2007-07-28

M-net 2007-07-28

ありがとうの一言

 何かしてやったり、してもらった時に「ありがとう」の一言があるとお互いに清々しい気持ちになる。
 A君に何かをしてやると、その時は勿論「ありがとうございます。」とお礼が返ってくる。普通はこれで終わりであるが・・・。
 A君は次の日又は再び会った時、「昨日はありがとうございました・・・。」や「先日はありがとうございました・・・。」とその時ともう一度言葉や行動で感謝を示してくれる。メールや手紙でも同じである。
 小さな事でも重ねて2回も言われると心に残る
 何かをしても、何の反応もリアクションもない人も多いが、このA君とは大差である。
 「ありがとう」の一言を重ねて言える人でありたい。


プロとして

 先日、床屋(理容店)に行った。
 「夏で暑いので髪の毛は短くcutして下さい・・・。」と担当者に言った。
 1時間位して全てが終了した時、隣に居た店のオーナー(女性経営者)が、「杉山さんの髪の毛は短すぎる。何をしているのですか・・・。杉山さんの髪の毛はもう少し長くcutしなければいけない・・・。」と担当者を叱っている。
 当事者の私が「短くしてくれ。」と言って短くしたのだから、それでいいと思っていた私はビックリ。オーナーに「私の希望で短くしたのです・・・。」と言ったが、「プロとして、一人一人の顔や立場を考えて、cutしなければダメだ・・・。」と部下を指導している。
 この床屋さんはいつも私を大切にしてくれ、顔のパックや咳をするとすぐアメを出してくれたり気を遣ってくれている。「先日新聞に出ていましたネ。」「TVに出ていましたネ・・・。」など情報収集も欠かさないオーナーである。自宅から車で20分位掛かり、ちょっと遠いが「癒し」や「リラックスできる店」としていつも利用している。
 今回プロとしての厳しさを学ばせて頂いた。
 今、「お客様の希望だから」「相手の要望だから」だけでなく、プロとしての判断、指導力が求められている。その時は気まずい思いがあっても、本人よりもっと深く考えていてくれた満足感や将来的展望など、より深い、幅広い知識や決断が求められる。それがプロである・・・。そんな事を気付かされた日であった。