2007-06-18

M-net 2007-06-18

GMC話題

1)第2年度卒業  GMCもスタートし満2年が経ち、6月下旬に大学(院)卒業と同時に多くの塾生がGMCを卒業し社会に巣立っていく。全員が各方面のリーダーとして…。喜ばしい限りであり、彼等の成長と発展を期待している。
活躍している事例を記してみたい。

2)事例1  先日4名のGMC学生のトップ面接に立ち会った。P社のトップは日本人だが英語が堪能である。彼等4名に英語で自己紹介をして頂けたら嬉しいとの事。「大丈夫かな?うまく自己紹介できるかな?」事前に英語の話しはしていなかったので…。
彼等4名は流暢な英語でそれぞれが自己紹介、PRをしてくれた。P社のトップは「申し分ない、全員OKだ!」
4名の内1名が中国にある3つの工場すべてで事前研修し、研修報告書をA4一枚にまとめていた。工場内部に於ける課題、問題点と対策を。P社のトップは「完璧だ」あとは幹部として7月より入社して頂き「実践あるのみ」との事。
GMCの学生4名とP社のトップの笑顔がすごく印象に残っている。良い学生を育て、活躍の場を与えられホッとした。

3)事例2  非常に難しい案件を依頼され、GMCの学生R君が担当した。R君の5ヶ月に及ぶねばりの交渉で不可能と思われる案件が無事解決した。
依頼した日本のF社のトップと先日お会いした時、F社の社長は「社長と学生に手を合わせたい…」と言って喜んでくれた。「難しい案件で、杉山社長は大丈夫と言っていたが、こちら側の担当者は学生である…無理だと思っていた。しかし現実に解決でき信じられない…」と何度も話していた。
3日前、GMCのR君と彼を指導しているC君に会った。「どうして今回の案件はうまくいったのか…?」C君「日本の依頼会社F社がすべてを南富士に任せてくれた事。つまり目的をはっきりさせ、あとは自分達の裁量で出来た事です」R君は「まだまだ十分でなく、もっと高い所に目標を置けば良かった。まだ満足していません…」R君の相手の出方で対応できる柔軟性とねばりとあきらめない特性が不可能を可能にしてくれた。
成功する為には「任す」事と「有能な人材」を登用する事に尽きるかも知れない。

4)GMC第3年度(第8回GMC)スタート  GMCも7月から新しい塾生の募集が始まる。GMCも大変有名になり、応募者も多数で選考も大変である。何が大変かと言うと、人数の多いのも大変であるが、応募者が合格したい為にテクニックを使って入塾しようとする。合格した人にどうしたら入れるか?落ちた人になぜダメだったのか?ネットの書き込みを分析し、対策を立てるなど…。
我々試験官も昨年までのやり方ではダメである。受験生の方が上になってしまう…。
新しいやり方をスタートさせようとしている。それは…