2010-06-28

M-net 2010-06-28

今求められているもの


世界が激動し社会環境が大きく変化している今、「物事をどう捉えたらいいのか?」とよく質問される。正直なところ、私にもよくわからないが、次の3点を心がけている。

  1:社会をよーく見て、『社会性』があるか否か
  2:『スピード決断・スピード対応』
  3:一度決めたものは、“やる”のではなく『やり抜く』

新規事業や新しい発展など、時代に対応しなければ生き残れない。
そのことを社会が求めているか?ものすごいスピードで対応しているか?あきらめないでやり抜いているか?この3つの観点で物事をチェックしてみると、時代と合っているかどうか見えてくる。

好き嫌いのある人

人間誰しも人や食べ物に関して好きや嫌いは多少ある。
Aさんは嫌な食べ物を、「私は嫌いです」とはっきり言う。それはそれで正しい。
しかし準備した方はがっかりである…。次からAさんに声もかけなくなる。
ただ、それは裏返しに言えば美味しい物を食べるチャンスがなくなることでもある。
なぜAさんは好き嫌いが激しいのか、考えてみた。(病気で食べられないなどの理由は別である。)
生まれてから両親をはじめ、友人たちからも、食べるものに関して注意を受けてこなかったのか、言われても聞き入れてこなかったのか…いずれにしても自分中心で生きてきたに違いない。
世の中にはいろいろな食べものがある。美味しい物もあれば、おいしくないものもある。
否定から入るのではなく、「まず食べてみよう」 から入りたい。
好き嫌いの多い人はわがまま(つまり自分中心)な人である気がした。何でも食べて健康でありたいし、誰とでも付き合い、人間の幅を広くし、魅力的な人になりたい。

中国での工場ストライキ

新聞や知人からの情報によると、今、中国ではストライキが多発している。
表面的な要望は給与アップであるが、本質はチョット違うように思う。
問題の根底にある原因(本質)は何か?
社会環境。経営陣に対する不信。幹部と労働者のコミュニケーション不足。現場環境。もちろん賃金の問題もあるのだろう。
現場と事務所(数値)の両面から、問題の本質を突き止めた上での改善が求められている。ただ給与を上げただけでは根本的は解決にはつながらないと思う。
ストライキを未然に防ぐのも経営の大きな課題である。
現象だけ捉えて対策を打っても、答えにはならない。