2017-06-18

M-net 2017-06-18

発想の転換

中国とかかわり始めて40年以上が経つ。中国は眠れる獅子から、世界の大国になった。あっという間の40年である。
人々の生活は向上し、モノもあふれ、日本より豊かな生活をしている地域もある・・・。給与も上がり、コストもUPし、世界の工場から世界の市場に激変した。生産地という見方をすれば、非常に厳しい環境である・・。
しかし、見方を変えると、人々の生活は豊かになり、多くの人がマンションを所有し、車を持ち、ペットを飼い、健康に気を配り、お金を使っている・・・。中国を一大市場と捉えると、無限の可能性を持っている。豊かになってきた13億人の中国。リスクもあるが、魅力もある。
一つの事実をネガティブに考えるか、ポジティブに捉えるかで答えは全然違ってくる。発想の転換をすれば、見方が変わり、「頭の中の世界は一変してしまう」。

当社の強みの一つに、この中国に人脈とネットワークがあり、拠点もある。また、当社の社長も実に20年間中国で生活し、教育し、事業展開してきた。この無形資産も当社の大きな財産であり、これを活かし新しい事業展開も考えられる。


社会目線

毎日多くの手紙やメールが私の所に届く。しかし、残念ながら、封を開けて読んでみたい内容の文章があまりない。自分目線や自分の都合だけで資料を送ってくる人が多い。ワクワクするような・・・、何か期待できそうな・・・、そんな文章にはなかなかお目に掛かれない。
社会が変化している今、さまざまなチャンスを求めている人も多いと思う。社会目線や相手目線で考え、企画し、提案していただけたら、新しい出会いやプロジェクトがスタートするチャンスでもある。

目先の現象だけでなく、少し広く、少し深く、少し遠くを見る思考が求められている。つまり、社会が求めているモノは何か?である。
型を破った提案なども、今求められている。ハガキ一枚でも何かを感じさせる文章がいい。


1:6:3

物事を考える時、「過去だけ考えたり」、「現状だけ考えたり」、「将来だけ考える」だけでは、うまく物事が進まない。
私は、「過去1」「現状6」「将来3」のバランスで考え、実践している。現状だけでは、先が見えない。理想だけでは、今成立しない。過去にとらわれていては、前に進めない・・・。
物事を数字に置き換えてみると、わかりやすい時もある。