2006-02-08

M-net 2006-02-08

M-net 6周年

 M-net(頭の活性化マガジン)のメルマガを書き始めたのが2000年2月8日である。早いもので満6年が経過した。6年と言うのは、小学校に入学した子供が小学校を卒業するまでの6年間である。挨拶や文字、計算を覚え、子供は6年間で大きく成長する。さて私は6年間でどれだけ成長しただろうか?

 この6年間、8の日が来るのが早く、すぐに次の18日、そして28日となっていった。
 M-netを書くのを忘れていると、Y君が「社長、今日は8の日で、M-netの日です」と私に言って気づかせてくれる。こうしてY君の協力のもと、何とか6年間書き続けてこられた。Y君に深く感謝している。一人では何も出来ない。良い協力者(仲間)がいなければ始まらない。

 又、「継続は力なり」と言うが、情報やコンテンツがなければ続ける事は難しい。私は一度物事を始めたら「諦めない」性格であるので、この「協力者」「情報」そして「諦めない」の3つと、気づいて欲しい、考えて欲しいと思う「人を育てる」気持ちが根底にあって、今日までやってこられたような気がする。これからも続けて行こうと思っているので、読者の皆さんのご意見、ご要望などを聞かせて頂ければと思っています。


要はやるかやらないか ( Yes か No )

 某社の幹部をトップにする為の教育をしている。
 年齢的にはチョット無理かな?と思う。40歳代。真面目で嘘もないが、迫力もなし。
 しばらく教育したが、残念ながら目立った成果も出てこない…。ほとんど変化が見られない。話は頭では分かっていると思うし、本人もそう言っている。分かっているが出来ない。つまり、分かる、理解する事と、出来る事、やる事は完全に別々である。
 しがらみから行動できないのか?失敗を恐れて新しい事に挑戦できないのか?よく分からないが、要は従来の固定概念(枠)から出ようとしない。
思い余って本人を呼び、単刀直入にそのままを話した。本人は無言である…。
「要はやるか、やらないか」どちらかしかない。やるなら、自ら意識を変えて、行動で示す以外ない。やらないならやらないで、今の地位を捨てる以外道はない…。本人もそこまで言われると、今度は「聞きたくない」「受け入れたくない」と言う理由で「言い訳」を始める。言い訳はいつでも誰でも出来るが、トップには不要である。

「YesかNoしかない」と改めて決断を求めると、しぶしぶ「やります」との回答。
 別の大手某社から、「社長再教育塾」のニーズが高いので、良かったらやって頂けませんか?との話もある。ニーズはいっぱいあると思う。しかし、実行せずに成果は出にくい、変化しなければ教育しても楽しみも少ない…そんなリーダー教育やトップ教育には力が入らない。改めて実行する事の大切さ、難しさを再確認した。「要はやるかやらないか」である。