2017-06-08

M-net 2017-06-08

知的資産経営報告書

 会社には一年間の経営活動の報告として
 ①貸借対照表
 ②損益計算書
の2つを作成し、株主や主要取引先に報告をし、又税務申告をする。
 当社では3年前より、無形資産(知的資産)を別紙で作成し、ノウハウ、人材育成、ネットワーク、海外展開、新規事業などを記して一冊の報告書にまとめている。数字で表せるモノは①と②で表し、数字で表せないソフトの部分を知的資産として19ページで表している。
 内容は、総合外装事業部や人財育成、GMC、Meister、JAC協議会、AMC、ルーフマイスタースクール、これからの事業展開などである。
 言葉では分かりにくいモノを絵や写真などを使って分かりやすく表現し、高い評価を得ている。

出口戦略

 新しい事をやったり、事業展開する時、最も大切なこと、つまり勝敗を決めるポイントが出口戦略である。一つの例が、農業の植物工場(畑でなく工場の中で無農薬の野菜や米を生産する)である。
 お金と技術があれば植物工場は出来るし、良い野菜が24h計画通りに、しかも天候に左右されずに生産される。自然エネルギーや太陽光を利用しエコロジーでもある。コストは少し高めであるが、良いことずくめである…
 しかし、1つ問題があり、計画通りに生産は出来るが、販売で行き詰まってしまう。毎日毎日生産される野菜をどこで使ってもらうか?どこに買って頂くか?…
この出口戦略(販売戦略)がキーポイントとなる。なんとかなるだろうと思った事業展開が毎日野菜を腐らせてしまう事態となってしまう…
出口戦略を明確にして事業や新しい事をスタートする事が肝要である。

 当社に於いても同じであり、まず販路(出口)をどうするか?からスタートすれば新しいビジネスチャンスは広がり、成功への道となる。


求む型破り人材

 固いことで有名な地方銀行の幹部K氏とお会いした。
自然と話の中身が人材の話となった。一般的に銀行に応募する人はまじめで公務員タイプが多いとのこと。しかし今は、マイナス金利(預金をすれば金利を支払う)時代。求める人材は「型破り人材(勿論基礎があって)」と話すK氏。「ビックリ」した。

 時代も変わり、企業も変わっていく中で、人も変わらなければならない…と実感した。