2006-05-08

M-net 2006-05-08

社外から見た南富士

 取引先A社のN社長とお会いした。
 昼食をはさみながら2時間近くに及んで話をした。
 話の最後の頃に、「南富士さんの社員は皆さんイキイキしているが、なぜイキイキとしてモチベーションが高いのか知りたい」とN社長から質問があった。
 取り立てて言う程の事はないが、当社の財産は「人」であると話をした。人を育てる事が全ての業務に優先する。具体的には、土曜日は勉強の日、提案制度、など。日々の業務に没頭するとどうしても視野が狭くなってしまうので、成果の出た人や可能性のある人には海外研修などを行い、視野を広くする様にしている、と話した。
 するとN社長は隣にいたB取締役に「数億円投資しても良いから、社員のモチベーションが上がる事業を何か始めてみたら…」と話が進んでいった。
 社外から当社を見た時、当社がどう見えるか分からないが、今回は高く評価して頂き感謝している。今、一人一人の社員にその自覚と行動が求められている。


気づき日記

 まず、全ては気づかなければ始まらない。
 成功や失敗、成長したり進歩がなかったり、褒められたり叱られたり、喜んだり悲しんだり…日々色んな事が起こるが、なぜそうなのか、気がつかなければダメである。
 言われて初めて気づく人や、進歩のスローな人、自己中心で気配りのあまり出来ない人に「気づき日記」を毎日書く事を勧めた。毎日1ページでも、一行でも良いから気づいた事を書いてみなさいと話した。

 失敗して気づいた事、話の中で気づいた事、新聞雑誌を読んで思った事、嬉しかった事など、何でも良いから毎日書いてその日が終了する。自己の成長の記録となったり、継続する事で一本筋を通すことや、その気づき日記の内容が話題となり話が弾む事となったりする。

 思う事や考える事はいつでも出来るが、何を思いついても一晩経つと忘れてしまったりする事が多い。しかし、書いてみると紙に残るし、頭の中で整理もされる。そのように気づいた事を毎日記録する事で自己改革、自己変革の第一ステップとすれば良い。他人に見せる為に書くのではないので、気も楽である。思うことではなく実行(継続)する事が大切である。
 気づくとは他と比較したり、体験に基づく実例との対比だったり、人から言われて初めて気づく事もある。話した中から数人が「気づき日記」を書き始めたようだ。これからが楽しみである。