2013-06-08

M-net 2013-06-08

アジアの今~ネットワークの時代~
 今、世界中の注目がアジアに向いている。実際はどうなのか、どんな可能性があるのだろう…? 自分の目で見てみようと思い、インドネシアとベトナムへ行って来た。


 やはり、机に座って考えるのと、実際に足を運び、自分の目で見て、耳で聞いて、肌で感じるのは全然違う。今回行ってみて、2つの事を感じた。

◎ アジアのエネルギー
 インドネシア、ベトナム共にとてもエネルギッシュであり、全国民が国の発展の為に心を燃やしている。実際に若者たちに会ってみると、聡明でとても良い顔をしている。しかし、マネジメントの出来るリーダーがおらず、育ててくれる場所もなくどうすれば良いか分からない…。“筋肉”を使う事ばかりで“頭脳”や“知恵”が全く活かされていないとの事。「マネジメントリーダー」を無料で育成するGMCは、両国において大変歓迎いただいた。いよいよ、アジアでの“人づくり”が本格的にスタートする。

◎“ネットワーク”の時代
 今回インドネシアであらゆる段取りをしてくれたのは、30年前に南富士の奨学生として静岡に研修へ来ていたアバスT.S氏。私の意を汲み、出発前から献身的に動いてくれた。ベトナムでお会いしたHOE校長。7年ぶりの再会にも関わらず、会って5分、すぐに私の考えを理解してくれ迅速に対応くださった。国や文化が違っても、“理念”を共有できればすぐに協力しあえる。各国の仲間がネットワーク化されれば、国境を越えいろいろな事が出来ると実感した。
 中国でGMCを始めて9年。長年かけて培った“人づくり”の実績が、社会に認められ、求められ、更なる花を咲かそうとしている。21世紀は中国・アジアの時代である。GMCが地域や企業で活躍し大きな輪となって行く。“Money Capital”から“Human Capital”へ。“人”こそが財産であり、新たな価値を生み出す原点である。