2007-07-08

M-net 2007-07-08

1つの行動で1つの実を

 今、大きな新規ビジネスに取り組んでいる。

1.最終目標はどうするかの設定がまず第一である。
2.現状はどうなっているかの調査が次に必要になる。
3.目標と現状の差が問題であり、目標達成する為にどうしたらいいかの手段(方法)が問われる。
4.そして手段が決まれば挑戦や実践で結果(数値)を出さなければならない。

目的や目標は大きく言えば総論であり、少し勉強すれば最終地点の絵は描ける。
現状調査もスピードを上げて終了させなくてはいけない。1ヶ月、3ヶ月単位である。
 手段は様々な方法があるが、ベストな方法を採用する。具体的な戦術である。そして失敗を恐れないで挑戦や行動して結果を数字で出す事である。

 そして、1の目標はいい、2の市場調査はチョットスローであり、3の手段を決めて実行したが結果が数字で出てこない。手段だけの結果は出ているのであるが、1の最終目標に対する結果とは程遠い…。その手段が良かった悪かったではない。これで行うと決定した手段で実践した結果を活用して、1の目的に近づく行動をしなければいけない。手段の詳細や枝葉はどうでもいい。目先の問題にとらわれ大きなモノを見失ってはダメである。小さな結果でもこれを活かし、成果(数値結果)を出さないと周りからの信頼を失ってしまう…。

期待が大きければ大きい程「成果とスピード」が求められる。
1の総論の目標は決まればそれでいい。しかし3の各論(具体論)の手段、方法はいっぱいあるが、策に溺れないで、1つの方法を実行したなら必ず小さくても良いから実を取る事を身につけなければならない。次で何とか、又この次で頑張るでは永久に花は咲かない。
 1つの行動で1つの実を。
 自然界でも、春種まきすれば秋には収穫がある。1年で芽を出したい。


仕事にドラマを

 難しい仕事、大きな仕事、新しい仕事をスタートさせると厳しさや苦難がつきまとう。これを苦と思うとダンダンと暗くなり、目先だけの対応となり、夢や目標を見失ってしまう。現実を直視し、「ピンチはチャンス」と考えるのも1つの方法である。
又、小説を読んだり映画を観ていると、途中苦難があり、ラストに良い結果が出る場合が多い。現実はそうはいかないかも知れないが、1つのドラマを作っている、あるいはそのドラマの主人公が自分である…、将来今の苦労を小説にでも書くか…と考えるのも1つである。
ドラマには主人公もいれば脇役もいる、苦もあり楽しみもあり、涙もあり、感動もある。モノの見方、考え方をチョット変えてみると違った角度から物事が見えてくる事が多い。
 「仕事もドラマだ」と思えれば、ストーリー(やり方や展開)は無限である。新しい事に挑戦してくれている多くの人にこんなメッセージを送りたい。