2008-05-08

M-net 2008-05-08

プロフェッショナルの一言

5月のゴールデンウィークに庭の畑に野菜を植えた。トマト、キュウリ、ゴーヤ、ネギ、スイカ、イモなど…。
無農薬野菜作りで、植える時に少し頭を使わなければならない。いつもは近所のスーパーマーケットで苗を買うが、今年は少し離れた場所にある専門店で買う事にし、苗を選び、有機肥料をどれにするか悩み迷っていた。そこに店の専門家が来てくれて、「この有機肥料と、この有機堆肥を混ぜて使ってください。これだけで大丈夫です。」プロの一言である。
家作りでも、屋根外壁工事でも、人材でも、経理でも、「プロの一言」が大切であり、お客様はそれを求めている。


Noiseとsignalの違い

ゴールデンウィーク中に何人かの人とお会いした。
Aさんは話の内容や言っている事を聞き流し、ノイズ(雑音)として聞き流している。
Bさんは話の内容や、話している事の本質をつかもうとし、これからの自分の生き方やビジネスのシグナル(合図、信号)としてとらえているように感じられた。
同じ話をしても、聞く人の能力や目的などによって、雑音(noise)であったり、合図(signal)として活用したり、様々であると思った。
1つの現象を見て、それだけを見る人と、その現象から将来を予測する人では大差がつく。音(話)でも、現象でも、事実は一つであるが、聞き方、見方によって大きく分かれてしまう。Aさんが悪いと言うわけではないが、Bさんのように「広く、深く」見たり聞いたり考えられると、「魅力あるなぁ」と思い、又Bさんと会いたくなる。


五感

連休中にある御礼のメールが届いた。以前に話をした人からである。機転もきく小利口な人である。
私はその人に、もっと「話(言葉)」から何かを得るのではなく、「五感(視、聴、嗅、味、触)」を使って体得した方が良い…と言う話をした。頭だけを使い、小手先のテクニックだけでは大きなチャンスや成長は望めない…と。赤ちゃんを見てみればよく分かるように、目(視覚)、耳(聴覚)、鼻(嗅覚)、口(味覚)、手や肌(触覚)など五感をフルに使って早く、大きく成長していく。それに比べて大人は、出来るだけ無駄や失敗をせずに要領良く得ようとして頭で考えるので、成長が遅い。
メールには、「今まで目の前のことだけにとらわれて、大きな目標を忘れていた…。気づかせて頂いてありがとうございます。」と書かれていた。
人はもっと五感ともう一つ、第六感(勘)を使ってみたら良いと思う。特に今の様に変化の激しい時代には。