2010-09-08

M-net 2010-09-08

新規事業

新規事業をスタートさせた。
なかなか思うようにいかない…。
原因は何か?
「不況だ」「知識がない」「もっと安いものがある」・・・理由はいっぱいある。
しかし本質はなんだろうか…?と考えてみた。
責任者と話しても「これは絶対やる」という覇気が感じられない。
担当者と話しても元気がなく、意欲を感じられない…。指示されて動いている…。
私が何も感じないということは、お客様にも何の影響力も与えていないということではないか。
知識がないなら、「こう勉強すればいい」。
「価格一辺倒でなく、社会性・環境ビジネスなど違った角度からのアプローチがある。具体的には、〇〇したらいい…」と話すと、彼らは納得し笑顔になった。
あらためて、“事業(ビジネス)は人”であると実感した。
新しいビジネスを立ち上げ、軌道に乗せるにはスタート時の人(財)にかかっている。
社会が激変している今、「気づき」→「自覚し」→「変革」→「実行して結果を出す」者だけが勝者となっていく。
新規事業だけでなく、何か新しいことを始めるときも同じことが言える。


角度を変えてみる

自動車を運転する人は、次の5つを同時に見ている。
  a.目の前と、チョット先の信号を見る (2つ)
  b.左右のサイドミラーで右と左を見る (2つ)
  c.バックミラーで後ろを見る (1つ) ※車内を含めれば6つになる
現象があっても、目に入らないと事故になってしまう。
見ていても目に入らなければ、見ていないのと同じである。
ひとつのものを5つの角度から見てみると、多角的に物事が見える。頭が固いと常に一つの方向しか見てないし、考えられない。
数字でも現場でも、角度を変えてみると見えないもの(本質)が見えてくる。
今年の夏は特に暑かったが、チョット頭をリラックスさせ、角度をかえて物事を見てみると新しい発見がある。