2008-03-28

M-net 2008-03-28

本2題

今年の2月下旬「デキる社員」が出版された。
東京新宿の紀伊国屋書店(本店)でベストセラーの3位になっているそうである。嬉しい限りであるが、2つの話題を記したい。

①中国でも日本語の出来る人(一般の人や社員、学生など)が本を読んでくれている。
A君 読むだけで終わり。
B君 本の感想文を書いて送ってくれる。
C君 本を読み、素晴らしいのでこれを中国語に翻訳して出版しましょうと企画書を作成し、 自ら翻訳をしてくれ、4月下旬には簡易版の中国語「デキる社員」が出版される。
己から気づいて、計画を立て、実行してくれる。すばらしい社員に恵まれている。

②S社の役員と出先の責任者が2人で所用の為、当社に来社された。
何も土産がないので「デキる社員」を2冊プレゼントした。
出先の責任者は「1冊で結構ですので…」と言って私に1冊を返してきた。それを隣りで聞いていた役員が「せっかくだから2冊頂き、その1冊を当社の社長に渡せば、本も広がり、社長も南富士の社長をより理解してくれる…」と言って2冊受け取って下さった。

この2人の会話を見て、目の前のことだけ考えて行動する人と、上司や部下、周りを見て
(考えて)行動する人の差が、上場会社の役員と出先の責任者の違いのように思われた。
成長しリーダーになっていく人と、そうでない人の差は小さな差の積み重ねでもある。
そしてそれに気づくか否かでもある。


営業は足

新しい商品を売り出した。
目標(期間と数字)を掲げて挑戦して頂いた。そして4ヶ月の結果が出て来た。
目標を達成した人、目標の半分の人、目標に対して0の人の三通りである。

・従来の仕事や業務をしながらなので、なかなか時間を取れない…雑務で一日が終わってしまう人
・市況やマーケットが悪く成果が出ない…と市況のせいにする人
・一週間のうち1日か2日、営業の日と決めて営業活動をした人…足を使って成果を出す人
・大きく戦略を考えて行動する人

いずれにしても、「営業は足である」と実感した。目的を持って行動、挑戦した者のみが成果を得られる。成果の出ない人は結局足を使っていない。まだ期限(3月31日)まで3日ある…
「営業は足」
「技術は積み重ね」
「管理は数字」
「企画は意思」
と日頃から思い実行している。4月からまた新しい期に入る。
それぞれのポジションを考えてみて下さい。