2019-07-29

M-net 2019-07-28

 教育は花が咲く 

先週、GMCの卒業生で当社の上海事務所で3年間働いたRさんが、東京事務所を訪れてくれた。
13年間の空間があり、今は2児の母親である。
私を訪ねてきた目的を聞いてみた。

人生の基盤を頂いた杉山会長に感謝を伝えたい
 GMCでの学びは私のDNAとなり、南富士社員であった事は私の誇り。
 真っ白な私のキャンバスに絵を描き、夢を持たせてくれた。
 社長というより「生涯の先生」。「目と耳は2つ、口は1つ」など学んだ事は今でも私の基本。GMC卒業生たちは皆、成長意欲を持ち、リーダーとして活躍している。

恩恵を頂いたお返し
 当時、南富士を退社し、同志社大学MBAに進学。杉山社長より奨学金を頂いた。
 本当に感謝している。時間がかかってしまったが、お返しさせてください。(25万円持参)

内装会社を紹介
 現職(投資会社)で出会った内装会社の社長に「元南富士社員」と伝えると、「あの南富士?すごい!ぜひ社長と会わせてください!」と懇願された。
 顔の良い社長なので会って頂けませんか。

私は、GMCや社長のカバン持ちを経験し、「人を判断するのは顔である」と学び実感している…。
そして、若い南富士の社員へのメッセージとして
【これほど大きな会社の社長が、学生や新入社員と距離が近く人づくりをし、チャンスを与えて下さる環境はどこにもない。普通は「使う」ためにスキルを習得させる。また、アジアの人材育成やひきこもり支援など、皆さんの取り組みは本当に素晴らしい。開花に個人差はあるが、アジア中に撒かれた種は必ず生きている。】
と、残してくれた。

人づくりは、時間とお金がかかるが、成果は見えにくい。
そんな中、15年ぶりに彼女が突然訪問してくれた。44年間人づくりをして間違っていないと実感した。それは「アジアの頭脳ネットワーク」が現実となってきている事を証明してくれている。嬉しい限りであり、可能な限り日本やアジアで「人づくり」を継続していきたい。
そして、いつの日か、GMCのOB達で集まって、新しいアジアやグローバルな視点で、様々な話をしてみたい。


 カンボジア研修生 

カンボジアのTOP大学「プノンペン大学」を卒業した二人の若者が、今、日本の南富士で研修を受けている。将来的には、カンボジアでも新しいビジネスや人材育成を計画しているので、その第一歩である。
2人とも英語ができ、1人は日本語もできるのでコミュニケーションは非常にスムーズである。新しい事に挑戦する事は、社内も活気が出るし、新しい文化も生まれてくる。三島本部全員で育てているが、日本人社員も負けないように新しい事に挑戦し、自分を磨いてほしい。これからますます異文化との出会いが多くなってくる。
積極的にチャンスをつかみ、活かしていく生き方を身につけて欲しい。

日本に来て1週間。2人の感想
チュンレンさん(写真左):
「生活が面白い。皆さんの温かい心とサポートに感謝しています。」
チャンパさん(写真右):
「日本は綺麗で、皆親切です。日本語を頑張って勉強したい。」