2008-05-28

M-net 2008-05-28

四川地震に際して

5月12日に起こった中国・四川省の地震に際し、何か出来る事をしたいと思い、日本と中国で社内より義援金を集め、被災地に届けた。
中国の武漢事務所では即日、社員が自主的に募金箱を設置し、皆で協力してくれた。

 
日本からの分は上海の赤十字社に届け、感謝状を頂いた。
ささやかな金額ではあると思うが、ご縁のある中国の方にお役に立てれば嬉しい。尚、社員の方は今後もあれば受け付けています。
それから地震後、私も中国の各地を回っているが、どの人にお会いしても日本への評判が良い。地震の際の日本からの救援隊などの対応を「スピードがある」「お金だけでなく、人を送るなど行動がある」と高く評価され、感謝される。
やはり、人は行動を見ているし、緊急時は何よりもスピードが大事である。


国際化で起こる事

中国である人に会い、ビックリするプランを見せられた。それは、中国で木造住宅を造って日本に輸出すると言うものである。大まかに言うと、

1.まず、海外から木材を安く輸入し(原価を抑える)、
2.中国で加工し(安い労働力)、
3.日本へ輸出し、自分達で組み立てると言うものである。

実際にはもっと綿密な計画になっていた。
日本から木造住宅を中国へ輸出しようと言う考えはよく聞くが、逆の発想もあった。国際化の中で、日本から攻めるだけでなく、攻められる事も多く、色んな事が起こると改めて感じた。