週報があり、マネージャーや責任者が毎週末になると記入して上司にメール、FAXする。
このリーダーWeeklyの目的はマネージャーを管理する事ではない。次の目的を持っている。
1. 書く事でまとめる力、余分なものを捨てる力、伝える力を養う。
2. 「来週の計画、予定」は一週間の行動予定をプランし、実際とどこが違ってくるかのチェックである。一週間の計画を立てられない人に、1ヶ月、1年の計画は望むべくも無い。この計画が無く毎日毎日、その場その場で行動するリーダーの成長は非常に少ない。
3. 「今週の結果、報告」は一口で言えば数字で報告してくれるとそれでいい。有効的な仕事をしていない人(つまり数字に結びつかない行動をしている人)はあれをした、これをした、こんな事があったなど、事細かに書いてくるが、何か目的がズレている。言い訳にすら見える事がある。
このリーダーWeeklyを工夫し、連続して書いている幹部は例外なく成長してくる。伝える力、まとめる力、計画(企画)力、数値で表現する力、計画と行動のチェック能力など、様々な能力が身に付く。最初は意識しないと出来ないが、それが習慣化するとしめたものである。計画は様々な事を想定し、思いめぐらし、柔軟に、そして結果は可能な限り短く答えだけを報告するレポートが良い。