2007-03-08

M-net 2007-03-08

変化しない、変化できない

 私達を取り巻く環境が、日々すごいスピードで変化している。
 しかし、本当に変化している事に気づいて、自らを変化に対応させている人が何人いるだろうか?環境が変化しているのに変化できないと言う事は、即ち死を意味している。
 住宅メーカーX社も差別化、独自化、オンリーワンを計り独自戦略を展開し成長してきた。しかし顧客であるユーザーは、新しい情報や変化を求めて新しいモノに飛びついていく…。良いモノを一所懸命頑張って作り、売っていくだけでは消費者、ユーザーから支持を得る事が難しい。
 時代の変化をチョット先取りし、ユーザーがワクワクする提案をしなければならない。或いは総論では分かっているが、各論・具体策でどうしたら良いか迷っているのかも知れない。それとも成功体験を捨てられないのか…。本当の所、私にもよく分からない。
 しかし1つだけ分かっている事は、変化しないと成長はおろか、生き残る事も難しい時代であると言う事である。今の時代の唯一の羅針盤(方向を探る器具)は、「変化する」事かも知れない。失敗を恐れて変化できないのは論外である。正しい選択かどうか分からないが、仮説を立てて「やってみる」「挑戦する」事が求められている事を、X社の傾向を見ていて感じる。
 一人一人も時代に対応して変革していますか?昨年より今年は自分も成長や変化していますか?同じ事の繰り返しや変化できない事業、人は、いずれ存在を否定され消えていってしまう。


「本」2冊

 毎月8、18、28日に出している「M-net」「頭の活性化マガジン」をまとめて1冊の本にした。日本語と中国語の各1冊ずつ。「気づく事が創造の原点」と言う見出しをつけて。
 もう1冊は、『よく気がつく人はよくデキる人』と言う本の中国語版である。浙江工業大学日本語学科の王維貞助教授が翻訳してくれたものを出版した。この本は20歳代の若い人々に勉強してもらう為に書いた本であるが、中国の若者にどうしても勉強させたいとの希望で出版した。どちらも非売品である。
「M-net」の方は、1冊の本にまとめてみると、それなりの重みがある。
『よく気がつく人…』の方は、イラストも多く入れてコンパクトにまとまっている。
 どちらも中国でのGMC教育や中国人幹部教育のテキストとして利用したいと思い出版した。興味をお持ちの方は、メールでご連絡下さい。