2007-06-08

M-net 2007-06-08

日本で知ったGMC

中国でGMC(Global Management College)をスタートして2年になる。
中国(特に内陸部)では有名になり、トップ大学でもなかなか入学する事がむずかしい。
先日某都市銀行を訪問した所、当社に対する対応が全然ちがっている。すごく良くなっていた。なぜ?と思った。銀行から出る時担当者が私に、

「実は先週某社を訪問した所、東京本部から銀行の国際部の人が来て同行した。国際部の人は中国人で今年採用した人です。その中国人に中国で人材ビジネスをしている南富士産業を知っていますか?と質問した所…勿論知っています。南富士のGMCはとっても有名で、あそこにはなかなか入れません。優秀な人でも何回も面接があり非常に難関で、卒業すると企業リーダーとして各地各企業で働いています。社長はプライベートな奨学金を出したり、本を大学に寄付してとてもすばらしい人です…」

こんな事を銀行の担当者が私に言ってくれた。同じ銀行の内部でこれだけ高い評価をしてくれてありがたい…と思った。
中国でやっている事が、日本で評価される。嬉しい限りである。21世紀はアジアの時代である。
しっかりとした人材育成、リーダーづくりをして期待に答え、若い人達と共に成長し、大きな花を咲かせたい。


人生「60年+40年」

今日本は高齢化社会に入っている。
人生「60年+余生」と思っている人が多い。しかし、女性は84才、男性は79才まで平均寿命が伸びている。1つ悲しい事がある。「65才以上で自殺世界一」である。
なぜ自殺をするか…?生活苦や経済問題もあると思うが、「生きがい」を失ってしまっているのではないかと思う。定年後、NPOやNGOに参加しても満足できない人を多く知っている。趣味に生きると言うが、40年間も趣味だけでは生きられない。
多くの人達と会って「生きがい」とは何かを考えさせられる。2つあるように思える。

①「人との交流」…人間は一人では生きられない。人とのかかわりを持って生きたい。
②「何か自分の仕事を持ち続ける」。つまり生涯現役であり続けたい。

社会や人に役立ち、お金も少し入る事がベストである…
生きがいや目標を見失った時に、「これでいいや…」と自殺してしまう…のかも知れない。
いくつになっても夢(生きがい、目標)が必要であり、人生も「60年+40年」と考え、40年をどう生きるかである。勿論健康が大前提である。