2009-02-08

M-net 2009-02-08

M-net(頭の活性化マガジン)9周年

M-netも書き始めて満9年になる。
2000年2月8日号が第1号であった。あっという間の9年間である。
情報がなくて書きたくても書けない時や、情報はあっても書く意欲がなかったり…。
社員教育のつもりで、社長が何をしているか、誰と会っているか、どんな風に考えているのかを伝えようと思ったのがスタートであった。なかなか社長と会うチャンスもなく、顔も見えないではいけないと思い、始めたのである。又、この記事は誰だろう?記事の意図は?何をどう活かしたらいいのか?気づきを期待して…。
そして、情報提供や文章作成、ネット配信など…9年間Yさんに大変協力して頂き深く感謝している。


経済軸・時間軸

土地、住宅など高額の買い物をする時、高い・安いなどの経済(お金が中心となる。
「もう少し待てば安くなる…」 しかし経済軸だけでは十分ではないと思う事がある。
半年買い物を待ったとして、価格は安くなったとしても、自分の人生が6ヶ月延びるかどうか分からない。
物事を決断する時、お金(経済軸)だけで判断せず、時間軸もあわせて考えてみたらいいと思う。
お客様は安いもの・安い時を待っているが、チョット違った角度から時間軸の話をしてみるのも1つの知恵、アイディア、ヒントかもしれない。
何事も1つの尺度だけでなく、複数のモノサシがある方が、人生が楽しめる。


お客様の目線

23歳の若いT君が30歳代、40歳代の年齢の高い人に高額商品を販売しようとしているが、成績がパッとしない。彼と会ってみると、服装や髪型は若者づくり。食事も自分の好きなものを食べる。音楽や趣味も自分の好みに合わせている…。それでは30代、40代の気持ちや考え方、生き方など分かるはずがない…と思った。
もし本当に相手の目線や立場に立ってモノを考えようとした時、相手と同じ土俵に立たなければ相手の本質が分からない。
すべてとは言わないが、可能な限り相手に近づく努力をしなければ、目標はどんどん遠くに行ってしまう。自分の立場、役割、誰と話をするのか、何をしようとしているのか、もう一度基本に帰って考えてみると解決の糸口は見つかると思う。


ワークシェアリング(Work-Sharing)

仕事を分担し、雇用の増加を図る。1つの仕事を2人でやっていたものを3人で分担する。しかし費用は従来の2人分しか出ない。つまり1人1人の給与は従来の1ではなく2/3へ減額となってしまうが、雇用は2人から3人へと1人増える。