2010-03-08

M-net 2010-03-08

“人を大切にする企業”への訪問者

先日、三菱UFJ信託銀行・I さんの訪問を受けた。「人を大切にし、人材育成を行っている御社をぜひ見学させて頂きたい。」という手紙が届き、来社していただいた。
 さんは企業年金資産を外国の債務で運用する業務に従事している。将来的には頭脳を使ってクリエイティブなビジネスを展開する企業に投資をすべきと考え、そのネットワーク作りも兼ねて今回の訪問を計画したのだと言う。
実際に私と話をした後、Iさんは「企業体制、理念を知る過程で、杉山社長の生き様や考え方に触れざるを得ない…。当初は企業の人づくり、という側面に興味を持ちましたが、話を伺ううちに社長の生き様に入り込んでしまいました…。」と話してくれた。
有給休暇を使ったプライベートな時間に遠方からお越しいただき、大変ありがたい。「人生は出逢い」そのものである。


Twitter(ツイッター)

ツイッターというインターネットサービスを知っていますか?
大雑把に言うとブログとメルマガをあわせたような仕組みである。
・140字以内での投稿(つぶやき)
・自分が購読登録した人のメッセージが随時届く
・自分の知りたい情報を検索できる
私もこのツイッターで、“中国専門家”として情報を発信している。(アカウント名:sugiyama888) 2月9日に始め、現在114名の方が私をフォロー(購読登録)してくださっている。先日は、二次、三次的に1万4千名もの人に私のつぶやきが広がった。
私はツイッター以外にも、日頃からブログやメルマガ、新聞で情報発信を心がけている。それは、自分がまず情報を発信する事で、求める情報・新しい情報を得る事ができるからである。
ツイッターを利用していると、本当に多くの情報が次から次へと“流れて”くる。しかしこのような自動の情報だけでは物事の本質を正しく捉えることは難しい。自分の目で見たり聞いたり、自ら動いて得た情報こそ判断の拠所になる。


長期戦略と革新

不況で物が売れない世の中で、衣料メーカーのユニクロが独走を続けている。他社とのあまりの差に、「ユニクロ栄えて国滅ぶ」という言葉が生まれるほどの好調ぶりである。
しかし、ユニクロの一人勝ち現象は、今に始まったことではない。ユニクロは2005年から生産拠点をベトナムやミャンマーに移し、生産コストを安く抑えた。また、生産から販売までの流通をすべてなくすという思い切った方法を実現した。つまり、5年10年先を見据えた長期戦略を一歩一歩進めた結果が現状なのである。
企業経営における長期戦略の大切さ、そして“改革”ではなく、思い切った“チェンジ”が必要である事を改めて感じた。