2010-09-18

M-net 2010-09-18

幅広い勉強

勉強をしていると、その違いは随所に現れてくる。
先日、中国から2名の社員が日本へ研修に来た。1人は武漢事務所の責任者のQ君、もう一人はGMC(グローバルマネジメント・カレッジ)の責任者、X君である。
「どこか行きたい所はありますか?」と訊ねると、「京都へ行きたい」との事。しかし、今回の滞在日程で京都へ行ける時間がなかったため、浅草を案内することにした。
浅草に着き、浅草寺をみてQ君が一言。「あぁ、これが魯迅の本に出てきた、あの有名な浅草寺ですね。」
一方X君は来日前、法政大学の坂本教授の著書「日本で一番大切にしたい会社」の中国語版を読んで来ていた。その中で当社について書かれている文を発見し、「この本は非常に有名な本です。南富士の名前が出ているなんて、すごいですね社長!」。
勉強をしていると“知的な”話題が豊富である。どこへ行っても、誰とでも会話が出来るよう日頃から幅広い勉強をしておきたい。



韓国の国際化

韓国の国際化が進んでいる。
先日、ある人から韓国のアシアナ航空の話を聞いた。
中国から韓国までの移動に利用した際、飲み物を頼んだところ、日本語OKであった。
聞けば、4名いるアテンダントのうち4名全員が韓国語・中国語・英語・日本語ができるとのこと。一方、日本の航空会社はサービスが良くても、日本語と英語だけにととどまる従業員が多い気がする。
今、韓国はどんどん成長している。企業のモノづくりにおいても日本とひけをとらないほど品質は向上している。
このままでは日本は負けてしまうと思った。
かつて日本がアジアのTOPだった頃の気分のままでいては、遠からず日本は実力の伴わないプライドだけの国になってしまうだろう。